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未経験からWebデザイナーに転職したい人が最短で就職までこぎつける方法

業界別の転職活動
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未経験者がWebデザイナーに転職したいと思ったら、まずは専門知識を勉強しなければなりません。この記事では、素早くWebデザイナーとしての技術を身につけ、最短で就職までを実現させるステップをご紹介します。
 

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この記事に記載の情報は2021年03月30日時点のものです

Webデザイナーの主な仕事内容

Webデザインを仕事にしたいと思ったら、まずは具体的にWebデザイナーがどんな仕事をするのかチェックしてみましょう。
 
専門的な知識や技術も必要になってくるので、人によっては向き不向きもあります。
 

仕事内容1:クライアントからのヒアリング

Webデザイナーの仕事は、クライアントがどんなサイトを作りたいと思っているのかヒアリングするところから始まります。
 
一見すると人との付き合いが少ない技術職のように見えますが、実は他の職種よりもコミュニケーション能力が必要とされる場合も多いのです。
 
「こんな雰囲気のサイトを作りたい」という漠然とした思いからクライアントの意図を汲み取り、満足のいくサイトを作成するためにコミュニケーション能力がとても重要になってくるのです。
 

仕事内容2:レイアウト

クライアントからのヒアリングが終わったら、次にサイトの完成形を考える作業です。画像の挿入やバナーの位置など、サイト全体のボリュームや構成を考えていきます。
 
レイアウトを考える際は、紙に何となくのイメージをスケッチするデザイナーも多いようです。
 

仕事内容3:デザイン

レイアウトが決まったらサイトの色合いを決めたりロゴを作ったりするデザイン作業に移ります。Photoshopなどのグラフィックソフトを用いて行う作業のため、グラフィック技術が必要です。
 

仕事内容4:コーディング

レイアウトやデザインを決め、クライアントからOKがもらえたら、実際にWebサイトを作るためのコーディング作業に移ります。
  
コーディングとは、
HTML、CSSなどの言語を使ってサイトのデザインをWeb上に反映させることをコーディングといいます。
 
このコーディングの段階で、本格的にサイトを形にしていきます。

実際にコーディングをしながらレイアウトやデザインの微調整も行っていくため、かなり根気のいる作業です。また、コーディングをする際にはHTMLなどの言語が扱えることが必須スキルになります。
 

最短で技術習得するためのポイント

Webデザイナーとして働くためには、グラフィックソフトを扱う技術とコーディングの技術が必要になってきますが、どちらも専門的な技術のため、初心者の状態から習得するにはある程度の時間が必要です。
 
ここからは、技術を最短で習得するためのポイントをご紹介していきます。
 

ポイント1:独学は危険?

独学で勉強することの一番のメリットは、自分のペースに合わせて勉強を進められることです。
 
スクールに通ったり、人から習ったりすると、「それはもうわかってるんだよなぁ…」、「もっとこういうことを教えてほしいのに…」といったストレスを感じることもあるので、自分のペースで勉強していきたい人は独学が向いているでしょう。
 
ただし、独学にもデメリットがあるので注意は必要です。独学で勉強することのデメリットは、『何が分からないのか分からない』という状態になったときに抜け出しにくいことと、自分の技術習熟度がどれくらいのものなのか、客観的に分からないということです。 

技術を習得するために今何をしたらよいのかが分かれば、あとはそこに全力で集中すればよいわけですのでストレスはありません。その点、独学だと何から始めるべきなのか分からなくなってしまうことがよくあるので、時間を無駄に使ってしまう危険があります。
 
また、独学だと自分の技術が今どれくらいのものなのか、もう仕事ができるレベルなのか、ということも客観的に判断できません。独学で勉強したいという人は、これらのことに気をつけるようにしましょう。
 

ポイント2:スクールに通う

独学で勉強するデメリットを補うためにはスクールに通うのが一番です。「まずはここから始めてください」「次はこの技術に進みましょう」というように、体系立てて効率的に技術を身につけることができます。
 
また、自分で書いたコードやグラフィックを講師にチェックしてもらえるのもスクールに通うメリットのひとつです。ただし、「もっと勉強したい」「最短で技術を習得したい」という人にとっては、授業の進行スピードに不満を抱くこともあります。
 
独学でも勉強しつつ、自分が間違った方向に行っていないか、他にも学習しなければならないことはないか、ということをチェックするためにスクールを利用するのがベストの選択です。
 

ポイント3:仕事がなくても実践練習はできる

少しでも技術を習得できたら、すぐに実践練習をしましょう。百聞は一見に如かず、実践練習に勝る経験はありません。でも、「仕事がないのに実践練習はできないんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんね。
 
今の時代、クラウドソーシングでWebデザインを外注する企業も多く存在しますから、クラウドソーシングで依頼が出ている案件を見て、実際に自分でサイトを作ってみると、それだけで実践練習になります。
 
いくつかサイトを作ってみて、自信がついたら実際に応募してクラウドソーシングで仕事をしてみるのもよいでしょう。自分の技術定着に役立つだけでなく、仕事をしたという実績が転職活動のときにも役立ちます。
 
クラウドソーシング以外の方法なら、実在するWebサイトを真似してコピーを作ってみるという方法もおすすめです。
 
どの分野でも、技術を習得するのに一番近道なのは真似をすること。そして「ここがどうしても真似できない」という悩みを克服するために新しい技術を学んでいくことで、効率的にスキルアップすることができます。
 

ポイント4:モチベーションコントロール

一から技術を学ぶというのはとても大変なことです。
 
特にコンピューター技術はすぐに習得できるものではないので、必ずどこかでモチベーションが下がる瞬間があります。
 
勉強への意欲を高め、少しでも早く技術を習得するためには、がむしゃらに勉強し続けるのではなくモチベーションを上手くコントロールすることが大切です。
 

モチベーションコントロール法1:小さなゴールをたくさん作る

「○○社のようなWebサイトが作れるようになる」という大きなゴールを設定したら、それだけで満足してはいけません。必ずそこに至るまでの小さなゴールを設定しましょう。
 
「クオリティは低くても、レイアウトだけでも似せられるようになる」「まずはバナーを作れるようになる」また、本当に初心者の場合は「Photoshopを購入する」というように、一見ゴールとは言えないような行動も全て小さなゴールだと認識するとモチベーションが高まります。
 
「まずはこれを達成したぞ」という達成感、満足感が次のゴールへ進むモチベーションになります。
 

モチベーションコントロール法2:休みを必ず取る

がむしゃらに勉強し、とにかく早く技術を習得しようとすると逆に上手くいきません。モチベーションを0から1に回復させるのにはとても長い時間が必要ですが、1から10に回復させるのにはあまり時間がかかりません。
 
モチベーション維持のためには、気力を使い切ってしまう前に、少し余裕があるくらいでリフレッシュしたり休日を設けたりすることが大切です。

 

転職の具体的なステップ

ステップ1:求人をチェックする

未経験でもWebデザイナーへ転職可能な企業も存在しますから、まずは求人をチェックしてみましょう。
 
未経験OKの企業が見つからなくても、具体的にどんな技術、実績が必要なのかを知ることで効率的に技術の習得に励むことができます。
 

ステップ2:自分に足りないものを把握する

求人に応募するために必要なものが分かったら、自分には何が足りないのか把握しましょう。
 
自分に足りないのがコーディングの技術なのか、グラフィックの技術なのか、それともサイトを作るという経験なのか、それが分からずにとにかく技術を習得しようという考えでいると、実際に転職するまでに時間がかかります。
 
ブログを作った経験があれば、コーディングの技術などがなくても採用してくれる企業もありますから、最低限何が必要なのかをよくリサーチすることが大切です。
 

ステップ3:知識・技術を習得する

自分に足りないものが分かったら、実際に知識や技術を習得します。先ほど述べた通り、必要以上の技術を習得する必要はありませんから、転職するために必要な知識や技術だけに集中して勉強しましょう。
 

ステップ4:実践を積む

実践を積んでいるかどうかは、転職者のやる気や覚悟をはかる指標になります。「今コーディングの勉強をしています」ということは誰にでも言えますから、企業側によい印象は与えにくいでしょう。
 
「コーディングの勉強をして、サイトをいくつか作ってみました」「転職を決めてから、技術習得のためにもブログを開設しました」など、具体的に実践を積んでいると印象がよいですし、やる気もアピールできます。
 

ステップ5:転職サイト・転職エージェントへ登録する

実践を積みながら、同時に転職サイト・転職エージェントに登録しましょう。
 
特に未経験者の場合は、転職エージェントの方がおすすめです。自分の適性やアピールポイントを判断してもらえたり、自分でも気づいていなかったポータブルスキルを発見してもらえたりするためです。
 
未経験業種への転職のときに、転職サイトだけを利用していると本当に手探り状態になってしまうので、転職活動に時間がかかってしまいます。

 

面接でアピールできること

転職エージェントなどを利用して実際に面接まで進むことができたら、後はいかにアピールするかが重要です。未経験だからこそアピールできることもあるので、自分のアピールポイントをしっかりと把握しましょう。
 

アピールできること1:実践を積んでいること

仮に拙い制作物だったとしても、実際にWebデザインをしたことがあるかどうかは企業側から見ると重要なことです。クライアントとやり取りした経験がなくても、勉強して実際にWebサイトを作ったことがあるのならばしっかりと伝えましょう。
 

アピールできること2:ポータブルスキルがあること

コミュニケーション能力はWebデザイナーの業務の中で大きく活かせるポータブルスキルです。他にも英語力や体力、忍耐力など、Webデザイナー職に活かすことができる自分の強みをアピールしましょう。
 

アピールできること3:企業や業界の色に染まっていないこと

企業から見て、未経験の転職者を採用するメリットのひとつとして、職場に新しい刺激を取り入れられるということが挙げられます。まったく違う業界にいたからこそ、新しい視点で考えたり発想できたりすることをアピールしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?Webデザイナーのような専門的な技術を必要とする職種に転職しようと思ったら、どれだけ短い期間で技術を習得できるかが非常に重要になってきます。
 
今回ご紹介した、技術を最短で習得する方法、そしてそれを活かした転職活動の仕方をぜひ参考にしてみてくださいね。

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