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スタディングの中小企業診断士試験講座は業界最安?特徴やメリット・かかる費用も解説

資格講座
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中小企業診断士は、経営コンサルに関する日本では唯一の国家資格で、日本版MBAともいわれています。

 

具体的な仕事内容としては、

  • 「中小企業の経営コンサルティング」
  • 「各種補助金の申請書類の作成」
  • 「自身の専門分野に関するセミナーの実施」など

です。

 

独立して働く中小企業診断士もいますが、コンサルティング会社や銀行などの企業に属して「企業内診断士」として働く方も多いです。

 

STUDYing(スタディング)は、KIYOラーニング株式会社の綾部貴淑代表が、2008年に忙しい社会人でも通勤時間に資格の勉強ができるカリキュラムを作成したのが始まりです。

 

2018年には現在の「スタンディング」としてリブランディングを行い、KIYOラーニング株式会社は2020年7月にマザーズに上場するなど勢いがあります。

 

スタディングのメイン講座で、綾部講師自身が講座を担う中小企業診断士試験対策講座の特徴や費用感、講座を受けるメリット・デメリットについて紹介します。

 

 

公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/

 

 

スタディングが提供する中小企業診断士試験対策講座の特徴5つ

中小企業診断士の仕事内容、中小企業診断士の資格内容、スタディングの中小企業診断士試験対策講座について紹介します。

 

毎日の隙間時間を使った勉強にフォーカス

スタディングでは、綾部講師自身が中小企業診断士を受験したときの経験から、毎日の隙間時間を使ってムリなく勉強できる教材・カリキュラムを設計しています。

 

中小企業診断士の試験は、知識を丸暗記するだけでは力を発揮することが難しく、知識が整理・体系化されていることが大切なのです。

 

そのため、スタディングの講座はインプットをひたすらするだけではなく、アウトプットして思考を整理することに力を入れています。

 

効率的な学習を目指すカリキュラム

1次対策講座では、「ビデオ講座」「学習マップ」「練習問題」「過去問」を活用し、効率的な学習を目指します。

 

「合格戦略講座」では1次試験の各科目の学習方法から2次試験対策のポイントまで、短期間で合格するための全体像を確認するのに有効です。

 

全体像を理解した後に1次基礎講座としてビデオ講座・学習マップ・テキストで合格に必要となる情報をインプットしていきます。

 

また、スマホで操作できる「スマート問題集」と「過去問セレクト演習」を活用することにより、学んできた知識をアウトプットしていく訓練も十分にできます。

 

 

ロジカルな思考で合格答案作成を無理なくマスター

2次対策講座では、事例企業を適切に診断し、助言する能力が問われるので、問題の題意に沿った解答をロジカルな思考で作り出すことが求められます。

 

ビデオ講座でインプットした後に、ロジックマップを使うことにより、ロジカルな思考で合格答案作成を無理なくマスターできるようにしていきます。

 

ビデオ講座もわかりやすい内容を意識した作り

ビデオ講座の特徴として、「試験によく出る」「書籍では分かりにくい」ところを重点的に教えてくれます。

 

講座の後半には、チェックテスト(記憶フラッシュ)が含まれており、講義でインプットしたことを、チェックテストで思い出すことで、短い時間に記憶を定着しやすくするのです。

 

テキストは全てWebで閲覧できる

テキストはWebで見ることができるので、外で学習するときに重い教材を持ち運ぶ必要はありません。もし紙ベースでテキストを使いたい場合には必要な箇所だけ印刷することも可能です。

 

オプションでQ&Aチケット購入が可能

スタディングのカリキュラムは、オプションでQ&Aチケットを購入したり、Q&Aが付いたカリキュラムを選んだりすることができ、学習Q&AサービスのWebサイトから講師に対して気軽に質問ができます。

 

受講生からの質問内容を確認後、講師が7日以内に学習Q&AサービスのWebサイトに回答する仕組みとなっており、他の人が過去にした質問を閲覧することも可能です。

公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/

 

スタディングの中小企業診断士試験対策講座の費用は?

スタディングの中小企業診断士試験対策講座の費用は以下の通りです。

 

基本料金

  • 1次2次合格コース ミニマムコース 48,900円(税抜き)
  • 1次2次合格コース スタンダードコース 57,900円(税抜き)
  • 1次2次合格コース コンプリートコース Q&Aチケット3枚付き 72,900円(税抜き)

 

オプション費用

  • 冊子版 テキスト+学習マップ【7科目セット】13,800円
  • 冊子版 テキストのみ【7科目セット】13,800円
  • 冊子版 学習マップのみ【7科目セット】8,300円

 

他資格対策講座との比較

業界大手の予備校である大原の中小企業診断士試験対策講座「1次2次合格コース」は、198,000円TACの「1次2次ストレート本科生」は244,000円(別途入会金10,000円)です。

 

  • アガルートの1年合格コースは88,000円~
  • フォーサイトは68,000円~

 

なので、スタディングの48,900円~という価格設定は業界トップクラスのコストパフォーマンスといえるでしょう。また、スタンディングの中小企業診断士試験対講座策を利用して合格した方にはお祝い金10,000円のプレゼントもあります。

公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/

 

 

 

スタディングで中小企業診断士試験対策講座を受講した際は1年合格も可能

中小企業診断士の資格試験に合格するためには、1,000時間~1,200時間の学習が必要だといわれています。

(人によって変わるので根拠はありませんが。。。)

 

 

1,200時間を1年で学習しようとすると1日当たり3時間程度の計算になります。

 

そのため、スタンディングの中小企業診断士試験対策講座を利用して、計画的に学習を進めることができれば1年での合格も可能といえそうです。

 

スタディングの中小企業診断士試験対策講座の講師

スタディングの中小企業診断士試験対策講座は、KIYOラーニングの代表でもある綾部講師が担います。

 

引用元:https://studying.jp/shindanshi/

 

綾部講師は、東京工業大学情報科学科卒業後、日本オラクルを経て、IAFコンサルティングで企業業績管理のコンサルティングに従事していました。

 

2008年より「KIYOラーニング」を立上げ、「スタディング 中小企業診断士講座」を開講、2009年から独立し、KIYOラーニングの事業を拡大しています。

 

綾部講師は、自身が会社員として働きながら中小企業診断士試験の学習に苦しんだ経験から、通勤時間などの隙間時間にも効率的に学習できる方法を生み出しています。

 

通学式の予備校の場合、各校舎に講師を雇う必要がありますし、アルバイトの講師が講座をすることもあります。その点社長自らが講義をしてくれるスタディングは講義の質に期待できるのではないでしょうか。

 

実際に講座を申し込む前に、無料で講義を体験できるサービスもあるので、綾部講師の講義を一度確認してから受講を決めた方が良いといえそうです。

公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/

 

 

スタディングの中小企業診断士試験対策講座のメリット

スタディングの中小企業診断士試験対策講座を受講するメリットはどんなところにあるのでしょうか。

 

同業他社と比べて費用が安い

スタディングの中小企業診断士試験対策講座は、業界内でもかなり費用が安い方です。そのため、費用がネックの場合はスタディングを選んだ方が良いといえそうです。

 

校舎を持たない、テキストを配布しない(オプションで購入可能)など、経費削減に取り組んでいる唐琴低価格を実現できており、費用が安いからと言って講座のクオリティが低いわけではありません。

 

教育訓練給付制度の対象講座

スタディングの中小企業診断士試験対策講座は、教育訓練給付制度の対象です。

 

教育訓練給付制度とは、厚生労働大臣が指定する講座を受講して修了した際に、学費の20%をハローワーク(公共職業安定所)から受給できます。

 

そもそも費用が安いのに加えて、教育訓練給付制度を利用できれば、自己負担少なく資格取得ができます。

 

動画講座が高品質

講師が実際に抗議しているものをビデオにするような予備校もありますが、このような場合ホワイトボードの字が見にくかったり、ノイズが入ったりすることもあります。

 

スタディングのビデオ講座は、通信講座のために作りこまれているので高画質でノイズも少なくテレビ番組のように視聴することができます。

 

マイノート機能が良い

マイノートとは、webテキストをベースに、オンライン上で講座を視聴しながら受講生が重要だと感じたポイントをweb上にまとめるノートを作れる機能です。

 

マイノートは同期をすれば利用しているどの端末からも確認ができます。講座内に掲載されているテキストをマイノートにコピーできので、要点を簡単に転記できますし、後から見返した時も「この講義ではこんなポイントを学習したな」と思い出しやすくなります。

 

マイノートは、講座の受講期限が過ぎても、スタディングを退会するまで無料で利用できるのもメリットといえます。

 

暗記ツール

また、ノート機能の中に、「暗記ツール」というものもあります。重要な部分があらかじめ赤く塗りつぶされており、該当部分をクリックすると隠れていた部分が見えるようになる仕組みです。

 

重たいテキストや蛍光ペン、赤シートの代わりに「暗記ツール」を使用することで、負担も少なくなります。

 

アプリが利用できるようになった

スタディングはスマホのアプリを活用することもできます。Wi-Fi環境で講義のダウンロードをしておけば、オフラインの利用も学習ができるのもメリットです。講座だけではなくwebテキストや問題練習もアプリで活用することができ便利です。

 

スキルアップ割引がある

たとえば、スタディングで中小企業診断士の学習をした人が税理士や司法書士などの学習をスタディングで行う場合、通常より安く受講することができます。

 

 

スタディングの中小企業診断士試験対策講座のデメリット

メリットが目立つスタディングの講座ですが、デメリットはあるのでしょうか?

 

ほとんどの人が冊子購入する

スタディングのカリキュラムは講座費用を低コストに抑えるためWebテキストになっています

 

そのため、紙ベースのテキストに書き込みながら学習がしたい人は冊子のテキストをオプションで購入することになります。

 

Webテキストだけで十分な人にとっては問題ないでしょうが、冊子にポイントを直接書き込みながら学習したい人にとってはサービスの物足りなさを感じるかもしれません。

 

質問は有料かつ制限あり

スタンディングの中小企業診断士試験対策講座のカリキュラムは、一番シンプルなものを選ぶと講師に対する質問ができません。

 

講師に質問がしたいという場合には、Q&Aチケットを購入するかQ&Aオプションが付いたカリキュラムを選ぶ必要があります。

 

講師に質問ができないとほぼ独学状態になりますので、ご自身で講義やテキストから疑問を解決したり、学習管理をしたりしなくてはいけません。スタンディングの講座は費用が抑えられている一方でこのような仕組みになっているのです。

 

Q&Aチケットは1枚1,100円(税抜)なので、たくさん購入したら他の企業のカリキュラムより高くなる可能性も出てきます。

 

同じような通信講座を提供するサービスの中には質問を無制限でできるものもあるので、費用だけではなくこのようなフォローについても必要かを検討すべきといえます。

 

ビデオ講座を見るだけで合格は難しい

これはスタディングのカリキュラムに限りませんが、ビデオ講座を見てインプットするだけで合格することは難しいです。

 

試験では事例のケースに合わせてロジカルに回答する必要があるので、アウトプットの訓練は必須です。

 

学習期間中は、自主的にたくさんの問題を解くなどして「合格できる回答方法」を身に付けることが大切になります。

 

不合格者のサポートが薄い?

スタディングの中小企業試験対策講座は、万が一不合格になってしまった場合には、リーズナブルな価格で最新年度版の受講が可能です。

 

ただし、ホームページ上には詳しい価格などの記載はありませんでした。他の通信講座では、不合格だった場合に無料で再受講できるサービスがあるところもあるので、それに比べるとサポートが不十分と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

お祝い金が少ない

スタディングでは、中小企業診断士の資格に合格すると10,000円のお祝い金が贈呈されます。

 

しかし、他の通信講座ではもっとお祝い金の金額が多いところもあるので、物足りないと感じる方もいるようです。

 

ただし、スタディングの中小企業診断士試験対策講座は業界最安クラスなので、お祝い金があるだけでもありがたいと考えた方が良いかもしれません。

 

 

スタディング経由で中小企業診断士に合格した方の声

令和元年度(2019年度)試験ストレート合格!

なぜSTUDYingを選びましたか?選んだ理由や決め手があれば教えてください。

既存の教材を使った勉強を一番初めに独学でやろうと思ったんですが、ちょっと量が膨大でなかなか手がつかなかったっていうところで挫折しちゃったことがあったんですね。。そこからいろんなブログとかを読んでいくうちに「スタディング」っていうのがあるって言うのを聞いて。無料の体験講座みたいなのを1回の講義を受けて、すごく分かりやすいなぁと思って「これならいける!」と思ったのがきっかけですね。

引用元:スタディング

 

スタディングを選んだ決めては何ですか?

コスト面ですごく魅力を感じたというのが一つあります。
また、通勤しながらとか、出先とか、どこでも学習できるのでスタディングを選んで良かったと思います。
予定も自分のスケジュールに合わせられるし、勉強するためのハードルが低く感じられ、「始めやすいな」ってのいうが決めてになったかなと思います。

引用元:スタディング

 

実際に学習マップを使用されてみて良かった点を教えてください。

1次試験の企業経営理論だと、そんなに暗記で覚えることはないから、全体の位置関係、「企業戦略」より「経営理念」の方が強いんだよ、みたいなとかが一目でわかるんで、その位置関係・全体像がわかるってすごくいいと思うんですよ。で、暗記物はだめか?といったら、暗記物は暗記物で、ちゃんと暗記すべきフレーズがきちんと書かれてるので、それも、年代別にちゃんと時系列に並んでいたりとか、同じ仲間でまとめられたりっていうのがあるんで、暗記ものもいいと思うんですよ。すごいいいと思うんですよ、本当にこれ売っていくべきですよ。これ(笑)
引用元:スタディング

 

スタディングを活用して無事ストレート合格を果たす事が出来ました。

始めに大まかに一次試験までの勉強計画を立て、さらに細かく区切った月次計画を立てて、とりあえず始めてみました。
それまで勉強する習慣が無かったので始めは1時間も机に向かっていると疲れてしまうような状況でしたが、綾部さんが「3週間やれば習慣になる」とおっしゃってた言葉を信じてとにかく毎日少しずつでも「やめないこと」を大事に勉強を進めてきました。また、夜に勉強していたのを朝にするなど、やりながらおや?と思った時は積極的にやり方を変えて自分に合った方法を見つけて行きました。

引用元:スタディング

 

STUDYingの教材のみで、十分合格できる実力は身に付いていました。

自分が間違ってしまった問題や、正解したけれどイマイチ理解できていないところ、なども、チェック機能で炙り出せるので、最低限の時間で効率よく知識の補充ができます。
インターネット環境が不安定な場所でも、講義をダウンロードしておいて聴いたり、間違ったり理解していなかった問題の解説のうち、自分にとって大切だと思ったところを、スマホのメモ帳に貼り付けて、繰り返し読む、など、工夫次第で、勉強は可能です。

引用元:スタディング

 

 

中小企業診断士の試験内容について

第一次試験はマークシート式

「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」の7科目です。

 

「経済学・経済政策」「財務・会計」「経営法務」「経営情報システム」60分、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」は90分の回答時間で、配点はそれぞれ100点満点となっています。

 

第二次試験は筆記試験

記述式で4事例の問題と口述試験が出題されます。科目は「組織・人事の事例」「マーケティング・流通の事例」「生産・技術の事例」「財務・会計の事例」です。4事例それぞれ80分の回答時間が与えられ、100点ずつの配点です。

 

1次・2次試験共に合計60%以上、各科目40%以上が合格条件

また、科目ごとの合格基準は60%以上で、1次試験全科目合格までの有効期間は3年間です。2次試験は1次試験のすべての科目に合格した方が対象者となりますが、1次試験に合格した年度と次の年度に限り受験ができます。

 

受験費用

1次試験が13,000円、2次試験が17,200円です。

例年の受験の日程は以下の通りです。

 

  • 1次試験 8月上旬の土・日の2日間
  • 2次試験(筆記) 10月中旬の日曜日
  • 2次試験(口述) 12月中旬の日曜日

 

また、実際に中小企業診断士として登録するためには第2次試験合格後、3年以内に実務補習を15日以上受けるか、実務に15日以上従事する必要があります。

 

実務補習もしくは実務を経験後、中小企業診断士としての登録の申請を行うことができます。

参考:一般社団法人 中小企業診断協会

 

まとめ

スタディングの中小企業診断士試験対策講座は、48,900円からと、業界最安クラスの価格設定です。

 

安いからと言って質が悪いわけではなく、講義はスタディング創業者の綾部講師が行い、スマホアプリで好きな時に好きな場所で学習しやすい環境が用意されています。

 

マイノートの機能も良く、講義中にスマホやタブレットで要点をまとめることができたり、講義上のテキストを転記したりすることもできます。講義ごとにノートを残しておけば、後から復習する時も見やすくなります。

 

講師に対する質問はオプションでQ&Aチケットを購入する必要があったり、冊子のテキストがオプションだったりと内容に不十分さを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、低価格を実現するための取組です。もし必要であれば別途購入することもできます。

 

スタディングの中小企業診断士の講座は、申込をすれば無料体験が可能で、ビデオ講座の視聴もできるようになります。

 

手続きも簡単なので、一度綾部講師の講義を見てから受講の有無を考えても良いかもしれません。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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