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35歳以上の転職希望者が未経験職への転職を成功させる方法【男性編】

年齢別の転職活動
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35歳と言えば社会人生活において一つの節目になりますが、30代半ばにかけて転職活動を始める男性の方が多いのをご存知でしょうか。

 

自分の人生を見つめ直したい、会社から早期退職を勧められた、または親の介護のために実家に帰郷したいなど、35歳は男性にとって転職することを検討する年頃でもあります。

 

35歳以上にもなると転職市場において今までに積んできた経験やスキルが求められますが、都合よく自分の能力に合った求人案内を見つけることは難しいでしょう。

 

そうすると今までの業務内容とは異なる未経験の職種、職業へ転職することも視野に入れなければなりませんが、35歳以上の男性が未経験職へ転職することは可能なのかどうかという疑問が生まれます。
 

そこで今回の記事では、35歳以上の男性の方にとっての転職市場の実態や求められる社会人スキルを踏まえた上で、未経験の職業へ転職するために必要なことについてまとめました

【関連記事】
▶「40代の転職希望者が未経験職へ転職するための知識【男性編】
▶「30代が未経験でも転職しやすい業界と転職成功の為に役立つ転職エージェント

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この記事に記載の情報は2021年04月26日時点のものです

35歳以上の男性が未経験職へ転職することは可能なのか?

35歳以上の男性の方々が、未経験の職種、業種へ転職する際に、知っておくべき転職活動における事前知識についてご紹介します。

35歳転職限界説が崩壊? 30代の採用も増えつつある

大手転職サイトの『doda』が公開したデータによると、転職成功者の年齢割合で35歳以上の人の内訳が増えていることがわかります。

 

引用元:転職成功者の年齢調査(2020年)|転職サイトdoda

その背景には、人事制度や働き方の変化に加え、企業がターゲットにする人材が変わったことの影響があるようです。
 

そのため、以前に比べて35歳以上の方も転職のチャンスが増えているといえるでしょう。

転職活動は長期化する傾向にある

前提として、30代後半になるにつれ転職活動は長期化すると思ってください。

 

日本企業の多くは勤務年数に応じて給与の額が決まるシステム(職能給制度)になっており、中高年は採用コストが高いため企業側が中高年の中途採用を渋るためです。
 

特に大手や古い慣習が残っている企業ほど、年功序列の風習が強いため、中高年の採用に積極的ではありません。
 

また、一般的に20代と比べると、中高年は新しい仕事内容を吸収する能力が劣っていると見られがち。

 

そのため35歳以上の男性未経験者の採用に対して、企業側はより一層慎重になるため転職活動は長期化します。

35歳以上の男性に求められる能力とは

未経験者にも職種経験がありかつ業界未経験である者と、業界経験はあるけど職種未経験の者、業界・職種共に未経験である者に分かれます。

 

一般的には職種経験者が重宝されます。企業側も中途採用者に対しては即戦力を期待するからです。
 

また、35歳以上の男性転職希望者に対しては、実務経験や能力に加えて部署全体の業務の流れを踏まえながら業務を遂行できる主体性、部署全体の業務を引率するだけの管理能力が求められます

収入の減少は覚悟しておくべき

30代以上の方の多くが収入に不満があることを理由に転職活動されますが、未経験職への転職において収入が増えることは難しいでしょう。

即戦力として活躍することが難しいためであり、高い収入を期待される方は転職先で少しでも高いパフォーマンス力を発揮するしかありません。

 

35歳以上の男性が未経験職への転職を成功させるために必要なこと

35歳以上の男性の方の転職先の幅はこれまでの職務経歴によって変わってきますが、未経験の職業においても同様です。

 

未経験ゆえに足りない実務能力を払拭するだけのスキルや経験が備わっていれば、転職先での能力を発揮することは十二分に可能ですが、そのためには企業側に自身の社会人としての強みを理解してもらわなければなりません

 

以下、未経験職へ転職するために必要なことについてまとめました。

転職したい未経験の業界に関する情報の収集

企業側へ自身の強みを理解してもらうためには、その企業の事業内容を踏まえた上で、どのように実力を発揮するのかを示す必要があり、そのためには応募先の企業に関する情報をきっちり集めることが必要です。

 

職業によって求められている能力は異なりますが、同時に企業側が求める能力は、その職業に関連する能力だけではありません。

 

会社が運営する事業において足りない要素を補完する、または事業を発展させるために欠かせない能力を持った人材を企業側は欲しています。

 

そのため同じ業界でも会社によって求めている人材は様々だと思うので、どのような人材が求められているのか情報収集しましょう。

 

情報を集めるためには

情報を集めるためには、転職情報誌を使用するのも一つの手段ですが、転職エージェントに相談するのが一番、手っ取り早いです。

 

転職エージェントは求職者と企業側を直に結ぶ役割を果たしているため、企業側がどのような人材を欲しているのか深いところまで知ることができます。

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転職サイトと転職エージェントは併用しよう

35歳以上の方に適した転職先となると、数が限られてくるので、少しでも多くの情報に触れるためにも転職エージェントに登録しましょう。

 

転職エージェントの利用には、以下のようなメリットがあります。

 

  • あなたのキャリアと企業のニーズをマッチングしてくれる
  • 転職のプロフェッショナルにホンネで相談できる
  • 応募書類の添削や面接対策もしてくれる
  • あなたの強みを引き出して、転職成功につなげてくれる

 

また、一社だけでは得られる情報に偏りが出てしまうため、できれば複数の転職エージェントに登録しておきたいところです。

 

さらに、転職サイトも併用すると、より効率的に転職先を見つけることができるのでおすすめです。
 
【参照】
▶「おすすめ転職エージェント47社を徹底比較!選び方・口コミ/評判も検証
▶「転職エージェント費用が無料の仕組み|なぜ求職者はタダで使えるの?
▶「転職エージェントへのよくある相談内容と疑問への回答|おすすめの相談窓口も紹介
▶「転職エージェントを利用するメリットとデメリットの全知識

アピールポイントを明確にする

日本企業の多くは諸外国と比べると、業務内容がブラックボックスしている割合が高いと言われております。

 

転職することを前提としていない終身雇用制度が背景に、個人の能力ではなく会社に所属していることが重要視される風土が残っているためです。

 

しかしながら、それは海外ほどにはスキルや専門性が重要視されないことの裏返しでもあり、35歳以上の未経験者の男性でも転職先が見つかる余地があるということにもなります。

 

先ほども申した通り、中高年の男性に企業が求める能力は、マネージメント経験のある人、または部署全体が円滑に稼働するように業務を行っていた人は、未経験の職業でも転職先で高い能力が発揮されるでしょう。

自身のキャリアを振り返ってみる

マネージメントスキル以外にも、タスクの管理能力やビジネスマナーは、どの業界でも活用することができるでしょう。

 

未経験職へ転職するためには、自身の社会人としての強みを知ることが必要になりますが、そのためには自身の社会人生活を振り返ることが必要です。

 

自身のキャリアを振り返りながら、今まで自分がどのようにして会社に貢献してきたのか、紙に書落としてみるといいかもしれません。

 

また転職サイトや転職エージェントを介して、自己分析を行ってくれるので客観的な視点で自分の能力、性格を知りたい方にはオススメです。

年功序列に融通が効く中小・ベンチャー企業が狙い目

中高年男性の採用は、企業側にとって採用コストが高くつくため腰が重くなりがちですが、年功序列に関して比較的、融通が利くであろう零細企業やベンチャーは35歳以上の未経験の転職希望者に対して寛容かもしれません。

 

専門業務の異なる他の部署と連携を取りながら、一つの事業を成し遂げた経験のある人であれば、不足の事態への対応力が備わっているはずです。

 

企業側へ柔軟性のある人材であることを示せれば転職先が決まりやすくなるでしょう。

 

【関連記事】

ベンチャー企業に転職する7つのリスクと5つのリターン

 

企業側へ自身の能力を理解してもらうためには

では、自身の強みを理解した上で、企業側へそれを理解してもらうためにはどうすべきなのでしょうか。
 

履歴書や面接における正しい自己PR

ただ自身のアピールポイントを伝えるだけでは、企業側にとって何も採用するメリットは浮かびません。
 

そのため、応募先の会社で自身の能力、経験がどう活かされるのか、どう会社の利益に還元されるのか、その会社の事業内容を踏まえた上で説明することが必要です。
 

また、入社後に、応募先の会社の仕事を介して自分がどう成長したいのか今後のキャリアプランについて説明できると尚いいでしょう。

 

未経験者が実務経験をカバーするためには?

もし、自身の能力では未経験職への転職が難しいとお考えの35歳以上の男性の方は、足りない実務経験をどこかで補完しなければなりません。

 

実務経験を補うためにもビジネスセミナーや本を介して、その職業に関わる勉強をしましょう

 

また、その職業に関わる資格があるのならば資格も取得した方が転職活動においてプラスになります。資格を取得することで、企業側へ入社後も業務に必要な知識を勉強するだけの熱意があると伝えることができるからです。

 

また、35歳以上の男性の方の未経験職への転職は、不本意かもしれませんが非正規雇用者として働くことも念頭に入れた方がいいでしょう。

 

採用側も非正規雇用であれば採用の負担も重くない上、今後のキャリアアップを考えれば、その職業における実務経験を積むためには有効です。

 

 

★注目★

 

未経験からエンジニアになる夢を持って、この記事を読んでいる方もいるかもしれません。正直なところ、30代未経験者のエンジニア転職はかなり厳しいといえます。実務経験はないとしても、最低限の知識やスキルを持っていないと相手にされません。

 

厳しいとわかっていても、エンジニアになりたいという方はプログラミングスクールに通うのも選択肢の1つ。お金はかかりますが、最短距離でエンジニアを目指すのであれば、スクールに通うのが現実的です。

 

数あるプログラミングスクールの中でも、特におすすめなのが「DMMWEBCAMP」。

【DMMWEBCAMPのおすすめポイント】
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スクールに行ったからといって、転職成功を保証するわけではありません。リスクを負ってでも目指したいか自問自答した上で、決断するようにしましょう。

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まとめ

35歳以上の男性の未経験職への転職活動はストレートに採用されることは難しいと思いますが、自身のアピールポイントを正確に理解した上で取り組めば道は開けるかもしれません。

 

35歳以上の男性に限らずこれから転職活動をする方にとって当記事がお役に立てたら幸いです。

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