
- 給与が少ない
- 労働条件が過酷
- 保育園の人間関係がつらい
などの理由により、転職を考える保育士は少なくありません。
しかし、保育園の数はたくさんあり、そのなかでどの保育園が自分に合った職場なのかを見極めるのは難しいですよね。
そんなときには、保育士専門の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
保育士専門の転職エージェントでは、業界事情に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しており、今後のキャリアや希望する条件などから、あなたに最適な保育園を提案してくれます。
また、給与交渉や面接日程の調整などもしてくれるため、忙しくて転職活動の時間がなかなか取れない保育士には心強いのではないでしょうか。
この記事では、保育士におすすめの転職サイト・エージェントを8つ紹介します。
また合わせて、転職エージェントを利用するメリットや注意点、保育士の転職を成功させるポイントなどについても詳しく解説するので、参考にしてみてください。
保育士におすすめの転職エージェント8選
保育士で転職を考えている人は、少なからず現状に何らかの不満を持っているはずです。
ここでは、保育士の人がよく持つ不満別に、おすすめの転職エージェントを紹介します。
保育ひろば|いろんな条件にこだわりたい人向け
各地に拠点を持つ『保育ひろば』では、地域の事情に精通したキャリアアドバイザーがあなたの転職を支援してくれます。
また、求人数は業界トップクラス。あなたに最適な保育園が見つかる可能性は高いといえます。
保育ひろばでは就職・転職フェアも開催しており、保育園の採用担当者と直接話ができるので、どのような人たちが働いているのかを自分の目で確かめられるでしょう。
さらに、非公開求人も多数所有しており、好条件で働ける保育園も紹介可能です。
マイナビ保育士|関東に住んでいる人向け
『マイナビ保育士』は、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県を中小に、サービス提供している転職エージェント。
首都圏で求人を探している方には、せひともおすすめしたいサービスです。
非公開求人数も多く、マイナビ保育士で独占している求人も存在するため、好条件で働ける保育園を見つけることができるかもしれません。
また、長年にわたり人材紹介サービスを行っていることから、転職に関するノウハウが豊富。履歴書作成や面接対策、転職後の給与交渉など、あらゆる場面で丁寧サポートが受けられます。
保育士バンク|求人を自分で見極めたい人向け
『保育士バンク』は厚生労働大臣に認可された転職サイトです。
全国対応しており、求人数も業界トップクラスですが、拠点が東京・大阪・名古屋・福岡・札幌にしかないため、地域の事情への精通度は劣るかもしれません。
ただし、求人情報が非常に詳しく記載されており、自分でいろんな保育園の情報を集めたい人にとっては最適なサイトだといえるでしょう。
また、保育士バンクも就職フェアを開催していますので、実際に働いている人と面談できますし、在籍しているキャリアアドバイザーも、あなたの転職をしっかりとサポートしてくれます。
ジョブメドレー|給与を重視する人向け
『ジョブメドレー』は、保育士だけでなく、医師や歯科医師、看護など、医療・福祉関連の転職を総合的に支援しているサイトです。
そのためか、医療施設内の保育園など、ちょっと変わった転職先を紹介しているケースも。
また、高待遇の求人が多数掲載されており、給与を重要視する人におすすめの転職サイトです。
保育園からのスカウトメール制度も実施していますので、あなたの経歴によっては、今まで以上の条件で転職が可能となるでしょう。
保育バランス|ワークライフバランスを重視する人向け
『保育バランス』は、仕事とプライベートのワークライフバランスを重要視しています。
そのため、事業所内保育に特化して転職をサポートします。
事業所内の保育園では、運動会などの大きな行事や時間外労働もないため、仕事だけでなく、プライベートも充実させて働きたいという人に最適な仕事場です。
また、小規模な保育園が多いため、すべての児童が目に届かないこともなく、人員にも余裕があるため、ゆったりと仕事に臨めるという特徴もあります。
- 園児たちに目が届かない
- 時間外労働が多い
- 周囲の人が辞めていく
といった不満を持つ人にもおすすめの転職サイトです。
保育エイド|職場の人間関係を重視する人向け
『保育エイド』は、人間関係が良好な保育園だけを厳選して紹介する転職エージェントです。
保育士の離職率を上げている原因のひとつとして『職場での上下関係の厳しさ』が挙げられるでしょう。
保育士は子供を預かるという責任が大きい仕事なので、ある程度の厳しさも必要かもしれませんが、「あまりにも人間関係がひどく、苦しんだ」という理由で転職する人も少なくありません。
保育エイドでは、園内の雰囲気が良好な保育園のみを紹介していますので、転職後人間関係に苦しめられることはないでしょう。
スマイルSUPPORT保育|転職に自信がない人向け
『スマイルSUPPORT保育』は保育士専門の転職エージェントの中では規模が大きく、30,000件以上の求人を有しています。
特に東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木の案件が多く、関東圏にお住まいの方におすすめです。
また転職経験がない方や新卒の方のサポートにも積極的なので、転職活動に不安があるかたは利用してみるといいでしょう。
保育情報ドットコム|非常勤の求人を探している方向け
非常勤として働きたい人におすすめの転職サイトです。
全国13箇所に拠点があるので、地方の方も利用しやすくなっています。
求人の約7割がアルバイト、パート、派遣の求人ですので、プライベートとの両立を考える人は登録してみるといいかもしれません。
保育士の転職でエージェントを利用するメリット
転職エージェントなんて使わなくても職場ぐらい探せると思っている人もいるでしょう。
しかし、転職エージェントを利用するとマッチングが上手く行きやすく、転職後の離職率が下がる傾向があるようです。
人間関係が理由の転職が多いなか、職場の雰囲気を事前に知れるのは大きな利点ではないでしょうか。
あなたにあった求人を紹介してくれる
転職エージェントに登録すると、初回のキャリアカウンセリングであなたのこれまでのキャリアを棚卸ししてくれたり、これからどんな園で働きたいのか、どんな園は嫌なのかなどあなたの希望を聞いてくれたりします。
カウンセリングが終わったらこれまでの経験や希望をもとにあなたにピッタリの求人を紹介してくれますので、現在働いていて時間が取りにくい方でもスムーズに転職活動を進めていけます。
面接・書類対策をしてもらえる
やる気があっても面接のノウハウを知らないばかりに不採用になってしまう方も少なくありません。
転職エージェントに相談すると、面接官によく聞かれる質問の答え方を教えてくれたり、通過するような書類の書き方を教えてくれたりします。
スムーズに採用まで行けそうにないなと思う方には心強いサービスではないでしょうか。
年収アップの交渉をしてもらえる
年収や労働時間、残業など先方に言い出しにくい待遇に関する交渉をあなたに変わってしてくれます。
待遇面に言及するのは労働者として当然の権利ですが、自分からは切り出しにくいものです。
たとえ月収は上がらなかったとしても、年単位で10万~20万多くもらえることもあるので、結構馬鹿になりません。
園の雰囲気を教えてくれる
先にも述べたように保育士の退職理由で多いのは、人間関係の悩みに起因するものです。
転職エージェントは求人を掲載している保育園と直接やり取りし雰囲気を知っていますので、あなたに生きた情報を教えてくれます。
また、中には職場見学のアポを取ってくれる転職エージェントもいます。
転職先の雰囲気を事前に把握することで、安心して職場探しができるでしょう。
サービスは全て無料
でもお高いんでしょう?と思った方もいるかもしれませんが、サービスは全て無料で受けられます。
転職エージェントは採用が決まった際に、転職者の年収の約30%前後を報酬として保育園からもらっています。
そのお金を元に運営しているため、あなたがお金を取られる心配はありません。
保育士向け転職サイト・エージェントを選ぶ際のポイント
転職サイトを登録しようと検索してみても、ネットにはたくさんのサイトが存在しており、どこにしようか迷ってしまいますね。
いろんなサイトがあるからといって、あまりにもたくさん登録してしまうと、情報量が多いことやキャリアアドバイザーとのやり取りに追われ、あなたにとってどこが最適な転職先か見えなくなってしまうこともあるでしょう。
そのため、転職サイトはいくつかに絞って登録すべきです。ここでは、転職サイトを選ぶ際のポイントについて紹介します。
地域に強いかどうか
保育園はそれぞれの地域によって特色が異なります。
あの地域の保育園はどのような傾向があり、どんな保育士さんを希望しているかをキャリアアドバイザーが把握しておかなければ、就職できる可能性が低くなってしまいます。
また、地域の事情に精通していないと、あなたの希望に適した保育園を転職サイトが紹介することは困難になるでしょう。
求人数が多いかどうか
掲載されている求人数も重要です。
そもそもの求人数が少なければ選べる保育園が限られますので、その分、あなたが希望する条件に合った保育園が見つかる可能性は低くなってしまいます。
求人数が多ければ多いほどよいというわけでもありませんが、一度確認しておきましょう。
キャリアアドバイザーの力量はどうか
転職サイトだけでなく、キャリアアドバイザーの力量も重要です。
キャリアアドバイザーは主にあなたに対して以下のサービスを提供し、転職を支援します。
- 今までのキャリアの洗い出し
- 希望する条件のヒアリング
- 履歴書の添削
- 面接の対策
- 就職先との条件の交渉
つまり、あなたの転職が成功するか否かはキャリアアドバイザーにかかっているといってもよいでしょう。転職サイトの特色以上にキャリアアドバイザーの力量は重要です。
あなたに最適なキャリアアドバイザーが在籍しているか、転職希望者に親身に寄り添ってアドバイスしてくれるかなどに注意しておく必要があります。
転職エージェントを利用する際の注意点
使いこなせれば便利なサービスですが、いくつか注意点があるので利用前に確認しておきましょう。
知っているだけでも回避しやすくなる問題ばかりです。
質の悪い担当者にあたることもある
転職エージェントに登録するとあなた専任のキャリアアドバイザーがつきます。
親身になってくれる方に当たれば良いのですが、あなたを商品のように見ている人に当たることもあります。
経験が浅かったり、性格が合わなかったりすることもあります。
担当者を代えてもらうか、別の転職エージェントを利用するとよいでしょう。
手厚いサポートを受けられない可能性もある
転職エージェントがホームページで掲載している強みと現実のサービスが一致していないこともあります。
例えば大手転職エージェントで起こりがちなのですが、一人の担当者が抱えている求職者が多すぎて充分にサポートが行き届かないケースもあります。
あまりに見過ごせないようであれば、違う転職エージェントを使いましょう。
都合のいい情報しか言わない担当者もいる
転職エージェントは採用が決まれば決まるほど儲かりますから、あなたに転職を急かしてくる人もいます。
都合のいいことしか言わず、早く決めさせようとしてくるかもしれません。
納得行かない申し出に応じる必要はありませんので、相手の言うことを何でもかんでもうのみにしないようにしましょう。
望んだ条件じゃない求人を紹介されることもある
あなたの希望に100%合った求人が必ずあるとは限りません。
何を犠牲にできて、何を犠牲にできないのか、職場に期待する条件に優先順位をつけて考えると良いでしょう。
ただし今は待機児童が多く求人の数も多いので、お住いの地域と実力によってはある程度吟味しても良いかもしれません。
保育士向け転職エージェントを賢く利用する方法
転職エージェントを使う際の問題点は担当者とのミスマッチにほぼ集約されます。
相性のいい担当者を見つけるまでは複数の転職エージェントを利用したほうが良いかもしれません。
ここでは転職エージェントを賢く使いこなす方法を紹介します。
2,3社の転職エージェントに登録する
最初は相性のいい担当者と巡り合うことを目的にしてもいいかもしれません。
2,3社登録しておくことで、自分にふさわしい求人はどのレベルなのかより具体的に把握できます。
複数の専門家の話を聞くことで求人を見る目がこえますので、納得いく職場を選びやすくなります。
ただし、登録しすぎると対応しきれなくなるので、2.3社前後に止めておくのが無難です。
定期的に連絡を入れる
転職エージェントは更新日が若い人から求人を紹介していきます。
更新日は転職エージェントと最後に連絡を取った日のことです。
目安として1~2週間に一度連絡を入れておくことで、声をかけてもらいやすくなります。
転職サイトも併用する
転職エージェントは面接・書類対策以外にも求人を紹介してくれますが、転職サイトで良い求人を見つけたら自分で応募しても構いません。
頼り切りになるのではなく、自分からより良い求人を見つけにいくスタンスも大事です。
キャリアアドバイザーの変更
前述の通り、あなたの転職が成功するか否かは、キャリアアドバイザーの力量にかかっているといっても過言ではありません。
多くの転職サイトは成功報酬型を採用しており、転職希望者が保育園に就職できてはじめて利益が発生します。
そのため、キャリアアドバイザーによっては自社の利益のために、無理やり就職させようとするケースも考えられます。
もしも、キャリアアドバイザーが親身に対応してくれなかったり、力量不足を感じたりした場合には、担当を変えてもらいましょう。
キャリアアドバイザーの変更は気が引けるかもしれませんが、『相性が合わない』などと伝えて、積極的に変更するようにしてください。
保育士の転職を成功させる4つのポイント
ここでは保育士が転職する際にあらかじめ意識しておきたい転職成功のポイントを紹介します。
転職する目的を明確にする
転職前にはなぜ職場を変えるのか、明確な目的意識を持ちましょう。
給料をアップさせたい。残業を減らしたい。人間関係の良い職場で働きたい。希望はいっぱいあると思いますが、優先順位はつけておきましょう。
でないとこの求人も良さそうだ、あの求人も良さそうだと目移りしてしまい、本当に大事な目的を忘れてしまいかねません。
目的にあった保育園を確実に選ぶ
目的が明らかになったら実際に保育園を選んでいきましょう。
保育士は給料が安いと感じるかもしれませんが、スキルアップをすればどんどん好条件の職場に転職していくことも可能です。
海外で働く選択肢もありますし、園長など管理職を目指すこともできます。
成長か、安定か、人間関係か。良さそうな園が見つかったら、転職エージェントに話を聞いたり、職場見学をしたりして実際の雰囲気を自分の目で確かめると良いでしょう。
ブラック保育園を選ばない
長時間のサービス残業を強いられる、保育士同士でいじめがある、人の出入りが激しい、食事が粗末、運動や散歩の時間がないといった特徴を持つブラック保育園は日本各地にあります。
こんな保育園で働いても低賃金で働かされ、体や心が壊れたら使い捨てられるのがオチです。
いまブラック保育園で働いていて転職を考えている人もいるかもしれませんし、次の職場がブラック保育園かもしれません。そんな園で働かないためにも、見極めるコツを押さえておきましょう。
明らかに人員不足
子どもたちの人数に対して保育士が少なく、充分に目が届いていない様子があればブラック保育園である可能性が出てきます。
子供たちとしっかり向き合う時間がないので、叱って言うことをきかす教育になりがちです。あなたもそんな教育はしたくないでしょう。
職員の離職率が高い
職員がどんどん辞めていくのには何か理由があるはずです。
転職エージェントを選ぶ際には、離職率を包み隠さず教えてくれるとこにしましょう。
衛生状態が良くない
職場見学に行く際は、園全体が汚れたまま放置されていないか確認しましょう。
もし汚れが著しければ、衛生管理に人員を割くほどの余裕がないのかもしれません。
食事や運動の時間がおざなり
コスパを優先して食事内容をケチる、手間がかかる運動の時間を充分に確保していないなどの特徴があれば、ブラック保育園の可能性が高くなります。
あくまでもお金が大切で、園児は二の次といった雰囲気がないかチェックしてみてください。
面接でよく聞かれる質問を把握し対策する
例えばよくある質問に「前の保育園はなぜやめましたか?」というものがあります。
この質問に対して素直に人間関係の不満を述べるよりも、
「園児1人1人と向き合って行きたかったのですが、前の園ではそれを実現するのが難しい状況でした。園長先生に何度も訴えかけましたが現状は変わらなかったので、私が理想とする保育を実践できそうな職場で働きたいと思いました。」
と答えたほうが心象が良くなるのはお分かりいただけると思います。
他にも保育士特有のよくある質問はたくさんあるので、ある程度は事前に対策していきたいところです。
まとめ
転職エージェントに2,3登録することで、担当者の言うことを客観的に理解できるようになりますし、相性のいい相手が見つかる可能性も高くなります。
転職を成功させたいのであれば、転職する目的に優先順位をつけ、目的に合ったような職場を見つけていくようにしましょう。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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