法務部の転職に強い転職エージェントおすすめ8社を比較!賢い選び方と転職成功のコツ

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社外役員選任チーム

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法務部門は、企業の契約関連や法律関連の業務を担当する部門です。法律の知識や実務経験、語学スキルやコミュニケーション能力が求められる専門性の高い職種ですが、転職によってキャリアアップが期待できる職種でもあります。

しかし、法務職はプレイヤーが少ないのに、総務と兼任している企業も多く、『法務部として機能している』企業はじつは多くありません。そのため、転職時は法務やバックオフィスをちゃんと評価している企業を選ぶのが最優先課題といえます。

法務経験者は需要は高いため、比較的転職はしやすい環境ではあるものの、求人数はさほど多くなく、上記のように本当に転職しても良い企業なのかを見極めるのは大変です。それが『法務の転職が難しい』と言われる理由の一端でもあります。

そこで、キャリアアップや評価体制が整った企業を外から見て納得のいく転職を後押ししてくれるのが、法務特化型の転職エージェントというわけです。本記事では、キャリアアップを目指す転職者のために、法務部門に強い転職エージェントをご紹介。

また、比較方法や賢い活用方法など転職成功のポイントも紹介するので、転職活動の参考にしてみてください。

サービス名特徴
BEET-AGENT法務・コンプライアンス、管理部門に特化した転職エージェント。キャリアアドバイザーは管理部門の深い知識を有するメンバーで構成。
NO-LIMIT弁護士・インハウス・法務特化の転職エージェント。転職先が今後どのような業務拡大をしていきたいのか、内容を細かく提示
JACリクルートメント外資系企業やグローバル企業の求人情報を多く保有。ハイクラス層の転職に定評のある転職サポートサービス。
MS Japan管理部門特化エージェント。とにかく求人数を紹介して欲しい人にはおすすめ。
弁護士ドットコムキャリア弁護士業界に強いネットワークを持った転職エージェントサービス。
ランスタッド世界第二位のシェアを持つ外資系の転職エージェント。知名度が低いが、外資系企業であるため外資系求人が多め。
SAMURAI JOB30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスに強い転職エージェント。
リーガルジョブボード弁護士・司法書士・社労士など、士業専門の転職求人サイト。
目次
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上場企業等での社外役員経験や非常勤監査役経験を持つ専門家をご紹介。社外役員兼務社数4社以下、経験年数10年以上、女性社外役員など、700名以上のプロフェッショナルとマッチングが可能です。

法務部門の転職に強いおすすめの転職エージェント8選section

まずは法務の転職に強い転職エージェント8社の特徴をまとめましたので、ご覧ください。

BEET-AGENT|法務・部長候補・管理部門特化の転職エージェント

BA_法務
公式サイト:https://beet-agent.com/

BEET-AGENTは、法務・コンプライアンス、管理部門に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーは管理部門の深い知識を有するメンバーで構成。企業の内情を細かく把握し、求職者ひとりひとりと向き合う『両手型』を採用しているため、ミスマッチのない転職が可能です。

IPO準備中企業の求人も多く、法務の重要性を理解している企業求人が多いことから、働きがいやワークライフバランスなどにちゃんと向き合う企業のみをご紹介。年収レンジは600万円〜1500万円のCLO候補まで。

公式サイト:https://beet-agent.com/

NO-LIMIT|弁護士・法務人材専門の転職エージェント

公式サイト:https://no-limit.careers/

NO-LIMIT(ノーリミット)は弁護士・インハウス・法務特化の転職エージェント。在籍する人間は弁護士業界でもともと集客支援を行っていた人間たちで運営。法律事務所の内情や、今後どのような業務拡大をしていきたいのか、しっかりヒヤリング内容を細かく提示してくれます。年収レンジは600万円〜2000万円まで。

一般民事、家事事件を扱う法律事務所だけではなく、企業法務案件を多く担う事務所も多数抱えており、今後のキャリアアップ、転職、独立を視野に入れた相談も可能です。

公式サイト:https://no-limit.careers/

JACリクルートメント|外資系・法務部門にも強い転職エージェント

JACリクルートメント
公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

外資系企業やグローバル企業の求人情報を多く保有している「JACリクルートメント」は、ハイクラス層の転職に定評のある転職サポートサービス。

外資系に強い転職エージェントだからこそ、外国語スキルが高い法務担当者におすすめ。職種専任のコンサルタントが担当してくれるため、専門性の高い法務職の転職活動でもスムーズに進められるでしょう。

公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

MS Japan

MS
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/

「MS Japan」は、法務をはじめとする管理部門の求人に特化した転職エージェント。

法務専任者を募集している企業の求人情報を多く持っているため、とにかく求人数を紹介して欲しい人にはおすすめ。

担当してくれるキャリアアドバイザーは基本的に管理部門に特化しているため専門性が高いのが魅力。書類添削や面接対策等は積極的にはやっておりませんので、多くの求人を紹介して欲しい人向けと言えます。

公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/

弁護士ドットコムキャリア

弁護士ドットコムキャリア
公式サイト:https://career.bengo4.com/ 

弁護士ドットコムキャリアは、日本最大級の弁護士相談ポータルサイトである「弁護士ドットコム」が運営する、弁護士業界に強いネットワークを持った転職エージェントサービスです。

運営母体の弁護士ドットコム株式会社は、人材領域に長年従事していた会社ではありませんが、登録弁護士数10,000人、月間サイト訪問者数923万人の日本最大級の法律相談ポータルサイトを運営しています。

公式サイト:https://career.bengo4.com/ 

ランスタッド|ハイクラス・高年収特化のパイオニア

公式サイト:https://www.randstad.co.jp/

ランスタッドは世界第二位のシェアを持つ外資系の転職エージェントです。他の転職エージェントと比較して、総合的な人材サービスも提供しており、優良事業者の認定を持っている点が特徴です。

他の一般的な転職エージェントと比較すると知名度が低いですが、外資系企業であるため外資系求人が多めで、サポートも誠実です。ただ日本では後発の転職エージェントということもあり、独占求人なども今のところありません。利用する場合は他の転職エージェントと併用すると良いでしょう

SAMURAI JOB|管理部門・ハイクラス転職

公式サイト:https://www.samuraijob.com/

30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスまで管理職・技術職/専門職に強い転職エージェント。海外コンサルティング転職に強いムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス社と、人に薦めたい転職エージェントNo.1に輝いたこともある、ジェイエイシーリクルートメント社の合同で立ち上げたサービスです。

事業拡大、IPO体制構築など、ベンチャー企業や大手企業でも次のステージへ成長する際に経営幹部ポジションの強化を図るために利用することが多く、提示年収も800万円以上が散見。1,000万円〜1500万円の層が比較的多くなっています。

リーガルジョブボード

公式サイト:https://legal-job-board.com/

株式会社WILLCOが運営する、弁護士・司法書士・社労士など、士業専門の転職求人サイトです。サービス系、建築系、金融、IT、マーケティンブ分野など、法律事務所に限らず、法務部門がある企業を多数紹介しています。

主にコンプライアンスに関わる仕事全般を任せたい企業が多いため、事務所以外の選択肢も視野に入れたい弁護士であれば、リーガルジョブボードへの登録はおすすめです。

サービス名特徴
BEET-AGENT法務・コンプライアンス、管理部門に特化した転職エージェント。キャリアアドバイザーは管理部門の深い知識を有するメンバーで構成。
NO-LIMIT弁護士・インハウス・法務特化の転職エージェント。転職先が今後どのような業務拡大をしていきたいのか、内容を細かく提示
JACリクルートメント外資系企業やグローバル企業の求人情報を多く保有。ハイクラス層の転職に定評のある転職サポートサービス。
MS Agent管理部門特化エージェント。とにかく求人数を紹介して欲しい人にはおすすめ。
弁護士ドットコムキャリア弁護士業界に強いネットワークを持った転職エージェントサービス。
ランスタッド世界第二位のシェアを持つ外資系の転職エージェント。知名度が低いが、外資系企業であるため外資系求人が多め。
SAMURAI JOB30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスに強い転職エージェント。
リーガルジョブボード弁護士・司法書士・社労士など、士業専門の転職求人サイト。

法務部門転職に特化した転職エージェントを比較する5つのポイントsection

エージェントに登録した際に担当してくれるキャリアアドバイザー全員が、その業界や職種を経験しているとは限りません。

中には、新卒でキャリアアドバイザーになってそのままアドバイザーとしてキャリアを積んでいる人もいるため、そもそも自分自身は転職経験がないという人も。

担当アドバイザーが業界出身者・職種経験者であるかどうか

専門的な知識や経験が求められる法務部門だからこそ、法務の業界や職種を経験しているキャリアアドバイザーでなければ、適切なアドバイスをしたり最適な転職先を提案したりすることは難しいでしょう。

転職を成功させるためにも、業界や職種の特性に深い理解があり、市場の動向を把握しているアドバイザーに担当してもらうことがベストです。

転職エージェントによって業界・職種に特化していたり、法務専門のアドバイザーが所属していたりするので、転職エージェントを比較する際にはそのポイントにも注目してみましょう。

キャリアアップにつながる求人案件の提案ができているか

キャリアアップのために転職を希望する人も多いので、転職エージェントにはキャリアアップにつながるための提案力が求められます。

そのために、転職者のニーズや経歴を細かくヒアリングし、転職者と一緒になってキャリアプランを立ててくれるエージェントサービスもあります。

しかしながら、中には、応募者が少なくて決まりやすい求人案件や、早急に転職者を紹介しなければいけない急ぎの求人案件など、転職者のニーズに合っていないものを紹介するところもあるのです。

非公開求人の質も大事

エージェントの都合によって提案されてしまうと、納得できないまま転職活動を進めてしまうことにもなってしまい、結果的に入社後のミスマッチが起きてしまって再度転職活動をしなければいけなくなってしまいます。

また、非公開求人という表に出ていない求人案件や、そのエージェントでしか公開していない独占求人などを多く保有しているエージェントサービスは、「それだけ転職者のキャリアのための選択肢を用意してくれている」と判断することもできるため、キャリアアップに繋がる案件が見つかりやすくもなります。

アドバイザーの対応スピードが速いかどうか

転職エージェントによってサポートの範囲は異なりますが、たいていのエージェントでは面接の日程調整や入社予定の時期、年収や待遇などの交渉などを行ってくれます。

そのため、アドバイザーの対応スピードが遅いと、せっかく見つけた希望通りの求人案件が他の転職者で埋まってしまうことも。

法務の求人案件は一般事務や営業職などと比べて少なめなので、希望通りの求人案件がクローズしてしまうと、同じような条件の求人案件を再度見つけることは難しくなってしまいます

対応スピードが遅いアドバイザーだとスムーズに転職先が決まらず、ズルズルと今の職場を続けてしまったり妥協した条件の求人案件で決まってしまったりするなど、不本意な結果にもなりかねません。

アドバイザーの対応スピードが速いエージェントを選ぶことで、転職活動の成功が近づきます。

アドバイザーとの相性

あなたとキャリアアドバイザーは人と人との関係なので、相性が合う・合わないということも重要です。

転職は人生を左右することなので、尚更、信頼できる人にお願いしたいと思いますよね。

また、転職エージェントによっては入社してからもキャリアの相談などをすることができ、転職活動が終了してからもアドバイザーとの関係が続くこともあるので、相性が良くないと関係を継続することは難しくなってしまいます。

例えば、今まで管理職やマネージャーを経験してきた転職者の担当が新卒のキャリアアドバイザーであれば、転職者は不安に思ってしまいますし、転職者が主婦や子育て中であれば同じ境遇のキャリアアドバイザーのほうが心強く感じます

ホームページなどでキャリアアドバイザーの紹介ページを設けている転職エージェントもあるので、事前に確認しておいて比較の際の参考にすることもできますよ。

また、アドバイザーとの相性が悪い場合、変更が可能なエージェントサービスもあります。「変更を希望するのは心苦しい」と思わず、あなたの人生の岐路である転職活動だからこそ、キャリアドバイザーの選択にはこだわるべきです。

サービス名特徴
BEET-AGENT法務・コンプライアンス、管理部門に特化した転職エージェント。キャリアアドバイザーは管理部門の深い知識を有するメンバーで構成。
NO-LIMIT弁護士・インハウス・法務特化の転職エージェント。転職先が今後どのような業務拡大をしていきたいのか、内容を細かく提示
JACリクルートメント外資系企業やグローバル企業の求人情報を多く保有。ハイクラス層の転職に定評のある転職サポートサービス。
MS Japan管理部門特化エージェント。とにかく求人数を紹介して欲しい人にはおすすめ。
弁護士ドットコムキャリア弁護士業界に強いネットワークを持った転職エージェントサービス。
ランスタッド世界第二位のシェアを持つ外資系の転職エージェント。知名度が低いが、外資系企業であるため外資系求人が多め。
SAMURAI JOB30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスに強い転職エージェント。
リーガルジョブボード弁護士・司法書士・社労士など、士業専門の転職求人サイト。

法務部門に強い転職エージェントを賢く利用するためには?section

複数の転職エージェントに登録しておく

転職エージェントは各サービスによって特徴やサポート内容が異なります。また、非公開案件や独占案件などはエージェントごとに異なるため、一つのサービスのみに登録すると選択肢が狭くなってしまいます

そのため、効率的に転職活動を進めたい場合は複数の転職エージェントに登録することがおすすめ。複数社に登録しておくことで、相性のいいエージェントと出会える確率も高まります。

この際、法務職だけでなくさまざまな求人案件を保有している大手エージェントと、法務の業界や職種に特化したエージェントを組み合わせて登録しておき、各社のサービスを受けてから比較するのも良いでしょう

アドバイザーの質が悪ければすぐに変更する

専門性の高い法務部門だからこそ、アドバイザーの知識や経験、転職支援実績などが転職成功のための重要な指標になります。

知識も経験もないアドバイザーが担当になると、キャリアアップにつながるような求人を提案してもらうことは難しくなってしまいます。

知識や経験ではなく、そもそもの人間性が合わないというパターンもありますよね。

ほかにも、連絡がスムーズでない、逆に電話がしつこいくらいにかかってくる、アドバイザーに都合のいい求人案件しか紹介されないなども、担当者変更の理由として多いです。

このような、いわゆる「ハズレ」のアドバイザーであれば、転職活動でストレスが溜まってしまい思うように進めることができなくなってしまいます

賢く転職エージェントを活用するためには、質の悪いアドバイザーに当たったらすぐに変更を申し出ましょう。

初めての法務部門転職なら大手の転職エージェントも使う

キャリアチェンジやキャリアアップのために、初めて法務部門にチャレンジしたいという方も多いでしょう。

法務業界に特化した転職エージェントは経験者やハイクラスの求人案件が多いため、法務アシスタントや法務事務などの案件も多い大手エージェントも利用するのがおすすめです。

大手の場合は全国に拠点があることも多いため地方での転職活動でもスムーズですし、法務職を始めとする管理部門専任のキャリアアドバイザーがいるため初めてでも安心ですよ。

法務部の転職を成功させるポイント7つsection

コミュニケーション能力

法務においては法的知識と同等、もしくはそれ以上に重要性が高いスキルといえます。法務は法的な観点から事業や契約などに関するリスクの指摘を行いますが、その相手は大半が他部署の人間であり、法律の素人です。

そのため、法律に詳しくない相手にもわかりやすく説明する能力が求められます。また指摘にあたり、相手の考えと異なる意見を伝えねばならないこともあるでしょう。

角を立てないのはもちろんなこと、誤解の余地がないようにしっかりと説明する必要があります

法務は役割の都合上、現場から疎まれることも少なくないですが、「社内にいる顧問弁護士」のような扱いとならぬよう、ビジネスを共に進める仲間としてコミュニケーションを図ることが大切です。

上場準備経験

法務は企業規模が小さいうちは他の管理部門が兼任していることも少なくありませんが、業務が多くなれば1つの部門として独立させる必要があり、そのタイミングの一つが上場準備段階です。

上場のためには、会社の運営が適切に行えるよう内部の管理体制を構築しなければいけませんが、適法性の確保には専門知識を用いた検討が必要不可欠です。

上場審査では対応しなくてはならない作業が山ほどあるなかで、法務の専門ではない人が兼任という形で進めていくのは現実的ではありません。上場を目指している企業では法務を新たに募集することが多く、上場準備経験の持ち主は喉から手が出るほど欲しい人材といえます

株主総会および取締役会等の準備・運営経験

株主総会や取締役会等の準備・運営経験を持っている法務の方は、転職活動を有利に進められる可能性が高まります。もともと法務人材は数が少ないのに加え、上場企業で勤めている方が転職市場に出てくることはあまり多くはありません。

なので、株主総会や取締役会等の準備・運営経験者は希少であり、すでに上場している企業をはじめ、今後上場予定の企業にとっても市場価値が高い人材といえます。

法務系の資格は取得しておいて困らない

法学部やロースクールの出身だったり、法務担当者としてある程度の実務経験を積んだりしている転職者は転職市場でも有利になりますが、そのような経験が乏しい場合は資格で専門知識をアピールしましょう。

行政書士・司法書士・弁護士など士業の資格を持っていると強力な武器になりますが、ご存知の通り取得のためには相当な努力が必要です。

比較的取得しやすく企業法務の仕事に役立つのは「法学検定」「ビジネス実務法務検定」「ビジネスコンプライアンス検定」といった資格なので、事前に取得しておくことによって面接でアピールできるだけでなく、入社後の活躍にもつながります。

ここで注意したいのが、資格を取得しただけで満足しないこと。その資格を活用してどんな業務をしたいのか、どのようにして貢献できるのかを考えることが大切です。下記に一例を挙げておきます。

  1. ビジネス実務法務検定:企業活動に必要となる法律知識全般を習得可能。2級以上の取得がおすすめ
  2. ビジネスコンプライアンス検定:コンプライアンスを体系的に理解してることを示す資格
  3. TOEIC:ビジネス英語を利用できれば外資系企業への転職も可能。目安は850点以上

ビジネス語学スキルを磨く

外資系やグローバル企業を狙っている人だけでなく、近年は国内の中小企業でも海外進出が進んでいます。そのため、企業法務は今後、現地の言葉での交渉や契約書締結なども機会も増えてくることが予想されます。

専門用語や独特の言い回しが多い法務業務では、現地の言葉で法務関連のやり取りができることが大きな強みになります。ビジネス語学のスキルを磨いて国際取引ができることをアピールすることは、法務部門での転職が成功する一つの手段です。

中国やアメリカのほかインドやタイに進出している企業も多いため、希望している業界の動向をチェックしてニーズが高そうな外国語を学びましょう。

ニーズが高まっている法務業務をチェックする

近年の市場動向を押さえ、ニーズが高まっている法務業務を予め勉強しておくこともポイント。最近ニーズが高いのは、M&Aや事業提携などについての法務業務、コンプライアンスに関わる法務業務、知的財産関連の法務業務です。

特にコンプライアンス関連については社内外の対策が必要となっており、関連する法律も多岐にわたるため、知識や経験があることはアピールポイントになります。

また、希望する業界によってもニーズが高い法務業務があるのでチェックしましょう。例えば、インターネット事業であれば著作権や電子取引、不動産業界であれば売買契約・賃貸契約・宅建業法などの知識が必要となります。

業界で必要な法務知識があることで即戦力となるので、積極的に情報を収集して知識を身につけておきましょう。

サービス名特徴
BEET-AGENT法務・コンプライアンス、管理部門に特化した転職エージェント。キャリアアドバイザーは管理部門の深い知識を有するメンバーで構成。
NO-LIMIT弁護士・インハウス・法務特化の転職エージェント。転職先が今後どのような業務拡大をしていきたいのか、内容を細かく提示
JACリクルートメント外資系企業やグローバル企業の求人情報を多く保有。ハイクラス層の転職に定評のある転職サポートサービス。
MS Japan管理部門特化エージェント。とにかく求人数を紹介して欲しい人にはおすすめ。
弁護士ドットコムキャリア弁護士業界に強いネットワークを持った転職エージェントサービス。
ランスタッド世界第二位のシェアを持つ外資系の転職エージェント。知名度が低いが、外資系企業であるため外資系求人が多め。
SAMURAI JOB30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスに強い転職エージェント。
リーガルジョブボード弁護士・司法書士・社労士など、士業専門の転職求人サイト。

まとめ

専門性の高い法務部門だからこそ、転職でキャリアアップを目指せる職種でもあります。

賢く転職エージェントを活用したり、自分でできる成功対策をしたりして、転職で成功をつかみ取りましょう。

転職エージェントによってサポート内容や特性が異なるため、いくつかのサービスを利用して自分とマッチするかどうか見極めてくださいね。

サービス名特徴
BEET-AGENT法務・コンプライアンス、管理部門に特化した転職エージェント。キャリアアドバイザーは管理部門の深い知識を有するメンバーで構成。
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MS Japan管理部門特化エージェント。とにかく求人数を紹介して欲しい人にはおすすめ。
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ランスタッド世界第二位のシェアを持つ外資系の転職エージェント。知名度が低いが、外資系企業であるため外資系求人が多め。
SAMURAI JOB30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスに強い転職エージェント。
リーガルジョブボード弁護士・司法書士・社労士など、士業専門の転職求人サイト。
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上場支援、CGコードの体制構築などに長けた、専門性の高い「弁護士」を社外取締役候補としてご紹介。事業成長とガバナンス確保両立に、弁護士を起用したい企業様を支援している。

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