
学校を卒業し、学生の身分でなくなれば等しく社会人として扱われます。しかし、転職における社会人は、正社員として働いた経験と考えられることも多く、フリーターでバイト経験をしかないという人は困りますよね。
どちらも働いていることには変わりありませんが、なぜフリーターは社会人経験には入らないと言われるのでしょうか。
またフリーターとしての経験を評価してはもらえないのでしょうか。
この記事では、フリーターと社会人にはどのような違いがあるのか解説します。
そもそも社会人とはどんな人か
フリーターは社会人経験に含むのか、含まないのか、ということがなぜ問題になるのでしょうか。
それは、社会人という定義が、必ずしも明確に定まっていないからといえます。社会人という言葉に含まれる意味を確認していきましょう。
社会活動に参加している人
社会人という定義を大きくとらえた場合、『社会活動に参加している人』といえるでしょう。社会活動とは社会を構成する上で必要な活動、平たく言えば経済活動に参加しているかどうかです。
経済活動とは働くことであり、働いてさえいれば誰もが社会人ということになり、正社員かフリーターかは関係ありません。
採用現場ではフリーター=社会人経験なし
大きい意味でとらえれば、フリーターも社会人ですが、採用現場においては異なります。採用現場でいう社会人は、正社員として働いている人を指し、フリーターは含まれないことがほとんどです。
アルバイトでは職歴としてみなれさず、社会人経験がないと判断されてしまいます。
もちろん企業によっては、アルバイトでも社会人経験があると判断することもありますが、それは稀なケースといえるでしょう。
フリーターと社会人の違い
採用現場においてはフリーターと社会人は別物として扱われます。
しかし、アルバイトでも懸命に働いている人は多いですし、これまで働いてきた経験が評価されないと知れば、多少なりとも不満に感じる人も多いはず。
フリーターと社会人にはどのような違いがあるのかを知っていきましょう。
仕事の責任
フリーターと社会人の大きな違いとしては、仕事の責任が挙げられます。
フリーターでも正社員と同等の業務を行なう場合もありますが、担っている責任は同じではありません。
例えば、仕事でミスをしてしまった場合、アルバイトが起こしたミスでも、本人の責任とはならず、最終的には正社員が責任を取らなければなりません。
会社に対して負わなくてはならない責任は、フリーターと社会人では、大きく差があると言えます
常識やビジネスマナーが身についているか
アルバイトでは仕事のやり方については教わるものの、社会的な常識やビジネスマナーなどを教わることはあまりありません。
正社員の場合は、仕事のやり方はもちろん、電話の受け方、名刺の渡し方など、さまざまなビジネスマナーについて学びます。
これは研修制度や業務範囲の違いによって生まれるものですが、これらの基礎能力が身についているかどうかは仕事をする上では重要なこと。
こうした社会人の常識、ビジネスマナーが身についていないため、フリーター=社会人経験なしとみなされてしまいます。
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フリーターから正社員へ転職するポイント

フリーターから正社員になるのは簡単ではありません。というのも、正社員の求人の多くに、応募条件として社会人経験ありと記載されているからです。
社会人経験が求めらている場合はフリーターでは応募することができなかったり、応募できても書類選考の時点で落とされたりすることもあるでしょう。
しかし、中には社会人経験なしでも応募できる企業はあります。
フリーターから正社員へ転職するポイントを知って、うまくアピールして内定を勝ち取りましょう。
ビジネスマナーが身についていることをアピール
社会人経験の有無が最も判断されるのは、ビジネスマナーが身についているかどうかです。
ビジネスマナーが身についていないとゼロから教育しなければなりませんし、企業からすれば採用コストは高く、採用をためらってしてしまいます。
フリーターは社会人経験なしとみなされるため、当然ビジネスマナーも身についていないと考えられています。
そのためビジネスマナーが正しく身についていることをアピールできれば、好印象を与えやすく評価もプラスに繋がるでしょう。
面接でのマナーはもちろん、面接までの採用担当者とのやり取りにも注意して、細部までマナーを意識して行動することが大切です。
未経験のつもりでチャレンジ
フリーターであっても、正社員と同じ働きをしていれば、社会人経験があると思うかもしれません。
しかし、それは自分で感じているだけで世間的に見れば社会人経験はないものとして扱われます。
そのためアルバイトの経験を社会人経験と捉えて強引にアピールするのはよくありません。
評価されないどころか、一般常識がないとマイナスの印象を与える可能性もあります。
アルバイト経験は社会人経験ではないと割り切り、未経験のつもりでチャレンジし、就職後にいかに成長する意欲があるかをアピールすることが大切です。
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アルバイト経験のある業種・職種は有利
アルバイトは社会人経験としてはみなされないものの、経験が全く評価されないわけではありません。
アルバイトでも志望する業種や職種に関係の深いものであれば評価の対象にはなりますし、場合によっては即戦力になるため高評価が得られる可能性もあります。
経験のある業種や職種に応募する際には、アルバイトとして、どういう風に業務に取り組み、その結果、どんな成果や経験を得られたかを具体的に伝えることが大切です。
またその経験を応募先の企業で、どう活かしていくかということも、しっかりアピールできるようにしておきましょう。
フリーターにおすすめの転職エージェント
フリーター向けの就職支援サービスと聞くと、『ハローワーク』を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、ハローワークだけでなく、『転職エージェント』というサービスもおすすめです。
転職エージェントと聞くと、正社員の転職活動向けのサービスに思えますが、中にはフリーターの就職に力を入れているところもあります。
転職エージェントであれば求人情報を探せるだけではなく、エージェントと相談しながら転職先を見つけることができます。
おすすめの転職エージェントを2つ紹介しますので、参考にしてみてください。
DYM就職
『DYM就職』はフリーター向けの転職エージェントです。20代の転職支援に特化しており、フリーターやニートからの転職にも積極的。
エージェント利用者の4人のうち3人が正社員経験なしで転職に成功していますし、フリーターからの転職にはうってつけだといえます。
ハタラクティブ
『ハタラクティブ』は20代に限定した転職エージェント。
20代の既卒や第二新卒、そしてフリーターの転職に特化しており、転職支援も充実しています。
未就業者6万人以上のカウンセリング実績があり、転職ノウハウも豊富です。
内定率も非常に高く、フリーターからでも正社員への就職を目指しやすいでしょう。
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▶第二新卒におすすめの転職エージェント10選とエージェント利用の注意点
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まとめ
フリーターと社会人には大きな違いがあり、特に採用現場においては別物として考えられています。
フリーターから正社員を目指す場合は、まずはそれぞれの違いを正しく把握することが大切です。
フリーターと社会人では何が違うのか、またその違いを埋めるためには何が必要なのかを考えておきましょう。
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転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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