
転職活動をしたことがある、もしくは転職してみようと考えたことがある人なら一度は目にしたことがある「JACリクルートメント」。
転職支援実績が約43万人の老舗の転職エージェントです。管理職や専門職など豊富な経験をもつ30代~50代のミドル層をターゲットにしており、外資系・グローバル企業に強みがあることでも知られています。
高年収やキャリアアップを目指す方に適したエージェントですが、向き・不向きが分かれるため具体的なサービス内容を知っておきましょう。
本記事では、JACリクルートメントの特徴や強み、得意分野と口コミなどについてご紹介します。転職活動をしている人、現在転職を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントの会社概要
JACリクルートメントは、リクルートやdodaに次ぐ人材業界第3位の東証一部上場企業です。国内拠点のほかに中国・マレーシア・韓国、インド・英国・ドイツなどグローバルに展開しています。
1975年にイギリスで創業、1988年に日本法人を設立し東証一部上場企業にまで上り詰めた歴史ある転職エージェント。
2018年にはアジアの人材紹介ビジネスを展開する会社を子会社化し、日系企業だけでなく外資系企業や各国のローカル企業にまで幅広く人材紹介できる環境を整えました。
日本では東京・千代田区の神保町に本社を構え、世界で1,400名以上の従業員がいます。拠点は世界11か国以上、25拠点を構え、国内にも東京、横浜、名古屋、大阪、神戸など9つの支店があります。(2019年10月時点)
公式サイト:https://corp.jac-recruitment.jp/
求人の中身としては、マネジメントや専門職の転職支援に強みがあり、大手企業や優良企業のエグゼクティブ求人も豊富。外資系にも強いので、英語のスキルを活かして働きたいと言う人にもおすすめされる転職エージェントですね。
今回紹介するJACリクルートメントはミドル&ハイキャリア向けの転職エージェントですが、関連サービスとして以下の3つがあります。
ご自身のキャリアによって使い分けてみてもよいでしょう。
- ・JACデジタル:CDO、マーケター、エンジニア向け
- ・JAC エグゼクティブ:経営幹部・エグゼクティブ層向け
- ・JAC インターナショナル:ネイティブ・バイリンガルコンサルタントによる外資系企業への転職支援サービス
・運営会社:株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
・設立:1988年3月7日
・代表者:代表取締役社長 松園 健
・社員数:1,433名
・本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング14階
JACリクルートメントとはどんな転職エージェント?主な特徴4つ
JACリクルートメントの主な特徴として以下のような点が挙げられます。
外資系・グローバル企業の転職に強み
JACリクルートメントはロンドン発祥の日系転職エージェントです。独自のグローバルネットワークを活かした転職に強みがあるのが最大の特徴といっていいでしょう。
求人紹介を受けられるのはもちろん、全国どの拠点でも英文レジュメのアドバイスを受けられるなど応募時のサポートも充実しています。
「外資系企業や国内のグローバル企業で働きたい」「海外勤務経験を活かしたい」といった方は確実に登録しておきたいエージェントです。
30代~50代向けのサービス
JACリクルートメントを利用して転職が決定した人の年齢は30代が全体の4割ほど、40代以上が全体の5割ほどと30代~50代の方が大半を占めています。
求人内容も管理職やスペシャリストなど相応の経験年数を要するものばかりなので、経験豊富なミドル層の転職決定者が多くなっているのは自然な傾向です。
採用企業名:日系大手コンサルファーム <業種:IT・通信 - システムインテグレーター>
職種:コンサルティング・アドバイザリー-ITコンサルタント
年収:600万円 - 2500万円仕事内容
・クライアントの経営課題/業務課題に対する分析、及び、マネジメント向けレポート作成
-解決すべき課題は、事業戦略策定・オペレーション改革・デジタルトランスフォーメーション等
・戦略/業務/ITについての専門知識を活かした課題解決や新規サービス企画/事業戦略
-プロジェクトの参画にあたっては、本人の経験/スキルと今後の方向性を加味し、事前面談した上で決定させて頂きます。望まれる経験
・事業会社の経営企画、営業企画などの実務経験
・事業戦略策定、マーケティング戦略、新サービス企画の経験
・戦略コンサルティングでのコンサルタントとしての実務経験
・総合コンサルティングファーム、SIerにてIT/業務領域の課題解決プロジェクト経験
【詳細】JACリクルートメントに登録して確認する
採用企業名:監査法人系アドバイザリー
職種:コンサルティング・アドバイザリー-アドバイザリー
年収:580万円 - 1300万円仕事内容
ベンチャー企業への投資に関するアドバイザリー(大企業やファンドが主なクライアント)
・大企業とベンチャー企業の協業シナジー仮説の構築
・事業計画デューデリジェンス
・ベンチャー企業の株式価値評価 など望まれる経験
・事業計画の立案、財務分析に関連した業務
・コンサルタント業務の経験(コンサルティング会社での実務経験がある方)
・M&A業務の経験(事業会社、ファンドにてM&Aの実務経験がある方)
・経営計画、経営管理の経験(企業の経営企画、自治体での事業管理の実務経験がある方)
・公認会計士業務の経験(監査業務 / 非監査業務の実務経験がある方)
【詳細】JACリクルートメントに登録して確認する
「両面型」のコンサルティング
一般的な転職エージェントで主流なのは、企業担当と求人紹介担当が別々の分業制です。これに対してJACリクルートメントは、同一の担当者が企業と求職者の双方へコンサルティングをおこなう「両面型」を採用しています。
求職者から見たときには、希望する企業ごとにコンサルタントが変わるというイメージになりますが、両面型のサポートには次のような利点があります。
- 企業の事情に精通した人がそのまま求人紹介をしてくれるため、求職者はより詳しい企業情報を提供してもらえる
- 企業と求職者の双方を同一の人が担当し、それぞれの事情を熟知したうえで求人紹介するため、応募時におけるマッチングの精度が高まる
- 企業と直接話をしているコンサルタントが担当になるため、企業とコンサルタントの意思疎通が図れており、採用後の年収交渉も得意
業界・職種別の担当が案件を紹介
転職エージェントの多くは、求職者に一人ひとりに対してキャリアコンサルタントが担当として条件に合致した求人を紹介するという形態です。
きめ細やかなサポートをしてくれて、自分に合った求人をピックアップしてくれる一方、業界のことに関する知識や企業ごとの応募者に対するニーズや期待することをくみ取り切れないという課題もあります。
JACリクルートメントは業界、職種別に担当が付き、希望条件やその人の適性を見て案件を紹介するのが特徴です。業界や企業のことに詳しく、頼りになるコンサルタントがたくさんいます。
業界・職種に精通したコンサルタントが所属
JACリクルートメントには総勢約800名のコンサルタントが在籍しており、いずれも各業界・職種に専門特化したプロフェッショナルです。
業界・職種に精通していることで求職者の経験や能力を正しく理解し、適切な提案をしてくれます。
コンサルタントは企業を直接訪問しているため、採用の背景や具体的な仕事内容、経営方針や社風など求人票だけでは分からない情報を提供してくれるのも魅力です。
求職者の経験によっては企業に対して新たなポジションを提案してくれる場合もあります。
電話での面接OK、近くに支店がなくても相談可能
転職エージェントの中には、直接会って面談をしてから案件を紹介するというスタイルを取っている会社も珍しくありません。しかしそれでは、忙しい人は特に転職活動が滞ってしまうんですよね。顔を見て話をするのも大事ですが、その時間が取れない人にとっては非効率です。
JACリクルートメントなら電話での面接もOKですし、全国に9の支店があるので地方在住者でも近くの支店で相談もできます。もちろん、近くに足を運べる支店がない場合で相談できます。
ハイクラス・専門職転職に特化
JACリクルートメント最大の特徴として、このハイクラスや専門職の転職に特化していると言う点が挙げられます。マネージャー職や役員などのハイクラス求人も多く、金融や不動談などの専門職求人も豊富です。
JACリクルートメントが特に注力しているのは、金融、不動産などの専門職、ITや自動車、電気電子などの業界です。
他社調査で高評価を獲得
転職エージェントをはじめ企業が自社の商品・サービスの評価を測る際には「利用者満足度○%」とアピールする場合があります。
しかし中には「自社調べ」のケースが多く、評価基準が不明で客観性に乏しいといわざるをえません。この点JACリクルートメントは他社調査で高い評価を得ている転職エージェントです。
顧客満足度ランキング第1位
2020年にオリコンが実施したハイクラス・ミドルクラス転職の顧客満足度ランキングで、2019年に続き総合第1位を獲得しています。実際にサービスを利用した人が評価した調査にもとづくランキングです。
※参考:オリコン転職|ハイクラス・ミドルクラス転職のランキング・比較
NPSのベンチマーク調査で第1位
NPS(Net Promoter Score)とは、顧客ロイヤリティを測る指標のことで、サービスを友人・知人に紹介したいかどうかの判断基準となるものです。
2019年にNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が実施したNPSベンチマーク調査の転職エージェント部門で第1位を獲得しています。
※参考:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社|NPSベンチマーク調査2019
つまりJACリクルートメントは友人・知人に紹介したいと思えるほど満足度が高く、優良なサービスだと評価されたということです。
60%が非公開求人
JACの公開求人は4,300件以上(2020年9月時点)です。非公開求人の件数は公開されていないものの全体の60%とされていますので、合計でおよそ1万件ほどの求人があると推測されます。
なお非公開求人は、JACリクルートメントに登録後、コンサルタントの紹介を受けて応募する人にだけ紹介されます。それだけ秘匿性が高く重要な案件であるということです。
JACリクルートメントを利用するメリット
JACリクルートメントを利用するメリットについて解説します。
質の高い求人を紹介してもらえる
ハイキャリアをターゲットにしているだけあって、その価値に見合った質の高い求人が豊富です。求人の質に関する評価が非常に高いので、ミドル&ハイキャリアの方は満足できるでしょう。
特に「給与やポジションなど条件にこだわりのある方」「外資系やグローバル企業に転職したい方」にとっての利用メリットが大きいエージェントです。
優秀なコンサルタントがサポートしてくれる
JACリクルートメントは採用のハードルが高いうえに社内教育が徹底されていることもあり、在籍しているコンサルタントが非常に優秀です。
入社後、さまざまな研修を通じて実務を徹底的に学ぶため、質の高い転職ノウハウが求職者へ提供されます。サポート内容は求人紹介から書類添削、面接対策から年収交渉まで転職活動全体におよびます。
スピーディーに対応してもらえる
JACリクルートメントでは「サービスクオリティのお約束」として、各問い合わせに対する24時間以内の対応・状況報告や、登録後の初回面談当日までの求人の有無の報告を実施しています。
※参考:JACリクルートメント|「サービスクオリティのお約束」
ほかの転職エージェントの場合、
- 「登録したけどコンサルタントがなかなか連絡してこない」
- 「連絡が遅くやり取りがスムーズではない」
といった不満を持つ方が多いですが、JACリクルートメントであれば基本的にそのような不満はないでしょう。
JACリクルートメントを他転職エージェントと比較した際の強み
ほかの転職エージェントと比較すると、次の3点が強みとして挙げられます。1つは、企業や業界を熟知したコンサルタントが多く在籍しているということです。
業界・職種別のコンサルタントが案件を紹介するため、その業種に精通したコンサルタントの目から見て適性があるかないかを判断し、案件を紹介してくれます。JACリクルートメント自体も社風としてかなり実力主義ということもありますので、業界に関するコンサルタント一人ひとりの知識量が全然違う、と評判です。
また、ハイクラス・高収入案件が豊富なのもほかの転職エージェントとは比べものにならないくらい大きな強みでしょう。
管理職や役員レベルの求人はポストの絶対数が少ないため、案件数自体が非常に少ないにもかかわらず、これだけ多くの案件を抱えられるのはJACリクルートメントならでは。
3つ目は外資系に強いということです。先述した通り、海外にも拠点を持っているJACリクルートメントだからこそ、外資系企業への人材紹介も可能なんですね。海外勤務に興味のある人には欠かせない転職エージェントです。
JACリクルートメントの良い評判5つ
JACリクルートメントについてのいい口コミや評判を集めてみました。
1:スピード感が高評価
転職7回の僕が一番よかったのはJACリクルートメントかな。
— 田中毅 (タケルさん)5inc.COO (@Redworks_) December 25, 2019
求職者に担当者がひとりつく形式の会社が多い中で、JACは各業界、各社の担当から直接連絡が来るので、やり取りは一本化しないけどスピード感あった。特にデジタル系に強い。
専任制の場合は正直担当者の力量でぜんぜん違う。 https://t.co/LNCqs6e6cQ
転職を7回も経験した人が言うところに説得力がありますね。忙しい人やすぐにでも転職したいという人にとっては特に、スピード感が重要になります。
また、JACリクルートメントの場合は一人ひとりに担当がつくという形ではなく、各業界の担当者から直接連絡が来るという点で、スピード感が確保されているようです。
2:業界担当者ならではの専門知識
始めるまでがめっちゃ腰の重い転職活動ですが、やり始めるとなかなか楽しいものです
— たまだー@バンコク駐在員🇹🇭Road to セミリタイア2025 (@thammadaa0) December 23, 2019
エージェントと会って客観的な意見を貰えたり、知らない会社を紹介してもらえたり刺激的
JACリクルートメントの社員の業界知識は舌を巻くほどで驚きでした
お蔭でスムーズに転職の上、駐在員にもなれ出来すぎ😳 https://t.co/gh6fWb1zsA
先述した通り、各業界、各企業の担当者から連絡が来るため、その業界知識に高い評価が集まりました。業界のことに詳しい人がサポートしてくれると非常に頼もしいですよね。その業界やそれぞれに企業に精通している担当者からの連絡ということであれば、ミスマッチが防げそうです。
3:希望のキャリアをかなえてくれる
2019年も折返しの6月に入り転職を考えられる方も多いと思いますが
— マルコ👔 (@marco_biz_man) June 8, 2019
このサイトに載ってる
JACリクルートメントは
外資系に強く私もオススメです
約6年前に使っていたのですが
①年収アップ
700万→1,000万
②海外転勤できそうな会社
日本勤務を経て現在欧州勤務
と要望にも応えていただけました https://t.co/aCoB8JOkTw
高年収がかなうと言われているJACリクルートメント。収入面だけでなく、海外転勤などのキャリアプランの実現を見据えて求人を紹介してくれるようです。全員がキャリアプランをかなえているわけではないと思いますが、こうして理想のキャリアプランを実現している人がいると心強いのは確かですね。
4:マッチングの質を重視する
アデコspringやパーソルエグゼクティブエージェントもJACリクルートメントと似てて企業担当と求人担当が兼任で求人票に書ききれない企業のニーズ知ってて準備が捗りました。応募数を追わずに質や文化マッチングを気にしてくれるところも好き。 https://t.co/0SYK7rXPN2
— Dai a.k.a. 転職活動おじさん (@10shockOzSun) December 25, 2019
転職希望者にとっては、質や企業文化へのマッチングって非常に重要なポイントです。企業担当者に専門知識があって、求人票に書いていないことでも知識として蓄えているというのは非常に素晴らしいことです。
5:高収入がめざせる求人が豊富
ハイクラスへの転職ならJACリクルートメントがおすすめ
— ぱし@外資を目指す (@parcyyu) December 25, 2019
なんと求人の約80%が年収800万円以上の転職エージェント
質の高いコンサルタントもサポートしてくれるのでステップアップにはもってこいですねhttps://t.co/6oxt62FKmc
ハイクラスへの転職も多いのがJACリクルートメントの特徴です。金融や不動産などの高収入が期待できる専門職求人も多いうえに、頼れるコンサルタントがいれば言うことなしですね。
JACリクルートメントのよく無い評判5つ
JACリクルートメントについてのいい口コミや評判を紹介しましたが、一方で悪い口コミや評判はあるのでしょうか。
1:既存の求人に合う人のみに連絡する?
jacリクルートメントに申し込んだけど、求人なかった😭
— mantel (@yfbkt) July 12, 2019
「現時点でご紹介できる求人はございませんでした。
ご意向にそえず誠に申し訳ございません。」
転職エージェントの仕事は求職者と企業をつなぐこと。となると、既存の求人に合う人には求人をピックアップして紹介することができるものの、求人の求めるレベルや性格、条件などに合わない人にはアプローチできないということなのかもしれません。
2:スピード感はあるもスキル次第でミスマッチも
私はJACで今の会社に入りましたが、合いませんでした。JACの連絡スピードは速かったですが、私のステータスが低いため、紹介された会社がミスマッチ。
— ごましょうゆ (@goma_showyou) December 25, 2019
水面下で再転職活動(8回目)してます。
自分のスキルや希望の条件についてきちんと理解してもらえないとミスマッチが生じることもあります。特にJACリクルートメントの場合はハイクラス求人や高収入求人が多く、それだけ高いスキルを求められてしまいます。入社後についていけなくなってしまい、「ミスマッチだったな」と後悔することもあるようですね。
3:合否連絡が遅いことも
リクルートエージェントの良い点は合否連絡が早くてシンプルで良い。一方でJAC リクルートメントの様な専門特化型の場合、求人紹介後、あたかも受かる可能性高いですよ!的なヨイショされるので期待してしまう。お祈り連絡が来た時の絶望感が凄まじい。かつ合否連絡が遅いので、今思えば非効率的だった
— Fランリーマン@転職活動 (@ystksn1) November 30, 2019
採用時によくあるのが、候補者の実力が拮抗していて記号の人事担当者が悩んでしまうパターン。これはこれで仕方のないことなのですが、応募者側としては合否連絡が遅いというのは効率性を落とすことにもなります。コンサルタントによっては企業側にもきちんと期日を決め、応募者の時間を無駄にしないような工夫をしてくれる人もいます。転職活動中、無駄にしていい時間などありません。あまりにも待たされる場合にはコンサルタントに連絡して期日を設けてもらうようお願いしてもいいでしょう。
4:ちょっと強引な紹介も?
JACリクルートメントも結構しつこい転職会社ね。あそこはCA兼RAだから、自分のもってる求人になんとしてもぶち込みたいって意図をちょっと過剰に求職者に対して出しすぎなんだよね。
— 波打ち際のマカロニ (@mercy298) November 26, 2019
転職エージェント側の意向として、転職希望者と企業を引き合わせたいという気持ちはわかりますが、応募者にとっては関係のないこと。なんとか求人にマッチさせたい、という気持ちを出されても、ちょっと戸惑ってしまいますよね。
転職はその人にとって大きな人生の岐路。転職エージェントの人は何度もその場に立ち会っているかもしれませんが、こちらとしては大事にしたい瞬間。
決断を迫られたり、何度も案件をプッシュされるようであれば一度時間をもらえないかと打診してみましょう。
5:案件連絡がまとまっていない
JACリクルートメント、マジでスパムみたいに案件紹介を連打してくるな
— 莫大なMAKIDAI (@numerousmakidai) April 15, 2019
先述したように、JACリクルートメントの特徴は担当者が各企業ごと、各業界ごとに分かれているということ。求職者一人ひとりに担当者が付いて、それぞれの希望条件にマッチした案件を紹介してくれるというよりは、求職者の希望条件や適性を見て各業界や各企業の担当者が個々に連絡をしてくれます。
となると、だれか案件紹介の窓口があるわけではないので、どんどん案件紹介の連絡が入ってしまうのも無理ありません。
一つひとつ精査しているとかえって効率が悪くなってしまう可能性があるので、できるだけ条件は明確に、絞って伝えるようにしましょう。
JACリクルートメントを利用する際の注意点
JACリクルートメントは利用メリットの大きいサービスですが、利用に際しては注意点もあります。
紹介できる求人がない場合がある
JACリクルートメントのターゲットはミドル&ハイキャリアなので、これに該当しない人には紹介できる求人がない場合があります。
職歴などと照らして紹介できる求人がない人には通常、「求人紹介お断りメール」が届きます。登録が完了していれば何の連絡もなく放置されることは基本的にありませんが、何らかの事情で連絡が後回しにされている可能性はあります。
その場合、残念ながら優先順位が低い求職者として扱われている可能性が高いので、別の転職エージェントを利用するのがよいでしょう。
大量の求人紹介よりも厳選の求人紹介だと心得る
JACリクルートメントはリクルートエージェントやdodaに続く大手ですが、外資系&ハイキャリアに特化している分、求人件数では見劣りします。
またJACリクルートメントでは「多数の求人を紹介してその中から選んでもらう」のではなく、「求職者が希望する求人を厳選して紹介する」という傾向が見られます。やみくもに求人を紹介するのではないため、求人件数が少なく感じる可能性はあります。
コンサルタントとの相性が悪い場合がある
JACリクルートメントに限らず転職エージェントを利用する際にはコンサルタントとの相性があります。
特に20代の若手やJACリクルートメントが保有する求人にフィットしないキャリアをもつ人はなかなか求人を紹介してもらえないこともあり、コンサルタントの対応に不満を持ちやすい傾向にあります。
これはそもそもターゲット層が異なるため仕方がない面がありますので、ほかの転職エージェントの利用も検討しましょう。
転職意欲の高い人が優先される
JACリクルートメントは合理主義で知られています。「転職意欲が低い人」「お試し感覚で利用している人」に時間をかけてサポートするということはあまりないようです。
その分、転職意欲の高いハイキャリアの人は徹底サポートが受けられ、満足度も高くなるでしょう。したがって利用の際には転職意欲を高くもち、自ら積極的に連絡・相談するといった姿勢も必要になります。
JACリクルートメントの利用に向いている人
JACリクルートメントはコンサルタントの質が高く、好条件の求人を保有している優良な転職エージェントです。
ただし総合型の転職エージェントのように誰にでもおすすめできるわけではありません。以下の要件を満たす方に向いていますので、利用の際には要件を確認しましょう。
ハイキャリアのミドル層
経験・スキルが豊富な30代以降の方は、JACリクルートメントであればキャリアアップや年収アップとなる求人紹介を受けやすいため、向いています。具体的には次の要件に該当する方はまずは登録することをおすすめします。
- 現在の年収が600万円以上の方
- 高学歴の方
- 管理職経験がある方
- 技術職など高度の専門的なスキルを保有している方
- 現職ではキャリアに見合った評価・待遇を受けていない方
- キャリアを活かして高年収を狙いたい方
外資系・グローバル企業への転職を希望する人
JACリクルートメントの大きな特徴として外資系・グローバル企業に強いというものがあります。そのため海外勤務経験がある方や、英語またはそれ以外の語学力が高い方の転職に向いています。
なお、英語力に関してはTOEICのスコア700点以上がひとつの目安とされています。ただし単に700点以上あれば転職可能性が高まるわけではないので、実際に何をしてきたのか(経歴)も必要です。
JACリクルートメントの利用に向いていない人
以下のような特徴のある方はJACリクルートメントにはあまり向いていません。登録しても求人紹介を受けられない可能性がありますので、ほかの転職エージェントもあわせて利用することをおすすめします。
20代の若手人材
20代でも優秀な方は大勢いますが、それでも20代がJACリクルートメントにあまり向いていないのは、そもそもターゲット層が違うからです。
20代の場合は単純に社会にでてから年数が浅く「役員・幹部」「管理職」「スペシャリスト」の経験まではしていない方が大半です。
グローバル転職も即戦力が基本となるので、これから外資系企業で働きたい人というより外資系企業や海外勤務の経験がある人をターゲットにしています。
こうした点から20代の若手人材はJACリクルートメントが保有する求人とマッチしないため、基本的にターゲット層からは外れます。
公式サイトでも「企業から依頼される求人の大半が同職種や同業界での年齢に応じた年数の実務経験を要する案件となります」と示されています。
20代でも向いている場合がある
ただし、反対の視点から見れば20代でもターゲット層に該当する人はJACリクルートメントを利用した転職が可能です。事実、JACリクルートメントで転職を成功させた人のうち10%ほどは20代が占めています。
具体的には「特定スキルのスペシャリスト」「海外勤務経験あり」などの要件を満たす人であればJACリクルートメントの利用を検討するべきです。
また第二新卒は転職市場での価値が高いため、高学歴、語学力が高いなどの条件がともなえばJACリクルートメントを利用して転職が成功する可能性があります。
キャリアに自信のない人
JACリクルートメントはこれまでのキャリアをもとに、さらなるキャリアアップや高収入の転職を成功させたい人のための転職エージェントです。
したがって
- 「今はキャリアがないがキャリアアップしたい」
- 「低年収なので高年収の仕事に転職したい」
といった方には不向きです。
こうした方は求職者の水準が一般的な転職エージェントを利用してキャリア・年収アップを目指すのがよいでしょう。
現在の年収水準としては600万円以上がひとつの目安です。ただし年収水準を満たさない場合でも「特定の高度なスキルを保有しているが今の会社では評価してもらえていない」などの事情がある方には可能性があります。
ひとりの担当者からサポートを受けたい人
JACリクルートメントは両面型のサポートなので、求人によって担当者が変わります。
また保有スキルや経験など企業へ提供できる価値を見極めようという思いから、対応がドライで機械的であると感じる人も一定数います。
- 「気に入ったコンサルタントにたくさんの求人を紹介してもらいたい」
- 「転職するかは分からないがじっくりと悩み相談に乗ってもらいたい」
といった希望のある方は満足できない可能性があるのであまりおすすめしません。
まとめ
転職エージェントと言うと、どんな求職者に対してもいろんな仕事を提案してくれるという印象があるかもしれませんが、JACリクルートメントはどちらかというと求職者のレベルやスキル、適性などで選考して案件を紹介するようなイメージでした。
その分内定したときのマッチング度合いが高く評価されていたり、希望のキャリアをかなえている人も多いようですね。転職を検討する際にはぜひ登録してみてくださいね。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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