
IT・Web仕事の需要が伸びている中、クリエイティブな仕事を求めてWebデザイナーを目指す人も増えつつあります。
しかし専門的な仕事のイメージから、「未経験でも転職できるのか」「転職エージェントを使ったほうがよいのか」とお悩みではありませんか?
結論からいえば、未経験からの転職は可能です。より成功確率を上げるためには、転職をサポートしてくれる転職エージェントの利用をおすすめします。
今回キャリズム(以下、編集部)ではWebデザイナー転職におすすめの転職エージェントや、Webデザイナー転職を成功させるコツを解説しました。
Webデザイナーの年収や労働環境、将来のキャリアパスもご紹介しますので、ぜひ「自分にWebデザイナーはぴったりの仕事なのか」の参考にしてください。
Webデザイナーの転職に転職エージェントの利用がおすすめな理由
Webデザイナー転職は、転職エージェントの支援を最大限活用することをおすすめします。転職経験やデザイン知識に乏しくても、レベルに応じたサポートを提案してくれるためです。
- 自己分析・キャリアデザインのサポート
- 履歴書や職務履歴書の添削
- ポートフォリオ制作のアドバイス
- IT・Web業界の動向や求人企業の情報提供
- 面接対策の実施
- スケジュール決定や給与・待遇交渉の代行
転職エージェントを利用すれば、上記のサポートが無料で受けられます。とくに未経験からWebデザイナーを目指す人にとって、心強い味方になってくれるでしょう。
とはいえ、「一体どの転職エージェントに登録すればいいの?」と迷ってしまいますよね。Webデザイナー転職には、ITやクリエイティブ業界の支援に特化した「専門型転職エージェント」への登録がおすすめです。
以下より、Webデザイナー転職におすすめの専門型転職エージェント、併せて登録しておきたい「総合型転職エージェント」もご紹介します
Webデザイナー転職で必ず登録すべき専門型転職エージェント4つ
編集部がおすすめする、Webデザイナー転職で必ず登録すべき専門型転職エージェントは、「マイナビITエージェント」「レバテックキャリア」「Geekly(ギークリー)」「転職コンシェルジュの未経験の転職ナビ(ワークポート)」の4つです。
おすすめの転職エージェント |
詳細 |
・人材大手マイナビ運営 ・信頼・安心感の面で編集部一番のおすすめ |
|
・ITエンジニア・デザイナー特化 ・Webデザイナー転職と非常に相性がよい |
|
・IT・Web・ゲーム業界特化の求人・サポート ・Webデザイナー始め、さまざまなデザイナー求人あり |
|
ワークポート |
・転職相談実績55万突破 ・未経験専門の転職サービス |
どこに登録するか迷ったときは、「マイナビIT転職エージェント」への登録がおすすめです。
IT・Webの大手「マイナビITエージェント」
マイナビITエージェントは、「株式会社マイナビ」が運営する転職エージェントです。同じく大手転職エージェントのマイナビエージェントと同じ系列であるため、非常に信頼と安心感あるサービスといえます。
大手人材会社ならではの実績から、大手のIT部門の求人を取り扱っています。過去にはアクセンチュアのエンジニアや三菱エレクトロニックのIT部門の募集もありました。
マイナビエージェントやマイナビ新卒などでも培ったノウハウで、あなたのIT転職を的確にサポートしてくれるでしょう。
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/it/
Webクリエイター特化の「レバテックキャリア」
レバテックキャリアは「レバテック株式会社」が運営する、Webデザイナー・ITエンジニア特化の転職エージェントです。「Webデザイナー特化」と公式サイトにあるように、Webデザイナー転職にはとくにおすすめのサービスです。
年収アップ率60%や平均年収アップ率50万円など、転職後に待遇がよくなるケースが非常に多いことが特徴。
また繰り返しの企業訪問によって、IT・Web関係で気になる「労働環境」の調査も行っています。一つ上のWebデザイナー転職なら、レバテックキャリアもおすすめです。
公式サイト:https://career.levtech.jp/
IT・Web・ゲーム業界特化の「Geekly(ギークリー)」
株式会社GEEKLY(ギークリー)が運営する、IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントです。Webデザイナーを始め、UXデザイナーやグラフィックデザイナーなど、幅広いデザイナー職求人を保有しています。
スピーディーな転職を実現するための、面接が決まった状態でスカウトが受けられる「一次面接確約サービス」というシステムが大きな特徴です。
ユーザー満足度も85.3%を記録するなど、利用者からも好評を得ています。他の専門型とあわせて登録しておくと便利です。
公式サイト:https://geekly.co.jp/
未経験サポート特化の「転職コンシェルジュの未経験の転職ナビ(ワークポート)」
転職コンシェルジュの未経験の転職ナビは、「株式会社ワークポート」が運営する未経験のIT系転職に強いエージェントです。17年間培ったワークポートの転職支援実績を活かし、未経験専門サービスとして立ち上がりました。
元エンジニアや元プログラマーなど、専門業界出身の「転職コンシェルジュ(アドバイザー)」が、マンツーマンで対応してくれます。
もう一つの転職サービスであるワークポートでは、
- 「転職相談実績55万人」
- 「リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING~2019年度第4四半期~』
- 『転職決定人数部門 第1位』受賞」
などを達成しています。大手転職エージェントの知見もあることから、Webデザイナー転職でも必ず助けになってくれるでしょう。
公式サイト:https://www.workport.co.jp/
専門型エージェントと一緒に登録しておくべき総合型の転職エージェント3選
より多くの求人を確認したいときは、専門型と一緒に「総合型転職エージェント」にも登録しておきましょう。
総合型は求人数が多く、さまざまな業種の仕事をチェックできます。より幅広いWebデザイン業界の情報を集めるためにも、専門型と一緒に登録を検討してみてください。
編集部のイチオシは、「マイナビエージェント」「doda」「type転職エージェント」の3つです。
おすすめの転職エージェント |
詳細 |
・20代若手からの絶大な信頼がある大手転職エージェント ・マイナビITエージェントと同じ運営元 |
|
・常時約10万件の豊富な求人数 ・経験者向けのクリエイティブ多数 |
|
・正社員未経験者も対象の支援 ・エージェントの総合満足度第2位 |
どれに登録するか迷ったときは、編集部ランキング1位でもあるマイナビエージェントをおすすめします。
20代の若手向けの求人が豊富「マイナビエージェント」
マイナビエージェントは、「株式会社マイナビ」が運営する転職エージェントです。編集部の転職エージェントランキングでも1位に輝き、さらにオリコンの「転職エージェント20代満足度ランキング2020」でも第1位に選ばれるなど、数多くの実績を残しています。
大手転職エージェントということもあり、全国各地のWebデザイナー求人が確認可能です。他の専門型と一緒に登録をおすすめします。
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
経験者採用に強い業界最大手転職エージェント「doda」
dodaは「パーソルキャリア株式会社(旧:インテリジェンス)」が運営する転職エージェントです。業界最大手の転職エージェントとして、経験者採用を中心に幅広い求人を揃えています。
常時約10万件の求人数を保有・質のよいアドバイザー在籍など、非常にバランスの取れたサービスが強みです。またアドバイザーなしの転職サイトとしての利用や、相手企業からのスカウトを待つスカウトサービスとしての利用も可能です。
公式サイト:https://doda.jp/
社会人未経験でも1からサポート「Type転職エージェント」
type転職エージェントは「株式会社キャリアデザインセンター」が運営する、業界未経験者におすすめの転職サポートサービスです。
転職をしたいが進め方がわからない、自身の強みの整理やスキルの棚卸しに関して、アドバイスをもらいたいなど、初めて転職活動をする人も的確にサポートできます。
内定は経歴やスキルでなく「人柄」や「ポテンシャル」で決まります。デザイン未経験でも十分に勝負できるでしょう。
公式サイト:https://type.career-agent.jp/
未経験からでもWebデザイナーに転職できるのか?
冒頭の通り、未経験からWebデザイナーになることは可能です。熱意と向上心をしっかりもつ人であれば、未経験可の求人への応募や自主的な勉強を進めていきましょう。
以下では、未経験からWebデザイナーを目指す上で大切なことを順番にご紹介します。
Webデザイナーに向いている人
編集部が考えるWebデザイナーに向いている人材は、主に以下の要素に当てはまる人です。
- ユーザー思考であること(芸術性より消費者・クライアント優先)
- 1つの作業に没頭できること
- プロジェクトを円滑に進められるコミュニケーション能力があること
- 常に最新のWeb知識・スキルを取り入れる向上心がある人
もし自信がなかったとしても、これらは後天的に得られるスキルであるため、マインドセットやトレーニング次第で十分にカバーできるはずです。
未経験者で大切なのは「熱意」
デザイン経験者と比べると実務経験やスキルに差がある分、未経験者が大切にすべきは「絶対にWebデザイナーになりたい!」という強い熱意です。将来的に、「必ず利益をもたらす人材」であることが伝わる志望動機・ストーリーを練りましょう。
また未経験だからこそ、他企業の体質に染まっていないこともアピールできます。場合によっては、異業種の思いがけない経験も琴線に触れる可能性も。
未経験からWebデザイナーを目指す流れとして、キャリズムの「未経験からWebデザイナーに転職したい人が最短で就職までこぎつける方法」もぜひチェックしてみてください。
事前に知っておきたいWebデザイナーの転職事情
未経験からWebデザイナーを目指すとき、「転職後にどれくらい稼げるのか」「残業が多くないか」が気になる人も多いのではないでしょうか。結論からいえば、未経験からでも頑張り次第で平均以上の年収を得られます。
ここからはWebデザイナーの平均年収や残業時間、転職に必要なスキルなどの「Webデザイナーの転職事情」をご紹介します。
Webデザイナーの平均年収
Webデザイナーの平均年収は400万円前後と推測されます。doda・求人ボックス・厚生労働省のデータをそれぞれみていきましょう。
Webデザイナー年収エビデンス |
年収額 |
348万円 |
|
432万円 |
|
賃金構造基本統計調査2019年度 |
433万円 |
国税庁の民間給与実態統計調査(平成30年度)によると、日本のサラリーマンの平均年収は約440.7万円です(男性545万・女性293万)。Webデザイナーの年収は、日本の平均より低いくらい、という結果が見られました。もちろん、スキルや経験、内定先の会社の給与形態によっても変動します。
WebデザイナーはWeb業界で使える幅広い知識・スキルが身につくため、お金以外にも知識財産や人脈が手に入ります。さらに先のキャリアを見据えれば、年収額以上に魅力ある仕事ともいえるでしょう。
上流工程のWebディレクターは約500万円、エンジニア系(フロント・システムなど)は約550万円と、キャリアアップすることで高年収も狙えます。
Webデザイナーの労働環境(残業時間)
dodaの残業時間ランキング2019年によると、クリエイティブ系の残業時間は35.2時間と、平均の24.9時間より高い数値を記録しました。Geeklyが実施したアンケートの結果でも、Webデザイナー・ディレクターの残業時間は29.5時間と平均以上になっています。
IT業界全般の労働環境やネットでの評判なども考えると、Webデザイナーになったあとは多少の残業を覚悟するべきかもしれません。
しかし2020年現在では、残業の少なさや働きやすさを売りにしているWebデザイナー求人も多数公開されています。また厚生労働省を中心にIT業界の働き方改革が進んでいるため、労働環境の整備は進んでいくと考えられます。
Webデザイナーに必要なスキルとは
Webデザイナーに必要なのはとにかく実務能力・経験です。資格を取得するよりも、デザイナー用ツールの使用経験やコーティングスキル、制作物のクオリティが重視されます。
未経験からWebデザイナーを目指す場合、まずはPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)などのデザインツールを、自主的に触っていくことが大切です。以下ではさらに詳細な必要なスキルを見ていきましょう。
経験・スキル
Webデザイナーに必須の経験・スキルは以下の通りです。
- Adobe Photoshop
- Adobe Illustrator
- コーティングスキル(HTML・CSS)
- プロジェクトを円滑に進めるためのコミュニケーションスキル
一つ上のWebデザイナーや上流工程に目指す場合は、Webデザイン以外にも「上流工程と連携できる」「Webページに来た顧客の心を動かすスキル」も身につけておくべきです。具体的には以下の通りです。
- UIデザイン(ユーザーが使いやすいデザイン)
- UXデザイン(ユーザーの滞在・回遊率を上げるデザイン)
- マーケティング(商品購入や問い合せにつなげる動線を引くための知識)
- プログラミング(上流工程の理解・スキルアップ)
- マネジメント(工程や人の管理・自身のタスク整理)
見方を変えると、もしデザイン未経験であっても、前職で上記の経験・スキルがあればアピールポイントになるということです。
資格
実務経験が大切とはいえ、資格取得を目指すのは知識を身につける意味で効果はあります。未経験であれば、熱意や一定の経験の証明になるでしょう。Webデザイナーにおすすめの資格は以下の通りです。
- ウェブデザイン技能検定
- アドビ認定エキスパート(Photoshop・Illustratorなど)
- Webクリエイター能力検定
- カラーコーディネーター検定
理論も兼ね備えたWebデザイナーを目指すときは、資格取得も視野に入れておくのもおすすめです。
Webデザイナーが内定を目指すための具体的なステップ
ここからは未経験からWebデザイナーを目指すことを想定し、内定を勝ち取るための具体的なステップをご紹介します。
転職する理由の明確化・自己分析を進める
転職活動を進める上で、「なぜ自分は転職したいのか」「自分の得意分野や望んでいる業界はどこか」をはっきりさせることは重要です。
- 転職活動の方針を固めるため
- 転職先選びを間違えて後悔しないため
- 書類選考や面接でのアピールポイントを洗い出すため
- 自分でも気づかなかった業界とのシナジーを見つけるため
未経験からのWebデザイナー転職の場合、デザインスキルやWeb知識以外で勝負する必要があります。転職エージェントのアドバイザーとも協力しながら、自己分析を進めていきましょう。
足りないスキルや経験があれば身につける
未経験でも募集があるからといって、まったくWebデザインに触れないまま転職活動に臨むのはおすすめしません。
人事担当の立場から見ると、「本当にWebデザイナーになりたいのか?」と思われる可能性があります。未経験なりに、足りないスキルや経験を身につける努力を惜しまないようにしましょう。未経験からWebデザイナーのスキルを勉強する方法は以下の通りです。
Webデザイナー |
詳細 |
独学 |
・自分の知識・ペースに合わせた学習が可能 ・客観的に身についた能力を判断しづらいリスクあり |
スクール |
・講師からの指導や講座で効率よく勉強できる ・スクール費や通学時間の負担がある |
実践 |
・自分でブログやホームページを作るとポートフォリオになる ・クラウドソーシングで請負仕事を経験してみるのも一つの方法 |
たとえスキル不足であっても、「今勉強しています」とアピールできれば、人事担当にも好印象を与えられるでしょう。
ポートフォリオを制作する
Webデザイナーへの転職は、これまでの実績・スキルをまとめた作品集である「ポートフォリオ」の制作が非常に重要になります。会社はポートフォリオを見て、あなたのスキルや能力を確認するためです。ポートフォリオで見られる点は以下の通りになります。
- 構造や色彩などのデザインスキル
- デザインツール知識・実践力
- 企業が求めるスキルとのマッチング度
資格や学歴以上に実力が試されるのがクリエイティブの世界です。それを証明するポートフォリオ制作には力を入れてください。もしデザイン未経験だったとしても、制作過程でさまざまな知識やスキルが身につけられるので、必ず取り組むことをおすすめします。
ワークポートやレバテックキャリアなどの転職エージェントでは、アドバイザーがポートフォリオ制作を支援してくれます。
転職後のキャリアアップ・チェンジも考えておく
転職する前から、「Webデザイナーになったあとは、どんなキャリアを積むべきか」を考えておくと、応募先も冷静に選べるようになります。参考になるよう、Webデザイナーのキャリアアップ・チェンジ候補を以下でまとめました。
転職後のキャリアアップ・チェンジ先 |
詳細 |
フロントエンドエンジニア |
Webデザインを元にサイトの構築やカスタマイズを行う |
Webディレクター(Webプロデューサー) |
Web制作全般のプロジェクトの管理・監修・指揮を行う |
アートディレクター |
広告・Webサイト・パッケージ等のビジュアルデザインの制作を指揮する |
Web系(マーケター・ライターなど) |
Web系の知識・スキルを活かした仕事 |
フリーランス |
・会社員を超える年収も可能だがスキルや人脈が物をいう厳しさもある |
まとめ
スキルを磨き続けてWebデザイナー1本に絞るのも一つの選択肢です。またさまざまなスキルを複合し、マルチクリエイターとして活躍する道もあります。ぜひあなたの思い描くキャリアを実現してくださいね。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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