広島の家賃の相場や広島へ移住する場合の支援制度、そして、広島の求人サポートに特化した転職エージェントなどについて紹介していきます。
移住前に調査するための旅費を、最大で2万円節約できる制度もありますよ。
広島の転職事情
仕事の数や種類について
広島県で正社員を募集している求人の数は、 マイナビ転職 では744件(広島市は539件)という結果になっています(2021年4月時点)。
他の都市と比較してみると、札幌市は629件、仙台市は597件、名古屋市は1,137件、大阪市は1,430件、福岡市は958件となっています。
ちなみに広島のみではなく、広島を含むという条件にすると、求人は約780件ヒットします。
平均年収などのデータについて
男女合計 |
|
平均年収 |
487万6,900円(全国平均:491万1,500円 ) |
平均月収 |
33万1,000円(全国平均:33万3,800円 ) |
平均年齢 |
42.7歳( 全国平均:42.5歳 ) |
平均勤続年数 |
13.1年( 全国平均:12.1年 ) |
男性 |
|
平均年収 |
542万1,200円( 全国平均:551万7,400円 ) |
平均月収 |
36万5,600円( 全国平均:37万1,300円 ) |
平均年齢 |
43.4歳( 全国平均:43.3歳 ) |
平均勤続年数 |
14.6年( 全国平均:13.5年 ) |
女性 |
|
平均年収 |
373万4,000円(全国平均:377万8,200円 ) |
平均月収 |
25万7,700円( 全国平均:26万3,600円 ) |
平均年齢 |
41.2歳( 全国平均:41.1歳 ) |
平均勤続年数 |
10.1年(全国平均:9.4年 ) |
【参考: 厚生労働省の賃金構造基本統計調査】
広島の人気駅やエリアの家賃相場
広島の人気駅やエリアの相場
賃貸物件情報サイトSUUMOのデータによると、人気駅や人気エリアの家賃の平均金額は以下の通りです。
人気駅ランキング |
|
1位 |
広島 6.2万円 |
2位 |
横川 4.5万円 |
3位 |
新白鳥 6.0万円 |
4位 |
五日市 5.5万円 |
5位 |
海田市 5.5万円 |
人気エリアランキング |
|
1位 |
広島市中区 6.1万円 ( ワンルームの家賃相場:4.8万円 ) |
2位 |
広島市南区 5.6万円 ( ワンルームの家賃相場:4.4万円 ) |
3位 |
広島市西区 5.4万円 ( ワンルームの家賃相場:4.3万円 ) |
4位 |
広島市安佐南区 5.8万円 ( ワンルームの家賃相場:4.1万円 ) |
5位 |
福山市 5.5万円 ( ワンルームの家賃相場:4.5万円 ) |
【参考:SUUMO】
広島へ移住やUターンする人向けの支援制度
広島県では、移住やUターンする人向けに、家賃助成や保育料免除、そして実際に移住する前にお試しで生活できるお試し住宅など、さまざまな支援制度を用意しています。
- 町内の民間賃貸住宅に住んでいて、かつ小学6年生までの子供がいる場合に、月額最大で1万円まで助成金を支給する制度。
- 町が用意したお試し住宅に最大3ヶ月間(9万3,000円)住んで生活できる制度。
- 就業支援として、広島県に移住して新しく農業を始めた人を対象に、初年度は月額10万円、2年目は月額7万円まで支援を行ない、プラスで農業に関連する費用の一部もサポートしてくれる制度。
目的の支援策から移住先を探すこともできるので、広島への転職を本格的に考えている場合は、一度どんな制度があるのか確認してみてください。
加えて、広島へ移住する前に、実際に足を運んで広島のことを調査するための『片道交通費支援制度』もお得なので知っておきましょう。
こちらを利用すると、最大で2万円まで旅費を節約することができます。
実際に広島の会社へ転職した人の声
広島の会社へ転職することを検討している方は、ひろしま移住メディア『HIRO BIRO』というサイトを参考にしてみてください。
移住や転職をすることになった経緯、仕事の探し方、そして家族の反応や実際に住んでみての感想など、さまざまな人の声がインタビュー形式でまとめられています。
- 東京の広告会社から、『せとうちホールディングス』という会社へ転職し、グラフィックデザイナーとして働いている30代男性。
地方だからこそできる新しいデザインのカタチ。移住者の多い尾道の街は、勢いと可能性に溢れています。
- 本拠地でカープを応援したいという思いから、広島の会社の事務職の仕事に転職した30代女性。
「本拠地でどっぷりカープにはまりたい」移住が叶えるオリジナルな人生!ブレない芯があれば、どんなハードルも、自分らしく越えていけるんです。
- 東京でアパレル会社、広告代理店での仕事を経て、広島へUターンし、広島の広告代理店で働く30代女性。
広告代理店の営業職として感じるのは、広島の人は「広島のために」という感覚が根っこにあること。その温かい感覚は広島ならでは。仕事の手応えもダイレクトで力強いです。
- 埼玉から広島の自動車会社へ転職した40代男性。
サラリーマンとして仕事のある場所で自分の活躍できる場をひろげていく。移住はそのきっかけでしたが、広島での生活が気に入っています。
広島の求人サポートに特化した転職エージェント
転職求人サイトだけではなく並行して転職エージェントも利用すると、応募書類の添削・面接日程の調整・給料の交渉をしてくれるなど、より転職活動を有利に進められる可能性があります。
先ほど上で紹介したインタビューを見てみても、地元企業の情報収集などに苦労した人が複数いました。
複数の転職エージェントに登録すると優先して対応してくれると言われていますので、求人サイト同様、複数のエージェントに登録するのをおすすめします。
【関連記事】
転職エージェントを利用するメリットとデメリットの全知識
メイツ中国
1つ目は『メイツ中国』という転職エージェントです。
2021年4月現在、サイト上で公開されている求人は1,000件以上あり、扱っている90%が広島の求人になっているようです。
ちなみに担当してくれるアドバイザー全員が転職経験者(Uターンで広島に戻った方も)ということもポイントのひとつで、遠方に住んでいる場合は、電話やメールでの相談にも対応しているそうです。
リージョナルキャリア広島
『リージョナルキャリア広島』も、広島に特化した転職サポートを行なっています。
扱っている80%が地元企業の求人で、紹介する求人はほとんど求人メディアに掲載されていないものになるそうです。
広島へのU・Iターンを希望している人向けに東京で面談会を行なっていて、説明会に足を運ぶのが難しい場合は、東京オフィスでのSkypeや電話による面談を利用することも可能です。
キャプラ転職エージェント
3つ目は『キャプラ転職エージェント』です。
サイト上で求人の検索をすることも可能で、2021年4月時点で700件ほどの求人が紹介されていますが、非公開求人の数も多く、全体の約80%が非公開の求人になっているそうです。
ホームページ上のコンテンツも充実していて、地元企業へのインタビューや、キャプラ転職エージェントを利用して実際に転職に成功された人の事例なども公開されています。
まとめ
県外から広島の会社に転職する場合、企業情報や移住支援制度などの情報収集をいかに行なうかも、大切なポイントになると思います。
まずは、広島の会社に転職する目的を自己分析で明確にし、その上でどんな情報があれば転職を決断できるのか、ポイントを整理して情報収集を行なっていくと、より効率よく転職活動ができるはずです。
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