
この記事では、京都の家賃の相場や京都へ移住する場合の支援制度、そして京都の求人サポートに特化した転職エージェントなどについて紹介します。
京都は関西の中でも仕事が多めで、日本の伝統文化に携われる求人もあります。
京都の転職事情
仕事の数や種類について
京都で正社員を募集している求人の数は、マイナビ転職 では741件(京都市は596件)という結果になっています(2021年4月時点)。
ちなみに同じ関西地方の滋賀県は480件、大阪府は1,935件、兵庫県は990件、奈良県は404件、和歌山県は298件となっており、他の地方の都市と比較してみると、札幌市は629件、仙台市は597件、名古屋市は1,137件、福岡市は958件となっています。
京都のみではなく、京都を含むという条件にすると、求人は約1,600件ヒットします。
他にも、水引(ご祝儀や贈り物をする際に使用する紅白の帯紐)の製造にかかわる仕事や、陶磁器を扱うお店での販売員など、京都には伝統工芸にかかわる仕事が多いのも特徴です。
伝統工芸に携わる仕事をまとめて紹介してくれているサイトもありますので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
▶ 伝統工芸職人の後継者募集、求人情報【随時更新】 / 四季の美 - SHIKINOBI
平均年収などのデータについて
男女合計 |
|
平均年収 |
498万7,200円(全国平均:491万1,500円 ) |
平均月収 |
33万9,900円(全国平均:33万3,800円 ) |
平均年齢 |
42.7歳( 全国平均:42.5歳 ) |
平均勤続年数 |
11.9年( 全国平均:12.1年 ) |
男性 |
|
平均年収 |
570万3,200円( 全国平均:551万7,400円 ) |
平均月収 |
38万5,000円( 全国平均:37万1,300円 ) |
平均年齢 |
43.8歳( 全国平均:43.3歳 ) |
平均勤続年数 |
13.8年( 全国平均:13.5年 ) |
女性 |
|
平均年収 |
397万3,200円(全国平均:377万8,200円 ) |
平均月収 |
27万7,600円( 全国平均:26万3,600円 ) |
平均年齢 |
41.1歳( 全国平均:41.1歳 ) |
平均勤続年数 |
9.1年(全国平均:9.4年 ) |
【参考: 厚生労働省の賃金構造基本統計調査】
京都の人気駅やエリアの家賃相場
賃貸物件情報サイトSUUMOのデータによると、人気駅や人気エリアの家賃の平均金額は以下のようになっています。
人気駅ランキング |
|
1位 |
京都 5.6万円 |
2位 |
鳥丸御池 6.4万円 |
3位 |
桂 6.0万円 |
4位 |
今出川 5.4万円 |
5位 |
四条 6.2万円 |
人気エリアランキング |
|
1位 |
京都市左京区 5.2万円 ( ワンルームの家賃相場:4.2万円 ) |
2位 |
京都市中京区 6.0万円 ( ワンルームの家賃相場:4.5万円 ) |
3位 |
京都市上京区 5.5万円 ( ワンルームの家賃相場:4.1万円 ) |
4位 |
京都市下京区 6.1万円 ( ワンルームの家賃相場:4.8万円 ) |
5位 |
京都市北区 5.0万円 ( ワンルームの家賃相場:3.9万円 ) |
【参考:SUUMO】
京都へ移住・Uターンする人向けの支援制度
京都では全部で78の移住促進特別区域を設けており、対象地域それぞれで、空き家や農地を有効活用する人に向けたさまざまな支援施策を用意しています。
中には、空き家を改修する場合に最大で180万円まで補助金がもらえる制度もあるので、場所によっては職場から少し遠くなってしまう可能性はあるものの、自然に囲まれた地域で生活したり、自分好みに家を改修して暮らしたりしたいという方にはメリットのある制度です。
また、移住する前に実際に住んでどのような環境なのか確かめてみたい人のために、一部地域で『お試し住宅』という制度も用意されています。
各地域によって利用条件や賃料などは異なりますが、光熱費込みで賃貸料1日あたり1,500円という低料金で移住体験をできる地域もあります。
▶ This is Kyoto, too 今まで知らなかった京都で暮らす
実際に京都の会社へ転職した人の声
名古屋の金属材料の商社で営業として働いた後、京都にあるカフェに転職した20代男性の方のインタビュー記事を紹介します。
仕事内容や都会暮らしと田舎暮らしの違い、家族や妻の反応、自分自身の変化、4つそれぞれのポイントについてまとめられています。
なんでも筒抜けになるので、都会よりも濃い人間関係を築く必要がある、という意見が特に印象的でした。
名古屋の金属材料商社で働いていた杉山さんは、学生時代から付き合っていた彼女と結婚し、順風満帆の人生を送っていました。しかし、サラリーマン生活が3年目を迎えた頃から「このままでいいのか」と感じるようになりました。杉山さんの夢は、いつか自分の飲食店を持つことでした。しかし、貯金も多くなく、また、今後の生活設計を話し合うべき段階でいきなり起業するというのは、現実的ではありません。そこで、奥さんと話し合った末に転職活動を開始。自分の夢に近づける最良の仕事として、京都府舞鶴市で新規にオープンするカフェのシェフ兼店長の職を得ました。「正直に言うと、ぼくはローカル移住をしたかったのではありません。でも、ローカルだからこそ、未経験のぼくを裁量の大きい店長職に抜擢してくれたのだと思っています」
【引用: LO活】
ちなみにこちらの杉山さんは、もともと京都という土地に興味があったわけではなく、仕事上の理由から、将来の夢を実現するために、京都を転職先として選んだようです。
転職する1番の目的が、京都で生活することだとしても、自分の魅力や経験を一番活かせる仕事に就くこともしっかり考えると、より充実した生活ができるかもしれません。
京都の求人に特化した転職エージェント
転職求人サイトだけではなく、転職エージェントも併用すると、より有利に転職活動を進められる可能性があります。
コトコト
こちらの『コトコト』は、京都での転職サポートに特化した転職エージェントになり、京都勤務で転勤なしの求人取り扱いがNo.1であることがサービスのウリになっています。
2021年4月時点で具体的な求人数は、公開求人数780件以上、非公開求人数3,200件以上となっており、募集案件の6~7割は大手の転職エージェントが持っていない独占求人になっているようです。
また、京都へのU・Iターン希望者向けの個別相談会を土曜日にも実施していたり、地方に住んでいる人でも利用できるようにメールや電話でのサポートも行なっていたりするそうです。
▶コトコト
株式会社表現キャリア
こちらは『株式会社表現』という会社が運営する転職エージェント。
先ほどのコトコトと同じように、京都の求人紹介に特化していることがウリです。
25年以上にわたり500社以上の転職支援を行なってきた実績があり、扱っている求人の70パーセント以上が京都勤務の求人となっているようです。
ちなみに、志望企業がある場合は、その企業が募集を行なっていない場合でもアプローチしてもらえるそうで、それで実際に採用が決まった例もあるんだとか。
転職エージェントのメリット・デメリット
応募書類の添削をしてくれたり、面接日程の調整や、内定した際に給料の交渉をしてくれたりなど、転職エージェントを利用するメリットはたくさんあります。
ただ一方で、転職エージェント経由の応募者を採用するコストは、通常の転職サイトなどを経由する応募者よりも高くなるため、それぞれを利用した応募者が複数いる場合などに、不利になる可能性もあります。
ただし、特に遠方から京都の会社への転職活動を行なう場合は、面接日程の調整をしてもらえたり、アドバイザーから現地企業の情報が得られたりすることはとても大事なポイントになるため、求人サイトだけではなく、できるだけ転職エージェントも利用して転職活動を行なう方が助かることも多いと思います。
ちなみに、利用する場合は、1社だけではなく複数の転職エージェントに登録する方が対応の優先度を上げてもらいやすいと言われていますので、求人サイト同様、複数のエージェントに登録するようにしましょう。
【関連記事】
転職エージェントを利用するメリットとデメリットの全知識
在宅ワークという選択肢も視野に入れる
京都に住みたくて転職先を探してみたけれど、自分が希望するような求人が見つからないという場合は、在宅ワークで収入を得るのもひとつの方法です。
文章を書くことが好きだったり、PCを使って検索することに抵抗がなかったりする場合は、『Lancers』や『クラウドワークス』などの クラウドソーシングでライティングの仕事を受注するという方法もあります。
人によっては月30万円以上の金額を稼ぐ人もいますし、ある程度努力すれば、月に20万円以上の収入をクラウドソーシングだけで得ることも可能です。
ちなみに、ライティング以外にも、女性向けの仕事になりますが、オンライン秘書という仕事もあります。
名前の通り、在宅でクライアントの秘書として、リサーチや事務処理などさまざまな依頼に対応する仕事になり、週5日で18万円〜27万円の収入を得ることも可能です。
まとめ
生活環境が大きく変わる転職をする場合、さまざまな不安要素があると思いますが、実際にそのポイントやメリットなどを紙に書き出して整理してみると、より冷静に判断ができると思います。
もし京都への転職を検討しているけれど、年収が下がることに抵抗があって決断できない場合は、仮に収入が減ったとしても生活コストも一緒に下がるので、転職する方がよいかもしれません。
まずは、しっかりと自己分析を行なって、自分の考えや希望を整理することから始めてみましょう。
【関連記事】
広島の転職事情|求人数・平均年収・人気エリア・移住支援制度まとめ
埼玉の会社に転職!平均年収は低めだけれど、生活はしやすい地域?
神奈川の企業に転職|気になる職種・平均年収・支援制度に関する知識
仙台に転職!求人数・平均年収・子供の治療費がお得になる制度をご紹介
千葉に転職!首都圏で働くメリット・デメリットと移住者向け支援制度
大阪の会社に転職!仕事が豊富で平均月収は高く家賃が安い魅力的な街
福岡の企業に転職!仕事の数や平均年収・実際に転職した人の声まとめ
- 新着コラム
- 人気コラム
- おすすめコラム