
会社を辞めるときに悩むのが退職理由です。
どのような内容にすれば、上司が納得してくれるのか迷いますよね。
また、退職理由で嘘をついてもよいのでしょうか。
そこで、ここでは退職理由を上手に伝えて円満退職する秘訣について解説していきます。
今の職場を辞めて転職を考えているのであれば、ぜひ参考にしてください。
退職理由でよく用いられる嘘
まず、退職理由でよくある嘘について話しをしていきます。
上司や会社に伝えるときに、本音を隠しているケースも少なくないようです。
キャリアアップのため
退職理由の嘘として非常に多いのが、『キャリアアップ』。
自分のビジネススキルをさらに高めることができる仕事や企業に転職したいから、という理由です。
ビジネスマンとして前向きな姿勢のために、上司も比較的すんなりと納得してくれるのではないでしょうか。
やりたい仕事が見つかったため
また、「やりたい仕事が見つかったから」、という理由を使う人も非常に多いようです。
「今の仕事に不満はないが、チャレンジしてみたい仕事が見つかった」というような言い方は、本人のやりたい事を邪魔するわけにもいかないので、上司も納得してくれるのでしょう。
家庭の事情のため
家庭の事情という嘘を使って、退職理由を説明する人も。
プライベートな部分には踏み込むことができないため、そのまま受け入れる上司がほとんどです。
引っ越しするため
また、「引っ越しすることになった」という嘘の理由で退職を伝える人も多数いるようです。
通勤できないほどの遠方への引っ越しであれば、上司は止めることもできません。
そのため、上司や会社は退職を受け入れるしかないようです。
親の介護のため
そして、「親の介護のため」という理由もよく使われる嘘です。
病人である親の介護をつきっきりでする必要があり、仕事を続けることができないので退職する、というようなケースです。
自宅に近い会社に勤めるため
最後は「自宅に近い会社に勤めるため」という嘘です。
「現在の通勤時間が長すぎて、仕事や生活に支障をきたしているので転職したい」という言い方をするともっともらしく聞こえるのではないでしょうか。
嘘も方便!大切なことは円満退職
ここまで退職理由でよく用いられる嘘についてお伝えしてきました。
退職する際には、上司に納得してもらうために本音を隠すケースが多いようですね。
大切なことは、お互いが退職理由に納得して、円満に退職することです。
嘘も方便、という言葉もあるように、本音を伝えればよいというわけではないのです。
退職理由の嘘がバレたら?
それでは、退職理由の嘘がバレてしまったら一体どうなるのでしょうか。
結論から言うと、特に問題はありませんし、違法でもありません。
しかし、悪意のある嘘は避けておいたほうが無難です。
例えば、ライバル会社からヘッドハンティングにあって、そこに転職したいので辞めるようなケースです。
ライバル社であるなら同じ業界でしょうし、直ぐにバレてしまう可能性は大いにあります。
転職後とはいえ、同じ業界で働き続けるなら、この先どんな縁があるかわかりません。
すぐにバレてしまうような、また転職後に働きにくくなるような嘘は避けましょう。
後ろめたい理由でなければ正直に伝えるのがベター
嘘や建前を使って上手に伝えたい退職理由。
当たり前ですが、退職理由が後ろめたい理由でないなら、正直に伝えるのが理想です。
スキルアップのための転職や、やりたい仕事が見つかったような場合は、決して後ろめたい理由にはなりません。
前向きな退職理由であれば、基本的に上司や会社は納得してくれるものです。
もちろん、転職活動においても、退職理由として面接官にそのまま伝えて問題ありません。
退職理由を上手に伝えて円満退職をする秘訣
ここからは退職理由を上手に伝えて円満退職をする秘訣についてお伝えします。
上司への伝え方
まずは、上司に退職理由を伝えるときのポイントについてです。
上司に伝えるときは、必ず口頭で伝えるようにしてください。
決して電話やメールで伝えてはいけません。上司にあらかじめ時間を取ってもらい、面と向かって伝えましょう。
また、退職を考えていることを伝えるときは、周囲のメンバーに聞かれないようにしなければいけません。
そのため、会議室など、周囲に話が聞こえない場所で伝えましょう。
具体的な退職理由の内容ですが、ネガティブな内容にならないようにするのが基本です。
例えば、「職場の人間関係が嫌になったから」「給料が上がらないのが納得いかないから」というような内容では、上司も納得しづらいでしょう。
先ほど説明した「退職理由でよくある嘘」を参考にして、退職理由をうまく工夫してみてください。
面接官への伝え方
次に、面接官に退職理由を伝えるときのポイントです。
前職を辞めた理由を伝えるときは、話し方が暗くなりがちですが、明るくハキハキと話すことを意識しましょう。
たとえ、ポジティブな内容の退職理由であったとしても、小さい声でボソボソと話していたのでは面接官によい印象を与えることはできません。
面接官に退職理由を伝えるときは、理由そのものよりも話し方が重要になるケースが多いのです。
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転職の面接で退職理由を伝える時に気を付けるべき4つのこと
前向きな内容が基本
上司や会社を納得させるためには、退職理由を前向きな内容にすることが大きなポイントです。
例えば、「以前から興味のあった保険セールスマンにチャレンジしてみたくなったから」というような内容です。
このときのポイントは、現在の仕事の愚痴にならないようにすることです。
例えば、「現在の仕事にも満足してはいるが、よりやり甲斐のある仕事にチャレンジしてみたくなった」というような表現になるように、伝え方を工夫しましょう。
退職の2ヶ月前には伝える
退職の意思を伝えるタイミングも重要です。
遅くても退職日の2ヶ月前には伝えるようにしてください。
2ヶ月間という時間があれば、上司も業務の調整がしやすいからです。
また、退職にあたって人事部での書類の手続きや、退職者が用意しなければいけない書類なども出てきます。
このような処理にかかる時間も考慮して、時間に余裕を持ったスケジュールを考えましょう。
職場の悪口は言わない
退職理由が会社の悪口や批判にならないように気をつけなければいけません。
たとえ本音であったとしても、職場の悪口を言うような人は、人間性を疑われてしまうからです。
面接の場であれば、当然面接官はよいイメージを持たないでしょう。
重要なことは、聞いた人が納得する退職理由にすることです。
本音と建前を上手に使い分けて、誰が聞いても納得する退職理由を考えましょう。
引継ぎ業務を考慮する
また、円満に退職するためには、引継ぎ業務を考慮することも大きなポイントです。
あなたが現在進めている業務やプロジェクトなどを、後任の担当者に引き継がなければいけません。
そのため、希望する退職日までに、どのように引継ぎ業務を進めていくのかを簡潔に説明できるようにしておきましょう。
職場のメンバーに迷惑がかからないように努力することが、円満退職に繋がるのです。
まとめ
退職理由でよくある嘘について話をしてきました。
退職理由が前向きな理由であれば、無理に嘘をつく必要はありませんが、後ろめたいものである場合には、職場との関係を壊さないためにも、バレにくい嘘にしましょう。
この配慮は、今後の自分のためにも大切なことです。
さらに、退職理由を上手に伝えて円満退職する秘訣についても話をしてきました。
退職理由を伝えるときには、幾つかのポイントがあります。
ここで解説した内容を参考に退職理由を伝えて、ぜひ円満退職を実現させてください。
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