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税理士資格が転職に有利な3つの理由と税理士資格を有利に活かせる転職先

税理士の転職
資格講座
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35歳転職限界説というのを聞いたことはありますか。

 

これは、35歳の転職になると、ここまで長期間かけて形成されたキャリア・年収を転職することで下げてしまう可能性があるの(基本的には年齢と在籍期間に応じて給与が決まる考え方が多いため)と、30代後半になれば新しい職場で活躍しにくくなるなどの観点で不利になるという考え方です。

 

近年では、定年が65歳、さらに言うと70歳までに延びていますが、35歳が転職のリミットという考え方は根強く残っています。

 

しかし、税理士資格を持っている人なら、経理や財務などに関する高い専門性があるので、年齢が高くとも即戦力として採用されることは少なくありません。

 

年齢よりも税理士資格や持っているスキルが考慮されるわけです。

 

この記事では、税理士の需要と転職市場の関係や税理士資格を活かせる転職先、税理士資格取得におすすめの資格予備校などをご紹介しましょう。

 

税理士資格を取得しようか悩んでいる人や、税理士資格を活かして転職しようか検討している人はぜひ読んでみてください。

 

 

 

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税理士の需要と転職市場の関係

近年では、税理士事務所は需要に比べて供給が飽和状況にあり、税務の仕事だけでは成り立たないとも言われています。

 

しかし、税理士の資格自体には転職で有利に働く効果を期待できます。

 

  • 経理や財務などの高い専門性をアピールできる
  • 努力できる素質をアピールできる
  • 税理士だけに許されている独占業務を行える

 

これらのメリットがあるためです。税理士資格を取得するために身に付けたスキルは、転職にて大いに役立つでしょう。

 

税理士の必要性と今後の需要は?

引用:日本税理士会連合会│税理士登録者数

 

先ほども少し触れましたが、税理士資格保有者はここ20年ほど一度も減少することなく、増え続けているという傾向があります。2020年5月現在では、税理士登録者数は、7万8,794名にも達しています。

 

さらに、税理士には定年退職がなく、本人の意思次第でいつまででも働き続けることができるので、高齢化現象が起きているとも言われています。

 

その一方で、税理士の主な顧客にあたる中小企業は徐々に減少傾向にあり、顧問契約の獲得が難しくなってきているようです。

 

とりわけ昨今では、AIによって税理士の必要性がなくなるのではないか、という声もあがってきています。たしかに、会計処理や記帳作業、税金の計算などの反復的で定型的な作業はAIの得意とするところです。よりコストを抑えられるとなれば、顧客はAIを選択するでしょう。

 

しかし、税理士業務の中にはAIが取って代わることが難しいコンサルティング業務があります。日本全体の高齢化に伴って、事業承継や相続対策などでのアドバイス案件も増えるかもしれません。

 

AIが苦手で人間ができることに注力すると、今後の需要は決して暗くはありません。

 

年齢別の税理士転職市場

税理士資格を持っていると転職で有利になる傾向があるのですが、年齢によっても置かれる状況は少々異なります。

 

20代ですと、まだまだ税理士を目指しながら勉強をしている人も多いのが現状です。会計事務所や税理士法人は働きながら学べるので人気の転職先の一つです。

 

人材の流動性も高いので、景気動向に関わらず、一定の求人数があります。転職するなら若いうちにしておけ、と言われる理由ですね。

 

一般企業へは税理士資格保有者で会計事務所の勤務経験がある人が有利に採用される傾向があります。他には、上場企業の経理部で働いていたり、英語力に長けていたりすると、優先的に採用されるようです。

 

30代ですと、徐々に即戦力として求められるようになります。とりわけ30代後半となると、育成体制が整っていないことが多いです。

 

税理士法人へ転職する場合は、譲渡申告や相続税申告、M&Aといった特殊業務の経験者は優遇されます

一般企業の場合は、税理士資格を持っているという前提条件のもと、英語力があったり、会計税務に長けていたりすると有利に働きます。

 

40代ですと、転職市場で求められるハードルは高くなり、いずれかの分野でのスペシャリストである必要が出てきます。その得意分野と転職先が求める分野がマッチしたときに初めて採用となるわけです。一般的な転職と同様に、40代での転職は楽観視できません。

 

税理士の年収相場

続いて、税理士の年収相場を見ていきましょう。勤務税理士の年収は、会社や事務所によって異なります。先に述べた厚生労働省の統計データからもわかるとおり、給料制になっている勤務税理士の年収の相場は、700万円前後となっています。

 

開業税理士と比較すると、金額は低くなってしまいますが、安定して稼ぐことができるのが勤務税理士の良いところです。

 

20代の税理士年収

厚生労働省のデータ『令和元年賃金構造基本統計調査』によれば、20代の『税理士・公認会計士』の月収は30万円〜37万円平均年収は450万円〜500万円前後と思われます。

 

表:20代の税理士・公認会計士の年収(単位:千円)

区 分

年齢

勤続年数

所定内実労働時間数

超過実労働時間数

きまって支給する現金給与額

年間賞与その他特別給与額

公認会計士、税理士(男)

 20 ~ 24歳

24.0

1.8

 149

 22

303.6

531.9

 25 ~ 29歳

28.2

3.8

 159

 20

371.3

830.9

公認会計士、税理士(女)

 20 ~ 24歳

23.8

1.5

 147

 9

245.8

704.3

 25 ~ 29歳

27.9

5.7

 153

 6

271.0

687.1

 

30代〜40代の税理士年収

それが30代になると780万円から900万円にアップし、40代になると860万円から1,000万円ほどになります。

 

表:30代・40代の税理士・公認会計士の年収(単位:千円)

区 分

年齢

勤続年数

所定内実労働時間数

超過実労働時間数

きまって支給する現金給与額

年間賞与その他特別給与額

公認会計士、税理士(男)

 30 ~ 34歳

32.7

4.6

 153

 26

527.8

1333.5

 35 ~ 39歳

37.9

8.1

 150

 32

536.1

1372.1

 40 ~ 44歳

41.9

10.6

 155

 14

575.6

2091.6

 45 ~ 49歳

47.5

12.7

 163

 8

430.9

1071.5

公認会計士、税理士(女)

 30 ~ 34歳

31.8

4.3

 146

 37

406.3

695.2

 35 ~ 39歳

36.5

5.8

 147

 13

359.8

958.4

 40 ~ 44歳

42.9

11.4

 158

 12

409.8

1030.7

 45 ~ 49歳

47.3

13.8

 156

 8

414.6

812.1

 

独立開業した税理士の年収

税理士は、勤務税理士と勤務税理士の2つの勤務形態があり、年収が異なる場合があります。どちらかというと、開業税理士のほうが年収は高いと言われています。開業税理士というのは、会社や事務所に雇われず、自分の事務所を持っている人のことです。

 

開業税理士は、会社員と違って給料制ではないため、仕事を頑張れば頑張るほど高収入が得られやすくなっているのです。開業税理士の平均年収は、3,000万円前後くらいとも言われています。

 

中には成功して5,000万円以上、一億円以上稼いでいる開業税理士もいるようです。ただ、開業したら必ず高年収が得られるとは限らず、中には年収が300万円代の開業税理士もいるので、稼げるかどうかは、その人次第ということになります。

 

税理士同士の競争も激しくなってはいますが、独立開業する夢も抱いても不思議ではありません。

参考:賃金構造基本統計調査 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

 

地域によっても年収に差がある?

税理士の年収は、地域によっても、差が出る場合があります。たとえば、東京や大阪など人口が多くて、大企業が集まっているエリアですと、仕事の依頼も多くなるため、年収が増えやすい傾向です。

 

反対に、人口が少ない田舎だと、依頼件数もあまりないので、たくさん稼ぐことが難しくなってしまう場合もあるようです。ただ、大都会は、税理士の数自体が多いので、ライバルと仕事の取り合いになってしまうこともあります。

 

さらに、家賃、人件費、生活費なども高額ですので経費もかかってきてしまいます。

そのため、都会だからといって、必ず高収入が得られるとも限りません。

 

相続税の知識と取り扱いができる人材は有望

相続性は、計算する税理士の腕によって、算出される税額が変わります。「相続税の問題は一部の資産家のみに限った話ではないの?」と思われるかもしれませんが、そうとは言えません。

 

財産の申告漏れがあって税務調査が行われ、何百万円単位の追徴課税を言い渡されるケースがあります。それだけではなく、多すぎる相続税を支払ってしまうケースも悲惨です。

 

いずれも適正な金額で申告してくれる税理士がいれば起きない問題。相続税の知識を持ちつつ、適切な取り扱いができる人材は重宝されます。

 

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税理士資格が転職に有利に働く3つの理由

税理士資格が転職にて有利に働く理由があります。やはり、資格に裏付けされる信頼やスキルは強い武器になります。

 

1:経理や財務などの専門性をアピールできる

税理士は、経理や財務などの専門家ですので、とりわけ民間企業の経理・財務職への転職には有利に働きます。

税理士として得意とするところのはずなので、組織にしっかりと貢献できるでしょう。

 

2:税理士の独占業務を行える

税理士だけに認められている3つの独占業務があります。

 

それは、税務の代理・税務書類の作成の代理・税務相談です。いくら知識があっても、税理士でなければ許されていない業務ですので、会社としては税理士を雇う必要性が出てくるのです。

 

3:難関資格を取得した実績を評価される

税理士資格は難関資格と位置付けられます。税務に関する高い専門性だけではなく、論理的な思考も求められるので、税理士資格を取得していることでそれらの能力が備わっていることをしっかりアピールできます。

 

多くの税理士は何年もかけて税理士資格に合格します。その粘り強さも業務にて活かせるのではないでしょうか。

 

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税理士資格が活かせる転職先

税理士資格が活かせる転職先を解説します。いくつかの転職先が考えられるので、自分のスキルや適性とマッチしたところを選ぶと良いですね。

 

会計事務所

税理士の転職先として、最も一般的なのが、中小規模の会計事務所です。クライアントは、主に中小零細企業や個人事業主は中心で、税務相談や税務申告書の作成、決算指導などを行います。

 

税務のことで気になることがあったら税理士さんに相談しよう」と考えているクライアントも少なくないので、幅広い相談にのれる知識力が求められます。

 

税理士事務所

中小規模の税理士事務所も人気の転職先です。会計事務所と同様に地域に根づいた活動をしているところが多いです。

 

ただし、中小規模ではなくBig4と呼ばれる、PwC税理士法人・デロイト トーマツ税理士法人・KPMG税理士法人・EY税理士法人の4つの税理士法人を転職先に選ぶと仕事内容が変わってきます。業務の中心は、税務申告書の作成とレビューです。

 

Big4に勤務すると、税務経験の幅が限定的だったり、転勤があったりするデメリットが挙げられますが、もし今後のキャリアを考える上で気にならないのであれば、Big4への転職も視野に入れてみても良いでしょう。

 

相続系に強い法律事務所

少し意外かもしれませんが、法律事務所への転職も考えられます。しかし、相続案件を扱う事務所なら相続税の扱いまでできてやっと即戦力として認められるので、採用される際には一定の経験が求められるでしょう。

 

事業会社の経理部門

大手から中小、ベンチャーまで幅広い事業会社で税理士は活躍できます。一般的には税務専門の仕事を担当することが多いですが、中小・ベンチャーでは、より幅広い業務に従事することがあります。

 

能力が認められれば、CFO(最高財務責任者)や経理部長といった管理職への登用もあるでしょう。

 

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Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
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税理士資格は公認会計士なら取れる|いったん会計士を目指すのもあり

公認会計士であれば、税理士登録することは可能です。税理士登録するためには、必要書類や登録料金の約20万円をそろえたりしなければいけませんが、以下のようなメリットがあります。

 

  1. 税務業務を行えるので提供できるサービスの幅が広がる
  2. 新規顧客を獲得するチャンスに恵まれる
  3. 税理士登録をしている公認会計士として需要がある

 

たしかに、提出する書類の量は多く、税理士会・支部への年会費を毎年負担しなければいけないデメリットがありますが、自分の仕事の幅を広げられるチャンスであるのには違いありません。

 

 

税理士資格取得におすすめの資格予備校3選

税理士資格に魅力を感じてきた人も少なくないでしょう。そこで、税理士資格を取得するために通いたい予備校をご紹介します。税理士資格の予備校はいくつかありますが、質にこだわって選んでみました。

 

TAC

TACでは、最小の努力で合格できるように科目ごとにことなる学習範囲・学習量を設定しています。効率良く学習できるというわけですね。効率性を高めているからこそ、仕事や大学と両立できるようになっています。

 

TACの特徴

  1. 講師満足度が94.7%
  2. これだけやれば合格するテキストを用意
  3. 税理士試験内容をずばり的中させている試験対策が好評

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STUDYing(スタディング)

スタディングは、短期間で合格した税理士の学習方法を徹底的にリサーチして開発したオンライン講座です。オンライン講座ですので、忙しい人でも自分の都合に合わせた学習を行えます。

 

分かりやすいビデオ講座に加え、基本問題・トレーニング・テーマ別演習・テスト対策など、段階別にレベルアップできます。最適な順番で講座を受けられるので無駄がありません。

 

スタンディング特徴

  1. 格安のオンライン講座
  2. 短期合格者のメソッドが充実
  3. 学校に通う時間がなくても大丈夫

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LEC東京リーガルマインド

LECは、多くの受験生を合格に導いてきた講師が自信の税理士資格予備校です。使用テキストも分かりやすいと好評です。なお、使用テキスト・教材サンプルがこちらからチェックできます。割引制度もあるので、有効活用したいところです。

 

LEC特徴

  1. 受講前に講師の人柄を知れる
  2. 習得レベルに合わせた学習体制が整っている
  3. 税理士試験で問題を多数的中させた実績がある

▶「LEC」はこちらから

 

 

まとめ

税務に関する興味があるなら、税理士資格取得に向けて学習を始めてみても良いかもしれません。なぜなら、税理士独占業務があったり、転職で有利に働いたりするからです。

 

そう簡単に取得できる資格ではありませんが、頑張ってみる価値はあると言えるでしょう。

 

AIに取って代わられる仕事という声も聞こえますが、AIが苦手とするコンサルティング業務は人間が活躍できる場です。

 

税理士資格の他にも英語力や高いコミュニケーション能力などを身に付けると、優秀な人材と認められるでしょう。

 

 

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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