
現在、フリーランスのエンジニアとして活動しているハヤカワと言います。
経歴は学校を卒業して企業に3年くらい就職して、辞めてからはフリーランスのエンジニアとして独立しました。
未経験だけどWebエンジニアへ転職したい、結論から言えばそれは可能です。転職をスムーズに、より高い確率で成功させるための具体的なステップと、後半では『未経験でもWebエンジニアの採用に積極的な企業を紹介してくれるサイト』をご紹介します。
未経験者に伝えたい|そもそもWebエンジニアの仕事内容とは?
Webエンジニアと聞いて、どのようなことをしている人たちだと思いますか?おそらく、大半の人は『パソコンとにらめっこして何やらプログラムを書いている人』といった印象をではないでしょうか。
Webアプリケーションの開発が主な仕事
シンプルに言うとパソコンやスマートフォンで見るWebサイトの制作や、Webアプリケーションの開発が主な仕事内容です。
昨今では、多くの方が利用している人が多いかと思われますが、Twitterやインスタグラム、FacebookなどのSNSがトレンドです。
Webアプリケーションとは
Webブラウザと使って使用するアプリケーションのことをさします。
例を出すと、先ほど挙げたTwitterやインスタグラムのSNS、Amazonや楽天などのショッピングサイトではそのサイトにアカウントを登録することで自分専用の管理ページを操作することができるようになります。
Web上で操作できる仕組み作りをしている
ページ一つ一つに編集者が待機しており、ユーザーごとの情報を手作業で編集して送信しているのではありません。
アプリケーションサーバーがデータベースサーバーにユーザーに表示するべき情報を取得してWebサーバーに送信してユーザーがブラウザで見ることができるといったことを自動でしてくれます。
Webアプリケーションにはこのような特徴があり、Webエンジニアはこのような仕組みを開発しています。
このようなWebエンジニアですが問題点としてよく挙げられるのは、圧倒的な人材不足といったことです。
Webエンジニアの転職事情と業界状況|人手不足のため未経験歓迎の傾向は多い
Webエンジニアの需要は高い
このようなWebシステムが年々増えており、それにしたがってWebエンジニアの需要も高まっている現状です。
この先の未来でもWeb業界はどんどん成長し、Webアプリケーション開発のニーズはさらに高くなってくると予想されて、Webエンジニアとして技術を身に着けるということは手に職をつけるということになります。
Webエンジニアは79万人も足りない深刻な人手不足
この問題は現在だけでなく未来でも悩まされることになると予想されています。
経済産業省が平成28年に「IT人材の最新動向と将来推進関する調査結果」なるものを発表したところ、2030年にはIT業界の人材は約79万人も不足するといったデータが出ています。
そもそもなぜこんなにも人材不足が深刻なのでしょうか。
エンジニアの高齢化は問題|若手人材の確保が急務
エンジニア業界の人材不足問題ではまずこれが挙げられると思います。今ではスマートフォンやタブレットなどの手軽に扱える情報端末の普及が増えています。
その普及率が凄まじいもので今だと持っていない方が珍しいといった世の中ではないでしょうか。
便利な世の中になりましたが、ここで問題になってくるのが今ではパソコンのエキスパートが昔と比べて減っているということです。
「若者のパソコン離れ!?パソコンを扱えない世代」といった感じのニュース記事をよく目にする人もいるのではないでしょうか。
(この記事の真偽のほどはわかりませんが ...)
このニュースが本当か否かはわかりませんが、パソコンが主流だった世代と比べてやはりスキルに差が出ていると感じます。
そのパソコンが主流だった世代のエンジニアたちは今や高齢となり退職していっているといった現状です。
特に今はアプリ開発やゲーム開発などのいわゆるフロントエンドエンジニアが多いですが、基幹システムの構築を業務としていたエンジニアの高齢化が進んで人材不足となっています。
IT業界自体は今後も拡大していく
IT業界は今勢いのある業界で今後もさらに拡大していくといった点です。
今や色々な企業で業務の自動化などにITを導入しています。現在だとWebサイトを持っていない企業の方が少ないのではないでしょうか。
退勤管理や給与等の管理、プロジェクトの管理にWebサービスを利用しているところも多いですね。
さらに昨今話題といえばVRやAR、IOTといった最新技術がトレンドとなっています。VRとはVirtual Realityの略で仮想現実のことです。
VRゴーグルを使ってゲームの世界や様々なシチュエーションを体験できる技術です。ARはAugmented Realityの略でいわゆる拡張現実。
最近だと「ポケモンGO」や「ハリーポッター魔法同盟」などのゲームが話題です。エンタメだけでなく「水族館でスマホをかざすとその魚の種類が画面上に表示される」といった教育的な使い方もできる技術です。
そしてIOTでは車や家電製品からなんと歯ブラシまでもインターネットに繋げられるといった、日常用品などのモノにまでIT技術を絡めることができる時代になりました。
このようにIT技術は様々な業界に求められています。ですが、その結果少子高齢化問題や先ほど説明したエンジニアの高齢化問題で市場が拡大するほど人材不足が顕著になってしまうといったのが現状です。
IT業界の流行は変わるのが早い
IT業界の勢いは凄まじく最先端技術がどんどんと変わっていきます。
つい数年前まで主流であった技術が数年間で廃れるといったことは普通に起こりうることです。ですのでこの業界では常に勉強を続け新しい情報や技術を積極的に吸収していく姿勢が大切になってきます。
しかし、昨今の企業ではやはり安定を第一に考え新しいシステムを導入しようとせずもう使われてないような古い技術を使用しているところが多々ある状況です。
そのような現状で企業が求める技術とエンジニアが持っている技術が合致しないといった点もエンジニア不足の一つの要因だと言えるでしょう。
総論|エンジニア不足は転職のチャンスではある
このようにエンジニア業界は今人手不足でネガティブな印象を受けるかと思いますがそれは逆にチャンスでもあります。
どこの業界でも人手が足りていないのでつまり仕事が選べるわけです。現在だと人手欲しさに未経験者歓迎の企業も増えています。そういったところに入って実務を積んで技術を身につけていくのも一つの手ではないでしょうか。
未経験から転職するのに必要なスキル・準備したことは?
さて、今まででWebエンジニアがどのような仕事をしているのかご理解いただけたでしょうか。
「仕事内容はわかったけどじゃあどうやってなるの?」といった疑問が残りますね。
この章ではそこに焦点を当てて説明します。
未経験でもエンジニアスキルを求められるの?
エンジニアというと皆さんは結構敷居の高い職業だと思いがちのように感じます。
「頭が良くないとできない」や「やることが難しそう」などの意見をよく聞きます。しかしこの業界に入るのはかなりハードルが低いです。未経験からWebエンジニアに転職できるのか?
結論から言えばできます。しかも高確率で転職できます。
パソコンに詳しくない方でも転職できる
まず先ほども説明した通り、昨今のエンジニア業界は非常に人手不足です。ですので、この業界は完全に売り手市場だといえます。
どのくらい人手不足かというと、私の知り合いの話ですが、「ブラウザを知らない」、「拡張子を理解していない」、「タイピングしかできない」といったパソコンに全く詳しくない人でも入れるほどです。
転職するならできるだけ20代のうちに!
また全然技術力のない知り合い(こう言うと失礼ですが ...)が転職すると言うと、その会社は給与UPなどの条件を提示して引き止めたそうです。これほどの人手不足なのです。
業界はとりあえず働ける人材を欲しています。技術は後から付いてくるといった考えです。ですがやはり年齢を重視する企業は多い印象です。
30代を越えると受け入れてくれる企業は少ないので、転職するなら20代のうちにしてしまうのをおすすめします。
必須のスキルはある?
転職するときに必須のスキルはありません。必須ではないですが、Web業界を狙うなら『HTML、CSS、JavaScript、WordPress、PHP、SEO』
などのWebエンジニアなら必ず使うであろう技術を勉強しておくのは良い選択だと思います。
また就職するときに必要になるスキルは言うならば、コミュニケーション能力、検索力、最低限のPC知識です。順番に解説します。
コミュニケーション能力は大事
まず、エンジニアは開発する時、ほとんどチーム単位で開発します。ですので、自分が受け持っている業務の進捗報告などバグの発見等にチーム内で情報の共有をすることが重要になってきます。
その時に報告を忘れたりすると同じ作業をもう一度やってしまったり、致命的なバグを無視して開発を進めたりしてしまったりなど、プロジェクトの進行に支障が出てしまいます。
これを避けるためにも周りの人とコミュニケーションを取る能力というのは当然必要になってくるのです。
バグやエラーが出た際の検索力は高い方が良い
開発において、バグやエラーは付き物です。一度もエラーやバグが出たことのないコードなど見たことがありません。
そのエラーですが、エンジニアはどのように解決しているかと言いますと書籍やブラウザで調べて解決しているわけです。
ですが例えばインターネットを利用して調べる際、欲しい情報をピンポイントに探し出すのは困難になります。そのときに必要になるのが検索力です。
最低限の英語力もあると良い
さらにITの情報は外国の方が発展しており、情報サイトも英語サイトの方が充実しているといったことがあります。
ですので、最低限の英語もわかっていた方が問題解決を効率よくできるかと思われます。
最低限のPC知識
先ほど、PCの知識が疎い人でも全然就職することができるのですが、やはり詳しいにこしたことはないのです。
ファイル操作やフォルダの場所などのPCの初歩的な使い方はもちろんのこと、Linuxコマンド等も多少覚えておくと一目置かれます。
ポートフォリオがあると転職に有利かも
転職するときの準備ですが、ポートフォリオを作っておいたほうが有利になると思います。
写生でも良いので、コードを書いてサイトでもアプリケーションでも何か自分で開発したものがあるといいですね。
Webエンジニアに転職するためにやっておいた方が良い準備
Step.1:転職にどれくらい時間をかけるか決める
未経験で転職するためには、知識と技術をある程度身に着けた方が良いという話しはしました。
そして知識と技術を身に着けるためには、学習する時間を確保しなければなりません。
一番早く転職する方法は、今の仕事を辞めて学習に時間を取れるようにすることですが、人によっては仕事を辞めることができない人もいるはずです。
なので、まずは自分が転職にどれくらいの時間をかけるのか決めましょう。
時間がかかっても良いから今の仕事を続けながら学習するのか、すぐにでも転職するために思い切って今の仕事を辞めて学習に集中するのか、よく考えてみましょう。
Step.2:学習環境を整える|未経験者がエンジニアスキルを身に着けるのに役立つサイト2つ
自分の目標とする転職期間を定めたら、それに合わせて学習ができる環境を整えましょう。Webエンジニアを未経験から志すためには、とにかく学習時間を確保しなければなりません。
最近はオンラインスクールのサービスが充実しており、専門学校などに行かなくともインターネット上でプログラムを学べる場が提供されている時代です。
今回はそのオンラインサービスで特に良いものをご紹介します。
ドットインストール
このサイトはプログラミングの学習サイトなのですが、コンセプトは「3分動画でマスターする」です。
レッスンの数は300以上もあり、レッスン一つ一つの講座を3分間に分割して手軽に始められるといったところが特徴です。
Webエンジニアが使う言語や技術も学べるので非常におすすめです。一つ一つのレッスンの時間がそれほど長くないので、網羅的にプログラミングの仕方を学びたいならまずはこのサイトを利用してみてはいかがでしょうか。
初心者向けのレッスンは無料で受けられ、全部のレッスンを受けるには月980円のプレミアム会員になる必要があります。
【参考サイト】https://dotinstall.com/
Progate
こちらもドットインストールと同じプログラミング学習サイトですが、このサイトでは動画でプログラミングを学ぶのではなく、実際にコードを書いてプログラミングを学ぶといった特徴があります。
開発環境はProgateが用意してくれていて、ブラウザ上で手軽にプログラミングができます。
こちらも学べる言語はWebエンジニアが使うものはほぼ対応しています。実際にコードを書いて動作させるところまで体験できるので、楽しくプログラミングを学べると思います。
こちらは一部のレッスンを学べる無料プランと、全レッスンを学べる月980円のプラス会員、エンジニアに質問等ができる月2980円のプレミアム会員があります。
【参考サイト】https://prog-8.com/
Twitterアカウントを面接に上手く利用しよう
最後に、Twitterアカウントを利用した、面接で使えるちょっとしたテクニックをご紹介します。
今Twitter上、世界中で流行しているハッシュタグに #100daysofCodeというものがあります。
これは、プログラミング学習者達が自身の100日間の学習記録をTwitter上で発信し、学習者同士のモチベーションを高め合ったり、自分の学習記録を付けたりするためのもの。
面接の際、自分が制作したWebサイトと併せて、自分の学習実績を企業にアピールすることで、自分の学習への意欲、本気度を示すことができます。
また、Twitterに投稿することで、その投稿日時が100日間毎日欠かさず学習したことを分かりやすく証明してくれます。自分のモチベーションを高めるためにも、是非試してみてはいかがでしょうか。
Step.3:面接経験を積む
このステップに進むタイミングは、“Webサイトを作れるようになったら”です。
Webサイトを作ることができなければ、面接でどれだけ「今Webデザインを学習しています」と熱く語っても信頼してもらうことは難しく、せっかく面接を受けても相手にされないこともあるでしょう。
でも、実際に自分の作ったWebサイトを企業に見せることができれば、それだけで基礎学習が完了していることを伝えられます。
逆に言えば、Webサイトが作れるようになったら、その成果物を持って積極的に面接に行き、業界の雰囲気や、自分に足りない能力を探っていきましょう。
ただし、重要なのは“学習と並行して”面接経験を積むという事。自分の作ったサイトにより磨きをかけたり、様々な種類のサイトを作ったりして、自分の知識と技術を深めていきましょう。
そうやって活動している限りは、経験値として自分にどんどん蓄積されていきますから、転職成功に繋がります。
Step.4:本命の企業に応募する
面接経験を積み、業界の知識や雰囲気をある程度理解できるようになってから本命の企業に応募するようにしましょう。
Step.4の期間を過ごしていれば、きっと学習を始めた時とは見違えるほど知識と技術、そして自信をもって面接に臨めるはずです。
Webエンジニアに向いている人はどんな人?
Webエンジニアは誰でもなることができます。器用、不器用関係なくコードの書き方がわかっていれば戦力になります。
ですがエンジニアとして更に上にいきたいのなら、勉強を続ける能力と、論理的思考力と、発想力が必要になってくると思います。順番に説明します。
勉強を続ける能力
先に説明しましたがエンジニア業界では知識や技術が日々発展しています。勉強をしないと流行に置いていかれるのです。なので日々知的好奇心を持って勉強を続けるということが大切です。
論理的思考力
プログラムは非常に論理的に動きます。プログラムが動くということは論理的に正しいということで動かないとういことは論理的に正しくないということになります。
何か一つのアプリケーションを作るときプログラムのコードは何行にも渡り、非常に複雑になります。
その複雑なプログラムを正常に動かせるように論理的な思考が必要になってきます。
発想力
プログラムをただ書くとだけを仕事にしているのはプログラマーと言い、どんなモノを作るのかを考える仕事をするのがエンジニアです。
ですので世間の流行や今の世の中に足りないものはなんなのかを日々意識して、素晴らしいアイディアを出せるかどうかが「できるエンジニア」になれるかの境目ではないでしょうか。
未経験でもWebエンジニアに転職できる転職サイト・エージェント
未経験からWebエンジニアに転職するのはそれほど難しくはないとお伝えしましたが、転職の成功率をできるだけ上げておくためには
- IT系転職の求人ができるだけ多い転職サイトを選ぶこと
- キャリアドバイザーの質が高い、面談の練習などもやってくれること
この2点が重要になります。転職サイトを使って自分で求人を探すこともできますが、より良い会社に出会うために、エージェントを利用するのもオススメです。
下記では上記の条件を満たす転職サイト・エージェントをご紹介します。
マイナビIT AGENT
大手の『マイナビグループ』が運営するIT・エンジニア系専門の転職エージェントです。
大手の強みを活かしたさまざまな求人を所有しており、エンジニアやWebプログラマーだけでなく、ITコンサル畑の方にもおすすめです。
マイナビIT AGENTのおすすめポイント
マイナビIT AGENTの魅力は、豊富な求人数と万全なサポート体制による高いマッチング力です。
IT業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの希望・経歴を元にピッタリな転職先を展開してくれるため、スムーズかつスピーディーに転職活動を進められます。
面接対策も充実しており、退職理由や志望動機など、面接で必ず聞かれるような項目に関しては、適切な練習・対策をしてくれます。また、保有する求人の約8割が好待遇も期待できる『非公開求人』である点も見逃せません。
「今すぐ仕事辞めたい」「給料を上げたい」「キャリアアップしたい」など、転職者それぞれのニーズ合わせた提案ができる転職エージェントです。
運営企業:株式会社マイナビ
サービスURL:https://mynavi-agent.jp/it/
今転職するなら狙い目の業界はある?
私の視点なのですが、今IT業界ではいわゆる「狙い目」と言われる業界はそんなにないのかなぁ、と思います。
というのも、B to B企業とB to C企業とで、業務内容にそんなに差がないからです。
B to BとB to Cの違いは何かと言うと、取引相手が誰なのかということです。B to Bは企業が企業相手に取引をする企業で、B to Cは企業が私たち一般の消費者向けに取引する企業だということです。
なので狙い目の業界を目指すよりも自分の興味のある業界を選んだ方が楽しく仕事ができてよろしいかと思います。
今勢いのある業界はARやVR、または人工知能を扱うところでしょうか。最先端の技術を作っていきたいと思う人はそこら辺の業界を目指したらいかがでしょうか。
まとめ
今回はWebエンジニアについて記事をまとめました。いかがでしたでしょうか。
Webエンジニアになるのはそれほど難しいことではないとご理解いただけたでしょうか。私がエンジニアとして働いてきて、思ったことが、Webエンジニアは今非常にホットな業界です。
この記事を読んで、少しでも多くのエンジニアの人口が増えることを願っています。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
- 新着コラム
- 人気コラム
- おすすめコラム