
転職活動の際、書類を作成したり面接を行う前に、自分の希望や経験などを整理する自己分析が必要になります。この記事では自己分析を行う目的と、自己分析をする際に押さえておきたい重要なポイントについて説明していきたいと思います。
転職を成功させるためには、まずは自分が転職に求めているものは何か、自分が会社で働く際の強みは何か、そして志望する企業に求められていることは何かについて、しっかりと把握していることが必要です。
採用率を高める転職前の自己分析方法
自己分析は、自分の理想を整理するためだけではなく、履歴書や面接でアピールする内容を見つけるために行うものでもあります。さっそく、自己分析を行う上で特に意識したい3つのポイントについて説明していきます。
まずは転職する目的について分析する
自分が転職に対して何を求めているのか、まずは転職する目的について整理することから始めましょう。
もし毎月の給料をアップさせるために転職をしたいと考えているのであれば、具体的にどれくらいの金額が欲しいのかを整理する必要がありますし、新しい仕事内容にチャレンジしたいのであれば、なぜその仕事がしたいと考えているのか、しっかりと整理する必要があります。
給料面や労働環境面など、自分の希望ができるだけ多く叶えられる職場に転職できることが一番の理想ですが、あまり欲張ってしまうと転職が上手くいかない可能性があります。
転職するにあたって、これだけは必ず譲れないというポイントをまずはしっかりと把握して、その上で求めるものに優先順位をつけていくようにしましょう。
不満は自分が変わることで解決できないか分析する
転職する事で解決したい不満が整理できたら、次は、その不満は自分自身が変わったり新しく行動したりすることによって解決できないものなのか、一度整理してみましょう。
例えば現在の職場の人間関係に対して不満を感じている場合は、相手を変えようとするのではなく、自分自身を変えれば関係性を改善できるかもしれません。
相手のことを変えるのは不可能ですが、自分自身の考え方や行動は努力によって変えることができます。
人間関係は、転職して違う職場に行ったとしても大切なポイントになりますので、まずはできるだけ自分自身が変わるという方向で努力してみるようにしましょう。
自分が仕事で発揮できる強みについて分析する
自分が転職に対して求めていることを把握するだけではなく、自分が転職した会社で発揮できる強みについても、自己分析を行って整理する必要があります。
自分が会社の中でどういう仕事を経験してきたのか、それによってどういったスキルを得ることができたのか、また会社のチームの中での自分の役割は何だったのかなどについて整理し、転職を希望する会社で、どのような形で自分が働けるのかイメージできるようにしましょう。
より詳しく自己分析を進めていくためのヒント
ここまでは、自己分析を行う上で特に意識したい3つのポイントについて紹介しました。ここからは自分の強みを見つけるための具体的な方法や、自己分析を進めていく上でのヒントについて紹介していきたいと思います。
経験やスキルを項目ごとに分けて整理していく
これまでのあなたの経験や、得られた知識を詳しく書き出してみます。どんな仕事にも目的があり、過程があり、結果があります。その仕事によって得たもの、感じたもの、その積み重ねがあなたのキャリア。時系列で、「時期」「会社」「部署」「業務内容」「扱った商品・サービス」「目標」「成果」「工夫したこと」など、思いつく限り出してみましょう。
書き出したら、これまでの経験を振り返って「嬉しかった仕事」や「辛かった経験」、「学んだこと」「身についたこと」「大事にしていたこと」「やりがいを感じたこと」「こだわっていたこと」も追記していきます。また、表彰された経験や誰かに褒められたことがあれば、それも書き入れていきます。
引用元:転職活動に役立つ「 自己分析 」のポイント/リクナビNEXT
自分の経験やスキルを実際にどのように棚卸しすればいいか分からないという人は、こちらのリクナビ NEXTで紹介されている方法を参考にしてみましょう。
このように、色々な項目ごとに思いつく限り書き出していく目的は、あくまで自分が履歴書や面接でアピールする強みを見つけるためです。
誰かに見せることは意識せず、まずは思いつくままに経験や考えた事をそのまま書き出していくようにしましょう。
上で書き出した内容を分析して、自分の強みを明確にする
書き出したこれまでの経験を分析してみましょう。あなたが大切にしてきたことは何でしょうか。そして身についた能力・スキルは何でしょうか。STEP1の「キャリアの棚卸し」によって、あなたの価値観の傾向が見えてくるはずです。
引用元:転職活動に役立つ「自己分析」のポイント/リクナビNEXT
先ほど上で紹介した方法で経験や考え方を書き出し終えたら、それぞれの経験に共通している『自分が大切にしてきたこと』という軸を見つける作業を行いましょう。
その軸と『身についた能力・スキル』の2つを見比べてみたときに違和感がなければ、自分の整理の仕方はきっと間違っていないはずで、その2つを合わせたものがあなたの強みになります。
ちなみに紹介したリクナビNEXTのページでは、強みをうまく言語化できない人のために、親しみやすさ / 気配り・ホスピタリティー / 継続力 など、強みを整理する際のキーワードもたくさん紹介されているため、参考にしながら、自身の強みを整理してみるといいかもしれません。
具体的なエピソードと一緒に整理をする
上で整理した強みをアピールする際は、具体的なエピソードと一緒にアピールしないと説得力が弱くなってしまいます。
例えば、
「私は魚が大好きです。種類にも詳しいです。」
と説明するよりも、
「私は魚が大好きです。できるだけ新鮮なものが食べたいので、休日は旬なものが食べられる土地まで実際に足を運び、市場などで美味しいものを食べています。これまでに足を運んだ土地の数は全部で50箇所で、先週は北海道に行ってきました。」
というように、具体的なエピソードと一緒に内容を説明する方が、本当に魚を好きなことを伝えられるはずです。
転職でアピールする強みの場合も同様で、単にその強みを説明するだけではなく、その強みが実際に発揮されている姿をイメージすることができるか意識して、内容を伝えるようにしましょう。
第二新卒の方などで、仕事の経験がまだ浅い人の場合
新卒で入社した会社に勤めている期間がまだ短い人や既卒の状態から正社員になりたいと考えている人など、第二新卒での応募を検討している方は、自分の経験やスキルを整理する場合に苦労してしまうかもしれません。しかし経験がまだ浅い場合は、仕事以外の趣味や特技などから、スキルの棚卸しを行うことも有効と言われています。
必ずしも今まで自分が経験してきた業務内容だけから次の仕事を考える必要はありません。特に第二新卒や経験が浅い場合は、趣味や特技など、仕事以外の「キャリア」を棚卸ししてみるのも有効な方法です。
また仕事以外の「キャリア」の棚卸しは、キャリアチェンジする時に思わぬ形で役に立つこともあります。自分の経験が活かせる点が少ない業種へ転職したい場合など、仕事以外の「キャリア」が接点となって、チャンスを広げられる可能性もあります。
まずは、知識や人脈、経験、特技、人間性などをキーワードに振り返ってみましょう。自分の持つ無形の財産(キャリア)とともに、自身の行動の傾向や、周囲の人とのかかわり方、将来のイメージなど、見えてくるものがあるはずです。
引用元:転職活動に役立つ「自己分析」のポイント/リクナビNEXT
自分が学生時代に熱中した趣味やサークル活動、そしてアルバイトでの経験などのエピソードを伝える際に、ただ単に内容を伝えるのではなく、そのエピソードの伝え方を工夫するだけであなたの印象は変わってくるはずです。
知識・経験・特技など、自分が一番掘り下げられる項目に絞って、自分の強みになるポイントやエピソードを整理していってみましょう。
志望する企業の分析も行う
自分の強みを整理することはもちろんですが、自分だけではなく、志望する会社についてもしっかりと分析をする必要があります。
自分の強みやスキルは、志望する会社で活かすことができるのかを分析する
フルーツが欲しいと言っている人に、牛乳を渡しても意味がないですよね。それと同じで、志望する会社に採用されるためには、自分の強みやスキルが、会社で求められていることから外れていないかについても確認しておく必要があるのです。
ただし、求人の募集要項の採用条件に足りない項目があっても、面接まで進める会社はあったりするので、興味がある場合は応募をしてみるのもよいかもしれません。
SNSを活用して分析する
WEB上での情報収集も、会社を知るための一つのヒントになるはずです。TwitterなどのSNSや、VokersといったWEBサービスを利用して評判を調べてみたり、志望する業界の会社のホームページのコンテンツを複数見比べてみて、それぞれの違いを整理してみたりするのもおすすめです。
面接などを通して会社の雰囲気を分析する
実際に面接で感じた際の印象も、会社を知るための大事なポイントです。面接を担当している人は一緒に働く人かもしれないので、一緒に仕事をしやすそうかどうか、相性を確認しておくようにしましょう。
まとめ
自己分析は転職活動を進めていくために必要なもので、内定を獲得するための土台にもなります。自分のこれまでの仕事の経験やスキルについて整理するのは大変ですが、転職を成功させるためには必要なことです。しっかりと行うようにしましょう。
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