
社会人になると、仕事で上手くいかないことやストレスを感じることも少なくありません。
- やりたくもない仕事をやらされている
- 頑張っても頑張っても成果が出ない
- どうも仕事に面白みを感じない など
「今の仕事が自分に向いてない」そう感じた時に考えて欲しいこと、どうやったら仕事を続けていけるかについて、お話しします。
自分に向いていない仕事とは?向いてない仕事だと感じる4つの理由
自分に向いていない仕事とは、言い換えれば“今まで培ってきた能力や自分の性格を基に成果を出す事が難しい”と考えられる仕事です。
ですが、向いていない仕事を続けることはできますです。なぜなら、新しい能力を身につけることさえできれば、成果を出す事ができるからです。
しかし、新しい能力を身につけるというのは簡単なことではなく、時には大きなストレスを抱えたり、プライベートの時間を犠牲にしたりしなければならないこともあります。
また、新しい能力を身につけるためにどれだけの時間がかかるのかは、予想がとても難しいものです。
限られた人生の時間を無駄にしないためにも、向いているとは言えないが、今の仕事を続けていくべきなのか、それとも新しい仕事を探した方が良いのか、冷静に考えることが非常に重要です。
その判断をするためにも、まずは“自分に向いていない仕事”とはどういうものなのか見ていきましょう。
頑張っても成果を出せない
入社して数年が経っても一向に成果を出す事ができないということは、その仕事は“自分がこれまで培ってきた能力でこなすことが難しい”ということを示しています。
自分の持っている能力だけで成果を出せない場合、新しい能力を身につけることが必要で、それには努力や忍耐力も必要になってきます。
ただし言い方を変えれば、“その仕事を続けていく=嫌でも新しい能力が身につく”と考えることもできます。
人間関係が上手くいかない
業界や業種が変われば、そこで働いている人の雰囲気も変わってきます。
チームで動くことが多く、社員同士のコミュニケーションを重視する業界もあれば、一人一人が自分の仕事を淡々とこなしていれば良い、という雰囲気の業界もあります。
今の職場の雰囲気に上手く馴染めない、人間関係によるストレスがどうしても解消できないという場合には、自分の性格にその仕事が合っていないと言えるでしょう。
仕事がハードすぎる
- 「どれだけ仕事をしても終わらない」
- 「就業時間外でも作業をしないと仕事が終わらない」
という場合、その仕事を素早くこなすだけの能力が足りないという点でその仕事は自分に向いていないと言えます。
ただし、「自分の能力が低いからいけないのか」と悲観的になる必要はありません。
人にはそれぞれ得意、不得意があり、上手く処理できない作業というのは誰にだってあることなのです。
人それぞれが自分の能力を発揮できる場所で働くことで、より社会全体が上手く回っていく、と考えてみましょう。
また、仕事に追われてプライベートまで犠牲になってしまう状況では、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)も低下してしまいますから、ハードすぎると感じている仕事からは早い段階で離れる決断をすることをおすすめします。
出世がしにくい
自分の能力を武器に出世していきたいと感じている人に、出世がしにくい仕事は向いていません。業界や業種によって、また企業によっても出世のしやすさやキャリアプランはことなります。
「キャリアアップして活躍したい、稼ぎたい」
と考えている人は、自分が勤めている企業でそれが実現できるのか、把握しておきましょう。
仕事が“楽しくない”のは当たり前|仕事は生活の為と割り切るのも大事
「仕事をしていても楽しくない、やりがいを感じられない。だけどある程度の成果を出すことは出来るし、人間関係のストレスも少ない。」
という場合、これは“向いていない”と一概に言う事できません。
何故なら、仕事をこなせているという時点でその仕事は自分に向いているとも言えるからです。
この悩みを抱えている人の場合、考えるべきことは『自分にこの仕事が向いているかどうか』についてではなく、QOLについてです。
QOLとは
クオリティ・オブ・ライフ(quality of life)と言って、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念。
参考:Wikipedia
例えば趣味や家族との時間によって、仕事以外の時間に喜びや幸せを感じる場面があるのなら、仕事から得られる幸福感が無かったとしても豊かな人生を送ることができると予想できます。
「仕事が楽しくない」ともしも悩んでいるのなら、本当に自分は仕事にやりがいや楽しみを求めているのか考えてみましょう。
『仕事はあくまでも仕事。趣味や家族との幸せな時間のためにお金を稼いでいるに過ぎない。』と割り切ることで、楽になれるかもしれません。
自分に向いていない仕事は辞めるべきか?
以下のような場合には、仕事は辞めるべき、または辞めても良いと言えるでしょう。
- 3年以上努力したが、これ以上自分の能力が伸びないと感じている
- 自分の能力が活かせると自信を持って言える仕事がある
- 今の仕事を続けることが辛く、心身に深刻な悪影響が出る可能性が高い
一つ目の項目の“3年”というのは目安です。
良く、「3年は続けてみろ」なんて言われることも多いことからあえて“3年”としていますが、重要なのは自分が今の仕事に適応するためにある程度の時間と労力をかける努力を続けたかどうかです。
向いていない仕事なら思い切って辞めても構わない
もし、1年足らずで決断してしまえば、自分の社会人としての能力を伸ばすことができないばかりか、転職の際にも「またすぐに辞めてしまうのではないか」と思われ、不利になります。
次の職場のあてがある場合や、心身に深刻なダメージがある場合以外には今の仕事を続ける方が良いと言えるでしょう。
とは言っても、“向いていない”と感じている仕事を続けるのはとても辛いことです。
ここからは“向いていない”と感じている仕事を続けるためにどうしたらよいか、お話していきます。
今の仕事が向いてないと思った時に試して欲しいこと
向いてないと思う理由を明確にする
まずは何故自分にその仕事が向いていないと感じたのかを明確にしましょう。
先に述べたように、“成果が出せない”、“人間関係の問題”、“仕事を処理できない”といった観点から、自分の現状を考察してみましょう。
自分の力で改善できることがあるのか考えてみる
自分の現状を客観的に、冷静に考察することができたら、その中に自分の力で改善できることがあるのか考えてみましょう。
成果を出すために必要な能力を考え、それを身につける方法を考えたり、仕事の処理速度を上げるためにできることを考えたり、大切なのは一度立ち止まって考えることです。
「向いていない」「辛い」「辞めたい」と思っている時には、冷静に考える思考力もストレスによって低下し、辛い状態のままで仕事を続けてしまいます。
まずはその状態から脱するため、一度立ち止まって考えてみましょう。
休みを取る
一度立ち止まって考えるためにも、可能であれば休みを取りましょう。
休みも取れず、ただただ疲弊していくような状況にもしあるのならば、体や心を壊す前に仕事を辞めてしまうのも良い選択です。
休みを取って、以前よりも更に会社に貢献できるような状態で働いて行きたい、そういう要望すらも通らない企業であれば、早めに見切りをつけるべきです。
人とのコミュニケーションを大事にしてみる
人とコミュニケーションを取ることって煩わしいですよね。
「自分の仕事だけこなして、後は一人で過ごしていたい。」そう感じている人も少なくないはずです。
仕事は人と人との繋がりで成り立っていることがほとんど
人との繋がりを完全に絶つことはできません。でも、コミュニケーションが苦手な人は人を避け続け、そして避け続けている限りストレスは生まれ続けます。
コミュニケーションが苦手な人が、人を避けるのを止めて人の懐に飛び込むのはとても勇気がいりますし、時には辛いことです。
時には数十年生きてきた自分の性格を無視したり、壊したりしなければいけないこともあるかもしれません。
コミュニケーションを取らないとダメと言うことではない
でも、人とコミュニケーションを取る時には、家に一人でいる時のキャラクターのままでは難しいのです。いつも明るく振舞っている人も、家では「一人っていいな」と思っていることだってあるでしょう。
“コミュニケーションを取らないとダメ”という事では全くありません。
コミュニケーションを大事にしてみたら、もしかしたら違う発見があるかもしれない、というだけのお話です。
モチベーションを無理やり上げてみる
最後に、簡単なモチベーションの作り方についてご紹介しておきます。
モチベーションの正体とは、『また成功体験をしたい!』という心理現象です。そして、成功体験とはどんなに小さなものでも喜びにすることができます。
「できないことばかり」と考えるのではなく、まずは自分にできる小さな作業、仕事を完璧にこなしてみてください。
- 『このコピー作業を最短時間で済ませよう』
- 『出勤してすぐにパソコンを開こう』
- 『営業している商品のこの部分だけ完璧に覚えよう』
など、場合によってはもっともっとシンプルなものでも良いので、とにかく自分がすぐに達成できそうなことから始めて目標を少しずつ大きくしていきましょう。
自分に向いている仕事を見つけるための方法【転職のプロに頼ることも大事】
ここまで“自分に向いていない仕事をいかに続けるか”についてお話してきましたが、自分に向いている仕事を見つける方法についてもお話ししておきます。
好きな事or得意なことが何か考える
仕事を長く続けていくためには、
- 好きだから続けられる
- こなせるから、お金を稼げるから続けられる
このどちらかが必要になります。逆に言えば、このどちらかが備わっている仕事をしているなら、人生の幸福度は高いと言えるでしょう。
ですから、まずは自分が好きなこと、もしくは得意なことを探してみましょう。
第三者に客観的に見てもらう
特に、“自分が得意な事”を判断するためには第三者に客観的に考えてもらうことをおすすめします。
長い間自分のことを見てきた家族や、信頼できる友人に相談することで、新たな自分の魅力を発見できるかもしれません。
もし、自分の周りに信頼して相談できる人が少ないのであれば、転職エージェントを利用することも一つの選択肢です。
就職のプロが、感情や思い込みを抜きにして客観的に自分の能力や仕事の適性を分析してくれます。
まとめ
「この仕事向いていないかも」という悩みは一見シンプルに見えて、実は考えるべきことはたくさんあります。
冷静に、しっかりと考えることができれば、自分が進むべき道は自然と見えてくるはずです。
この記事を読んだ方の人生が、更に良い方向へ向くことを願っています。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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