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仕事を辞めたらどうなる?退職後の不安を解消する3つの心得

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職場の人間関係や長時間勤務、低い給与など、働いていると多くの不満が溜まり、仕事を辞めたいと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今の仕事に嫌気がさして、辞めたいと考えるけど、実際に辞めたらどうなるのかと不安に思う方も多いはずです。先が見えないと不安ですが、意外と勢いで辞めてもなんとかなるものです。

とはいえ、できるだけリスクは避けたいですよね。本記事では、仕事を辞めたらどうなるかという不安への対策と、辞めて良かったと感じている人の体験談を紹介します。
 

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この記事に記載の情報は2021年04月26日時点のものです

仕事を辞めたらどうなる?良かったことと悪かったこと

まずは、仕事を辞めて良かったと思うことと、辞めなければ良かったことをご紹介します。
 

仕事を辞めて良かったこと

もし下記のケースに当てはまらなくても、我慢の限界が来て心身に異常が出そうであれば、その前に辞めてしまうべきです。それでは、見ていきましょう。
 

肉体的なストレスから解放された

  • 『土日出勤は当たり前』
  • 『毎日終電までサービス残業』
  • 『時給換算すると400円以下だった』 など


毎日劣悪な環境で働いていたなど、ブラック企業と呼ばれる過酷な長時間労働を課せられていた場合。周りの人に相談しても、「仕方ない」「働くなんてそんなもんだよ」「そんな考えではどこへ行っても通用しない」と言われるかもしれませんが、真に受けることはないでしょう。
 

精神的なストレスがなくなる

例えば、顔も見たくないほど嫌いな上司や同僚と会わないで済むなど。人間関係の悩みは、業界に限らず、退職理由のトップに来る理由です。人間どうしても合わない人はいますが、仕事で毎日顔を合わせなきゃならないのは、ストレスが溜まるもの。

次の職場では、同じ失敗をしないよう、現場の生きた情報を収集しましょう。

 

将来性のない会社を辞められた

業界全体が縮小していてる、ビジネスモデルの疲弊した会社で働いた場合、一時的に年収は下がったとしても、将来性のある会社に転職し、市場価値の高いスキルを身につけられる可能性があります。

 

仕事を辞めて解放された体験談

仕事を辞めるのは不安であり、大きな決断がいることですが、一歩踏み出せさえすれば、なんとかなるものです。むしろ、いままで自分を苦しめていた仕事のストレスから解放されるため、前向きな行動を取りやすくなります。

良くも悪くも同じ環境で過ごし続けていると、自分で選択肢を狭めてしまいがちです。
 

上記のように、仕事を辞めてよかったと感じている人も多くいますし、もし辞めたことを後悔しても、円満に退職できれば、出戻りも可能です。1人で決断するのが難しい場合は、誰かに相談してみてもよいかもしれません。

 

仕事を辞めて後悔したこと

ここでは、逆に仕事を辞めて後悔したパターンをご紹介します。自分の決断を良かったと思いたいのであれば、以前の職場よりも良い職場に転職を決めるのは必須条件です。具体的に見ていきましょう。
 

転職先が決まる前に辞めてしまった

基本的には、働きながら転職活動をするのをおすすめします。収入がないまま、3ヶ月や半年間過ごしていると、仕事がないプレッシャーから、妥協してすぐに転職先を決めたくなり、結果的に転職に失敗する可能性があります。
 

衝動的に退職してしまった

不満を溜め込む傾向がある人は要注意です。怒りが爆発して「退職します」と言ってしまったが最後、引っ込みがつかなくなります。確かに、働いていたら理不尽なことがたくさんあるのは分かります。しかし、その場の衝動で辞めてしまえば、きっと後悔するでしょう。
 

仕事を辞めて後悔した体験談

勢いで仕事を辞めて後悔はありますか?

先日転職について質問させて頂いた者です。

勤めて4年目、やっぱり辞めたいと気持ちの整理がついたのですが、辞めた後の計画が全くない事に気が付きました。

辞める理由として現在営業職なのですが、それも軽トラックでの営業で毎日何ケースもの荷物を運ばなくてはなりません。属にいうルート営業です。

私の性別は女性なのですが、他社メーカー様からも女性のやる仕事ではないよね、と言われる程の荷物です。

とある特定の取引先様と4年たっても良好なコミュニケーションが取れず、挨拶も無視される状態で精神的にも肉体的にも疲れてしまいました。

その上、自社の上司から売上〜!売上〜!と本格的な営業を求められ始めています。

手取り13万、危険手当もなし...そりゃないぜ…です。

【引用: Yahoo!知恵袋

辞めて良かった事→ストレスが無くなった事

辞めて後悔した事→金が無くなった事

【引用: Yahoo!知恵袋

仕事を辞めてしまい、後悔しかなく、毎日死にたいとしか思えません。

夜もまともに寝れず、眠ろうと目を瞑ると息が突然出来なくなるようになってこのまま死んでしまったらそれがいいのかもと思うのに、苦しんだ後また息が戻ります。

毎日辛いです。死にたいなんて思うのも書くのもいけないと分かっていますが、苦しくて仕方ありません。

【引用: Yahoo!知恵袋

 

仕事を辞めたい人の退職後に起きる不安を解消するには

仕事を辞めると、会社に対するストレスはなくなる一方で、自分を支えてくれるものがなくなってしまう不安に駆られますよね。時間が経つにつれ、「このまま自分は無職のままなんじゃ…」と焦りを感じてきます。必要以上に身構えることもないですが、無計画もよくありません。
 

仕事を辞めても、不安にならないような対策をしておきましょう。

 

お金に対する不安への対策

仕事を辞める際に一番の障害となるのが、お金です。ある程度の蓄えはあっても、少しずつ預金が切り崩されていく状況は焦りますよね。


基本的には、在職中に転職活動をすれば、お金に関する心配をしなくて済みます。しかし、少し休む期間が欲しいという方もいるでしょう。

少し休んでから転職活動をしたいという方は、退職したら失業保険の申請をしておきましょう。


年齢・在職時の所得に応じて、受給金額が異なりますが、生活の足しにはなります。自己退職の場合、支給まで3ヶ月ほどかかるので注意してください。

 

周りに迷惑をかけてしまうことへの対策

人手がギリギリの職場で働いている場合、自分が辞めると周りに迷惑がかかるという理由で悩む方がいますが、気にせず辞めてしまって問題ありません。

周りを気にしていたら、いつまでも辞められませんし、はっきりと辞める意思を示さないと、会社が後任を雇わない可能性があります。


仕事を辞める以上、多少の迷惑がかかってしまいますが、それは仕方のないことです。退職日までに引き継ぎと自分が抱えていた業務を終わらせておけば十分でしょう。

 

次の仕事が見つからない不安への対策

転職は、タイミングが大きく影響しますので、仕事を辞める前に転職サイトや転職エージェントに登録して、求人を調べておきましょう。


理想の求人が掲載された時に、すぐ行動できるようにしておくことは大切ですし、そもそもやりたい仕事が見つかっていない人は、どんな仕事があるか知っておくべきです。


人手不足の影響で、求人倍率は全体的に高めですので、仕事が見つからないというより、見つけられないのが問題かもしれません。


自分がやりたいこと、企業に求める条件を明確にしておきましょう。

 

転職に失敗する不安への対策

転職先が今の職場より、ひどい環境だったらと悩んでしまう方は、企業研究をしっかりやってください。求人情報や面接での印象だけでなく、口コミサイトを確認して、現場の声を確認しておくべきです。


求人情報では良い条件での募集がかけられていても、契約する段階になったら条件が異なっていて、トラブルになるケースもあります。与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、事前に確認しておきましょう。
 

仕事を辞める際にやっておくべき手続

仕事を辞めたいと決意して、退職に向けて動く場合に、やっておくべき手続についてご紹介します。

 

退職後に失業保険の申請

仕事を辞めたいけど次の勤め先が決まっていない場合は、雇用保険の基本手当(失業保険)が利用できるか確認しましょう。

基本手当(失業保険)の大まかな利用条件は、以下の通りです。
 

  1. ハローワークで求職申請を行い、積極的な求職活動を行う
  2. いつでも就職できる状態にあるのに本人やハローワークの努力でも就職ができない「失業の状態」にあること
  3. 退職前の過去2年間のうち、雇用保険の被保険者期間が通算12ヶ月以上あること

【参考: ハローワークインターネットサービス|基本手当について


基本手当(失業保険)では、前職の賃金の45%〜60%にあたる金額を受給することができます。

 

保険証の更新手続

退職後は所定の手続を履行しない限り、会社の健康保険が利用できなくなります。そのため、国民健康保険に加入するか、会社の健康保険を任意継続する手続が必要になります。


任意継続とは、会社で加入した健康保険の保険料を自費で支払い、継続加入することです。こちらは退職後20日以内に会社の加入する健康保険組合で手続しなければなりません。


どちらの手続にも雇用保険番号や離職票などが必要になるため、会社に郵送請求しましょう。

 

未払い残業代があれば請求する

退職後に未払い残業代を請求しようと考えた場合は、2年間の時効に気をつけましょう。残業代や給料などの労働賃金には、支払期日から2年間という時効があり、期限を過ぎた場合は権利消滅します。

第百十五条 この法律の規定による賃金(退職手当を除く。)、災害補償その他の請求権は二年間、この法律の規定による退職手当の請求権は五年間行わない場合においては、時効によつて消滅する。

【引用: 労働基準法

 

ハラスメントがあれば慰謝料請求できる可能性がある

もしも、仕事を辞める原因となったハラスメントに対して、慰謝料を請求したいと思っている場合は、早い段階で相談しましょう。ハラスメントの慰謝料は、退職後に請求することも可能です。請求にあたって、労働審判や裁判などの法的手段を取る場合は、弁護士のサポートを受けた方が賢明でしょう。

 

まとめ

仕事を辞める際には、大きな変化が伴います。そのため、辞めたらどうなるんだろうと、不安になるかもしれません。


しかし、ただ悩んでいるだけでは何も変わらないのも事実です。少しだけ勇気を出す必要があります。仕事を辞めることの不安を少しでも減らすために、以下のことを押さえておくとよいでしょう。

  • 働きながら転職活動をする
  • 仕事を辞める前から転職サイトなどに登録しておく
  • 口コミサイトを利用する
  • 計画的に退職手続を進める

仕事を辞めても、意外となんとかなるので、あまり深く考え過ぎず、できることから始めていきましょう。

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