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経理からの転職!年齢別の成功例と転職するときの注意点まとめ

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経理職が辛い、他の職種に魅力を感じる、といった理由で別の職種への転職を検討中の方もいれば、経理の仕事は続けたいが職場内トラブルが原因で転職を検討中の方もいるかもしれません。この記事では、転職の成功例と転職前に知っておきたい注意点などをご紹介します。

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この記事に記載の情報は2021年04月09日時点のものです

経理から別の職種に転職した人の例

まずは、経理から別の職種の仕事へ転職した人の例を紹介していきます。

経理からコンサルタントへ

ひとつ目は、経理からコンサルタントの仕事へ転職された人の例です。経理の仕事を2年経験されたようですが、

  • 残業時間が毎月200時間以上
  • 給料も低く年収は220万円
  • 日商簿記検定1級などせっかく取得した資格を仕事で活かすことがない
  • より成長が望める環境で仕事がしたい

というような理由から、転職を考えるようになったようです。

経理からコンサルタントへ職種を変更する転職となったわけですが、 経理での仕事の経験や持っている資格を活かせる仕事へ応募したことが、転職成功の要因といえそうです。

(参考サイト: 自己成長を達成できるベンチャー色が強い企業に転職/ ジャスネットキャリア

経理からITエンジニアへ

経理職からITエンジニアの仕事に転職された人もいます。

経理の仕事をしていてもあまり面白みを感じられず、将来ずっと続けたい仕事ではないと思っているなか、友人からブログサイトの改修を頼まれたことがそもそものきっかけで、未経験ながら自分で試行錯誤しつつ作業を進めていくうちに面白いと感じ、転職を決断されたようです。

前職で周りの人にあまり仕事を教えてもらえなかった経験から、経理からエンジニアの仕事へ転職するにあたり「研修制度が整っていること」を軸にして転職活動を進めていったようですが、 仕事以外の時間をつかって自分で開発をした経験があったからこそ、このような考えで転職活動を進めていくことが有効になったと思われます。

この例のように、最初から未経験の仕事への転職は難しいと諦めずに、興味があってやってみたいと思う仕事があれば自分で体験できる機会をつくってアピールするのも、ひとつのアプローチとして有効といえます。

(参考サイト: 経理から開発エンジニアに。きっかけは、たまたま依頼された友人のブログ改修でした。/ エン転職

経理から職種を変えずに転職した人の例

別の職種への転職だけではなく、経理からは職種を変えずに転職された方も、もちろん多くいます。 経理の転職成功事例一覧 で紹介されているエピソードの内容を、年代別に整理してみたので参考にしてみてください。

20代

  • スキルアップや年収アップが、転職を考えるようになったきっかけとして多い。
  • 転職によって年収が上がる人も多く、100万円UPした例もある。
  • 残業時間などが少なく安定した環境で働きたいという環境への不満も。

 30代

  • グローバルな事業展開を行っているなど、自分のこれまでの仕事の経験を生かし、より大きな規模の仕事にチャレンジしたいと考えるようになったことが転職のきっかけとして多い。
  • マネジメントを行う管理職を行う仕事への転職など、転職を通してキャリアップに成功する人も。
  • 経理や税務のスキルが低くても、コミュニケーションスキルが高いと有利になる。
  • これまでの転職経験などから、人間関係が良好で長く働ける環境を希望する人が多い。
  • 転職成功により、年収が230万円UPした例も。
  • 年収が400万円以上大幅に下がっても、ワークライフバランスを重視するために転職するケースも。

40代以上

  • 転職回数の多さ 業界や会社の規模を選り好みしないことも必要?
  • 仮にブランクがあっても、それをどう克服するかつたえることで面接を通過できた例も。
  • 年齢制限を超えていたが、スキルや経験があったため内定がもらえたケースも
  • 41歳で派遣社員から正社員の経理へなることに成功した人も。
  • 30代の場合と同じように、ワークライフバランスを大切にすることを目的に転職するケースも多い。
  • 50代という年齢で転職に成功した人がいたり、年収が300万円UPしたいくつかの例も。

年齢が上がっていくにつれて、転職を考えるようになったきっかけや目的が人によって様々なことがわかります。

転職を成功させるためには、自分がどういう考えを持って仕事に取り組み、具体的にどのような経験をしてきたのか、しっかりと説明できることが大切になる といえそうです。

転職活動を進める上で注意したいこと

転職するうえでの譲れない軸を明確にする

実際に転職活動を始める前に、自分が転職するうえで譲れない軸となるポイントを、しっかりと整理するようにしましょう。

人間関係や労働環境の問題など、転職することによってどういう不満を解決したいのか、転職する目的を明確にする必要があります

働くなら出来るだけ貰える給料は多い方がいいのは当たり前のことですが、上の例でも紹介したように、場合によっては給料が大幅にダウンする場合でも転職することを選ぶ人がいるわけです。

転職する目的が明確になっていないまま転職活動を始めてしまうと時間を無駄にしてしまう可能性がありますし、応募する企業を絞り込むこともできません。

給料や仕事内容など、仕事を選ぶ際のポイントには様々な要素がありますが、それぞれのポイントの優先順位を明確にしたうえで転職活動を行なっていくと、後悔する可能性も低くなるはずです。

自分で改善できることはないか考えてみる

転職活動を始める前に、自分が感じている不満は環境を変えなければ本当に解決できないことなのか、一度冷静に整理してみるのも大切 かもしれません。

会社に対して不満を感じている時に、そういう思考をするのはなかなか難しいことだと思いますが、環境を変えることには当然リスクもありますし、自分で状況を解決することができれば、大きな自信にもなるはずです。

もちろん体に支障が出てしまう前に無理せず環境を変えるほうが大切ですが、まずは自分で改善できることはないか一度考えてみてから、転職を検討するようにしましょう。

未経験の職種へ転職する場合に注意したいこと

今までの仕事の経験で得た強みをアピールする

経理から今まで経験したことがない別の仕事に転職する場合は、新しくチャレンジしようとしている仕事で活かすことができる自分の強みをしっかりとアピールする必要があります。

例えば経理の書類作成という仕事でも、単に事務的にこなしていればそれらの経験はPCスキルのアピールにしかなりませんが、相手のニーズを汲み取って期待以上の書類を作成するということができれば「ニーズを汲み取る力」や「提案力」を自分の強みとしてアピールすることができます。

応募する仕事をしていく際に必要になる能力と、他の職種でも活かすことができる汎用性の高い強みが合致していることが大切 になります。

熱意や意欲は具体的な行動でアピールする

未経験の職種に応募する場合、その仕事に対する熱意や意欲を伝えることはもちろん大切なことですが、 単に気持ちを伝えるだけではなく、実際の行動を通して、熱意や意欲の大きさをアピールする必要があります

仕事のために資格の勉強をしていること、同業他社含め実際に商品を購入しそれぞれの特徴について整理していることなど、経験がない場合はその足りない部分を埋めるために、具体的にどういう努力をしているのか、そういった部分をアピールすると説得力も高くなるはずです。

転職エージェントを利用するメリット・デメリット

転職活動の進め方は人によって様々ですが、時間があまり取れない場合や一人で進めていくことに自信がない場合は、転職エージェントを利用するのもひとつです。

転職エージェントを利用すると、 履歴書などの応募書類を添削してもらえるのはもちろんですが、面接日程の調整や内定した場合の給料の交渉までサポートしてもらうことができます

ただし一方で、転職エージェント経由での応募者を採用すると、通常の転職サイト経由の応募者を採用する場合より、応募企業が負担する採用コストが多く発生してしまうため、同じくらいのレベルの応募者が複数いる場合は不利になる可能性もあると言われています。

転職エージェントを利用するかどうかは、自分の状況や考えに合わせて判断するようにしましょう。

【関連記事】 転職エージェントを利用するメリットとデメリットの全知識

まとめ

経理から同じ経理の場合でも、経理から別の職種へ転職する場合でも、まずは自分が転職する目的や理由をしっかりと整理することが何よりも大切です。

転職する目的をはっきりさせてから、自分の強みや会社研究を行なっていくように注意しましょう。

【関連記事】

転職で後悔する人の特徴と後悔しないための5つの予防策

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