
飲食業界は、他の業界の中で最もブラック企業率が高いといわれている業界ですが、なぜそんなにブラック企業と呼ばれているお店が多いのでしょうか。
また、これから飲食業界に転職をしたいと考えている人は、どうしたらよいのでしょうか。今回は、飲食業界への転職を成功させるためのたった2つのコツをご紹介します。
飲食業界の離職率が高い理由
まずは、飲食業界の離職率が高い原因から見ていきましょう。おそらく、下記の2つが離職率を上げてしまっている原因だと考えられます。
- 他の業界に比べて年間休日が少ないから
- 他の業界に比べて収入が低いから
理由1:他の業界に比べて年間休日が少ないから
実は、飲食業界の年間休日は、100日未満の職場が多いといわれています。他の業界と比べると、土日休みが少ないことが原因として挙げられています。
飲食業界は、平日よりも土日や祝日に仕事に入って欲しいと考えている企業が多いので、難しい点ではあると考えられますね。参考までに、最も年間休日が多い情報通信業界と比べると、年間休日に約35日分の差が出ています。
35日って、昔私たちが過ごした夏休みよりも多い日数ですからね…。休日問題を見直さない限り、離職率を下げることは難しいのではないでしょうか。
理由2:他の業界に比べて収入が低いから
不思議なことに、飲食業界は他業界に比べて給料が安いのです。もちろん、年間休日の少なさを考慮したうえでも、安いと感じてしまう部分があります。
では、実際に飲食関連の職種別に年収を見てみましょう。
調理師だと年収約340万円で、給仕従事者だと年収約300万円ほどです。一見、高収入に見えますが、年間休日が100日未満という点を踏まえると、もう少し給料が上がってもいい気がしますよね。
飲食業界において、年間休日の少なさと給料の低さは、今後の課題だといえるのではないでしょうか。
飲食業界で働くやりがい・魅力
飲食業界で働くやりがいや魅力は、どういったものがあるのでしょうか。お店の人が、やりがいや魅力を感じる瞬間は、以下の3つです。
- 客の反応を直に感じられる
- 自分の店を持つことができる
- アルバイトからでも上を目指せる
魅力1:客の反応を直に感じられる
飲食業界で働いていて一番嬉しいことって、お客さんからの「ごちそうさま、美味しかったよ」の一言ではないでしょうか。
おそらく、その一言を言われただけで、その日1日頑張ろうと気持ちを切り替えられますよね。お客さんからの声を直接感じられるのは、飲食業界ならではの魅力だといえるでしょう。
魅力2:自分の店を持つことができる
飲食業界で修行を積んでいけば、将来的に自分の店を持てる可能性が高まります。
修行したことは無駄にはならず、自分のスキルとして身につけることができるからです。将来は自分のお店を持ちたいと考えている人は、勤務しているお店の調理技術を盗んでみてはいかがでしょうか。
魅力3:アルバイトからでも上を目指せる
飲食業界は、数年勤めれば、アルバイトから店長に出世することも十分可能だといわれています。
社員への雇用制度があるところで、アルバイトでもしっかりと仕事をしている人は出世しやすいので、アルバイトからでも上を目指せるでしょう。
飲食業界に向いている人
飲食業界には、どんな人が向いているのでしょうか。具体的には、下記の2つの考えを持ち続けられる人が飲食業界に向いており、飲食業界で成功しやすい人だと考えられます。
- 独立したいと考えている人
- 目標を常に持ち続けられる人
独立したいと考えている人
飲食業界に就職したら、将来的に自分のお店を持ちたい、独立したいと考えるようにしましょう。そうしなければ、いつまでも雇用される側の人間になってしまう可能性が高いです。
独立を目指すようになると、それまでの道のりを逆算して、この時期はこの仕事に専念したほうがいいと分かるようになっていき、無駄な行動をすることがなくなります。
逆に、その日の仕事が終わればそれでいいと考えている人は、出世することは難しいといえるでしょう。
目標を常に持ち続けられる人
目標を常に持ち続けられる人は、飲食業界に向いていますが、飲食業界以外でも成功する可能性を秘めています。
目標を見失わない人は、目標を通過点として考えている人が多いので、目標に終わりがないのです。こういった考えを持っている人は、成功しやすいといえるでしょう。
飲食業界で働きやすい転職先を見極めるポイント
飲食業界で働きやすい転職先を見つける方法ですが、下記の3つに注意して転職先を探してみましょう。
- 求人情報
- 職場を見学したときの雰囲気
- 年間休日と月収以外の情報も忘れずに見る
ポイント1:注意すべき飲食業界の求人情報
飲食業界では、注意すべき求人情報があります。それは、社会保険が完備されていなかったり、常に募集をかけていたり、労働条件が提示されていない求人です。
当然ながら、上記のすべての項目を満たす求人には、応募しないようにしてくださいね。ハッキリ言うと、こういった企業に就職してしまうと、あなたの身を滅ぼしやすいです。目安としては、上記のうち2つ以上を満たしている企業も、転職候補先から外したほうが賢明だといえるでしょう。
ポイント2:転職候補先の職場を見学してみる
転職候補先の職場を見学してみるのも、仕事を始めてからのミスマッチを防ぐのに非常に効果的です。就職するまでどんな職場か分からないと、入ってからイメージと違ったなんてことになりかねません。
そのため、あなたがこの企業で働きたいと思った職場があったら、職場見学をしてみてもいいかもしれませんね。
ポイント3:求人票は年間休日と収入以外の情報も必ず見る
飲食業界は、ブラック企業がひしめいているというイメージが強く定着しています。そのブラック企業を見分けるための方法が、年間休日と収入以外の情報にも目を通しておくことです。中には、求人票の仕事内容と実際の仕事内容が違ったなんて事例もあります。
また、企業によっては、職種の違いを把握していないこともあるようです。だから、1ヶ所だけに目を配るのではなく、むしろ間違い探しをするくらいの気持ちで、求人票を見るようにした方がいいでしょう。
飲食業界を目指す方におすすめの転職サイト・エージェント
飲食業界を目指す方におすすめの転職サイトと転職エージェントをご紹介します。
おすすめの転職サイト
おすすめの転職サイトは、以下の3つです。
- ジョブ・レストラン
- クックビズ
- テンポスジョブ
①ジョブ・レストラン
『ジョブ・レストラン』は、飲食業界に特化した日本最大級の転職サイトです。
日本全国の飲食関係の求人を取り扱っており、その求人数は正社員とアルバイト合計で約2,000件(2021年4月現在)に登ります。
②クックビズ
『クックビズ』は、求人数約30,000件を誇る大手転職サイトです。
利用者のほとんどが20代〜30代です。
各求人には、職場の写真が掲載されているため、どんな職場環境なのか一目で分かるようになっています。
働く現場を想像しやすいところも、この転職サイトのメリットだといえるでしょう。
③テンポスジョブ
『テンポスジョブ』は、世界中の飲食業界の求人サイトが掲載されているので、あなたに本当に合う職場を見つけやすいというメリットがあります。飲食のジャンルも、居酒屋、カフェ、バーなど、非常に豊富な種類の求人を取り扱っています。
もし日本だけでなく、海外の飲食店で働いてみたい気持ちがあれば、登録してみてもいいかもしれませんね。
おすすめの転職エージェント
最後に、おすすめの転職エージェントをご紹介します。飲食業界でおすすめの転職エージェントは、下記の3つです。
- リクルートエージェント
- itk(アイティーケー)
- フーズラボエージェント
①リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、飲食業界に限らずあらゆる業界の求人を取り扱っています。さまざまな年代の人が利用しており、転職成功実績は1位を記録している転職エージェントです。
求人数、非公開求人数ともに業界トップクラスの求人量を誇っているので、気になった人はぜひ登録してみてください。
②itk(アイティーケー)
『itk』は、飲食業界特化型の転職エージェントです。飲食業界で転職を成功させたいのであれば、ぜひ利用しておきたい転職エージェントのひとつ。
おすすめポイントとしては、年収600万円以上の求人が多数ある点と、ボーナス、昇給、福利厚生が充実している求人が豊富にある点です。
飲食店に特化したアドバイサーに転職相談ができることも、飲食業界特化型の強みだといえるでしょう。
③フーズラボエージェント
『フーズラボエージェント』は、飲食業界特化の転職エージェントとして1年間で約1,000人以上の転職を成功させている実績があります。
魅力的なポイントとしては、飲食業界に精通しているアドバイサーが、あなたの希望をくみ取って、条件に合った求人を紹介してくれるところでしょうか。
非公開求人の中には、月給35万円、年収450万円以上の求人があり、飲食業界のさまざまなキャリアに対応することができます。下は未経験、上は幹部候補の転職まで幅広いサポートをしてくれるのです。
自分に合う飲食業界の求人をお探しでしたら、この転職エージェントもおすすめですね。
まとめ
今回は、飲食業界への転職を成功させるための2つのコツについて、ご紹介してきました。
少しでもこれから飲食業界へ転職したい方のお役に立てたのであれば幸いです。
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