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薬剤師が転職で未経験分野に就く際に知っておくべき4つのこと

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転職を考えているけど、未経験の職場で働くことに不安を感じる薬剤師の方は少なくありません。

 

実際、転職をすると前の職場で当たり前だったことがそうではなくなっていたり、働きながらも1から勉強しなおしたりしなきゃいけなくなるかもしれません。

 

転職を成功させるためには、薬剤師が未経験の職場に転職するとき、具体的に何が起きるのかをある程度知っておく必要があります。

 

このページでは、未経験の職場への転職事情、未経験分野への転職をする際のポイント、転職を成功させる為の対策をご紹介します。

 

 

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この記事に記載の情報は2022年01月06日時点のものです

1.未経験の職場への転職事情は?

ここでは薬剤師のあなたが、未経験分野へ転職する際に基礎知識として押さえておきたい転職事情をご紹介します。すでにご存知の内容もあるかと思いますので、そんな方は確認の意味も含めて読んでみてください。
 

薬剤師が未経験の職場へ転職し得られるもの

結論から言うのであれば、薬剤師が未経験の職場に転職するメリットは、今いる職場では達成できないことを成し遂げられる点です。
 
・病院は忙しいから、結婚を機に調剤薬局へ
・薬剤の知識を深めるために総合病院へ
・薬剤師としての経験を活かし給料の良いMRへ
・人間関係が良い働きやすい職場へ
 
何らかの目的があるのであれば、未経験でも転職することで理想に近づけるでしょう。あなたが働きたい職場では、どんな人材が欲しがられているのかしっかりとリサーチしておきましょう。
 

未経験の職場への転職で予想される3つの困難

未経験ですら、転職前には想像しなかったような問題に直面する可能性もあります。事前にどんな困難が起こりがちなのか、ここではおおまかに3つご紹介します。
 
・今まで培ってきた常識が通じない
1箇所の職場でしか経験を積んでいないと、そこでの常識があなたにとっての常識となりがちです。例えば、大手調剤薬局から中小のドラッグストアに管理薬剤師として転職したとします。
 
役職が上がり給料が上がって最初は嬉しいかもしれません。しかし、次第に大手では考えられないずさんな管理体制が気になりだします。雑用も多くすることになり、薬剤師としての誇りを傷つけられたように感じるかもしれません。
 
新しい職場にはどんなことが常識なのか、あらかじめ調べておきたいところです。
 
・あたらしい知識を学ばねばならない
単科の病院から総合病院など、専門性が高く期待されるスキルのハードルが高い職場に転職したときに特に起こりがちです。「毎日睡眠時間を4時間に削って勉強しても話題についていけない」なんてことも珍しくありません。
 
このパターンのときは、転職したての時期が一番厳しいはずです。2,3年たつと大きく成長している可能性も高いので、最初の時期を乗り切れるほどのモチベーションが自分にあるのか確認しておきましょう。
 
・人間関係の良し悪しが未知数
薬剤師の転職理由8つと転職に失敗しないための5つの知識でもお話したように、薬剤師は特に職場の人間関係でストレスを抱え転職を考える傾向があるようです。言い換えるなら、転職前に求人元の人間関係は確認しないと後悔するということです。年収ややりがい、仕事内容ばかりに目が向きがちで盲点になりうる条件なので、忘れずチェックしましょう。
 

未経験の職場へ最も転職しやすいのは20代

薬剤師だけではなく全ての転職において20代、特に第2新卒は最も未経験分野へ転職しやすいと言われています。社会人として最低限のスキルとマナーが身についている割に、教育にかかるコストが新卒より低いため、求職者が思うよりもニーズがあります。
 
かと言って30代で未経験お職場に転職するのが不可能というわけではありません。20代よりハードルは上がりますが、これまで積み重ねてきた経験を武器にできるといったアドバンテージがあります。
 
ただし、企業や病院への転職は特に難しくなると考えたほうが良いでしょう。経験者ならまだしも、未経験で転職したければできるだけ若いうちに該当分野での経験を積んでおきましょう。
 
企業や病院は忙しく、時間と体力がいります。30代となると女性は特に育児に時間を取られるので、両立を考えて職場を選ぶ必要が出てきます。
 
40代以降で未経験の職場への転職は難しいの一言につきます。しかし、調剤薬局やドラッグストアへの転職は他の職場よりしやすいでしょう。ただし、勤務時間外の勉強や体力的に厳しい点などは40代の方にとって負担になるかもしれません。
 

職場に限らず未経験OKの求人はそこそこある

薬剤師は売り手市場とも言われているだけあって、未経験OKの求人も目立ちます。あなたが20代・30代であれば、数をこなすだけでも内定が出るかもしれません。
 

年収は下がる

経験者の転職と比較すると、どうしても目劣りするのが年収です。MRなど成果次第で儲かる職種や、管理職への転職は例外として、基本的に収入が一時的に下がるのは覚悟しておきたいところです。経験を積み重ねれば、将来的に年収を上げてもらえるかもしれませんし、より好条件の職場へ転職できるかもしれません。未経験のうちは勉強させてもらって辛抱したいところです。
 
 

2.薬剤師が未経験分野への転職をする際のポイント


ここでは薬剤師が未経験の職場を選ぶ際に覚えておきたいポイントをご紹介します。職場ごとにある程度給与水準や転職難易度、身につくものが決まっていますので、どこで働くべきか迷っている人は参考にしてみてください。
 

未経験でも転職しやすい分野は調剤薬局

調剤薬局は未経験でも特に転職しやすい職場と言えるでしょう。なぜなら、薬剤師免許を持っている時点で、すでに薬学に関する基本的な知識を持っている証明になるからです。加えて、調剤薬局で働く薬剤師の先輩たちも就職後に調剤・投薬のスキルを身につけています。わからないことは教えてもらえるように、教育制度が整っているかだけ注意しましょう。この点に関しては、やはり大手のほうが安定感はあります。
 

調剤薬局事務も狙い目

受付、レセプト作成、処方箋の情報をパソコンに入力するといった仕事をします。経験を積めば年齢に限らず雇用があるうえに、正社員だけでなくパートとして働くこともできます。お子さんが生まれたときやまだ小さいときなど、寂しい思いをさせたくないお母さんにとってはそこそこの収入も得られ、過程との両立もしやすくなっています。
 
ただし、雇用の安定感がある反面給与は他の薬剤師業務より目おとりします。とは言え旦那さんの収入をサポートしながら家のこともしつつ働きたいお母さんにとっては、家計もそこそこ潤うので悪い選択肢ではないでしょう。
 

病院勤務の薬剤師への転職は厳しい

病院へ転職するのは難しいと聞いたことはないでしょうか。これは正確に言うと、人気が高い総合病院などに転職するのは難しいということです。高度な知識を持つ専門職としての薬剤師を育成する機能もあり、新卒の薬学生を中心に人気を集めています。
 
競争が激しく、ポストがなかなか空かないのが転職を難しくしている原因です。裏を返せば、単科の専門病院などは競争率が下がりますので、年齢にもよりますが狙い目といえます。
 

給与面で選ぶならMRもおすすめ

MRとは、製薬会社に在籍し医者に対して特定の薬を利用してもらえるよう売り込みをかける営業職のことです。年収平均は550万円から750万円と高額で、成果を出せば1,000万円以上稼ぐこともできます。
 
他の職場でこの給与水準を達成するには、管理職につくしかないでしょう。しかし、時間と相応の経験が要りますので、若いうちから能力を発揮しバリバリ稼ぎたい人にはMRという選択肢が出てきます。
 
ただし、薬剤師免許がなくてもできる仕事かつ、営業職ならではのプレッシャーとストレスがあります。これまでの積み重ねにこだわりたい人にとってはいい選択肢とはいえません。
 
とはいえ、年齢に関係なく実力に応じた給与を得られるのは野心がある人にとって魅力的ではないでしょうか。薬剤師免許が必須ではないにしても、薬学の知識と経験は間違いなく武器になりえます。
 
 

3.薬剤師が未経験の職場への転職を成功させる為の8つの対策


ここまでで薬剤師が未経験の職を目指す際の転職事情を見てきました。ここからは初めての転職を成功させるために、具体的に何をしていけば良いのかについてお話していきます。
 

転職の目的は明確に!

これが最も大事です。今の職場に不満があり漠然と職場を変えてしまうと、転職の成否が完全に運に左右されます。今どんな問題を抱えていて、将来的にどうなっていたいのか。それを達成するためにはどこで働けば良いのかという視点で求人を見ていきましょう。
 

不採用が続くならパートやアルバイトから始める

求人先の事情によっては、未経験者を正社員として採用するハードルが高い場合もあります。もしあまりにも正社員として採用が決まらなければ、ハートやアルバイトで入社して経験を積み、正社員を目指す手もあります。
 

人間関係は良好か確認する

たびたび触れてきたように、人間関係が嫌で転職する薬剤師が多くいます。転職を決める前には、必ず職場見学をして現場の雰囲気を掴みましょう。ドラッグストアなどで働く場合は、実際の配属先を見ておく必要がでてきます。
 

研修制度の充実具合は必ず確認する

未経験での転職では特に重視したいポイントです。右も左も分からない上に何も教えてくれないのであれば、スキルも身につきにくいですし、何より働いていて大変です。
 

未経験の転職はできるだけ若いうちに

新しい分野への挑戦は20代、経験を活かしてステップアップする転職は30代と考えておくと良いかもしれません。企業や病院は特に若いほうが転職に有利ですし、労働時間が長く勉強もせねばならないため、体力的にもきつくなります。
 

転職する以上は最低でも1年以上勤めあげる

薬剤師の中には、これまでの常識が通じなかったり、新しい業務と職場に適応できなかったりして、転職してもすぐに辞めてしまう人もいます。1年以上続く確信がなければ転職しないほうが良いでしょう。
 
雇う側からすると、未経験者を雇うのはコストです。3年ぐらい時間を掛けて育ててやっと黒字になるぐらいなので、1年以内に辞める人というのは経営に打撃を与えるだけの存在です。
 
当然次の転職から、面接時に「なぜ1年以内に辞めたのですか?」と聞かれるようになります。誰も利益を出さないまま辞めていく人は雇いたくありません。
 

職場の生きた情報を収集する

とは言っても、働いてみてどうしても無理だと感じるのはありえることです。転職前と実際に働いてからのギャップを未然に防ぐためにも、現場に近い情報を収集しておきましょう。
 
職場見学をすれば、転職先の人間関係がある程度わかります。暗い表情で働いていないか、未経験者を育てる気持ちがありそうかなど確認しましょう。しかし、一度職場を見ただけで全て見抜ける自信がない人もいるかと思います。そんなときは転職エージェントを利用する手もあります。
 

転職エージェントに相談する

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志望動機に何を書けば良いのかわからない、書類や面接が通らないといった悩みが転職未経験の方にはよくあると思います。転職エージェントはそんな薬剤師の悩みに対して1つ1つ相談に乗り、サポートしてくれます。
 
内定時に求人元から支払われる報酬で運営していますので、あなたがお金を取られることはありません。
 

4.薬剤師の転職に強い転職エージェント3選

ここでは転職を考える薬剤師の方たちによく利用されている転職エージェントを3つご紹介します。
 

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20,000件以上の豊富な案件から求人を紹介してくれますので、未経験であっても豊富な選択肢からベストと思われる職場を選び応募できます。

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正社員だけでなくアルバイト、パート、派遣の求人も探したい方におすすめです。中でも調剤薬局やドラッグストアの求人が多めになっています。14,000件以上の薬剤求人情報があります。

まとめ

いかがでしたか?薬剤師が未経験分野に転職するには、できるだけ若いうちに挑戦することが大切です。転職の目的が達成されるかどうかだけでなく、教育制度の充実具合や人間関係の良し悪しも忘れずご確認ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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