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【徹底解説】国家公務員から民間企業への転職成功ポイントと失敗しない為の対策

業界別の転職活動

最難関とも言われる試験を突破して国家公務員になったものの、

 

  • 「想像以上に激務だった」
  • 「人間関係が閉鎖的…」
  • 「非効率な業務体制にうんざり」

 

など、事前にイメージしていた仕事環境との違いに、このまま働き続けて良いのかなと不安になっている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、一般的に難しいとされる公務員から転職。国家公務員であっても、転職が簡単に進むことはないだろうと覚悟されている方も多いはず。

 

実際、国家公務員からの転職は簡単ではないですが、不可能なわけではありません。

 

転職を成功させるためには、国家公務員のどのような部分が評価されるのか、どういう理由から採用されにくいかを知っておくことが大切です。

 

この記事では、国家公務員の転職が難しいとされる理由や評価されやすいポイント、転職先の選択肢などを解説します。

 

また後半では、転職を成功させるうえで大事なポイントや、おすすめの転職エージェントについても解説するので、参考にしてみてください。

 

 

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この記事に記載の情報は2021年04月14日時点のものです

国家公務員から民間企業への転職は難しいとされる理由

国の中枢を担う人材である国家公務員の転職が難しいとされるのには、以下のような理由が挙げられます。

 

  • 公務員に対する根強い不審感があるから
  • 公務員の業務内容を詳しく知らないから
  • 頭が良すぎて雇いづらいから
  • 業務に対する認識が違うから

 

それぞれ確認していきましょう。

 

公務員に対する根強い不信感がある

世間をにぎわす不祥事や融通の利かない窓口対応など、公務員そのものに不信感を抱いている方も少なくありません。

 

ニュースサイトの「しらべえ」が行った「公務員は税金を扱う意識がかけているか」というアンケートによれば、6割が「欠けている」と答えたようです。

 

引用元:公務員は税金を扱う意識に欠けている? 納税額の少ない人ほど不信感が強い傾向も|しらべえ

 

公務員に不信感を抱いている方が採用担当だった場合、厳しい目で見られてしまう可能性は高いかもしれません。

 

公務員の業務内容を詳しく知らない

お役所仕事というイメージが先行しており、公務員を雇っても役に立たないと思われがちですが、そもそも詳しい業務内容を知らない場合も少なくありません。

 

何となくイメージで仕事ができないと思っている方も多いので、具体的に業務を説明すれば大変な環境で働いていたと理解してもらえるでしょう。

 

頭が良すいので雇いづらい

国家公務員の採用試験は高い難易度を誇ると有名で、特に総合職試験は司法試験や公認会計士に匹敵する難しさとされています。

 

そのような高難度の国家試験を突破している方ともなると、一般的な中小企業では採用をためらうこともありえます。優秀すぎるがゆえに雇いづらいのです

 

そのため、大手やベンチャーなど一部の企業に選択肢が絞られてしまうのです。

 

業務に対する認識が違う

作業を効率よく行い、成果を上げて会社の売上に貢献するという考え方は、公務員の働き方とは大きく異なります。

 

公務員から民間企業に転職する場合、仕事を覚えるだけではなく、働き方の違いにも慣れなくてはならないため、戦力となるまでに時間がかかります。

 

中途採用では基本的に即戦力が求めるため、慣れるまでに時間がかかりそうな公務員は雇いにくいのです。

 

 

 

国家公務員からの転職先としておすすめの選択肢

国家公務員として働いていた経験を活かす、転職の難易度などを踏まえると、ある程度転職先の選択肢は絞られます。

 

この項目では、国家公務員から転職する際に考えられる選択肢について解説します。

 

地方公務員への転職

激務である国家公務員から、県庁や市役所などの地方公務員への転職を考える方は、意外と多くいます。

 

多少の違いはあっても同じ公務員の仕事なので、民間企業に転職するよりは、これまでに身につけた経験やスキルを活かしやすいです。

 

ただ、国家公務員だったからといって試験が免除されることはありません。難易度は国家公務員試験に比べれば下がるものの、しっかりとした準備が必要でしょう。

 

他の国家公務員への転職

一般職から総合職、総合職から専門職というように、他の区分の国家公務員に転職することも不可能ではありません。

 

また転籍ではなく、試験を受け直して他省庁に転職することも可能です。

 

国家公務員としての働き方を理解しており、人柄や勤務態度を確認しやすいのは、他の受験者にはない強みといえます。

 

反面、転職理由があいまいだとネガティブな印象を抱かれてしまうかもしれません。

 

コンサルティングファーム

資料作成のスキルが高く、ハードワークができ、学習能力にも期待が持てる、国家公務員は戦略系のコンサルティングファームなどからの評価は高めです。

 

また、取引先の一部が行政関係であることの影響も大きいでしょう。クライアントを熟知した人材がいれば、満足いくサービスを提供しやすくなるからです。

 

ベンチャー企業

ベンチャー企業といっても立ち上がったばかりでなく、ある程度規模が大きくなり、上場を目指すようなフェーズでは、1人は国家公務員経験者がいると心強いです。

 

上場企業ともなれば、世の中に与える影響も大きくなるため、社会の流れや国が行う政策の動向にも気をつけなければなりません。

 

民間企業として、社会にどう貢献するかという目線で考えたときに、国家の動向を読み取れる人材がいるメリットは大きいといえます。

 

起業

転職ではありませんが、起業するのも選択肢の一つといえます。アイディアとやる気さえあれば、民間企業で働いた経験がなくても起業は可能です。

 

新しい技術に触れる機会であったり、社会的な課題に取り組んだりすることも多い国家公務員。

 

働いているうちに、起業を考える人も少なくないようです。

 

【元官僚の起業家】

 

国家公務員が転職時に民間企業から評価されやすい5つのポイント

公務員に対する印象は、マイナスなものばかりというわけでもありません。

 

特に国家公務員の場合は、他の公務員とはまた違った強みがあります。民間企業から評価されやすいポイントを確認しておきましょう。

 

学習能力が高い

国家公務員の採用試験は、運やまぐれで突破できるものではなく、学習能力の高さがうかがえます。そのため、仕事を覚えてしまえば、活躍してくれるだろうというイメージがつきやすいです。

 

ハードワークできる

部署によって違いはあるものの、基本的に国家公務員の仕事は激務です。国会の開会中は深夜までの残業は当たり前。月の残業時間が100時間を超えることは少なくありません。

 

働き方改革により、違法な長時間労働をさせるわけにはいかないですが、ハードワークできる人材は貴重なのです。

 

役所の考え方を理解している

仮想通貨やドローン、民泊などのような新しい産業が生まれる場合、あとから法整備が行われることは少なくありません。

 

そうした場合、法整備次第では産業の発展を妨げる可能性があります。

 

新しい規制に対応できるビジネスモデルの構築、関係省庁への働きかけなど、いわゆるロビイング活動において、役所の考え方を理解していることは強みといえます

 

法律に詳しい

法律に詳しいというのも、民間企業から評価が得やすいポイントといえます。

 

企業が法務や労務、総務などバックオフィスの中途採用をする場合には、即戦力で活躍できる法律に詳しい人材が欲しいと考えています。

 

法律を一から作成してきた経験を持つ国家公務員であれば、採用したいと考える企業も多いでしょう。

 

真面目な方が多い

会社が求めているのは、何もエース級の活躍をしてくれる人材ばかりではありません。安定して会社を運営していくためには、真面目で堅実に働いてくれる人材も必要です

 

民間企業への転職が難しいとされているため、気負ってしまうかもしれないですが、真面目さも十分武器になりますのでアピールしていきましょう。

 

国家公務員からの転職を成功させるうえで大事なポイント4つ

公務員で働いていようと、民間企業で働いていようと転職を成功させるためには、入念に準備しておくに越したことはありません。

 

この項目では、国家公務員からの転職をさせるうえで大事なポイントを紹介します。

 

国家公務員法による再就職規制に引っかからないか確認する

国家公務員には在職中の求職活動に関する規制があるため、まずは自身が引っかかっていないのか確認しておきましょう。

 

まず注意しなくてはならないのが、自身の現在の役職。現在の役職が課長補佐級以上に該当する場合、在職中の求職活動の規制対象となります。

 

反対に係長や主任といった立場であれば、規制には引っかかりません。

 

また、職務で利害関係があった事業への転職にも規制がかかるため、選択肢が狭まる可能性があります。

 

仮に再就職規制の対象ではないとしても、在職中に内定を得たら、任命権者に届出をしなければならないなど、公務員ならではの手続きがあるので注意してください。

参考:再就職情報の届出に係るマニュアル|内閣官房

 

国家公務員としての立場を捨てて良いかよく考える

「隣の芝生は青く見える」ではないですが、どこに勤めたとしても想像以上に面倒が多くて大変です。

 

国家公務員から転職して良かったと感じている人もいれば、当然後悔している人もいます。

 

国家公務員での昇進・昇給は基本的に年功序列。一度、外に出てしまえば戻るのは難しく、戻れたとしてもあまり良い待遇は得られないでしょう。

 

やりたいではなくできる仕事を優先させる必要もある

企業が中途採用する場合、多くは即戦力の人材を求めてのこと。やりたい仕事があったとしても、スキルや経験を持ち合わせてないと、内定を得るのは難しいといえます。

 

そのため、転職活動の際には、「やりたいこと」ではなく「できること」を基準にして、職場を探すのも一つの方法です。

 

やはり、企業としてもやる気や意欲といった不確かな部分より、スキルや経験などの実績のほうが評価しやすいといえます。

 

いきなり希望の仕事に転職できなかったとしても、ある程度、規模が大きい会社であれば部署異動を願い出ることもできます。

 

次の職場だけでなく、さらに先も見据えて転職先を考えてみましょう

 

キャリアカウンセリングを受けてみる

国家公務員として頑張って働いてきたけど、自分が民間企業で本当に通用するのかどうか不安な方も多いかと思います。

 

自分の現在の市場価値、これまで身につけたスキルや経験の活かし方を知るためにも、キャリアカウンセリングを受けておきましょう。

 

後述する転職エージェントを利用すれば、無料でキャリアカウンセリングを受けられるのでおすすめです。

 

キャリアカウンセリングを行うアドバイザーは転職のプロ。数多くの転職希望者のカウンセリングをしてきたいるため、的確なアドバイスを得られます。

 

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国家公務員の転職におすすめの転職支援サービス6社

転職エージェントには大小さまざまあり、それぞれ特徴が異なっています。そのため、自身の目的に合わせて使い分けることが大切です。

 

数ある転職エージェントの中でも、国家公務員からの転職におすすめのサービスを紹介します。

 

最もおすすめの総合型転職支援サービス2社

総合型転職エージェントは、幅広い業界・企業の求人を扱っており、保有する情報量も多いので、とりあえず転職活動を行う際には登録しておいて損はありません。

 

中でも、おすすめなのが「doda」と「マイナビエージェント」。

 

エージェント名 

特徴

doda

業界トップクラスの求人数を誇り、コンテンツも充実。転職サイトとして使うこともできるので、自力で転職活動したい人にもおすすめ。

マイナビエージェント

20代利用者からの評価が高い転職エージェント。丁寧で親身なサポートを受けられるため、初めて転職活動する方でも安心。

 

dodaは大手の転職支援サービスで、求人数が多いことから、さまざまな選択肢を比較検討して、転職先を探したい方向け

 

マイナビエージェントは、丁寧なサポートを受けつつ、じっくりと転職活動を進めたい人に向いています

 

コンサル業界への転職希望ならおすすめの転職支援サービス2社

国家公務員に対する評価が高い、コンサル業界の転職に強いエージェントは以下の2社。

 

エージェント名

特徴

JACリクルートメント

国内大手や外資系企業など、ハイクラス層向け求人を多数扱う転職エージェント。コンサル業界に精通したチームが設置されており、専門知識も豊富。

ムービンストラテジックキャリア

コンサル業界に特化した転職エージェント。一人ひとりに向き合ったサポートは、利用者から高い評価を得ています。実際に国家公務員からの転職を成功させた利用者がいる点も見逃せない。

 

JACリクルートメントは、国内有数のハイクラス層向けの転職エージェント。外資系やグローバル企業への転職支援が主ですが、コンサル業界への転職にも力を入れています

 

ムービンストラテジックキャリアは、数少ないコンサル業界に特化した転職エージェント。

 

サポートの質が非常に高く、ビズリーチ社やリクルート社が主催のエージェントランキングで1位を獲得しているほどです。

 

ベンチャー企業への転職に強い転職支援サービス2社

ベンチャー企業への転職を考えている方には、「ギークリー」と「ビズリーチ」の2社がおすすめです。

 

エージェント名

特徴

ギークリー

IT・WEB業界に特化した転職エージェント。技術職だけでなく、営業やバックオフィスの求人も多数保有。ベンチャー企業に転職する際は、登録しておいて損はないです。

ビズリーチ

厳密には転職サイトですが、登録すると企業やヘッドハンターからスカウトが届くようになります。無料と有料のプランがあり、ヘッドハンターにキャリア相談する場合は有料プランへの登録が必須。

 

ベンチャー企業は基本、IT・WEB業界に集中していることもあり、ギークリーに登録しておけば、求人紹介に困ることは少ないでしょう。

 

また、企業から直接スカウトが届いた場合には、一次面接が確約となる面白いサービスもあります

 

ビズリーチは、ハイクラス層向けの転職サイト。ビズリーチが求人紹介するのではなく、企業やヘッドハンターから直接スカウトがかかるので、自身の市場価値を測るのに最適です。

 

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まとめ

不利なイメージが強い公務員からの転職ですが、決して不可能というわけではありません。

 

まず、大切なのが世間から国家公務員が、どのようなイメージを持たれているかを知ることです。

 

採用がためらわれる理由

評価されているポイント

  • 公務員に対する根強い不審感があるから

  • 公務員の業務内容を詳しく知らないから

  • 頭が良すぎて雇いづらいから

  • 業務に対する認識が違うから

  • 学習能力が高い

  • ハードワークできる

  • 役所の考え方を理解している

  • 法律に詳しい

  • 真面目な方が多い

 

また、国家公務員だろうと、民間企業勤めであろうと、転職活動を成功させるために大事なのは、念入りな下準備です。

 

どんな下準備をすればよいかわからないという方は、以下のポイント4つを意識してみてください。

 

  • 国家公務員法による再就職規制に引っかからないか確認する
  • 国家公務員としての立場を捨てて良いかよく考える
  • やりたいではなくできる仕事を優先させる必要もある
  • キャリアカウンセリングを受けてみる

 

国家公務員だから転職できないことはないですが、民間企業では求められるスキルが異なります。自分の市場価値を知るためにも、転職エージェントに登録しておきましょう。

 

国家公務員を辞めるとなれば、人生の大きな転機となるはずです。後悔することがないように、焦らずじっくりと考えた上で決断してください。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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