
宅地建物取引士(宅建)試験は、不動産取引のエキスパートになるための国家試験であり、毎年約20万人もの方が受験する人気資格です。
宅建試験の合格率はおおむね16~17%ほどと国家資格の中では比較的高い合格率ですが、しっかりと対策したうえで臨まないと簡単に取れる資格ではありません。
そこで必要なのが試験の傾向を把握し、合格に必要な知識を提供してくれる資格予備校や通信講座です。
とくに忙しい社会人の方はオンライン講義を中心とした「アガルートアカデミーの宅建講座」が気になっているのではないでしょうか。
不動産業界はもちろん、金融業界や商社などでも不動産事業を展開していることもあり、幅広い業界でニーズがあります。不動産関係の仕事に就いている方やこれから就こうと考えている方は取得を検討しているのではないかと思います。
そこでこの記事では、アガルートアカデミーの宅建講座の特徴や価格、利用にあたり知っておきたい注意点などについて解説します。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/takken/
アガルート宅建講座の特徴や魅力は?
アガルートアカデミー(以下、アガルート)の宅建講座は、オンラインによる講義の配信と紙媒体のテキストを用いた学習が基本となります。以下で詳しく講座の特徴を解説しましょう。
忙しくても学びやすいオンライン受講
アガルートの宅建講座はパソコン、タブレット、スマートフォンなどによるオンライン受講です。自分のスケジュールにあわせて受講でき、通学講座のように決まった時間に講義を受ける必要がないため、忙しい方でも学びやすくなっています。
視聴期限も本試験の実施月である10月末までなので自分のペースで聴くことができます(2021年度版は2021年10月31日までが視聴期限)。
また、動画の画面上にはテキストが同時表示されるため、テキストを持ち歩く必要がなく、外出先でのスキマ時間にも受講できます。
またアガルートの宅建講座には音声ダウンロード機能が付いています。講義の音声データをスマートフォンなどにダウンロードし、通勤中や家事をしながら音声を聴くことも可能なので活用したいところです。
合格率は脅威の55.6%
令和元年度宅建試験は、受験者数22万797人、合格者数3万7,481人でした。合格率の全国平均は17.0%です。
※参考:一般財団法人 不動産適正取引推進機構|令和元年度宅地建物取引士資格試験実施結果の概要
これに対して、同年度宅建試験におけるアガルートの宅建講座の受講生の合格率は55.6%でした。全国平均の3.27倍という高い合格率です。
引用元:アガルート
アガルートの宅建講座を利用した人の2人に1人以上が合格していることになるため、合格を目指す方にとっては非常に心強いデータといえるでしょう。
理解しやすいテキスト
法律の学習に慣れていない方にとってテキストの見やすさ・理解しやすさも重要な点でしょう。
法律系資格のテキストは内容自体が難しいため、読んでいるだけで嫌になってしまう、眠たくなってしまうというケースも珍しくありません。
アガルートの宅建講座で使用するテキストは講師が作成したオリジナルテキストです。宅建試験を知り尽くしたプロの講師が合格に必要な知識だけを精査し掲載してあるため、無駄がなく効率的に学習できます。
フルカラーを採用し、図表やイラストも多く活用するなど視覚的に見やすく理解しやすい構造になっているのが特徴です。
フルカラーといっても、色を使いすぎてしまい、ごちゃごちゃして見にくくなるということはありません。モノクロをベースにポイントや図表の部分がカラーになっており、学習の邪魔にならないシンプルなつくりになっています。
また過去問題集はインプットのための入門総合講義と同じ体系順になっているため、インプットとアウトプットがつながり知識が定着しやすい構造になっています。
印刷や追加料金の支払いは不要
通信講座のテキストには自分で印刷しなければならない、追加料金を支払って購入しなければならないといったものもありますが、アガルートでは紙媒体のテキストが送付されてきます。
料金もテキスト代込みの価格なので追加で発生することはありません。
カリキュラムのスケジュールにあわせてテキストが発送される仕組みなので、「一度に大量のテキストが送られてきてどのテキストから手をつけていいのか分からない」とういこともありません。
安定感抜群のベテラン講師による講義
アガルートの宅建講座を担当する小林美也子講師と林裕太講師は、いずれも大手予備校での指導経験があり、テキストの作成にも関わっているベテラン講師です。
入門講義を担当するのは小林講師、過去問解析・総まとめ・模擬試験を担当するのは林講師と、ベテラン講師2人によるバックアップで合格を目指す仕組みとなっています。
工藤美香
不動産会社への入社をきっかけに、不動産関連資格の学習を開始。何事も諦めないをモットーに、不動産会社での実務やモデル業と学習を両立させ、4つの資格全てにストレートで合格。学習の継続のしやすさに重きを置き、要点の分かりやすいコンパクトな講義、受講生目線に立った使いやすいテキストの制作に心血を注いでいる。
林裕太
大手予備校講師として活躍した後,アガルートアカデミーに参画。様々な資格試験に精通する「資格マニア」。宅建試験だけでなく,行政書士試験,公務員試験(法律系科目,社会科学等),司法試験(一般教養科目対策),ビジネス実務法務検定®試験の指導を幅広く行う。本試験の出題傾向を緻密に分析した上で,初学者・受験経験者問わず,少しでもわかりやすく,点をとりやすくなるような講義とテキスト作りに心血を注ぐ。
引用元:アガルート
両講師とも無駄なことと必要なこと、何をすべきで何をすべきでないかを明らかにすることをモットーにしており、効率よく合格するための講義を展開してくれます。
限られた時間の中で宅建試験に合格するには本当に必要な知識だけを効率よく吸収することが大切なので、両講師の目指すところは忙しい方のニーズにマッチしているといえるでしょう。
合格特典|お支払金額全額返金
アガルートの宅建講座の大きな特徴が、合格特典として支払った費用の全額返金が受けられる点です。
アガルートの宅建講座を利用して合格した際、合格体験記の提出や合格者インタビュー出演などを条件に、支払った金額が全額返金されます。
宅建講座を展開している他社の通学・通信講座ではなかなかない特典なので、かなり魅力的な特典だといえます。
全額返金の内容と条件
【特典内容】 お支払金額全額返金
試験日までにお申込みいただいた宅建試験対策講座(上記カリキュラム以外にお求めいただいた講座の料金も含みます。)のご利用料金(実際にお支払いいただいた料金:購入の際に使用したポイントや割引金額を除きます。)を全額返金致します。全額返金の条件
①合否通知書データの提出
②合格体験記の提出
③合格者インタビューのご出演
引用元:アガルート
学習モチベーション向上に寄与する
費用が全額返金されてお得になるのはもちろんですが、学習のモチベーションを上げる要素にもなります。
通信講座で資格取得を目指す場合、通学と違って仲間がいないため孤独な戦いとなり学習のモチベーションが下がってしまうことがありますが、全額返金というインセンティブがモチベーションアップにつながります。
もちろん宅建資格の合格を目指している方は「仕事に役立てるため」「将来のため」などの目標があるでしょうが、モチベーションを上げる要素は複数あったほうがより学習意欲が上がるはずです。
条件を満たさない人はお祝い金も選べる
全額返金特典は非常に魅力的なのですが、合格者インタビューはアガルートの飯田橋ラウンジでおこない、交通費等は実費となるため東京在住以外の方にとってはややハードルが高いといえます。
そのような方のために、合否通知書データと合格体験記の提出(写真付)があればお祝い金1万円をもらえる制度があります。
お祝い金1万円の条件
【特典内容】お祝い金1万円贈呈
合格お祝い金として,1万円を贈呈いたします。お祝い金1万円の条件
①合否通知書データの提出
②合格体験記の提出
③お写真データ(カラー・上半身・正面(笑顔)でお顔が映っていること・サイズは短辺 300pixel以上)の提出
引用元:アガルート
後述しますがアガルートの宅建講座はただでさえ低価格なので、1万円のキャッシュバックがあればさらに費用を下げて資格を取得できることになります。
講師による個別フォローを受けられる
通信講座では
- 「学習中に疑問点が生じたときに講師へ質問できない」
- 「質問できるシステムはあるが質問回数が限られている」 など
個別フォローに対する不満が生じがちです。アガルートの宅建講座では「Facebookグループ内で講師に質問できる」という独自の仕組みがあります。
Facebookに登録し、アガルートの受講生限定グループに加入するだけで、プロの講師へ何回でも無料で質問できるのです。これで学習中のつまずきや立ち止まりを回避できるでしょう。
法改正に完全対応
2020年4月、およそ120年ぶりとなる大幅な民法改正(債権関係の規定にかかるもの)がおこなわれました。
宅建の学習科目に民法があるため改正が反映されているのかは気になる点ですが、アガルートの宅建講座では民法改正に完全対応していますので安心です。
2021年度以降の合格を目指す方は、改正が反映された動画・テキストで学ぶことができます。
なおアガルートの公式サイトでは民法改正により宅建試験に影響する情報が動画で公開されています。
解説しているのは本講座も担当する講師なので、講師の話し方や説明のわかりやすさ等を確認する意味でも一度チェックしてみるとよいでしょう。
※参考:アガルートアカデミー|【宅建試験】民法改正 解説動画
【公式サイト】https://www.agaroot.jp/takken/
アガルート宅建講座の内容は?
資格予備校の中には、多数の講座をパッケージとして詰め込んだものを販売しているため、何を選べばよいのか分からなくなってしまうケースがあります。
しかしアガルートの宅建講座は非常にシンプルな体系なので、講座の選び方で迷うことはありません。
初学者向け|ゼロから合格カリキュラム
「ゼロから合格カリキュラム」は、法律の学習経験がまったくない方でもゼロから合格を目指せる初学者向けのカリキュラムです。
以下の講義がすべて含まれており、これだけで合格できる十分なカリキュラムとなっています。
- 入門総合講義
- 過去問解析講座
- 総まとめ講座
- 模擬試験
初学者が宅建試験の合格を目指すのであればゼロから合格カリキュラムを選択するのがよいでしょう。
初学者向けの学習スケジュール
ゼロから合格カリキュラムでは、まず「入門総合講義」でゼロから合格するための必要な知識をインプットします。次に10年分の過去問を含む「過去問解析講座」でアウトプットし、知識を定着させていきます。
さらに「総まとめ講座」で、総合講義で学んだ知識の要点を中心に総整理をおこないます。ここまでのインプット・アウトプットを徹底して繰り返すことで知識をよりしっかりと定着させ、最後に「模擬試験」で総仕上げというスケジュールです。
中上級者向け|スピード合格カリキュラム
すでに学習経験がある方向けの講座は「スピード合格カリキュラム」です。
インプット講義と過去問解説を並行しておこなう「演習総合講義」でスピーディーに知識を総ざらいし、オリジナル予想問題を用いた「直前答練」と「総まとめ講座」、「模擬試験」で仕上げていくカリキュラムになっています。
1単元が10分程度という短い時間の動画で構成されているため、移動時間などのスキマ時間でも集中して取り組みやすいのが特徴です。
また中上級者向けを担当する工藤美香講師は宅建試験をはじめとしてマンション管理士や管理業務主任者試験、賃貸不動産経営管理士試験にすべて独学で1発合格している不動産資格のエキスパートです。自身の経験にもとづき、合格に必要な知識と思考方法を提供してくれます。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/takken/
アガルートの宅建講座の費用について
資格取得で多くの方が気になるのは費用ではないでしょうか。ここではアガルートの宅建講座の費用を他社と比較して紹介します。
講座の費用
初学者向け「ゼロから合格カリキュラム」の価格は29,800円(税込32,780円)です。宅建講座の中ではかなり安い部類に入りますが、その理由は通信講座を中心に展開することで教室の設置や教室運営にかかる人件費等のコストを徹底的にカットしているからです。
合格した場合の全額返金や1万円のお祝い金特典を利用すれば、実質ゼロ円または2万円程度で受講できることになります。中上級者向け「スピード合格カリキュラム」の価格は39,800円(税込43,780円)と、こちらも業界最低水準の低価格です。
他社と比べて安い?高い?
講義時間や講座内容、割引の適用等に違いがあるため単純に比較はできないのですが、他社が展開するアガルートの宅建講座に近いコースで比較してみます。
- スタディング(宅建士合格コース):2万350円
- ・ユーキャン(宅地建物取引士講座):6万3,000円
- ・クレアール(先行学習型 完全合格パーフェクトコース):6万4,800円
- ・フォーサイト(バリューセット2):11万5,720円
- ・LEC(パーフェクト合格フルコース通信):12万6,500円
※2020年12月時点
費用だけでいえばスタディングにはやや劣りますが、アガルートの宅建講座はかなり低価格の部類に入ることがわかります。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/takken/
アガルート宅建講座を利用して合格した人の評判は?
アガルートの宅建講座を実際に利用した方の評判を確認しましょう。
よい評判
よい評判としては、講義やテキストのわかりやすさに関するものが目立ちました。「オンライン講座の解説の分かりやすさ、よく練られたテキストはポイントを押さえており、効率的な学習ができたと思います。」
「小林先生の講義は、時にご自身の実務上のご経験なども交えつつ、メリハリのついた、とても聴きやすいものでした。私の経験上、この手の講義は単にテキストの文字を朗読しているに等しいものもありますが、小林先生の講義は試験合格のために本当に必要な部分にフォーカスしているため、平面的だったテキストの内容が、講義によって立体的になったように感じました。」
悪い評判
悪い評判としては過去問の数が少ないというものがありました。
「アガルートの過去問は重要な過去問が厳選されていると思います。しかし、過去問数が少ないと感じました。もっと問題数が必要かなと思い、この講座を申し込む前に市販の分厚い過去問を購入していたので、その過去問を解きまくり自分に自信を持たせることにしました。」
アガルートは「必要なものを必要なだけ」がコンセプトなので、テキストや過去問題集も合格に必要な知識だけを厳選して掲載しています。そのため学習が進んでくると量が少なく感じ、不安になるケースもあるようです。
講座の方向性として満点をとるのではなく合格点をとることを目標としているため、その点を割りきることも必要になるのかもしれません。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/takken/
アガルート宅建講座を利用する際の注意事項
アガルートの宅建講座は低価格なのに質が高いと評判ですが、以下の点には注意が必要です。
教育訓練給付金制度の対象にならない
教育訓練給付金とは、一定の要件を満たす雇用保険の被保険者または被保険者であった方が、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し修了した場合に受講費用の20%(最大10万円)が支給される公的制度です。
※参考:ハローワーク|教育訓練給付制度
宅建講座も一部の予備校・スクールで対象となっているのですが、アガルートの宅建講座は対象になっていません。教育訓練給付金をどうしても受給したい方はアガルート以外の宅建講座も検討しましょう。
もっとも、アガルートの宅建講座は約3万円なのでその20%というと約6,000円です。
アガルートの宅建講座でもらえる合格お祝い金の1万円よりも低い金額ですし、アガルートはもともとの講座費用の安さも際だっています。
お金の面から考えれば、教育訓練給付金を利用するためにわざわざ他社の高い講座を選ぶメリットは小さいといえるかもしれません。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/takken/
まとめ
アガルートは徹底的に合理化された講座体系やテキストで、各資格講座において高い合格率を叩き出しているとして知名度・人気度が上がってきているオンラインタイプの資格予備校です。
とくに宅建講座はわかりやすい講義とテキスト、コスパのよさで人気が高まっています。
合格率も50%超えと非常に高く期待値が大きいため、これから宅建試験の合格を目指す方は利用を検討してみましょう。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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