トップ > 転職ガイド一覧 > 転職活動の流れ > 転職希望者は必見!面接に適切な服装とは?【男性編】

転職希望者は必見!面接に適切な服装とは?【男性編】

転職活動の流れ
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

転職活動における面接は、最後の関門になりますが、それだけに面接では全てを出しきりたいものですね。

面接は、履歴書では知りえない相手の人となりをチェックするために行われますが、一人あたりに割ける面接の時間は限られているため、面接官に自分の深いところまでを理解してもらうことは難しいでしょう。

また、面接官は少ない判断材料を元に、沢山の求職者の中から企業に相応しい人材を選ばなければなりません。それゆえに面接ではいかに面接官へ第一印象を良くするかが求められますが、面接の際の服装が採用を左右することもあります。

特に二次面接まで設けている企業の面接では、第一次面接における印象で足きりされることもあるので、自分が良いと思う格好ではなく採用担当者側の目線に立って好ましい服装を心がけましょう。

では、面接ではどのような服装が好ましいのか気になるところだと思いますが、今回の記事では、男性の転職希望者に向けて面接において印象の良い服装にするために必要な知識についてまとめました。

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off
この記事に記載の情報は2021年04月01日時点のものです

男性の転職希望者に向けた面接における服装のルール

男性に限った話ではありませんが、現在、転職活動を行っている方にとって面接でどのような服装を着ればいいのか悩ましいところです。

世代問わずに清潔感や節度のある印象を与えるためには、アパレルやデザインなどの業界を除いて、できるだけビジネスマナーに反していない服装を選んでおけば差し支えないでしょう。

具体的にどのような服装をすればいいのか、項目ごとに分けて紹介していきます。
 

スーツ

まずスーツは、地味で目立たない柄のものを選択してください。色は、黒、紺、またはグレーが好ましく、サイズは自分の体にフィットしたものが好ましいです。

3つボタンのジェケットに関しては真ん中のボタンだけをしめ、2つボタンの場合は上のボタンだけをしめてください。

また、面接の日は晴れていたら、サイドポケットのフラップはポケットの中にしまい、反対に雨の日は外に出すことがマナーとなっております。
 

ワイシャツ

ワイシャツもスーツ同様に地味で目立たないシャツが好ましく、柄物やストライプ(縞模様のシャツ)は避けてください。そして色は白が無難になりますが、襟の高いシャツはネクタイが下がりやすくなるため避けた方が無難です。

また、袖口はスーツの裾より1〜1.5cmぐらいはみ出しているのがベターですが、逆に袖口が短いと手首が丸見えになってしまいます。

だらしない印象を与えないためにもワイシャツの袖口はスーツの裾より長い必要がありますが、長すぎるとかえってだらしない印象を与えかねないので袖口のボダンはしっかり止めてください。
 

ネクタイ

ネクタイの色に特に決まりはありませんが、色や柄が派手なものは避けてください。なるべく濃い目の色が好ましいですが、喪服で着るような黒いネクタイはかえって逆効果です。

転職活動において、面接に着る服装は、スーツが黒(もしくは紺)、ワイシャツは白を着ることが多いですが、ネクタイは違った色を選択した方が、すっきりした印象を与えることができます。

派手過ぎずでも別の色となると、濃い目の赤や青などを選択するのが無難ですが、茶色や深緑、紫でも差し支えないでしょう。
 

ネクタイの色で異なる与える印象

また、ネクタイの色によって面接官に与える印象は異なると言われておりますが、心理学によりますと青系のネクタイは、落ち着いていて知性的な印象を与えるそうですが、赤系のネクタイは積極性があり自己主張ができる印象を与えるそうです。

おとなしい性格の持ち主の方は、青系のネクタイ、逆にコミュニケーション力に富んでいる方は赤系のネクタイを選ぶのがいいのかもしれませんね。
 

ネクタイの幅を調整する

また7.5センチ幅のネクタイが面接では好印象を与えると言われておりますが、スーツの専門店の方と相談しながらネクタイを選んで見るのもいいでしょう。
 

ベルト

ベルトに関しては、黒や紺であれば問題ありませんが、ベルト自体のデザインが派手なものは避けましょう。ベルトは目立たないため、面接官の目に止まらないと思われがちですが、革がくたびれていたり使い古したベルトはだらしない印象を与えかねません。

年期の入ったベルトは買いなおした方が無難ですが、ベルトを選択する際は、靴の色と合わせながらベルトを選びましょう。
 

靴・靴下

靴の色は、黒か焦げ茶、靴下に関してはスーツの色と揃えてください。また、靴の底のすり減りや履き潰しにより折り目がついていると面接官への印象が悪くなるため、傷がある場合は新品の靴を買うか、専門店で補修してもらいましょう。

また面接当日は、靴にツヤを出すためにきちんと磨いてください。
 

カバン

カバンに関しては、靴と同じ色の革製のカバンが面接には適しています。面接中は足元にカバンを立てかけておくので、トートバックや肩掛け用のカバンは適切ではありません。

また面接では企業側からパンフレットを頂戴することもあるので、A4の書類が入るカバンにすると無難です。
 

時計

近頃では携帯電話で時間を確認する人が多くなりましたが、社会人として時計を着用しているのは当たり前のことです。

腕時計を着用しているということは常に時間を意識しながら行動できることの表れであり、面接官から腕時計を着用しているか確認されていると思ってください。なるべく単調なデザインで黒か茶色の時計を着用することをお勧めします。
 

清潔感・健康な印象を与えるために必要なこと

転職を成功させるためにも、面接では採用側に清潔かつ健康な印象を持ってもらうべきですが、特に男性は女性よりも髭や髪の長さ一つで不潔な印象を与えてしまいます。

そこで男性にとって面接の際に客観的に服装以外の面で清潔かつ健康なイメージを持たれるために必要なポイントについて確認していきましょう。
 

髪型

まず髪型ですが、前髪が目や耳にかかっていないことは男性が清潔に見せるための前提条件です。目や耳に髪がかかっている人は面接前に髪を切りにいきましょう。

また、寝癖や整髪剤などで髪が跳ねていたり立っているのも印象を悪くしかねないので、面接の際は髪を寝かしてください。さらに、髪色の明るさも面接において印象を悪くする原因になりますが、地毛で髪が明るい人は染め直す必要はありません。

履歴書を提出する段階で、事前に地毛が明るいことを伝えておきましょう。
 

眉毛

眉毛に関しては、自然の形が面接では好ましいため整える必要はありません。どうしても整えたい人は、ナチュラルさを残しつつ整える必要があります。また、全剃りや脱色、細い眉毛は、威圧的な印象を与えるため、面接には適していません。
 

ヒゲ

男性にとって最も不潔な印象を与えやすいのはヒゲでしょう。無精髭は女性から煙たがわれる原因にもなりますが、最近ではオシャレヒゲがファッションの一環として流行っています。

無造作に生えたヒゲと比べてオシャレなヒゲはだらしない印象は与えませんが、面接ではきちんと整えられたヒゲでもヒゲ自体が相応しくありません。面接官への好印象を与えるために、ヒゲは必ず剃り残しがないように剃ってください。
 

肌ケア

肌のケアと面接の合否は関係ないように思われますが、清潔な印象と同等に健康的な印象を与えることが面接では好ましく、ガサついた肌や目のクマなどは不健康な印象を与えかねません。疲労は溜まっていると顔に出るといいますが、面接の前の日はきっちり睡眠をとってください。

また、女性と比べ男性は肌の水分量が少ないと言われているので、保湿クルームの使用、水分補給を欠かさないことで肌の乾燥を防ぎましょう。
 

匂い

見た目で清潔感を与えることも大切ですが、面接当日は余計な匂いを発しないように気をつけるべきです。喫煙者の方は、面接が終わるまで面接当日はタバコを控えてください。そして普段香水を着用している方は、当日は香水を着用しないようにしましょう。

また、口臭は相手に不快な思いをさせるため、面接の日の朝の必ず歯磨きをしてください。
 

男性転職者が面接の服装において気をつけるべき点

では、男性が転職活動の面接における服装の基礎知識を紹介してきましたが、以下で面接で気をつけておきたい服装の注意点について紹介していきます。
 

アパレル・デザイン業界における適切な服装

上記において一般的な企業の面接で面接官に好印象を与えるために地味な服装を推奨してきましたが、ファッションやデザイン業界など当人の個性やセンスが求められる職種においては、上記で紹介した服装は好まない可能性が高いです。

特殊な職種へ転職を希望される方は、事前に会社で働く人たちの服装を確認した上で、面接に挑みましょう。
 

平服を指定された場合の格好

また、企業によっては平服(普段着)を指定されますが、どんな服装でも問題ないわけではありません。

男性の方であればビジネス的なカジュアルさを意識する必要がありますが、上着にはテーラードジェット、もしくはカーディガン、インナーはシャツ、ズボンはチノパンなどがいいと思います。

また、サイズはスーツと同様、ピッタリとしているのが好ましいです。冬の寒い時期であれば、上にPコートを羽織れば違和感はないでしょう。
 

金融業界における適切な服装

反対に銀行、信託、保険、証券など金融関係の会社の面接では、極力、フォーマルな服装で面接に挑むべきです。

全体的に落ち着いた服装を意識するべきですが、スーツやネクタイ、ワイシャツの柄や色に限らず、ベルトや靴、ネクタイの結び方までチェックしていると言われております。

上記で紹介したフォーマルな内容に加えて、転職エージェントなどに相談した上で、最大限、フォーマルな服装を意識しましょう。
 

面接当日に着用すべきでないもの

ピアス、ネックレス、腕輪、指輪など装飾品は面接で着用してはいけません(結婚指輪は例外)。また、冬場の転職活動における防寒対策のためベストやセーターを着用される方いますが、面接官にだらしない印象を持たれることがあります。

もしスーツの中に何かを着る場合は、スリーピーススーツなどスーツと同じ生地のものを着用しましょう。
 

スーツを日頃着用していない人の注意点

面接ではサイズがピッタリのスーツを着るべきだとお伝えしましが、長い間、スーツを着用していないとスーツのサイズが変わることがあります。

スーツは大きすぎるのも小さ過ぎるのもアウトなので、日頃、スーツを着用しない方は転職活動を始める前に一度、着用してサイズを確認しましょう。

また、スーツはシワやヨレが生じやすいものですが、腰や膝裏には特にシワができやすいです。そのため事前にクリーニンングなどでシワを取ってもらうのが一番、無難だと思います。

ワイシャツも同様にシワができやすいので、アイロンでシワをなくすかクリーニングに出してください。
 

勤務先で転職活動がバレないようにする

転職活動する方の多くが、在職中だと思いますが、転職活動は日常的に着用している服装よりもフォーマルな格好を心がけます。そのため、人によっては会社側に転職活動をしていることが知れ渡るのではないか、気が気でははないでしょう。

対策としては、面接日は同僚に冠婚葬祭を理由に転職活動の事実を隠すか、面接前に、面接会場の近くの駅やコンビニで着替えることで勤務先に転職活動をしている事実を知られないようにするのがいいと思います。
 

まとめ

男性に限った話ではありませんが、早期に転職先を決めるためにも面接の際は、面接に適した服装を心がけることが大切です。

転職活動中、またはこれから転職活動を始める方が、面接における服装を考える上で、今回の記事を参考にしていただけたらと思います。また、面接の準備をする際に、抑えておきたいこととして以下の記事も参考にしてください。
 
【参照】
▶「採用人事が明かす|転職の面接でよくする質問とグッとくる逆質問集
▶「初めての転職の面接準備で気を付けておくべきポイント
▶「パターン別|転職面接の好印象な志望動機とNG志望動機ランキング
▶「転職の面接で退職理由を伝える時に気を付けるべき4つのこと

同じカテゴリの転職コラム
  • 新着コラム
  • 人気コラム
  • おすすめコラム