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第二新卒で大手企業に転職成功するコツと転職成功率を格段に上げるエージェント5選

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第二新卒の転職
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新卒で入社したものの、もっと大手の企業へ転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

第二新卒という新卒から3年前後で辞めてしまった枠で、スキルもない状態の自分が大手企業へ転職できるのか、不安に思われるのが当然かと思います。

 

朗報となるかわかりませんが、昨今の景気回復で第二新卒の採用に積極的な大手企業も増加しています。

厚生労働省が発表した「一般職業紹介状況(平成30年8月分)について」によると、平成30年8月の有効求人倍率は1.63倍の高水準になっているようです。

 

引用元:厚生労働省|一般職業紹介状況(平成30年8月分)について


ほかにも、株式会社マイナビは発表したプレスリリースによると、「一度就職後に就職活動を行う「第二新卒」の増加が目立つ」という報道もされています。
 

在学中の内定率は53.1%と前年より3.8pt増加し、調査を始めた2012年度(17.5%)から6年間で35.6pt上昇した。既卒者の中でも、在学中に内定を獲得したにも関わらず、就職活動を行っている人の割合が増加している。その事情について聞くと、「一度就職したが、退職もしくは在職しながら再度就職活動を行っている」が54.1%(前年比21.2pt増)と半数を超え、いわゆる「第二新卒」の増加が目立つ。在学中に活動していなかった人も含めると、既卒者全体の22.8%(前年比10.3pt増)が第二新卒だった。

引用元:「2018年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」 を発表

 

その要因の一つとしてあげられるのが、新卒者の離職率も高さです。

 

「3割が3年以内に辞める」と言われている現在、大手企業でも若年層の人材不足を補うため、第二新卒の採用が活発になっているのが背景にあります。転職業界大手のマイナビも、下記のような点で、第二新卒に対して戦力となることを期待しています。

 

企業から見た第二新卒の強みは、新卒者と比較して社会人マナーや研修を受けており、一定のビジネススキルを持っていること。社会経験が浅い分、企業文化の影響が少なく、柔軟性を持っていること。そして、何より能力・スキルの開発など、大きな成長が見込めポテンシャルが高いことが第二新卒の魅力です。
引用元:マイナビエージェント

 

つまり、第二新卒でも大手企業への就職ができる可能性は十分にあるということです。

 

そこで本記事では、

 

  1. 大手企業へ転職したい第二新卒がおさえておきたいポイント
  2. 第二新卒が大手への転職を成功させる方法

 

について解説してきます。

 

 

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第二新卒で大手企業に転職はできる?難しい?

結論から言えば、第二新卒から大手企業への転職は十分に可能です。

 

その理由としては、今第二新卒の採用に力を入れている大手企業が増えてきているからです。

 

その背景としては、今新卒で就職しても数年のうちに離職してしまう人が増えているということがあります。

 

少子高齢化によって若い人材の数も減少傾向にあり、人手不足に陥りやすい状況の今、第二新卒で大手企業への転職を狙うことは十分に可能なのです。

 

大手企業へ転職するための詳しいノウハウはこの後詳しく解説していきます。

 

第二新卒の価値とは

新卒採用と中途採用の良い部分を両方兼ね備えていることです。

 

新卒と中途採用のそれぞれの良さとは

 

  1. 新卒:企業や業界の色に染まっていないため、育成がしやすい
  2. 中途採用
    1. ビジネスマナーなどの基礎的な教育が不要なため、研修費がかからない
    2. すぐに会社の戦力になってくれる可能性が高い

 

既卒と第二新卒の違い

どちらも明確な定義された言葉ではなく、年代や就職状況等を分かりやすく言葉で定義するために使われるようになったものです。

 

既卒は一般的には大学や短大、高校などを卒業後、正社員としての勤務経験が無い人を指します。

 

既に卒業しているが、正社員ではない』ということですね。

 

一方第二新卒は一般的には大学等を卒業後、一度正社員として就職したものの、1~3年の短い期間で離職し、転職を志す20代の人のことを指します。

 

新卒で入社した人の中には、『思っていた会社と違った』と感じ、『もう一度就職をし直そう』と考える人も少なくありません。

 

そういった背景から、『第二の新卒』という言葉が使われるようになったのかもしれませんね。

 

どちらもはっきりとした定義はありませんから、卒業後正社員として働いたことがなければ既卒、働いたことがあるけれど転職しようとしている人が第二新卒、とだけ分かっていれば問題ありません。

 

 

 

大企業が第二新卒に求めること

基本的に企業が探しているのは“優秀な人材”、これが大前提です。それは20代でも50代でも、転職者でも新卒でも同じこと。

 

でもまだ若い第二新卒では、特筆できるスキルや実績がないため、その人が優秀かどうかを判断する材料がありません。

 

なので、企業は第二新卒のポテンシャル、つまり人物的な素養に注目し、それらが高い人材を求める傾向にあります。

 

面接での受け答えや、自身のキャリアや人生に対する考えなど、そういった部分を観察しながら『この人は今後に期待できる優秀な人材か?』ということを見られているのです。

 

大手企業が第二新卒に期待するのはポテンシャル

第二新卒の強みは社会人経験がある点です。企業にとっては新卒を採用するよりも人件費と採用費用を節約でき、コストダウンに繋がります。それでいて社会人経験が浅く、自社の色に染めやすいメリットがあります。

 

他の中途採用者とは違い、入社意欲の高さやこれまでの努力などポテンシャルで採用をしてくれます。転職理由を充分に固めておきましょう。

 

何か一つでも強みがあることが重要なポイント

先ほど、同じ能力であれば学歴で採用すると言いましたが、少し補足すると、第二新卒ではこれまで行なった仕事の実績や、あなたの仕事ぶりでも評価されます。

 

つまり、実力さえあれば憧れの大手企業も十分射程圏内に入ります。

 

例えば営業成績で部内1位をとったなど、なにか一つでもよいので強みがあることが大事です。

 

 

第二新卒が大手企業に転職したいなら覚えておくべき4つのポイント

まずは、第二新卒が前提として知っておきたい知識をご紹介します。

 

転職は慎重に|なぜ大手企業に転職したいのか考えておく

大前提として、新卒でも第二新卒でも、大手企業への転職は難しいと言うことです。

大企業が人気な理由として「安定」の2文字があったのは過去の話です。終身雇用を行なっている企業も現在はわずかとなっていますので、そこを目指して転職に望んでも企業サイドは採用をしてくれません。

 

また、能力が同じ第二新卒が応募してきた場合、書類選考では100%高学歴の人を通します。ですので、第二新卒だから転職をしやすいと安易に考えず、同レベルの人と比べて自分の価値はどこにあるのか、アピールできることが重要です。

 

辞めた理由がネガディブだと甘えととらわれる可能性もある

第二新卒の弱みはこれです。
 

  • 職場環境がなんとなく悪い
  • 人間関係が悪く周囲とうまくできなかった
  • 通常業務とは関係ないことを頼まれるのが腹立たしい
  • 電話をとれとよく言われるが理解できない など

 

仕事に対する不満や、一般企業の常識で当てはめて意味のわからない理由で退職したなどから転職を考える人まずうかりません。「不満から逃げたいから仕事を辞めた」ことが目的になってしまうからです。

 

 

 

大手企業にこだわる理由は?転職しない方が良い場合もある

  1. 「やりたいことは特にないし、とりあえず大手企業に転職して安心したい」
  2. 「大手企業に勤めていれば、周囲の人にも胸を張って仕事の話ができる」

 

など、明確な目的なく大手企業に転職すると、かえって自分のキャリアにとってマイナスになる場合もあります。

 

その理由として、以下の4つが挙げられます。

  • 個人の裁量権が少なく、責任あるポストで経験を積めない
  • 多くの社員で仕事を細分化してこなしているため、やりがいを感じにくい
  • 経営者の近くで仕事ができる機会が少ないため、起業や独立のノウハウは学べない
  • 全国に支社があるため、転勤がある可能性が高い

 

大手企業の場合、どうしても仕事を分担してそれぞれの社員がこなしていくため、自分の仕事がどのように会社の利益に変わっているのか実感しにくく、やりがいを感じられなくなってしまう人は少なくありません。

 

また、責任のあるポストに就くためにはその企業で長い間勤めあげなければならないことが多く、“若くしてマネジメント職に就く”といった経験はできない可能性が非常に高いのです。

 

つまり、

  • 「将来起業・独立をしたいと考えている」
  • 「マネジメントの経験を積んで次の転職に活かしたい」
  • 「様々な業務を一気通貫で行い、会社のしくみを理解したい」

 

というようなことを考えている人にとっては、大手企業への転職はむしろマイナスの結果になると言えます。

 

また、転勤の可能性があるため、「今住んでいる地域を離れずにずっと働いて行きたい」と考えている人も注意が必要です。

 

大企業並みのベンチャーという選択もある

大企業の定義は人によって様々かと思いますが、上場企業だけを狙わないのであれば中⼩企業やベンチャーの大手を狙うのもありです。

中小企業・ベンチャー企業の3年と、⼤企業での3年ではその違いは大きく、ベンチャー企業であれば短期間で幅広い経験を積むことが可能です。

 

 

第二新卒が大手企業に転職しやすい時期は?

1~3月と7~8月は転職市場に求人が溢れているので、選択肢が多くなります。他の時期だと転職できないわけではありませんが、覚えておいて損はないでしょう。

 

第二新卒が転職活動をしやすいのは以下の2つの時期です。

 

  • 4月入社が可能な時期
  • 9~10月に入社が可能な時期

 

前者の場合、転職活動をするのは1~3月で、後者の場合転職活動をするのは7~9月になります。理由としては、

 

  • 定年退職で人手が足りなくなる
  • 新年度になるタイミングで転職する人が多い
  • 異動や転勤
  • 新卒に内定を辞退された場合の欠員補充

 

などが挙げられます。

 

4月の転職を狙う場合

4月に入社する2つのメリットがあります。まず1つ目は、しっかりとした研修を受けられることです。4月は新入社員が入社してくる時期ですので、どの会社もしっかりとした研修体制ができています。

 

新入社員と一緒に受けることになることが多いですが、研修を受けることでその会社で必要な基礎知識を身に付けることができるでしょう。今後働く上で、とても働きやすくなるはずです。

 

2つ目のメリットは一緒にスタートする同年代の同期が多いという点です。

 

初めての転職で不安に思うこともありますが、同年代の同期がたくさんいることで、相談もしやすく、気持ちも楽になるでしょう。

 

仲間がいることで仕事も楽しく感じられるはず。

 

10月の転職を狙う場合

10月の入社でも2つのメリットがあります。まず1つ目のメリットは様々な年代の人と同期になれることです。

 

8〜9月は転職者向けに多くの求人広告が掲載される時期なので、その時期を狙って転職活動をする人が多くなります。

 

そのため、色々な年代、経験をした人と同期になれる可能性が高く、今まで知らなかった分野も知ることができ、自分の視野も広がるでしょう。

 

2つ目のメリットはすぐに業務へとりかかることができることです。

 

4月入社とは異なり、会社の研修体制が整っていないため、しっかりとした研修を受けることが少ないですが、その分早く実践を積めるメリットがあります。

 

前職で必要な社会人マナーをしっかり身に付け、ある程度経験値があり、バリバリ仕事をしていきたい方にはオススメの時期と言えるでしょう。

 

 

 

第二新卒にとって転職における成功とは何か?

この先を読み進めて頂く前に、転職における成功とは何か、それについて少しだけお話ししておきます。

 

転職における成功とは、ずばり“転職後に後悔が無い”ということです。もちろんこの記事では、“内定をもらう”ためのポイントをご紹介していきます。

 

でも、大手企業から上手く内定をもらえたとしても、転職後に後悔してしまってはその転職は成功とは言えませんよね。

 

“内定をもらう”という意味での成功も大切ですが、“転職後に後悔が無い”ということも同じか、それ以上に大切にすることを忘れないでくださいね。

 

転職は1年間は働いてからの方が一般的には受け入れられやすい

転職をする前に最低1年間は働いた方がいいでしょう。

 

第二新卒の転職で企業が求めているのは、社会人として最低限のビジネスマナーが身についていることですので、少なくとも1年間はビジネスマナーを身につけるために続けることをオススメします。

 

また、1年間働くことで冬のボーナスが入り、さらには失業保険を受け取る条件も満たせます。

 

相当にキツイ仕事でない限り、1年間は続けた方が転職をするには有利になるでしょう。

 

 

 

大手企業への転職がやりたいことに直結するわけではない

実は採用枠の限られた中小企業より、採用人数枠の多い大手企業の方が受かりやすいという傾向はありますが、もっといえば、隠れた優良企業を探して応募するというのも有効な戦略です。

 

大手企業とひとことで言っても規模や職種は無数にあり、上場企業だけでも3640社(2018年11月9日現在)あります。

 

表:上場会社数(単位 : 社) ※カッコ内は外国会社

最終更新日

 

第一部

第二部

マザーズ

JASDAQ

スタンダード

JASDAQ

グロース

Tokyo Pro
Market

合計

2018/11/09

2,113
(3)

501
(1)

269
(1)

693
(1)

37
(0)

27
(0)

3,640
(6)

参考:上場会社数・上場株式数

 

大手企業への転職をしたいという視点だけで考えれば、万年人手不足に悩まされてる業界(建築、警備、医療介護など)がありますが、一般的には表立って有名ではない企業でも、優良企業は多いです。

 

わかりやすいのはBtoB(対企業向け)企業ですね。世間的な露出が少ない為に、新卒採用時でもほとんど応募がないなどもざらにあり、学歴よりも若さ、やる気、人柄で勝負できるといえます。

 

知名度はないとはいえ立派な大手企業ですし、やりたい職種の仕事を実は行なっているケースも考えられます。一例をあげると「関電工」

 

日本における電柱のシェア90%以上を誇ることは、ご存知の方も多いとは思いますが、

 

  • 高速道路のリニューアル施工や新千歳空港の建設
  • エプソンアクアパーク品川の空間プロディースに加え
  • デジタル音響設備のソフトウェア開発からドローンの設計

 

なども行なっています。

 

新卒採用には積極的ですが、人気がないので未経験でも第二新卒の採用にも力をいれています

 

また、福利厚生の充実した企業としても一部では有名ですが、なかなか外に情報は出てきませんので、こういった企業を狙うのも良いでしょう。

 

ではどうやって優良企業をさがすのかは、後述の「第二新卒におすすめ!大手企業に就職しやすい転職エージェント5選」をご覧ください。

 

それでは具体的に“第二新卒で大手企業への転職を成功させるポイント”を見ていきましょう。

 

 

第二新卒が大手企業への転職を成功させる7つのポイント

大手企業への転職を成功させるには、第二新卒を欲しがっている会社の求人に狙いを絞って応募することをおすすめします。

 

応募先企業が求めている人材像を調べ、あなたの強みや転職理由を絡めて説明できるよう準備しましょう。

 

第二新卒で転職した後の具体的なキャリアプランを考えておく

第二新卒の人材はまだ若く、新卒と同じように努力次第ではいかようにもキャリアプランを考えることができます。

 

ただし、新卒と違って考えなければならないのは、この転職によって“キャリアチェンジ”するのか、“キャリアアップ”するのかということです。

 

キャリアチェンジというのは、業界・業種を変え、これまでとは異なるキャリアを積んでいくこと。

キャリアアップとは、同じ業界・業種の中で転職し、役職や給料を上げていくということです。

 

キャリアチェンジに年齢は壁になりうる

特にキャリアチェンジを考えている人にとって、年齢は大きな壁です。年齢を重ねていけばいくほど、未経験の業界・業種にチャレンジすることは難しくなります。

 

なぜなら、30代も超えてくると転職者は“即戦力”としての価値を求められるからです。

 

キャリアアップは経験とスキルを磨く

また、キャリアアップを考えている人は、自分の最終的な目標を達成するために必要な経験とスキルを積める環境に転職することが非常に重要です。

 

「今の職場がつまらないから他の企業に行きたい」

 

といった安易な動機で転職先を選んでしまうと、また新たな不満が転職先で生まれてしまい、無駄な転職になってしまう可能性が高いばかりか、今後真剣に転職を考えた時に、

 

「この時の転職はなぜしたのですか?」

 

と面接官に過去の転職理由を聞かれて困ってしまい、マイナスな印象を与えてしまうことでしょう。

 

転職したい理由を明確にする

第二新卒の転職では転職理由を固めることが最も重要です。中途採用ほどの実務経験は期待されていない代わりに、ポテンシャルを期待されます。

 

そこで、あなたの将来性を示す一つの手段が転職理由を固めることです。

 

どれだけ仕事や応募先企業に対して真剣に考えているか、どれだけの準備をしてきたのかを示しましょう。また辞めそうという懸念をいかに払拭させるかが大切です。

 

最終的な目標を定めよう

大手企業への転職は決して不可能ではありません。でも、だからこそ何故自分がその企業に転職したいのかをよく考える必要があります。

 

そして、そのためにはまず自分の最終的な目標を定めてみましょう。

 

例えば、

  • 「企画・開発に携わり、画期的な商品を開発したい」
  • 「様々な経験を積んで起業したい」
  • 「年収1,000万円を目指したい」

 

など、なんでも良いので自分の目標を定め、そのために今自分に必要な経験・スキルを考えてみましょう。

 

そうすることで、本当に今の自分が大手企業に転職した方が良いのかどうかも見えてくるはずです。

 

企業研究との生きた情報を収集する

社会に1度出たのだから、会社が良いことばかりでないのはすでに実感しているでしょう。

安定しているイメージがある大手企業ですが、負の側面もきちんと見るようにしておきましょう。働いている人に話を聞くなり職場見学をするなり、現場に近い情報に対してアンテナを立てておきたいところです。

 

第二新卒の採用に積極的な大手企業を狙う

 

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引用元:厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状

 
既卒者が新卒枠で応募してきた際に実際に採用に至ったのは、調査対象の内24.2%だったそうです(2014年)。

 

大手企業だけのデータではないのですが、第二新卒を取りたがらない企業が75.8%あることはお分かりいただけたと思います。

 

どうしても挑戦したい企業に応募するのは自由ですが、採用意欲の高い企業を狙ったほうが入社後も働きやすいかと思います。

 

大手企業の求人に応募できる機会を増やす

大手企業は競争率が高いから、いかにたくさん応募できるかが重要になってきます。起業を見る目も肥えれば一石二鳥です。

 

たくさんの求人情報を手に入れるには、各種転職サイトもしくは転職エージェントへの登録が必須になります。

 

 

 

転職エージェントに登録しておく

初めての転職はなんだかハードルが高そう。そう感じる人もいるかもしれません。就職活動の苦労を思い出すときが重くなっても仕方ありません。ですが、幸い第二新卒の転職活動は就活より楽です。
 
なぜなら、転職エージェントを利用できるからです。就活の時は自力で伝えるしかなかったあなたの強みや志望理由でしたが、転職エージェントがプロの視点からサポートをしてくれるので、応募先企業が欲しがっている人材像を意識した上でアプローチできます。
 
あなたの希望を聞いた上で、条件にあった求人を紹介してくれますから、自分から求人を探す手間が省けます。
 
また、大手企業は応募が多いため、非公開求人で応募者を選別することもあります。そして非公開求人を紹介してくれるのは転職エージェントだけです。

 

 

 

転職に失敗する第二新卒の特徴

ここまで読んでいただければ、第二新卒が求められる理由がお分りになったと思います。需要のある第二新卒ですが、転職に失敗してしまう場合ももちろんあります。

 

どんな転職の失敗があるのか、主な原因をみていきましょう。

 

自分を客観的に見ることができていない

転職することがゴールだと認識し、将来のキャリアプランができていない場合は、転職先でも上手くいかないことがほとんどです。

 

転職を成功させるには、しっかりと自己分析をする必要があります。この職場で働くことで何が得られるのか、自分の目的に近づくのかどうか、しっかりと5年後、10年後を見据えて転職を進めてください。

 

転職先の職場と自分の将来のビジョンが上手く結びつくと、面接での志望理由に説得力を持たせられるでしょう。

 

自己PRが不十分

面接の際、自分を上手く伝えることができず、空回りした受け答えをしないよう注意しましょう。まず、企業側が求めているものは何か、どのような人材が欲しいのかを考えます。

 

その上で自分の武器をアピールし、どのように企業へ貢献できるかを明確に伝えるよう心がけましょう。

 

責任転換している|自責の念がない

前の会社を退職した理由を職場環境や周りの人のせいにしていませんか?

 

これは全てのことに共通していることですが、責任転換をしている人は、結局どこへ行っても、何か問題が起こると人のせいにしてしまうことを繰り返してしまいます

 

過ちを認め、なぜ間違ってしまったのか、原因は何なのかを突き止め、今後の糧として受け入れることが大事です。そうすれば繰り返し転職することを防げるはずです。

 

 

 

第二新卒におすすめ!大手企業に就職しやすい転職エージェント5選

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ここでは、第二新卒に特化した転職エージェントを紹介します。

大手企業への転職も十分可能ですので、転職エージェント選びの参考にしてください。

 

ハタラクティブ|20代の利用者が90%

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20歳~24歳の利用者が48%、25歳~29歳の利用者が45%と、20代の利用者が90%を超える転職エージェントであるハタラクティブ。

 

【公式HP】https://hataractive.jp/

 

未経験を歓迎する会社の求人が常時1,000人以上あり、新しい仕事にチャレンジしたい人におすすめです。キャリアアドバイザーは実際に職場に出向いて情報を集めていますので、給与や福利厚生だけでなく、職場の雰囲気までもしっかりと把握しています。

 

取り扱い業種もIT、メーカー、広告、流通など人気なものが多く、80%以上の内定率という成果を出しています。

 

注意点として、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県などの首都圏を中心に転職先を紹介していますので、他の地域での転職を検討している人にはおすすめできません。

 

マイナビジョブ20's|マイナビ唯一の20代専門サービス

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各企業との太い人事ネットワークを持ち、全体の8割~9割が非公開求人であることが特徴の転職エージェントです。

 

【公式HP】https://mynavi-job20s.jp/

 

マイナビジョブ20’sは、『Web適正診断』ができ、自分の特徴や適性をしっかりと把握したうえでキャリアアドバイザーと面談します。自己分析をすることで自分を客観的に把握しやすくなり、スムーズに転職ができるといえるでしょう。

 

なお、非公開求人には大手や人気企業など、一般に公開されれば応募が殺到してしまうようなものもありますので、優良企業に転職できる可能性も十分にあるといえます。

 

JAIC|定着率・満足度94.3%

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JAICは、第二新卒の人に最もおすすめできる転職エージェントです。

正社員の経験がなくても、そもそも社会人の経験がなくても、熱心にあなたの転職をサポートしてくれます。

採用成功率80.3%という成果があり、取引先も5万社を超え、社会経験のない20代をしっかりと時間をかけて育てていきたいと考えており、業界未経験者を採用する意欲が高い会社を紹介できるということが最大の特徴です。

 

【公式HP】https://www.jaic-college.jp/

 

もともと企業向けの社員研修やセミナーを行なっていたノウハウを活かし、『営業JAICカレッジ』を開催。『営業』という名前がついていますが、メインの研修内容は社会人としての基礎的なスキルです。

 

世の中にある会社にはどういった種類がある?』といった基礎的なことから、一般的なビジネスマナー、電話対応、商談の方法など、社会人として必要不可欠な能力を学べるのです。

 

研修を受ける最大のメリットは、書類選考なしで採用面接を受けられること。

 

JAICが厳選した20社近くの会社で集団面接を行なえますので、就職までの期間が一気に短くなる可能性があるといえるでしょう。社会人としての経験がなかったり、フリーター生活が長かったりなど、会社員の空白期間が長い人にもおすすめできる転職エージェントです。

 

マイナビエージェント|面接対策に強み

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マイナビエージェントは、首都圏・関西圏で実績のある転職エージェントです。


【公式HP】https://mynavi-agent.jp/

 

エージェントの強み

  • ベンチャー・スタートアップ
  • 大手企業・上場企業
  • 20代から40代の転職
  • 年収300万〜700万の転職まで幅広いニーズに対応

サービスの特徴

  • 職務経歴書の添削
  • 適性診断サービス
  • 模擬面接・面接練習
  • 土、日、祝日面談可能

 

数あるエージェントの中でも利用者満足度はNo.1を誇ることから、そのサポートの有用さが伺えます。 幅広い業界に対応しており、大手企業のみならず、中小・ベンチャー企業への求人も多数揃えています。

 

リクルートエージェント|求人数が圧倒的に多い業界最大手のプロ

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業界最大手『リクルート』が運営する転職エージェントです。

 

【公式HP】https://www.r-agent.com/

 

10万件を超える圧倒的に豊富な求人を保有しており、業種や職種を問わず幅広い企業の中からあなたに合ったものを紹介してもらえます。

非公開求人とは、普通に公開すると応募が殺到するため、転職エージェントを介してしか紹介されない求人のことです。他の手段ではアプローチできない求人を紹介してもらえる可能性があるので、経験を活かしてキャリアアップしたい方におすすめです。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

第二新卒は新卒と違い転職エージェントを利用できるので、面接官が本当に知りたいと思っていることを知った上で転職活動に挑めます。新卒では叶わなかった大手企業へ転職するには、転職理由を固めた上で現場に近い情報を収集し、少しでも多くの求人に応募してくことです。

 

 

 

参照元一覧

厚生労働省|一般職業紹介状況(平成30年8月分)について

「2018年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」 を発表

上場会社数・上場株式数

厚生労働省|若年者雇用を取り巻く現状

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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