
「転職したいけどスキルがない…」と転職に躊躇している方いませんか?先にお伝えすると、転職にスキルは必須ではなく、人柄やコミュニケーション能力、若さ、やる気など、スキル以外で転職を成功させる人は多くいます。
著者も『工場勤務→飲食業界→WEB企業』と、業界をまたいでほぼ未経験の状態で転職を続けてきましたが、スキルなしでも転職できましたし、「あの時、転職して良かったな~」と思っています。
そこで今回は、スキルなしでも転職しやすい業界のご紹介やスキル以外にアピールするポイント、未経験の仕事をするときに気を付けるポイントなどをご説明します。
特に20代の若い方はスキルなしの未経験でも転職しやすい年代だと言えますので、新しい環境に果敢に挑戦していただければと思います。
そもそも転職にスキルは必須?スキルなしでも転職しやすい業界
転職したいけどスキルがないと思っている方は、スキルがない状態を言い訳にしていませんか?そもそも転職にスキルが必須なのでしょうか?
転職におけるスキルの必要性とスキルなしでも転職しやすい業界についてご説明します。
業界を絞らなければ転職にスキルは大きく関係ない
冒頭でもお伝えしたように、転職においてスキルがあれば確かに有利ではありますが、必須というわけではありません。スキルなしでも挑戦できる職場は多くありますし、未経験の業界でも受け入れてくれる企業も多くあります。
スキルなしでも転職しやすい職種・業種
(引用元:マイナビ転職)
マイナビによると、職種未経験歓迎が78.4%、業種未経験歓迎が88.0%もある結果が分かりました。この数字だけでも転職に絶対スキルが求められているわけではないと言うことができますね。
一方、平均の未経験歓迎よりも割合が低かった職種には『クリエイティブ』『電気・電子・機械・半導体』『建築・土木』『WEB・インターネット・ゲーム』『ITエンジニア』があります。
これらの職業は、いわゆる技術職が多いため、一定数以上のスキルや資格などを求められることも多いのでしょう。
このような専門職・技術職を避ければスキルなしでも転職を成功させられる可能性は大きくあります。以下ではスキル以外のアピールポイントについてもご説明しますのでぜひ参考にしてみてください。
スキルがなくても転職できる理由
そもそもなぜスキルなしでも転職できるのかからご説明したいと思います。
ポテンシャルを重視しているから
新卒採用された時のことを思い出してください。どこかの企業に採用されたからこうして転職について考えているのでしょうが、そもそも新卒のことはスキルや資格がない方がほとんどだったと思います。
ではなぜ企業が採用してくれたかと言うと、あなたが今後成長して仕事を覚えてくれると可能性を感じてくれたからが大きいです。
転職においてもポテンシャルで採用されることは多く、特に20代の若いうちはスキルや経験よりもポテンシャルを優先されることも多いです。
人柄やコミュニケーション能力を重視している企業だから
また、ポテンシャルだけではなく人柄やコミュニケーション能力を重視している会社も多いです。
いくらスキルがある方でも、黙々と仕事だけして付き合いが悪い人だと、教育やコミュニケーションで上手くいかないこともありますからね。反対に、接客業や営業職など職種によってはスキルよりも人柄で成功できる方も多いです(ある意味コミュニケーション能力というスキルですが)。
人手不足だから
そもそも人手不足でスキルというフィルターをかけずに採用を続けている企業もあります。この場合、企業が人手不足になっている原因についてしっかり把握しておく必要があります。
急成長を続け、人員をどんどん採用している企業であれば成長に乗っかれる良いチャンスなのですが、労働環境が悪くて離職者が多い企業であれば、仮に転職が成功してもまた転職したいと考えてしまうかもしれません。
転職エージェントなどを通して転職先をしっかりリサーチすることは大事ですね。
【関連記事】「20代スキルなし資格なしでも転職はできる!転職でスキルより重要な事とは?」
スキルがない方が未経験の分野に挑戦するときの注意点
スキルがない方でも転職は十分にできます。しかし、未経験の職種・業種に転職する方は特に以下の点に注意するようにしましょう。
【関連記事】「未経験の職種や業界に転職することは可能?特に注意したいポイントまとめ」
自分が仕事で何を求めているのかをはっきりさせる
未経験の職種や業種に挑戦するということは、今までと働き方も大きく変わることが考えられます。ご自身が仕事に何を求めているのかを今一度はっきりさせておきましょう。
仕事にやりがいを持って働けることが一番ですが、未経験だとなかなかイメージしにくい部分もありますね。
後述する労働条件の基準を決めたり、業界の研究を進めるなどして、初めての業界でもある程度の知識は取り入れておくことをおすすめします。
転職先の労働条件はしっかり確認
転職しようと考えているということは、今の職場に何かしらの不満を持っているケースも多いでしょう。特に長時間労働や低賃金などの労働条件に関する不満は多いのですが、それは他の企業にも当てはまります。
転職先でも同じような問題に直面してしまったのであれば、再び転職を繰り返すようなことにもなり得ます。転職先の労働条件にしっかり納得でき、気持ち良く働けてこそ転職成功と言えます。
スキルがないからと自分を卑下しすぎていると、多少悪い条件でも受け入れてしまいがちですが、後の後悔にもつながります。
スキルがなくても譲れない労働条件の基準(労働条件や休日数、賃金など)はしっかり決めておきましょう。条件を決めた上で転職エージェントに相談すると、転職エージェントも企業を紹介しやすくなります。
新しい業界に挑戦する場合には業界知識もある程度身に付けておく
上でも触れましたが、新しい業界に挑戦する場合には、スキルとは言わずともある程度の知識はご自身で勉強しておくことをおすすめします。
給料がもらえる仕事以外での勉強となると、ある程度興味がある分野でないと進められないと思います。ご自身のやりたいことや得意なことなどをしっかり研究して、熱中できるような仕事を見つけていきましょう。
転職前にスキルを身に付けておくのもアリ!転職に有利なおすすめの資格
ここまでスキルなしでも転職ができるということはお伝えしました。しかしし、全く同じ人がいたとして、スキルの有り無しの違いだけがあったとすれば、企業としても当然スキルを持った人を採用します。
ですので、同じあなたでもスキルを持っていた方が有利であることには違いないのです。最後に、転職に有利になれるおすすめの資格を5つご紹介しますので、転職まで時間的な余裕がある方は先に資格に挑戦してみることも1つの選択肢です。
【関連記事】「転職に強い資格10選|資格別に受験料と合格率を解説」
中小企業診断士
中小企業診断士は、相談を受けた企業の経営がどうすれば立ち直せるかどうかを診断できる国家資格です。どこの企業に転職しても通用する資格と考えてよいでしょう。
経営難の企業から依頼がきたら、その企業のどこがいけないのかをさまざまなデータを元に分析し、企業が経営難から回復するための対策を作り出すことが主な仕事です。
経営や企画戦略などに興味がある方は特に魅力的に映る資格でしょう。
受験料 |
13,000円 |
合格率 |
一次試験約30%/二次試験約20% |
おすすめ職種・業種 |
経営陣/コンサルティングなど |
【公式HP】中小企業診断士公式HP
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーは、資金計画を立てるスキルを証明する資格です。
ファイナンシャルプランナーは、企業ではなく個人を相手にすることが多く、個人から相談が来たら、まずその人の資金情報(現在の給料、毎月の支出、家族構成、抱えている負債や入っている保険など)を調べていきます。
調査後、相談相手がどうすれば毎月決まった額の貯蓄をしていけるのか、どの保険に入ると支出を減らせるのかなど、個人の資金計画を立てることができます。
資産管理のプロと言える資格で、金融業界への転職では特に有利に働くシーンもあるでしょう。
受験料 |
3級6,000円/2級8,700円 |
合格率 |
3級50〜70%/2級約40% |
おすすめ職種・業種 |
金融/会計など |
【公式HP】日本FP協会公式HP
社会保険労務士
社会保険労務士は、社会保険の加入手続き、企業の労働規約の作成、保険料の計算がメインの仕事です。主な仕事はこの3つですが、労働者が安心して働けるようなサポートも、仕事に含まれています。
通称、社労士とも呼ばれている資格ですが、国家資格でもあり合格率は低いです。人事として必要なスキルなので、取得しておけば、どの企業でも重宝されるようになります。
ただし、国家資格ということで相当な勉強が必要です。1からの独学であれば毎日2時間以上の勉強を1年間続けるようなイメージです…。
受験料 |
9,000円 |
合格率 |
7~10% |
おすすめ職種・業種 |
社労士/人事労務/事務など |
【公式HP】社会保険労務士試験公式HP
メンタルヘルス・マネジメント
メンタルヘルス・マネジメントの資格を持っていると、従業員の心のメンテナンスをすることができます。ストレスで退職してしまったり、精神的な病気になってしまったりする今の日本では重宝される資格です。
主に人事部へ転職するときに持っておきたい資格で、Ⅲ種、Ⅱ種、Ⅰ種の3段階があります。Ⅲ種が一番取りやすく、Ⅰ種が一番取りにくいです。
もちろん、転職先の企業によって待遇は変わりますが、有利に働きやすい資格の一つだといえるでしょう。
受験料 |
3種4,320円/2種6,480円/1種10,800円 |
合格率 |
3種83.2%/2種55.7%/1種18.8% |
おすすめ職種・業種 |
人事/採用担当など |
【公式HP】メンタルヘルス・マネジメント公式HP
秘書検定
秘書検定は、企業の役職についている人物をサポートできる知識があることを証明する資格で、転職で有利なのはもちろんですが、一般常識やビジネスマナーを身につけたいと思っている人には、最適な資格かもしれません。
秘書検定を持っていると、どんな業界のどんな職種に転職したとしても、社会人としてのマナーがあると判断されやすいです。なお、秘書検定は階級が3級、2級、準1級、1級の4段階あり、3級が一番取りやすく、1級が一番取りにくいです。
秘書検定では、英検と同じように面接試験(準2級から)があります。資格を取得するうえで面接が必要ということは、それだけ実用的なスキルといえるのではないでしょうか。
受験料 |
3級2,600円/2級3,800円/準1級4,900円/1級6,100円 |
合格率 |
3級約80%/2級約50%/準1級1級ともに約30% |
おすすめ職種・業種 |
全般 |
【公式HP】秘書検定公式HP
まとめ
転職したいけどスキルがないと、諦めたり転職を先延ばしにする言い訳にしていませんか?一部の業界や職種を除けば、スキルなしでも転職できる企業は多くあります。
特に20代の若い方は年齢が1つの武器になります。スキルを気にし過ぎずにどんどん挑戦してみてください。
30代以降の方は、具体的なスキルが無くてもこれまでの実績や人柄などでアピールできる部分もあります。
注意すべき点は、スキル不問で幅広く採用をしている会社には、人手不足に陥っているブラック企業も紛れ込んでいるということです。転職エージェントなどをうまく活用し、しっかり企業研究した上で、労働条件等で納得ができる会社を探していきましょう。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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