
「転職しなければ良かった」と後悔したくはないですよね。
しかし、実際に職場を変えて後悔している人が、たくさんいるのが現状です。
そこで、ここでは転職の失敗談を紹介し、転職を成功させるための3つの秘訣について話しをしていきます。
失敗した人の体験談は非常に勉強になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
転職に失敗する人の特徴3つ
具体的にどのような人が転職に失敗してしまうのでしょうか。
まずは、転職に失敗する人の特徴についてお伝えします。
内定を急ぎすぎる
転職で失敗するケースで最も多いのが、内定を急ぎすぎる人です。
早く次の職場を見つけたいからといって、焦って転職活動を行ってしまうケースです。
内定を急ぐあまり、企業をしっかりと見極めずに入社してしまうのです。
しかし、転職活動で焦りは禁物です。
「自分に合っている企業であるか」「長い期間に渡って働いていけそうか」というようなポイントは、時間をかけてしっかりと見極めなければいけません。
労働条件をよく確認しない
また、労働条件をよく確認しない人も、転職に失敗する人の特徴として挙げることができます。
給料には目が行くのですが、残業の計算方法や手当の支払いなどの細かい条件まで確認しないのです。
労働条件を詳しく確認しない理由は、遠慮しているからです。
特に残業代や有給休暇、休日手当てなどは面接で聞きにくい条件です。
しかし、遠慮する必要はありません。
どのような細かいことでも、疑問な点は確認するようにしましょう。
条件面だけで決めてしまう
また、給料や有給休暇の多さといった条件だけで決めてしまう人も、転職に失敗する人の特徴です。
「今までよりも収入が上がる」という条件だけに惹かれて、入社を決めてしまうようなケースです。
条件面だけで決めてしまうと、通勤時間が長すぎて耐えられなくなったり、職場の雰囲気に合わなかったりして働くのが苦になるパターンが多いのです。
もちろん、条件が少しでもよい企業を探すべきではありますが、それ以外にもしっかりと目を向けるようにしましょう。
実際の転職失敗談を紹介
それでは、ここからは実際の転職の失敗談をケース別に紹介していきます。
1:思ったよりも残業が多かったケース
実際に入社してみると、面接で聞いていた印象よりも残業が多い。確かに繁忙期は残業があると聞いていたが、ここまで多いとは思っていなかったので、心身共に毎日疲れてしまっている。
(男性/29歳/管理・事務)
引用元:マイナビ転職
事前に聞いていた勤務時間・残業時間が実態とは大きく違い、社内の雰囲気と仕事内容にもついていけず、結局、転職後4カ月で退職した。
(女性/29歳/広告)
引用元:マイナビ転職
家庭を持っていたため早く転職先を見つけようと焦ってしまい、とりあえず内定がもらえた会社に入社しました。しかし、勤務条件をよく確認していなかったので、働くまで残業が多いことに気がつきませんでした。その結果、家事がおろそかになり再び転職活動をするはめに・・・。(29歳/生命保険)
引用元:リクナビネクスト
2:やりたい仕事ができないケース
やりたい仕事があって転職をした。しかし、転職した矢先に会社の経営状態が悪化し、やりたいと思っていた仕事ができなくなってしまった。
(38歳/男性/ITエンジニア)
引用元:マイナビ転職
希望していた部署に配属されましたが、入社後2週間で違う部署に異動・・・。SEのスキルを磨きたいと思っていたのに、毎日データベースの入力作業ばかりだったので長続きしませんでした。
(27歳/ソフトウェア・情報処理)
引用元:リクナビネクスト
3:職場の雰囲気が悪いケース
社員同士があまり協力的ではなく、社内の雰囲気も大変悪かった。更に、社長もワンマンのため、社内や社員の様子にはまったく目を向けようとはしなかった。
(女性/29歳/管理・事務)
引用元:マイナビ転職
女性が多い職場だったので、仕事中もおしゃべりばかり。集中して作業すれば定時(17時)に帰れるくらいの仕事内容なのに、帰宅は毎日夜の8時。さらに、仕事が早く終わって帰ろうとすると嫌味を言われる始末。そんな陰険な職場に耐え切れなくなりました。
(33歳/メーカー)
引用元:リクナビネクスト
転職で後悔しないための3つの秘訣
それでは、このような失敗をしないためには、具体的にどのように転職を進めていけばよいのでしょうか。
ここからは、転職で後悔しないための3つの秘訣について話をしていきます。
1:念入りな自己分析をする
転職を成功させるために最も大切なことが、自己分析です。
自分はどのような働き方を望んでいるのか、というような自己分析は念入りに行っておきましょう。
例えば、「残業が多くても収入が多い方がよい」「収入よりも好きな仕事がしたい」というような働き方の条件は重要な要素です。
これらの条件が明確になっていないから、間違った企業を選び、転職に失敗してしまうのです。
2:実際に働いている人に話を聞く
また、実際に働いている人に話を聞くことも大切です。
現在、職場で働いている人に聞くことで、よりリアルに入社後のイメージが持てるようになるからです。
例えば、残業の量や有給休暇の消化率、職場の雰囲気などは、入社前に聞いておきたいものです。
これらは面接の場で採用担当者に聞くよりも、実際に働いている人に聞いた方がよい項目です。
採用を判断する立場にいない人の方が、正直に話してくれるからです。
3:長期的に考える
そして、転職で失敗しないためには、仕事を長期的に考えることも大切です。
この先、何十年も勤めることができる企業かを真剣に考えましょう。
例えば、「年収が高いから」「勤務地が近いから」というような目先の利益で決めてしまうと失敗するケースが多いです。
入社してから「思っていたのと違った」と後悔しないように、長期的な視点に立って職場を選びましょう。
まとめ
さて、ここでは転職の失敗談と成功させるための3つの秘訣について話をしてきました。
実際の失敗談を紹介してきたので、ある程度は参考になったのではないでしょうか。
ここで紹介した3つの秘訣を実践すれば、転職で失敗することはありません。
さらに、転職エージェントも活用することで、成功する確率を大きく高めることができます。
なぜなら、転職エージェントを利用すれば、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策、職場選びのアドバイスなどを専任のコンサルタントから受けることができるからです。
ここで解説した内容を参考にして、ぜひ理想の職場を見つけて、あなたの転職を成功させてください。
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