
この記事では、神奈川県の家賃の相場や、神奈川へ移住する場合の支援制度などについて紹介していきます。
ちなみに、転職活動をより有利に進めるために有効な転職エージェントの特徴についても説明していますよ。
神奈川の転職事情
仕事の数や種類について
神奈川県で正社員を募集している求人の数は、 マイナビ転職 では1,660件という結果になっています(2021年4月時点)。
ちなみにそれぞれの都市別の求人数は、横浜市は1,180件、川崎市は775件、相模原市は591件、横須賀市は500件、藤沢市は580件、厚木市は546件となっていて、神奈川のみではなく、神奈川を含むという条件で検索すると、求人は約1,600件ヒットします。
平均年収などのデータについて
こちらのデータは、神奈川県全体のものです。
ちなみに神奈川県の平均月収は、東京に次いで多い、全国2位の水準になっています。
男女合計 |
|
平均年収 |
531万9,000円(全国平均:491万1,500円) |
平均月収 |
36万2,800円(全国平均:33万3,800円) |
平均年齢 |
42.6歳(全国平均:42.5歳) |
平均勤続年数 |
12.0年(全国平均:12.1年) |
男性 |
|
平均年収 |
590万6,000円(全国平均:551万7,400円) |
平均月収 |
39万8,700円(全国平均:37万1,300円) |
平均年齢 |
43.4歳(全国平均:43.3歳) |
平均勤続年数 |
13.5年(全国平均:13.5年) |
女性 |
|
平均年収 |
406万5,900円(全国平均:377万8,200円) |
平均月収 |
28万6,200円(全国平均:26万3,600円) |
平均年齢 |
40.8歳(全国平均:41.1歳) |
平均勤続年数 |
8.9年(全国平均:9.4年) |
【参考: 厚生労働省の賃金構造基本統計調査】
神奈川の人気駅やエリアの家賃相場
賃貸物件情報サイトSUUMOのデータによると、人気駅や人気エリアの家賃の平均金額は以下のようになっています。
人気駅ランキング |
|
1位 |
横浜 7.6万円 |
2位 |
武蔵小杉 7.8万円 |
3位 |
川崎 7.5万円 |
4位 |
日吉 7.7万円 |
5位 |
溝の口 7.7万円 |
人気エリアランキング |
|
1位 |
藤沢市 6.7万円 (ワンルームの家賃相場:5.3万円) |
2位 |
横浜市中区 7.6万円 (ワンルームの家賃相場:6.5万円) |
3位 |
鎌倉市 6.9万円 (ワンルームの家賃相場:5.8万円) |
4位 |
横浜市神奈川区 6.9万円 (ワンルームの家賃相場:6.2万円) |
5位 |
横浜市鶴見区 7.0万円 (ワンルームの家賃相場:6.1万円) |
【参考:SUUMO】
人気エリアの中では、特に藤沢市が住みやすい値段設定になっているようです。
神奈川へ移住する人向けの支援制度
神奈川県では、移住者や居住者向けの支援制度がたくさん用意されています。
- 奨学金の返済を行なっている方を対象に、毎月2万円まで返済の補助を行なう制度。
- 移住して新しく住居を購入・建設する際に最大で100万円の補助金がもらえる制度。
- 移住する前に2週間2万円でお試し住宅に住み、実際の生活を体験することができる制度。
- 空き家を購入して、それをリフォームして住む人を対象に、最大で70万円の補助金を支給する制度。
- 第二子以降のお子さんにかかる保育料を無料にする制度。
これら以外にも、市町村ごとにさまざまな制度が用意されていますので、神奈川県の会社に転職を考えている方や移住を検討中の方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
東京ではなく神奈川に住むメリット
利便性の面だけ見ると、東京に住む方がメリットは大きいですが、生活全般で見てみると、あえて少し離れた神奈川に住む方が、生活の満足度は高くなるかもしれません。
- 自然豊かな環境で生活したり子育てしたりできる
- 家賃を低めに抑えられる
- オンとオフの区別がつけやすい
- 都心へのアクセスもよい
- ゆっくりとした時間の流れを感じながら生活することができる
このように、神奈川に住むことには、東京では得られないさまざまなメリットがあります。
東京と神奈川の距離であれば電車で通勤することも十分可能なので、転職で住む環境も大きく変えるような場合は、候補地の1つとして検討してみるとよいかもしれません。
【参考: 移住者の声(ちょこっと田舎でオシャレな神奈川で暮らそう)】
有名な5つの転職エージェント
転職活動を進める際、転職サイトと一緒に転職エージェントも活用すれば、より効率よく転職活動を進めていくことができます。
1. リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、転職支援実績NO.1を掲げていて、知名度も高い転職エージェントです。
扱っている求人数も多く、「初めての転職で、どこに登録すればよいのか分からない!」という方は、とりあえず登録しておくとよいかもしれません。
2. マイナビエージェント
こちらの『マイナビエージェント』も、リクルートエージェントと同様に知名度の高い転職エージェントです。
特に20代からの人気が高いようで、20代の転職者からの信頼度No.1という調査データもあるようです。
エージェントサービスだけではなく、「マイナビ転職」という転職者向けの求人サイトも運営しています。
3. doda
『doda』も求人数が豊富で、人気のある転職エージェントの1つ。
結局のところエージェントの質は、自分を担当してくれるアドバイザーの方によって変わってくることになりますが、紹介してもらえる求人が多くなればなるほど、自分の可能性は広がることになります。
4. JAC Recruitment
『JAC Recruitment』は、外資系企業や管理職など、高収入者向けの求人に特に強いと言われている転職エージェント。
上で紹介したエージェントに比べると、認知度は少し劣りますが、転職エージェントの中では業界3位のポジションと言われていて、人気の転職エージェントの1つです。
5. ワークポート
『ワークポート』は、ITやゲーム業界の求人に特に強い転職エージェントです。
ちなみに、ワークポートの神奈川・横浜エリア限定サイトもあり、神奈川エリアだけに絞って求人を探すことも可能です。
転職エージェントのメリット・デメリット
転職エージェントを利用するメリットは、履歴書などの応募書類の添削をしてもらえたり、面接日程の調整や、内定した際に給料の交渉をしてもらえたりなど、たくさんあります。
特に、遠方から神奈川などの首都圏の会社に転職活動を行なう場合は、面接日程の調整をしてもらえたり、アドバイザーの方から現地企業の情報が得られたりすることはとても重要なポイントになるので、求人サイトだけではなく、できるだけ転職エージェントも利用して転職活動を行なう方が助かることも多いと思います。
ただし一方で、デメリットもあります。
転職エージェント経由の応募者を採用するコストは、通常の転職サイトなどを経由する応募者よりも高くなるため、それぞれを利用した応募者が複数いる場合などに不利になる可能性があるのです。
ちなみに利用する場合は、1社だけではなく複数の転職エージェントに登録する方が、対応の優先度を上げてもらいやすいと言われていますので、求人サイト同様、複数のエージェントに登録するようにしましょう。
【関連記事】
転職エージェントを利用するメリットとデメリットの全知識
希望する求人がない場合は在宅ワークという選択肢も視野に入れる
神奈川に住みたくて転職先を探してみたけれど、自分が希望するような求人が見つからないという場合は、在宅ワークで収入を得ることもひとつの選択肢として考えてみましょう。
『Lancers』や『クラウドワークス』などのクラウドソーシングでライティングの仕事を受注するという方法もあり、人によっては月30万円以上の金額を稼ぐ人もいます。
努力次第では、月に20万円以上の収入をクラウドソーシングだけで得ることも可能なのです。
ライティング以外にも、女性の場合はオンライン秘書という仕事も、在宅で可能な仕事の1つ。
名前の通り、在宅でクライアントの秘書として、リサーチや事務処理などさまざまな依頼に対応する仕事で、週5日で18万円~27万円の収入を得られます。
まとめ
仕事の数や平均月収の額はもちろんですが、自然が豊かだったり、ゆっくりとした時間の流れを感じながら生活ができたりと、神奈川には、仕事以外のメリットも沢山あります。
地域によっては東京の会社へ電車通勤することも十分可能なので、首都圏で働くことを検討中の方は、候補地の1つとしてチェックしてみてください。
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