
リストラされたら、第一にどのような行動を取ればよいのでしょうか。そしてどのように失業期間を乗り切り、転職を成功させればよいのでしょうか。
今この記事を読んでいるあなたは、いきなりリストラをされた、またはリストラされるのではないかという不安に襲われているのではないでしょうか。
この記事を参考に、逆境をチャンスに変えてもらえたらと思います。
リストラされたらまず実践したいメンタルケア|前を向くために気持ちを整理しよう
誰でもリストラされてしまったら落ち込んでしまうのが当たり前です。
また、前を向いて転職活動をしようと思えば思う程ふさぎ込んでしまうこともよくあります。
だからこそ、まずは気持ちを整理するために必要な方法を知り、冷静に行動することが大切です。
『全部自分のためになる』と考える
平均的に考えれば、人間の寿命は長く人生は80年以上あります。それだけ長く生きていれば、中には辛いことや大変なこと、嫌なこともあって当たり前です。
辛い経験はいつ自分に訪れるか分かりませんし、それを回避できないこともありますが、辛いことがあった時にその経験をどうとらえるかは自分で決めることができます。
だから、辛いことがあった時にこそ「全部自分のためになる」と考えてみましょう。
辛い経験を早く忘れて、なかったことにしてしまうのではなく、「この経験がいつか役に立つ」「特殊な経験ができた」など、「○○があったから今の自分がある」と言えるように考え、行動することが大切です。
また、今まで様々な苦労を経験してきた人を見た時、良くも悪くも順風満帆な人生を送ってきた人に比べて魅力的だったり、惹きつけられると感じたりすることはありませんか?
そういう意味でも、今自分がしている苦労は必ず自分のためになっていつか役に立つはずです。
それに、リストラされたことをきっかけに、会社の経営や経理のことに興味を持ち、勉強したとすれば、「逆境に負けない」「失敗を繰り返さない」「勉強する意欲がある」という印象を与えることもでき、転職の際には十分な強みになります。
自分にも責任があるのか冷静に考える
基本的にリストラというのは、会社の経営悪化による人員削減なので、従業員の能力などに原因はありませんが、リストラする従業員をリストアップする際に会社がどういう考えで自分を選んだのかを考えてみるのも良いでしょう。
単純に年齢が高く、給料が高かったからなのかもしれませんし、もしかしたら他の社員に比べて会社への貢献度が少なかったのかもしれません。
もし自分に足りないスキルや経験があると思うのならば、リストラを機にそれを補う努力をすることでより社会人としてのレベルを上げることにもなるでしょう。
落ち込む時間は無駄じゃないと考える
落ち込んでいる間は、転職活動も手につかず、何に対してもやる気が出なくなることがあります。
そうなってしまうと、「いつまでもこうしていては生活も苦しくなるし、少しでも早く新しい仕事を見つけなければいけない…」と思う人の方が多いのではないでしょうか。
もちろん、それで転職活動を始められる人は問題ないのですが、そう考えることによって更にふさぎ込んでしまう人もいます。
人は「○○をしなきゃ」と思うとそれをやりたくなくなる生き物です。
誰でも「勉強しなさい」と言われてやる気がなくなった経験はありますよね?
それと同じで、必要以上に自分を追い込もうとするとうまく気持ちを整理することができません。
失業保険を受ければ、生活の質は下がりますが最低限度の暮らしはできますし、退職金が支払われていたり、元から貯金があったりする場合もあるはずです。
「どうしてもやる気がでない」「ネガティブな気持ちを払拭できない」と感じる人は、まず「今はゆっくり今後の事を考えればいい」と考えてみてはいかがでしょうか。
「やらなくてもいいよ」と言われると、不思議なもので「やってみるか」という気持ちが起こりやすくなります。
現状を把握する
先ほど述べたことと似ていますが、今の自分にどれだけお金があるのか、仕事をせずにどれくらいの期間生活できるのかを冷静に調べることは非常に重要です。
「今すぐに働かないと今月の家賃も払えない」という状況なら、どんなに嫌でも大きなストレスを抱えながら今すぐに転職活動を始めなければなりませんが、失業保険や退職金がある場合が多いため、そういうケースは少ないはずです。
まずは自分の現状、特にお金の現状を把握しておくことが非常に重要です。
失業期間の乗り切り方
では、具体的に失業期間を乗り切るためにはどのような方法があるのでしょうか。
失業保険を受ける
リストラされた場合、ハローワークに申請をすればちゃんと失業保険を受けられます。ただし、注意しなければならないのは、退職理由を『会社都合退職』にしておくことです。
自己都合退職した場合は失業保険の受給までおよそ4ヵ月かかるのに比べ、会社都合退職の場合は1ヶ月で、その差は失業者にとって大きいものです。
リストラや倒産などが原因で退職する場合には会社都合退職になり、それは退職勧奨に応じて合意退職した場合も同様です。
ですが、雇用関係の助成金を受けている企業は会社都合で従業員を解雇すると助成金を受けられなくなるなどのデメリットがあるため、中には「自分で納得して辞めたのだから自己都合退職だろう」と言ってくる企業もあります。
そういったトラブルはよく見受けられるものなので、退職する際には会社都合退職だということをはっきり確認しておく必要があります。
【関連記事】 ハローワークでアルバイトを探すメリット・デメリットまとめ
退職金・貯金を使う
失業保険と同時に、リストラされた際には退職金を受けとれる場合も多いです。
ただし、定めている規則の内容によっては退職金が支払われない会社もあるのでその点はしっかりと確認しておきましょう。
貯金がある場合には、それを切り崩して生活費に充てることもできますが、気持ちの余裕を残しておくためにも、なるべくなら失業保険と退職金で生活を維持したいところです。
パート・アルバイトをする
パートやアルバイトをしながら、ゆっくり再就職先を探そうと考える人も中にはいますし、気持ちの余裕を作るためにも収入源を確保するのは良い方法です。
ただし、失業保険の受給期間と重なってパート・アルバイトをした場合には、受給が打ち切られたり、減額されたりすることもあるので注意が必要です。
失業保険の受給中、どれくらいパートやアルバイトをしていいのか、どれくらいの収入なら得て良いのかは細かく規定されていますので、失業保険の申請をしたハローワークでしっかりと確認しましょう。
クラウドソーシング
パートやアルバイトと同様に、クラウドソーシングで収入を得る方法もあります。
特にリストラされる前の仕事がエンジニアやプログラマー、イラストレーターなどの専門職の場合には、クラウドソーシングでも同様の仕事で高単価な案件が多数紹介されているのでおすすめです。
もちろん、テープライターやデータ入力など、専門的なスキルがなくてもできる仕事もたくさんあるので、どんな人でも収入源を作るのに役立てることができます。
クラウドソーシングの場合でも、収入があればハローワークに申告する必要がありますが、キャリーオーバーのシステムを使い、報酬は発生していても失業保険受給中に自分の口座に振り込まれないようにすると受給額の減額などが起こらないケースもあるようです。
ただし、そういった手段を使う場合でも失業保険を申請しているハローワークにはしっかりと確認と相談をしておくようにしましょう。
【関連記事】 サラリーマンを辞めたい|フリーランスで食べていく術と転職のポイント
転職先の探し方
ハローワークで探す
失業保険の申請のためにハローワークにはほとんどの人が行くことになるので、申請と同時に転職先を探すと良いでしょう。
また、失業保険を受けるためには定期的に求職活動実績を作る必要がありますが、それもハローワークで求人を検索し、窓口で職業相談することで作ることができるので、ハローワークで転職先を探すのは効率的だと言えます。
ただし、ハローワークで取り扱っている求人には大企業のものが少なく、中にはブラック企業が含まれていることもありますので、ハローワークだけで転職先を探すのはおすすめしません。
【関連記事】 転職にハローワークは使えない?ハロワのメリットと最大限活用する方法
転職サイトで探す
転職サイトは転職先を探す一番手軽で簡単な方法です。
移動中でもスマートフォンや携帯電話があればすぐに閲覧することができますし、サイトによってはスカウトシステムがあるので、思いがけずに良い求人に巡り合う可能性もあります。
ただし、面接日の調整なども全て自分で行う必要がありますし、企業の雰囲気や自分がその企業に向いているかなど、詳しい情報は入手しにくいというデメリットもあります。
【関連記事】 転職エージェントと転職サイトの違いと賢い利用方法
転職エージェントで探す
「転職のプロに相談しながら転職先を探したい」「自分の適性やポータブルスキルを測ってほしい」と考えている人には転職エージェントがおすすめです。
今の時代、様々な転職エージェントが存在し、各社それぞれに特徴があるので自分の理想とする転職に合ったエージェントを選ぶことが重要です。
ITに強いエージェントや、保育業界、ベンチャー業界に精通したエージェントなど、様々な転職エージェントがあります。
ただし、エージェントにも良い人とそうでない人がいますから、良い担当者に出会えるまで根気よく利用することが大切です。
全て併用して探す
特にハローワークや転職エージェントを利用する場合には、良い担当者と出会うことがとても重要です。
だからこそ、ハローワークだけ、転職エージェントだけと利用する媒体を決めてしまうのではなく、どちらも利用するようにしましょう。
転職エージェントだけをとっても、同じ理由で複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
また、空き時間を有効に使うためには転職サイトの利用が一番効率的なので、転職サイトも含め、全ての媒体を利用していくことが転職成功への近道です。
- 新着コラム
- 人気コラム
- おすすめコラム