
アガルートアカデミーとはさまざまな資格対策講座をオンラインで提供する通信講座です。
難関資格である司法試験対策講座も用意しており、社会人でも働きながら司法試験合格を目指せる仕組みとなっています。
アガルートアカデミーの司法試験対策講座はどのようなカリキュラムでしょうか?
講師・費用・合格率などの特徴や他の通信講座と比べたメリット・デメリットについても紹介します。
アガルートの司法試験対策講座の概要
アガルートには司法試験対策講座がいくつか用意されています。
予備試験対策
そもそも、司法試験を受験するためには、予備試験に合格するか法科大学院を卒業する必要があります。
予備試験の受験には、学歴などの規制がないので高卒でも受験しようとすれば受験できます。最近では大学生が大学在学中に予備試験・司法試験に合格し、法科大学院に通わずに大卒で法律事務所に就職するケースも増えています。
また、社会人が働きながら予備試験合格を目指すのも多いです。アガルートでは予備試験を1年で合格するために設計されたパッケージ講座を用意しています。
法科大学院入試対策
上述の通り、法科大学院に入学して法律について勉強してから司法試験を受ける人もいます。
大手法律事務所では学歴を大切にするので、高学歴とされる法科大学院を卒業したほうが、就職に有利になることを考えて法科大学院を目指す人も多いのです。アガルートでは法科大学院進学のための講座もあります。
司法試験対策
司法試験は予備試験を合格、又は法科大学院卒業者が司法試験を受けることができます。
アガルートでは司法試験合格を目標としてコースも用意されており、法科大学院に通いながら司法試験合格を目指してアガルートを利用するケースやアガルートの講座を受講し、予備試験に受かった人がそのまま司法試験にチャレンジするケースで利用されています。
レベル別の講座は分かれる
アガルートの講座は、初学者向け、中上級者向けなどレベル別にさまざまな講座が用意されています。初学者向けには法律知識0ベースから説明してくれますし、中・上級者向け(学習経験者)には試験対策を強化した無駄のない内容となっています。
また、講師の個別指導も用意されているので、「独学で勉強しているけれど苦手部分だけ指導してほしい」というような使い方もできます。
アガルートの司法試験対策講座の特徴
アガルートの司法試験対策講座の特徴としては、入門講座・基礎講座の「総合講義300」がベースとなり、300時間分の講義が用意されています。
講座を3周して基本的な知識を身に付ける
1年で予備試験合格を目指す場合、8月から情報のインプットを始めて12月までは論文対策を行い、年明け1月からは短答対策を行い5月の短答式試験、8月の論文式試験の合格を目指します。
そのため、初学者が1年で合格できるように、無駄のない情報だけを抽出して講義やテキストを作成しているのです。
動画講座はわかりやすくインプットできる工夫がある
動画は最大3倍まで速度を変えることができたり、テキストが同時表示できたりと講義を分かりやすくインプットできるような工夫がされています。1つのチャプターあたり、10分〜20分と短く、隙間時間での学習に最適です。
マルチデバイス対応しているので、PCやまスマホなどから好きな媒体を選んで視聴できます。また、音声ダウンロードもできるので、通信料を気にせず通勤中などいつでも好きな時に学習ができるのも嬉しいポイント。
動画については視聴期限がありますが、音声ダウンロードしたものについては視聴期限がありません。
苦手な部分を直接講師に質問できる制度
また、「総合講義300」に週1回の講師による指導がついたオプションのついた「予備試験1年合格カリキュラム|マネージメントオプション」というものもあります。
苦手な部分を直接講師に質問できるので、効率的な学習ができます。
直接指導は日本全国で受けられる
直接指導は、早稲田・飯田橋・日吉・駒場・大阪にあるラウンジで直接講師と面談するものとスカイプなどを使って通信で行うものがあります。
特に通信の場合は場所や時間を選ばず受講できるので、日本全国どこに住んでいても利用できるのがメリットです。ラウンジ指導のメリットとしては、指導日以外にもフリーWiFiやウォーターサーバー、プリンターが用意された自習室の利用ができることです。
ラウンジには予備試験に合格したチューターもいますので、講師には聞きづらいようなことも気軽に聞くことができます。
講座のテキストはオリジナルで7冊用意
講座で使うテキストは講師が作成したオリジナルのものです。テキストはフルカラーで、講座に申し込むと製本したものが送られてきます。
総合講義のテキストが7冊、論証集が7冊用意されています。最近ではwebテキストを用意している予備校もありますが、紙にしっかり書き込みながら学習を進めたい人にはアガルートがおすすめです。
アガルートの司法試験対策講座受講者の合格率
アガルートの司法試験対策講座受講者の令和元年における合格率は34.8%です。
難関資格の司法試験合格者は少ないにもかかわらず、その中でもアガルート出身の合格者は多いといえるのではないでしょうか。
アガルートの司法試験対策講座の費用
アガルートの司法試験対策講座には、さまざまな種類があります。1年で予備試験合格を目指す「予備試験1年合格カリキュラム」は、以下のような内容です。
主要講座13個で約70万円
- 総合講義300
- 論文答案の「書き方」(オンライン添削付き)
- 重要問題習得講座
- 予備試験 論文過去問解析講座
- 旧司法試験 論文過去問解析講座
- 短答知識完成講座Ⅰ
- 短答知識完成講座Ⅱ
- 司法試験・予備試験短答過去問解析講座
- 法律実務基礎科目対策講座
- 一般教養科目対策講座
- 旧司法試験・予備試験型答練(オンライン添削付き)
- 法律実務基礎科目答練(オンライン添削付き)
- 論証集の「使い方」
これだけの内容の講座を受けることができ、費用は定価698,000円です。
アガルートは通信講座ではありますが、講師に対して質問がし放題と、他の通信講座に比べると手厚い内容です。Facebookでグループが開設されており、講師に対して何度でも質問することが可能です。
面談オプション費用
また、このカリキュラムには月1回30分程度の定期カウンセリングがついているので、講師に学習方法など相談する機会も用意されています。
さらに、週1回の講師による面談のオプションをつけることもできます。
- 面談オプションを入れた費用は通信指導で1,310,000円
- ラウンジ指導で1,370,000円です
添削数も60通から150通に増え、手厚い内容の講座となりますが、費用は大手予備校と変わらない水準となるので、他社と比べてから利用を決めることをおすすめします。
司法試験アウトプットカリキュラム
予備試験に合格した人向けには、「司法試験インプットカリキュラム」283,000円や「司法試験アウトプットカリキュラム」429,000円などが用意されています。
予備試験合格者は中・上級者なので、自分の苦手分野を重点的に学習するようなカリキュラムの選び方をしても良いでしょう。
期間限定で割引キャンペーンも頻繁に行っている
チャンスを逃さないように頻繁にHPを確認することをおすすめします。2020年9月現在では30%オフのキャンペーンが行われています。
また、アガルートでは、試験の合格者にお祝いを渡しています。予備試験に合格すると20万円分のポイントをもらうことができ、このポイントは司法試験合格者講座に利用することができます。
再受講割引
1年のカリキュラムで合格することができず、再受講する場合には「再受講割引」があります。同じカリキュラムを70%割引で受けることができるのです。
テキストや音声ダウンロードを再利用して勉強することもできますが、法律内容は頻繁に変わるので、新しいテキストなどを新たに用意して受講し直した方が安心かもしれません。
また、他の予備校からアガルートへ乗り換える場合には受講料が5%割引となります。講師との相性や講義の質などで予備校に通わなくなる方も多いです。乗り換えする場合には是非申告することを忘れないようにしてください。
友人紹介制度
さらに、アガルートでは「友人紹介制度」が用意されています。予備試験1年合格カリキュラムを友人に紹介して、友人が申し込みをしたら、紹介者には現金2万円がキャッシュバックされます。
申込者となる友人は3%割引で講座を受講できます。友人と学習を一緒にすることで、刺激し合えるなど良い作用が働く可能性もあるので、友人と一緒に学習するためにアガルートを紹介するのも良いでしょう。
アガルートの司法試験対策講座の講師
アガルートの司法試験対策講座の講師は、全員「新司法試験」をしているプロ講師です。
他の予備校の講師は旧司法試験の合格者が講義を行なっている場合もありますが、旧司法試験と新司法試験は試験内容や方法が異なりますので、やはり実際に新司法試験を合格した講師から習った方が信頼できるという方も多いでしょう。
講師を新司法試験合格者だけで揃えているのはアガルートだけとのことです。
また、アガルートは、工藤北斗講師がLECより独立して作った予備校ですが、工藤先生が看板講師としてほとんどの通信講座の授業を担当しています。
工藤講師の指導には定評があり、多くの最年少合格者を排出しています。工藤講師以外でも講義をする方もいますが、ほとんどはラウンジや通信の個別指導などにあたっているようです。個人指導は担任制ではなく、講師の指定をできないという点は注意する必要があります。
アガルートの司法試験対策講座を受講するメリット
それでは、アガルートの司法試験講座対策を受講するメリットはどんなことがあるのでしょうか。
講師の質が良い
アガルートの司法試験対策講座は、看板講師の工藤北斗講師の指導がとても良いと評判です。
工藤講師は短い時間で予備試験・司法試験に合格できる方法を伝授しており、毎年のように最年少合格者を輩出しています。このような実力がある講師に指導が受けられるのはアガルートを活用する理由にもなるでしょう。
テキストがわかりやすい
アガルートのテキストは、すべてフルカラーで図や表もわかりやすく記載されています。講義メモのようなテキストは好評で、テキストを読むたびに理解を深めることができるのです。
法科大学院や他の専門学校より費用が安い
法科大学院には、法学部出身者は2年、それ以外は3年間通う必要がありますが、この期間膨大な学費がかかります。
大学院への入学金と国立の大学院は年間80万円ほど、私立は学校によって50万円〜150万円支払う必要があり、卒業までには最低でも200万円ほどかかります。
また、専門学校は100万円の受講料を超える講座が多いです。これらに比べて考えると、アガルートの費用は60万円台〜と大変リーズナブルといえるでしょう。
自分の好きな時間に勉強ができる
アガルートの講座は、オンライン講義で好きな時間・好きな場所で受講できるのがメリットです。講義は1回あたり10分〜20分なので通勤や昼休憩などの時間に短期集中して受講することができます。
講師に直接質問できる|苦手分野の克服に効く
アガルートは通学なしの通信講座ですが、Facebookグループでいつでも無制限で質問できたり、月1回の定期ミーティングで相談できたり、通信講座なのに手厚い内容です。
オプションで週1回の個別指導をつけると、ラウンジにて直接講師から指導を受けたり、スカイプなどを利用してオンラインで指導を受けたりすることもできます。
アガルートの司法試験対策講座のデメリット
では、アガルートの司法試験対策講座のデメリットはどんなことがあるのでしょう。
講座の内容が中級以上向け
アガルートの予備試験対策講座は法律知識がない初学者が1年で合格できるように設計していますが、実際に初学者が1年で合格を目指すのは難しいという声もあります。
勉強の自己管理が難しい
これは通信講座一般的に言えることですが、いつでも好きな時に勉強できる反面、自分でしっかり自己管理をして勉強を進める必要があります。
通学式ならば、強制的に学習する体制ができますが、誰にも監視されない状況なので、自分がしっかりモチベーションを維持しながら勉強を進める必要があるのです。
ラウンジ指導では順番待ちも
オプションを利用するとラウンジで講師から直接指導を受けられるものもありますが、人気の時間帯だとラウンジの予約がしにくかったり、順番待ちをしなくてはいけなかったりする可能性があります。
ただし、ラウンジではWiFiの利用はもちろん、ウォーターサーバーやプリンターも使うことができるので、ラウンジの待ち時間などにも勉強するのに整った環境で仕事ができるのはラウンジ指導のメリットです。
添削に上限があると十分な準備ができない
予備試験1年合格コースのオプションなしの添削上限は60件です。
一般的に予備試験までに各教科15回の演習はしておいた方が良いといわれていますが、60件を8科目とすると、各科目8回以下しか演習ができません。
そのため、十分に準備ができていない状態で予備試験を受けることになる可能性もあります。
個別指導のオプションをつけると添削指導は150通になるので、添削をたくさんして欲しい場合はオプションを選ぶべきといえそうです。
スマホは動画視聴だけ
スマホでは講義の動画を試聴できますが、テキストは紙ベースなので外で勉強する時にはテキストの持ち運びの必要があります。そのため、Webテキストが利用できるスタディングに比べると使いにくいという声もあるそうです。
参考:司法試験の難易度はやっぱり高い?合格率・費用面・試験内容など4つの面から検証
アガルートでは1年で予備試験合格は可能か?
アガルートの予備試験1年合格カリキュラムを利用して本当に1年で合格できる人はいるのでしょうか。
実際にアガルートのカリキュラムを利用して、法律知識ゼロからのスタートでも1年で合格している人もいます。合格体験記を見てみるとオプションのラウンジ指導をつけて、苦手分野などを講師から徹底的に教えてもらったことが1年合格の鍵という意見もありました。
まとめ
アガルートアカデミーでは、予備試験に1年で合格できるようなカリキュラムが用意されており、社会人でも隙間時間や帰宅後・土日にしっかり学習できる環境にあれば合格することが可能な内容になっています。
通信講座ですが講師に相談できるようなシステムもあるので、勉強のことに悩んだ時にも気軽に相談できます。
また、費用は大手予備校に比べるとかなり抑えられていますが、面談頻度や添削数を増やせば大手予備校と費用が変わらなくなるのでよく比べるべきといえます。
デメリットとしては、ラウンジ指導に順番待ちがある、一番ベーシックなコースだと添削数が足りない、スマホでは講義視聴しかできないなどがあります。
しかし、デメリットの確かにありますが予備試験を1年の学習期間で合格できる実力を持ちながら、コスパもすごく良い通信講座なので是非利用を検討してみてはいかかがでしょうか。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
- 新着コラム
- 人気コラム
- おすすめコラム