
近年、土地家屋調査士試験に合格するための予備校・通信講座で注目を集めているのが、「アガルートアカデミーの土地家屋調査士講座」です。
土地家屋調査士試験の最終合格率はおおむね10%と、非常に難易度の高い試験であることがうかがえます。
試験日 筆記試験(令和2年10月18日),口述試験(令和3年1月21日)
出願者数 4,646名
受験者数 3,785名
合格者数 392名(男354名・90.3% 女38名・9.7%)
合格率:10.35%(受験者数に対して)
参考:法務省|令和2年度土地家屋調査士試験の最終結果について
資格試験を受ける際、独学で学習するか予備校・通信講座を利用するか迷う方が多いでしょうが、難易度の高い試験に関しては予備校・通信講座を利用して効率よく合格を目指すのがよいでしょう。
独学の場合はコストがかかりませんが、その分学習の進め方や重要論点が分かりにくく非効率だからです。合格までに何年もかかってしまえば時間や労力が無駄になり、結局はコストもかかるということになりかねません。
この記事では、アガルートアカデミーの土地家屋調査士講座・教材の特徴や価格、評判について紹介します。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/chousashi/
アガルート土地家屋調査士講座の特徴や魅力は?
まずはアガルートアカデミー(以下、アガルート)の土地家屋調査士講座の特徴や、どのような点が他社の講座よりも優れているのかについて解説します。
合格率は全国平均の約3.5倍
令和2年度の土地家屋調査士試験は、受験者数4,646名、合格者数は392名でした。合格率は全国平均で10.35%です。
※参考:法務省|令和元年度土地家屋調査士試験の最終結果について
これに対して、同年度のアガルート基幹講座受講生の合格率はなんと56.7%です。全国平均の合格率の約5.47倍という高い合格率となっています。また令和元年度が初受験だった方の合格率は32.3%と、アガルートを利用した多くの方がストレートでの合格を手にしたことも分かります。
令和2年度土地家屋調査士試験におけるアガルートアカデミー受講生の合格率は 56.7%!
全国平均10.36%の5.47倍!となりました。また令和2年度試験が初受験の方の合格率は50%でした。
この圧倒的な合格率からアガルートの土地家屋調査士は業界No.1との呼び声が高くなっています。
理解しやすいテキスト
法律系資格は難しい法律条文や専門用語を理解する必要があり、テキストはどうしても難解なものになりがちです。そのため理解する前に学習意欲が下がり、受験そのものから離脱してしまう人も少なくありません。
しかしアガルートのテキストは楽しみながら学習できるよう工夫されています。土地家屋調査士の通信講座初のフルカラーで、アイコンや図表なども駆使して「視覚的」に理解しやすくなっているのが特徴です。
一般的な予備校の中には、講師経験や受験経験のない編集者が作成したテキストを、講師がマニュアル的に解説するだけというケースがあります。しかしアガルートでは自らが試験に合格し、試験内容に精通した講師が作った原稿をもとに、教材制作スタッフがレイアウトや構成を施します。
試験の突破に必要な知識が網羅されているのはもちろん、受験生の立場に立った見やすい構造になっているため、非常に理解しやすいと高評価を得ています。
30分程度の講義が効率的
アガルートの講義動画は1講義30分程度で構成されています。そのため講義の途中で時間がなくなったり集中力が途切れたりして講義を中断させることがなく、非常に効率的です。
まとまった時間をとりにくい社会人や子育て中で忙しい主婦の方でも30分であれば時間を確保しやすいですし、集中力も続きやすいでしょう。「出社前の30分」「子どもが寝てからの30分」など学習計画が立てやすく、日常生活の中でうまく学習時間を確保できます。
とはいえ1講義30分という短さに不安を抱く方がいるかもしれません。アガルートの講座は土地家屋調査士試験に合格した講師と、司法試験も担当する教材制作スタッフが過去の試験傾向を分析して設計しています。
「合格に必要な情報だけ」を効率よく吸収できるために設計された講座なので、30分の講義の中に重要な論点がしっかりと網羅されているため安心です。
また他社の通信講座の場合は通学教室の様子を録画したものを利用しているケースが多いのですが、アガルートでは通信講座専用に収録された講義となっています。そのため通信講座の受講生の見やすさ・理解しやすさを意識した工夫がなされており、非常に学習しやすいといえます。
講師がすごい
法律系資格の受験生にとって学習が進むほどに優秀な講師の存在が大切になってきますが、アガルートの土地家屋調査士講座は2名の優秀な講師陣も魅力のひとつです。
中山講師は平成24年に土地家屋調査士試験を全国1位(択一1位、書式2位)で突破し、現在は同講座の講師と試験研究をしている、まさに同試験を知り尽くした看板講師といえるでしょう。
中里講師はまったくの初学者から中山講師の講義を受けて、総合29位という優秀な成績でストレート合格した強者です。自らの経験により培った短期間で合格するためのテクニックを提供してくれます。
講師による個別フォローを受けられる
通信講座の場合、通学講座と比べて「疑問点があっても講師に直接質問できない」「勉強の進め方がわかりにくい」などの難点があります。しかしアガルートの土地家屋調査士講座では、ひとり一人の受験生を個別にフォローする仕組みが整っています。
Facebookグループで何回でも質問できる
受講生限定のFacebookグループがあり、気になる点はそちらで何回でも無料で質問できます。答えてくれるのはアガルートの講師なので安心です。
毎月1回の無料カウンセリング
2020年11月から、毎月1回アガルートの講師から無料でカウンセリングが受けられます。学習の進め方や学習を進めるにあたって生じた疑問などに答えてもらえるとのことなので「ひとりでの学習で立ち止まってしまったらどうしよう」といった不安がある方におすすめです。
マンツーマン指導が受けられる
こちらは有料のオプション講座(1時間あたり1万5,000円×時間)ですが、プロの講師からマンツーマンの指導が受けられるチャンスがあります。
指導内容やカリキュラムはとくに決まっていませんので「基礎的な部分を学習したい」「作図や計算を中心に指導してもらいたい」など利用者の希望や相談した結果に応じて変わってきます。
方法は「ラウンジ指導」と「通信指導」の2パターンです。ラウンジ指導はアガルート飯田橋ラウンジでの指導となるため利用できる方が限られますが、通信指導はSkypeを利用するため多くの方が利用できます。
ただし先着順ですぐに埋まってしまうので気になる方ははやめに確認してみましょう。
受講システムが多機能で使いやすい
アガルートの土地家屋調査士講座は、パソコンやタブレット、スマートフォンで受講できます。講義の音声データはダウンロード可能なので、スマートフォンなどにデータをダウンロードし、通勤中やちょっとした待ち時間などのスキマ時間に気軽に受講可能です。
また倍速は8段階で最大3倍速まで再生できるため、「1週目は通常倍速でじっくりと」「2週目以降の講義は2~3倍でテンポよく」といった形で工夫してもよいでしょう。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/chousashi/
アガルートの初学者向け土地家屋調査士講座にはどんな種類がある?
続いて、アガルートの土地家屋調査士講座の概要をお伝えします。まずは初めて土地家屋調査士試験に挑む方に向けた教材について見ていきましょう。
入門総合講義
入門総合講義は「午前免除資格」を持っている方向けのインプット講義です。
午前免除資格とは、午前の部の試験を免除される資格のことをいいます。土地家屋調査士試験は午前の部と午後の部にわかれており、午前の部は測量士・測量士補、一級または二級建築士の資格を持っていれば免除されます。
入門総合講義は、これらの資格を持っている方を対象に、合格に必要な知識をゼロから教えてもらうための講座になります。
入門総合カリキュラム
入門総合カリキュラムも「午前免除資格」を持っている方向けの講座ですが、入門総合講義に以下の講座が加わった万全のカリキュラムとなっています。
- 択一式過去問解析講座
- 記述式過去問解析講座
- 新・定規の使い方講座
- [中山式]複素数計算
ダブル合格カリキュラム
ダブル合格カリキュラムは、午前免除資格を持っていない方向けの、測量士補試験と土地家屋調査士を1年で合格するための講座です。
イメージとしては土地家屋調査士の総合講義と並行して測量士補試験の対策を進め、5月の測量士補試験に合格したうえで同年10月の土地家屋調査士試験の合格を目指すという流れになります。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/chousashi/
中上級者向けの講座で一気に合格を目指せる
ここで紹介するのは、すでに学習の経験がある方向けの講座です。
これまでに身に付けた知識を総ざらいし、合格レベルまで一気に引き上げるための講座となっています。学習経験がどの程度なのかの目安としては「本試験の択一式で基準点を突破できるレベルに到達している方」です。
初学者ではないが択一式の基準点には到底およばないという方は入門総合講義/入門総合カリキュラムの受講がおすすめです。
中上級者向けの講座は「演習総合講義」と「演習総合カリキュラム」の2つがあります。
演習総合講義は知識の総ざらいをする講座です。
演習総合カリキュラムはそれに加えて以下のインプット・アウトプット講座がすべて盛り込まれています。
- 書式ひな形対策講座
- 新・定規の使い方講座
- [中山式]複素数計算
- 実践答練
- 択一式過去問解析講座
- 記述式過去問解析講座
アガルートの土地家屋調査士講座は安い?合格特典や割引制度は?
予備校・通信講座を利用するにあたり、費用面が気になる方は多いでしょう。知名度が高い講座を受けようと思えば費用が高く、かといって安さだけを売りにしている講座では合格できるのだろうかと不安が生じます。
ここではアガルート土地家屋調査士講座の「お金」に関する情報をまとめて解説します。
各講座の費用
メインとなる講座の2021年度価格は次のとおりです(税込み)。
- 入門総合講義:184,800円(税込)
- 入門総合カリキュラム:272,800円(税込)
- 入門総合カリキュラムUSBメモリオプション※359,700円(税込)
- ダブル合格カリキュラム:305,800円(税込)
- ダブル合格カリキュラムUSBメモリオプション:414,700円(税込)
- ※USBメモリオプションとは視聴期限終了後の講義視聴やテキストPDFデータの閲覧、インターネット環境がない場合でも動画の視聴ができるオプションのことです。
※参考:アガルートアカデミー|各コースの比較
※参考:アガルートアカデミー|演習総合講義/演習総合カリキュラムの比較
他社と比べて安い?高い?
他社が展開している通信講座を調査したところ、初学者向けの講座でも32~42万ほどが相場となっており、アガルートは他社に比べてかなり安いといえます。
安さの理由として、アガルートでは通信講座をメインに展開しているため、教室設置の賃料や運営の人件費などが不要だからです。
しかし一方ではテキストをフルカラーにするなど合格につながる工夫にはコストをかけているため、受験生にとってはメリットが大きいメリハリのきいた費用設計だといえるでしょう。
また次項から紹介する合格特典や割引制度が充実しているため、制度の対象となる方はさらに低価格で講座を利用することができます。
驚きの合格特典
アガルートの入門総合講義や演習総合講義などを受講して合格すると、受講のために支払った費用の全額返金と、合格お祝い金として2万円(測量士補試験とのダブル合格は3万円)が受け取れます。
土地家屋調査士講座
・2021土地家屋調査士試験の入門総合講義/入門総合カリキュラム(※USBメモリオプションも含む)/演習総合講義/演習総合カリキュラム(※USBメモリオプションも含む)の受講生が,2021年土地家屋調査士試験に合格された場合,以下の2つの特典がございます。
ダブル合格カリキュラム
・2021 ダブル合格カリキュラム(※USBメモリオプションも含む)の受講生が,2021年測量士補試験(2020年測量士補試験も可),2021年土地家屋調査士試験の両方に合格された場合,以下の2つの特典がございます。(測量士補試験,土地家屋調査士試験のいずれか一方だけに合格した場合では,合格特典は受けられません。)
とくに特徴的なのは全額返金特典で、他社では採用しているケースが少ない魅力的な特典です。ただし、もちろんすべての合格者に対して自動的に適用されるわけではなく、以下の条件があります。
- 合否通知書データの提出
- 合格体験記の提出
- 合格者インタビューの出演
合格者インタビューは東京都内での開催が予定されており、交通費等は自己負担なので、地方にお住まいの方には利用しにくいかもしれません。インタビューで利用した写真や映像はアカデミーのホームページや販促物に利用、氏名も公表となっていますので、「氏名や写真を公表されるのはちょっと……」という方にも向いていません。
とはいえ支払った金額の全額が返金されるわけですから、費用面で躊躇していた方や、ほかの受験生のためにぜひインタビューに答えたいという想いがある方にはおすすめです。
割引制度が充実
アガルートは各種割引制度が充実しているため、対象となる方は10~20%引きで受講できる可能性があります。アガルートの割引制度は多数あるので、ここでは主なものをピックアップして紹介します。
「再受講」する人向けの割引制度
土地家屋調査士試験は難易度が高いため、当然ストレートで合格できる方ばかりではありません。その場合、費用面がネックになり再受験を諦める方がでてきますが、アガルートの講座を再受講される方は「再受講割引制度」を利用できます。
せっかく1年目の学習で得た知識を無駄にしないためにも検討してみましょう。
対象となるのは以下のいずれかの講義を受講したことがある方です。
- 入門総合講義
- 入門総合カリキュラム
- 演習総合カリキュラム
- ダブル合格カリキュラム
同一の講座を再受講した場合に、受講費用が通常価格の20%引きとなります。
「再受験」する人向けの割引制度
アガルート以外の予備校・通信講座を利用して受験した方や、独学で受験したことがある方でも利用できる割引制度があります。それが「土地家屋調査士試験受験者割引」です。
割引の対象となるのは以下の4講義で、通常価格の10%引きになります。
- 入門総合講義
- 入門総合カリキュラム
- 演習総合講義
- 演習総合カリキュラム
純粋に受験経験がある方向けの割引なので、「昨年は独学で受験したが今年は予備校を利用したい」「他のスクールで学習して受験したがうまくいかなかった」といった方におすすめです。受講にあたっては試験の受験番号などが必要になります。
ダブルライセンスを目指す人向けの割引制度
法律系資格はダブルライセンスだと仕事の幅が広がり、また民法のように多くの資格で学習する共通の科目があるため、他の資格を持っていると学習を有利に進められます。
そのためダブルライセンスを取得したいと考える方が比較的多いのですが、アガルートには他資格の試験に合格した方向けの「他資格試験合格者割引制度」があります。
対象となるのは、以下の資格に合格している方です。
- 宅地建物取引士試験(宅地建物取引主任者試験)
- 行政書士試験
- 司法書士試験
上記試験をアガルートの講座を利用して合格した方は対象講座を20%引きで、他社講座を利用して合格した方は10%引きで受講できます。
アガルート土地家屋調査士講座を利用して合格した人の評判は?
ここで、実際にアガルートの土地家屋調査士講座を利用した方の評判を確認してみましょう。
よい評判
よい評判としては、講義動画や講師の質に関するものがありました。
講義動画の解説が丁寧・親切で早く理解が進んだ
「講義動画の解説はどれも非常に丁寧・親切で、法経時代とは比べ物にならないくらい早く理解が進みました。特に不動産登記法(令・規則も含めて)は、今まで習ったどの法律よりも読みにくい条文ばかりだったのですが、中山講師が分かりやすく横断的な知識を提供してくれたので本当に助かりました。」
※参考:アガルートアカデミー|合格者の声
講義が楽しかった
「中山先生の講義は、受講していて本当に楽しかったです。『こんな仕組みなんですよ。土地家屋調査士はこんなことができるんですよ。すごいでしょ!』という感じの愛情たっぷりな解説をして下さるので、受講する前よりもずっと土地家屋調査士という資格が好きになりました。」
※参考:アガルートアカデミー|合格者の声
30分程度の動画で集中力が途切れなかった
アガルートの講義はネットに接続できる環境さえあれば、時間と場所を選ぶことなく、いつでもどこでも好きな時に視聴できます。また1回の講義は最長でも30分程度と短いため、途中で集中力が途切れることもありません。そのため、アガルートの講義は私の学習方法に最適な講義でした。
※参考:アガルートアカデミー|合格者の声
悪い評判
悪い評判は多くありませんが、テキストの誤植が気になったとの声がありました。
誤植が散見された
誤植については、資格試験の予備校・通信講座では珍しいわけではありませんが、アガルートに関しては個別のフォロー体制があるため容易に確認でき、問題はなかったようです。
「土地・建物登記の章では誤植が散見されましたが、丸覚えするのではなく自分の頭の中で理解し記載がおかしくないかどうか考える癖がついたのでそれはそれでよかったように思います。(誤植の確信が持てなければFacebookで簡単に確認することができたので問題なかったです。)」
公式サイト:https://www.agaroot.jp/chousashi/
まとめ
アガルートの土地家屋調査士講座・教材の特徴、費用面などについて解説しました。
低価格ながら質のよいテキストと優秀な講師による講義を提供しており、高い合格率も叩き出しています。もっと講座のイメージをつかみたいという方はサンプル動画などもありますので実際に講義を聴いてみてみるとよいでしょう。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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