トップ > 転職ガイド一覧 > 仕事を辞めたい方 > 仕事辞めたいはうつの始まり?対処法と辞める際の準備すること

仕事辞めたいはうつの始まり?対処法と辞める際の準備すること

仕事を辞めたい方
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

「いまの仕事がつらくて夜も眠れない」

「趣味に時間を使っても楽しくない」

 

長時間労働が当たり前で、日々過酷なノルマや厳しい締め切りに追われる。いまの職場を辞めたいとは思っても、将来の不安があるとなかなか辞める勇気は出ないものです。日に日に活力が失われていく状況に、「うつなのかも」と感じていませんか。

 

  • 体がだるく疲れやすい
  • 気が沈んだり気が重くなることがある
  • 朝のうち特に無気力
  • 眠れないで朝早く目ざめることがある
  • 自分の人生がつまらなく感じる

 

上記の項目は、簡易的な『うつチェック』ですが、すべてに当てはまる方は要注意。すでにうつ気味といえるでしょう。これ以上悪化したら、本当にうつ病を発症してしまうかもしれません。

 

この記事では、うつになりやすい職場の特徴、仕事を辞める際によくある不安に対する解決策をご紹介します。

 

つらい環境で仕事をしていても、成長はできません。身体や心にダメージを負ってしまうだけです。いまの環境を変えるために、少しだけ勇気を出してみませんか?

 

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off
この記事に記載の情報は2021年03月03日時点のものです

仕事辞めたい状態が続くのはうつ?なりやすい人の特徴

うつ病は身体と心に様々な症状があらわれる

身体的な不調は、頭痛や倦怠感、食欲の減退などです。心の不調は、意欲の減少と、不安感、ネガティブな思考にとらわれることなどです。ただし、『非定型うつ病』という病気もありますので、食欲が旺盛だからといって安心してはいけません(食欲増進は、典型的な非定型うつ病の症状です)。

 

非定型うつ病の診断は、専門の医者でも難しいといわれています。「仕事を辞めたい」という気持ちが頻繁に起こるときは、単なる甘えだと安易に結論しないで、慎重に対処しましょう。

 

うつになる理由となりやすい人の特徴

うつ病になりやすい人には、以下のような特徴があります。
 

  • 真面目
  • 几帳面
  • 責任感が強い
  • 完璧主義者
  • 自分に厳しい人は など

 

個人で進められる仕事はごく一部に限られますし、基本はチームで動くものですから、真面目さや几帳面さを押し殺さないといけないことはよくありますし、完璧な仕事ができないこともよくあります。

 

表:うつ病の種類と主な特徴

症状の現れ方

うつ状態だけが起こる:「単極性うつ病」

うつ状態とそううつ状態の両方:「双極性うつ病」

重症度

軽症:仕事や日常生活、コミュニケーションに生じる障害はわずか。周囲の人も気がつかないことも多い

重症」:仕事、日常生活、コミュニケーションが明らかに困難

中等症:「軽症」と「重症」の中間

初発または再発

反復性の場合、再発防止に対する対応が必要。

特徴的な病型

メランコリー型、非定型、季節型、産後などがある

  • メランコリー型:典型的なうつ病と言われることの多いタイプ
  • 非定型:良いことに対しては気分がよくなるが、過食傾向、過眠、ひどい倦怠感など
  • 季節型:季節にうつ病を発症し季節の移り変わりとともに回復がみられる
  • 産後型:産後4週以内にうつ病を発症するもの

参考:こころの耳|うつ病とは?

 

うつ病になりやすい性格を国が提言

厚生労働省が公表しているパンフレット『うつ病をしっていますか?』によれば、うつ病になりやすい人の性格として、下記のようなことをあげています。

 

 几帳面で真面目、責任感が強い人がうつ病になりやすいと言われていますが、これは大部分の日本人に共通した特徴です。これらが人並み以上に強い場合や考え方に柔軟性が乏しい人、開き直りや決断ができない人はストレスを受け止めやすく、結果としてうつ病になりやすいと言えます。
 

うつ病のきっかけ・・・

 様々な生活体験がうつ病のきっかけになります。ストレスになりやすいこれらの体験と個人の性格や行動様式が相互に関係して、一部の人がうつ病になります。うつ病が悪化すると自殺の危険もでてきます。

引用元:うつ病を知っていますか? (国民向けパンフレット 案) - 厚生労働省

 

責任感が強い人は、そういった状況に置かれると自分を責めてしまいますので、心に負担がかかりやすく、その結果、うつ病になりやすいのです。ちなみに、社交的で人付き合いのよい人も、うつ病になりやすいといわれています。

 

日本人は勤勉で本音を言わないことも多いので、良好な人間関係を維持するために、本人の自覚しないところで、心に負担をかけていることも考えられますね。
 

仕事辞めたい・行きたくないと頻繁に思うようになる

仕事が残業続きで疲れているときは、誰しも「行きたくない(休みたい)」と思いますし、職場の人間関係にうんざりしているときも、「行きたくない」と思うでしょう。
 
また、一生懸命働いても給料が上がらないと感じたときや、毎日同じ仕事をしているというマンネリ感からも、「仕事に行きたくない」と思うこともあるはずです。つまり、我慢すればするほど精神的な負担になり、最悪の場合は、うつ病になってしまいます。
 
ちなみに、30代~40代は、会社での立場や家族に対する責任感から、うつ病を発症しやすい年齢だといわれています。
 

引用元:第8回『メンタルヘルスの取り組み』に関する企業アンケート調査結果|公益財団法人日本生産性本部


【関連記事】

「仕事を辞めたい!」主な理由5つ|円満に退職するための伝え方まとめ


 

うつ病かどうかセルフチェックする方法

もしかしたらうつ病かも?と思ったらセルフチェックをしてみましょう。厚生労働省のデータによれば、忙しい現代人は、生涯に約15人に1人、過去12ヶ月間には約50人に1人がうつ病を経験しているとされています。『生涯で』という点からも、うつ病は自分ではなかなか気づきにくい病気です。
 

うつ病を疑うサイン-自分が気づく変化

1.           悲しい、憂うつな気分、沈んだ気分

2.           何事にも興味がわかず、楽しくない

3.           疲れやすく、元気がない(だるい)

4.           気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくう)

5.           寝つきが悪くて、朝早く目がさめる

6.           食欲がなくなる

7.           人に会いたくなくなる

8.           夕方より朝方の方が気分、体調が悪い

9.           心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする

10.         失敗や悲しみ、失望から立ち直れない

11.         自分を責め、自分は価値がないと感じる など

引用元:うつ病を知っていますか? (国民向けパンフレット 案) - 厚生労働省

 

また以下は、厚生労働省のサイトにある職業性ストレス簡易調査票に基づき作成された、各種セルフチェックシートになります。5分程度で設問に答えると、下記のようなシートと共に、あなたが今どのような状態なのかを診断してくれます。

 

5分でできる職場のストレスセルフチェック|心の耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
 

仕事の量が多い、仕事がキビシイと考えている人は、もう一度自分の仕事量を見直し、上司、同僚と仕事内容について相談することをお勧めします。周囲の人に協力を仰ぐ事により、事態が解決するかもしれません。 仕事のコントロール度は、自分で仕事の予定や手順を決めることができない時、「仕事のコントロール度」が低くなります。例えば、周囲のスピードや上司の予定に合わせて仕事をするとか、急な仕事の変更がよく起こるために予定が立てられない状況などです。仕事のやり方をうまくして負担量を軽減することができないか、 仕事の進め方を自分で決定できる部分がもっとないか、を考えてみて下さい。

引用元:5分でできる職場のストレスセルフチェック|心の耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト

 

仕事を辞めたい!からうつになる理由とは?

 

業務内容が激務すぎる

「残業が月に200時間ある」「毎日終電、時には会社に泊まることも多い」「土日・祝日に休めない」など、明らかにブラック企業と思われる場合がそうですが、不思議なことに働いている間は自分の体の管理に目がいかず、気がついたらストレスを抱えすぎていたという場合も多いです。

 

厚生労働省がセルフストレスチェック診断や『こころもメンテしよう 若者のためのメンタルヘルスブック』というものを用意していることからも、それは明らかでしょう。

【関連記事】「仕事を辞めたい!」主な理由5つ|円満に退職するための伝え方まとめ

 

ノルマ過剰な職場

過剰なノルマの設定もプレッシャーやストレスから、うつ病の原因となりやすいです。ブラック企業では、きついノルマが設定されていることも多く、達成できないとひどくしかられたり、職場での寝泊まりを強要されたりすることもあります。

 

無理難題を言われれば、普通ふつうは仕事を辞めるでしょう。しかし、真面目で素直な人ほど、は達成できない原因が自分にあると思いがちです。

 

他の会社を知らないといまの職場が普通でないか、比較できないと思いますので、友人・知人にノルマがおかしくないか聞いてみましょう。

 

長時間労働|80時間以上の時間外労働が多い

厚生労働省では1ヵ月45時間、1年間360時間以内が適正と決められていますが、仕事の量が多く、毎日仕事に追われる状態が長く続くと心身ともに疲れてしまいます。ですので、もし月の残業時間が80時間時間を超える場合が多いのであれば、今すぐ転職を検討されることをおすすめします。

 

この80時間というのは「過労死ライン」と呼ばれており、働き過ぎによる健康障害が生じる目安となる時間とされています。もうちょっと詳しく説明すると、健康障害の発症2~6ヶ月間で、平均80時間を超える時間外労働をした際、健康障害と長時間労働の因果関係を認めやすいという目安になっています。

 

長時間労働に従事することによる精神障害発病の原因

(心理的負荷の強度を「強」「中」「弱」と評価)
 

●「特別な出来事」としての「極度の長時間労働」(強になる例)

発病直前の極めて長い労働時間を評価

  • 発病直前の1か月におおむね160時間以上の時間外労働を行った場合
  • 発病直前の3週間におおむね120時間以上の時間外労働を行った場合

 

●「出来事 としての長時間労働(強になる例)

発病前の1か月から3か月間の長時間労働を出来事として評価

  • 発病直前の2か月間連続して1月当たりおおむね120時間以上の時間外労働を行った場合
  • 発病直前の3か月間連続して1月当たりおおむね100時間以上の時間外労働を行った場合

 

●他の出来事と関連した長時間労働(強になる例)

出来事が発生した前や後に恒常的な長時間労働(月100時間程度の時間外労働)があった場合、心理的負荷の強度を修正する要素として評価

  • 転勤して新たな業務に従事し、その後月100時間程度の時間外労働を行った場合
     

参考:厚生労働省|精神障害の労災認定

 

一般的には、6カ月平均45時間を超える時間外労働が行われると健康障害との関連性は強まっていき、さらに超えるとより因果関係はより強まっていくとされています。

 

睡眠時間の少なさもうつの原因

また、睡眠時間がうつ病の発症に影響を及ぼすともいわれています。毎日の長時間労働によって、睡眠時間が削られてしまい、その結果、身体を休めることができず、うつ病を発症してしまうわけです。

 

睡眠不足は、1日や2日長く寝ただけでは解消しないので、日頃からしっかり睡眠時間を確保することが大切です。

 

人間関係|パワハラやセクハラなど

ストレスの原因が人間関係というケースも多いようです。上司や先輩に気をつかい過ぎる人やパワハラやセクハラが横行している場合、社内の雰囲気がよくないのが自分のネガティブな性格のせいにしてしまったりなどがあります。

何気なく注意された上司からの一言も深刻に考えてしまい、気が休まらないこともあるでしょう。

 

パワハラ・セクハラの定義

パワハラの定義を簡単にまとめると『地位や優位性を利用した苦痛を与えて職場環境を悪化させること』とさえており、パワハラの判断基準となるのは以下の3つです。

 

  • 職場の地位・優位性を利用している
  • 業務の適正な範囲を超えた指示・命令である
  • 相手に著しい精神的苦痛を与えたり、その職場環境を害する行為である

参考:パワハラの定義|あかるい職場応援団

 

上司や同僚にパワハラ・セクハラを受けたことが原因で、仕事を辞める方は少なくありません。規模のあまり大きくない職場では、内部に相談窓口がなかったり、外部の労働基準監督署や弁護士を利用しづらかったりすることから、悩みを抱えこんでしまいやすいです。

 

我慢をしていても環境がよくなることはありませんし、当事者同士では解決できない可能性が高いため、内部・外部問わず第三者に相談したほうがよいでしょう。

 

【関連記事】

仕事のストレスで辞めたいときは辞めるが勝ち|円満退職のススメ

 

うつになる前に!仕事のストレスを解消する方法

人間は、ストレスをため込むと、うつ病にかかりがちです。そのため、うつ病の一番の予防策はストレスをためないことと、たまったストレスを解消することです。また、仕事を辞めたい場合に重要なことは、うつ病などのメンタルヘルスになる前に行動を起こすことです。

 

社内の相談窓口に相談

仕事を辞めたいときは、早い段階で上司や社内相談窓口に相談しましょう。相談は原因となる問題を解決したりするのに重要なことです。もし社内通報窓口もなく、人に相談するのが難しい場合は、社外の相談窓口を利用するのもひとつです。

 

【関連記事】

会社を辞めたい!そんなときの賢い辞め方・耐え方・頼れる相談先まとめ

 

大きな声を出す

ストレスの解消には、大きな声を出すこと、また喜怒哀楽の感情を思いきり表に出すことが効果的です。これらの行為は、ストレスがたまってくると無自覚に減っていきますので、意識的に増やす必要があります。

 

また、ストレスは、おしゃべりをすることでも発散できます。人に声をかけるだけでも効果があるので、仕事中は、ちょっとしたことでも積極的に周りに声をかけていきましょう。

 

睡眠と食事をたっぷりとる

ストレスは、睡眠不足によるものもあります。質のよい睡眠をたっぷりとることはストレス解消にもなりますので、ストレスがたまったときは、多少無理をしてでも十分な睡眠時間を確保しましょう。
 
なお、ストレスがたまったときや、うつ病になったときは、食欲が減退します。また、食事をとる時間が不規則だと生活習慣病にかかりやすく、生活習慣病にかかると、うつ病にもかかりやすくなるので、ストレスがたまったときほど、食事には気をつけるようにしてください。

 

自分を褒める

自分を必要以上に責めて、ストレスをため込んでしまう人がいます。そういう人は、自分を褒めてあげてください。今のまま、ありのままの自分を褒めて、自分にご褒美をあげてください。肯定感によってストレスが霧散します。

自分へのご褒美は好きなことをするのが一番です。

ただ、思いつかない場合は、好きなだけ睡眠をとったり、美味しい料理をたっぷり食べたりするのなど、十分な睡眠や食事も、ストレスの解消に効果的です。
 

休職や転職をする

上述の方法でストレスがなくならないときは、普段なら絶対にやらないようなことを、思い切ってやってみましょう。部屋の模様替えや引っ越しなど、生活に新たな風を取り入れれば、心機一転、気持ちも晴れやかになるでしょう。それでも気分がさえない場合は、思い切って退職や休職を検討してみてください。

 

退職後の生活は以下の2つの選択肢があります。

  1. 労災の休養給付で治療に専念する
  2. 基本手当(失業保険)で転職活動をする

 

労災を申請する場合は労働基準監督署、基本手当(失業保険)を申請する場合はハローワークで手続きすることができます。職場環境を変えることで改善される場合は、基本手当(失業保険)を申請しながら転職活動を行うのもひとつです。

 

【関連記事】仕事でストレスを感じたら…?|危険サインとストレス撃退法
 

 

仕事を辞める・退職を決意したらやるべきこと



このまま会社にいたらおかしくなるんじゃないか」と思っても、仕事を辞めた後が不安で、今一歩勇気が出ないという方もいらっしゃると思います。もし身体の調子が本格的におかしいと感じたら、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

うつ病と診断された場合は、仕事を辞めるより先に休職すべきです。うつ病の治療には、かなりの時間がかかりますし、治っていない状況で転職活動してもうまくはいきません。

 

まずは、ゆっくり休んで治すことが大切です。お金の心配はあるかもしれませんが、傷病手当金もしくは休業補償給付の申請をしましょう。

 

  • 転職先がもっとひどい職場だったら
  • お金が必要だからやめられない
  • 上司に辞めると伝えるのが怖い

 

確かに、ネガティブな理由での転職は投げ出したように見えて、いやかもしれません。しかし、仕事より自分自身を守ることのほうが大切です。それぞれの悩み別の解決策と、実際に仕事を辞めた方の声もご紹介します。

 

上司に退職を伝える|申告後2週間で退職は可能

人員不足の会社に勤めている場合、退職が認めてもらえないかもと不安になりますよね。会社が認める認めないにかかわらず、2週間前に退職する旨を伝えれば、法律上は退職可能です。

 

退職を伝える際は、口頭・書面どちらでも有効ですが、証拠を残すためにも退職届を提出することをおすすめします。

 

極力、円満に退職できるように、1~2ヶ月前には辞めることを伝えておいた方がよいでしょう。ただし、会社側が退職を認めないのであれば、2週間経過で辞めても問題はありません。

 

労災申請をする

メンタルヘルスは退職後に発症することも考えられるため、退職後に労災を申請することも可能です。ただ、労働災害と認定されるかどうかは、傷病が業務に起因すると認められる必要がありますので、今のうちに準備しておくことをおすすめします。

 

転職活動・失業保険を利用する

収入がなくなることが不安で、仕事を辞められないと考える方は多いでしょう。いくつか収入源を確保する方法があります。

 

在職中に転職活動をする

1つ目は、在職中に転職活動をすることです。働きながら転職活動をすれば、収入がなくなるため、焦りから職場選びに失敗する可能性が減ります。他方で、面接の時間を確保するのが難しくなるため、前述した転職エージェントを活用したり、有給を取ったりしましょう。

 

失業保険を利用する

会社を辞めてからでも、失業保険を利用すれば収入を確保することができます。失業保険を受け取るには、ハローワークでの手続きが必要となります。すべての人が受給できるわけではないので注意してください。

 

自主都合退職の場合は、7日+3ヶ月の待機期間があります。一方、会社都合退職の場合は7日+1ヶ月の待機期間で失業保険の支給がされます。また、パワハラやセクハラ、長時間労働が原因で退職した場合には、自主都合退職でも受給条件が緩和されます。

 

転職に関する不安は転職エージェントへの相談がおすすめ

転職する際に気になるのが、新しい職場がいまよりマシかどうかだと思います。そもそも自分のことを欲しがってくれる職場あるか、という疑問もあるでしょう。

 

転職エージェントを活用すれば、それらの不安を解消する手助けになってくれるはずです。転職エージェントは、求人紹介サービスの一種で、利用者との面談をとおして、いまの職場に対する不満、新しい職場に求める条件を把握したうえで、求人を紹介します。

 

「仕事に行きたくない」という気持ちがおさまらないときは、転職エージェントに相談するのもよいでしょう。あなたの憂うつな気持ちが、あなた自身の問題なのか、それとも職場によるものなのか、そのことをエージェントに教えてもらうだけでも、ずいぶん気持ちは変わってくるはずです。
 

JACリクルートメント

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/tenshoku-prod2/system/ckeditor_assets/pictures/613/content_jac.png?1535623763


管理職・専門職に特化した転職エージェントです。外資系に強く、世界各国に拠点を持っていますので、エージェントを通じて、仕事に対するさまざまな価値観にふれることができるでしょう。
 

リクルートエージェント

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/tenshoku-prod2/system/ckeditor_assets/pictures/610/content_.png.

業界最大手の転職エージェントです。圧倒的な求人数はもちろん、アドバイザーの人数も多く、経験豊富なので、どんなケースにも対応できるはず。きっと的確なアドバイスが得られるでしょう。

 

転職エージェントの面談を通して、自身の知らない一面やスキルに気づけるかもしれません。また紹介先の企業について、訪問を行い内部事情や職場の雰囲気を把握しているため、労働環境が悪い職場への転職を避けることができます。

 

【関連記事】
転職エージェントを利用するメリットとデメリットの全知識
転職エージェントに効率よく相談するコツとおすすめの相談先

 

まとめ

うつかもしれないと思うほどつらい状況でも、仕事を辞める決断は簡単にはできません。しかし、現状のまま仕事を続けていたら、本当にうつ病を発症してしまう可能性もあります。

 

限界まで頑張り続けるのではなく、今のままではまずい、この状況はおかしいと感じたら、転職、休職を考えたほうがよいでしょう。仕事を辞める際には、新しい職場が見つかるか心配、収入がなくなることへの不安があると思います。

 

転職エージェント活用したり、失業保険を受給したりすることで、不安は軽減されるはずです。思いつめすぎず、「いまの仕事を辞めてもなんとかなる」という心持ちで進めていきましょう。

 

最近の研究では、従来のうつ病とは症状の違う『非定型うつ病』の存在が明らかになりました。この『非定型うつ病』は、症状がさまざまで、文字通り非定型であるため、診断がとても難しくなっています。
 
少しでもおかしいなと感じたら、休みをとって病院に行くことをおすすめします。
 
【関連記事】
仕事を辞めたいって甘え?辞めるべき判断基準と辞めるときにすべきこと
仕事を辞めたいけど言えない理由と言いやすくなる8つの方法
「仕事辞めたい」けど言えない。辞めても良い状況と上手な伝え方

 

 

参照元一覧

 

 

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

同じカテゴリの転職コラム
  • 新着コラム
  • 人気コラム
  • おすすめコラム