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薬剤師が転職して今よりも高収入を得るための4つの知識

薬剤師の転職

せっかく苦労して6年間も大学に通い、お金と時間をかけて国家資格を取得したのだから、もっと高収入を得られる仕事に転職したいと考える薬剤師は少なくないでしょう。


結論から言えば、高収入の仕事はあります。ただし、なぜ高収入で募集をしているのか、求人元の都合を理解していないと入社後に後悔することになるかもしれません。高いのには高いなりの理由が必ずあります。
 
このページでは、薬剤師が転職で高収入を目指せる狙い目の職場、押さえておきたい高収入求人の裏側、転職に成功し、高収入を得るためにできることについて説明していきます。

 

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この記事に記載の情報は2021年04月14日時点のものです

1.薬剤師が転職で高収入を目指せる狙い目の職場は

高収入を得る目的で転職先を考えるのなら、企業>調剤薬局>ドラックストアの順番で給与が高くなる傾向があります。ここでは薬剤師が高給を得やすい職種にはどのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。
 

営業ができるならMRがおすすめ

MRとは製薬会社に勤務し、医者に対して自社の薬をプロモーションしていく営業職のことです。平均年収は684万円と高額です。ただしこれはあくまで平均で、結果を出せば800~1,000万円と給与が上がっていきます。
 
薬剤師免許がなくてもできる仕事なので、過去の努力に拘る人には向いていないかもしれません。しかし、製薬会社は高収入かつ景気に左右されないので、安定して働き続けられます。
 

研究職も高収入

薬剤師としての専門性をフルに発揮し、新薬を開発する花形的職業です。長期間勤務すれば、MR同様年収1,000万円以上稼ぐこともできて、大変魅力的です。ただし、薬剤に関する高度な知識が求められるため、ドラッグストアや調剤薬局から転職する例は稀です。優秀な国立大学の新卒と競争して勝てるだけの強みが求められます。
 
MR・研究職共に、企業への転職は求人数が少ない割に応募者が多く、ハードルが高い傾向があります。
 

田舎の調剤薬局

一方、調剤薬局やドラッグストアは企業ほど採用のハードルが高くない割に、そこそこ高収入を得やすいメリットがあります。地方の場合、年収600万円を超える求人はザラです。田舎であることに抵抗がない人にとってはまさに狙い目と言えるでしょう。大手よりも中小の調剤薬局が狙い目です。
 

ドラッグストア

営業時間が長く、希望すれば長時間働けるため結果的に高収入になりがちです。ただし、他の職種と比べると給与はピンキリと言えます。チェーン店の場合、特に地方によって給料の変動幅が少なかったりします(会社にもよりますが)。
 
また、求人を見ても分かる通り、ドラッグストアの場合は年収500万円~700万円程度といった記載が目立ちます。ついつい700万円の方を見てしまいがちですが、それは店長クラスの年収である場合が多いでしょう。
 
求人の記載を楽観的に解釈せず、実際はいくら貰えるのか確認することが大事です。
 

派遣薬剤師は高時給だが…

派遣薬剤師の給料は高く、時給3,500円のものもゴロゴロあります。年収に換算すると720万円を超えることもあり、とても美味しく感じます。さらに、正社員ほど残業をしないで良いため、比較的働きやすくもあります。
 
しかし、正社員が見つかったなど雇い先の都合で職を追われるリスクがあります。この期間だけ、と決めて働く分にはデメリットが少なそうですが、安定を考えるとおすすめできません。
 

高収入を目指したいなら企業で働くのがおすすめ

冒頭でも触れたとおり、製薬会社はスキルが身につく上に結果を出せば最も高収入かつ安定しています。あなたが男性でMR・研究職に興味があれば、転職先の有力候補に入れても良いかもしれません。安定して家族を養えます。
 
一方、あなたが結婚を考えている女性で、家庭と両立しつつ高収入を得たいのならドラッグストアや調剤薬局がおすすめです。全国どこにでも求人があるうえに、田舎に行くほど年収が高くなるため、お住いの地域で高収入を得ながら働きけます。お子さんに何か合った場合にすぐ駆けつけられるのも大きなメリットでしょう。
 
 

2.知らなきゃ損する?|薬剤師の高収入求人の裏側

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以上で薬剤師の高収入案件にはどんな職種があるのか見てきました。比較的良い側面の情報が多かったように思います。しかし、高収入求人にはそれなりの理由があります。
 
言い換えれば、給料は需要と供給で決まるので、年収が高いということは何らかの理由で応募者が少ないということです。ここでは高収入案件が生まれる背景をご説明します。

MRは例外

製薬会社は他の業界と比べても特に給与水準が高い傾向があります。MR業務は成果報酬かつ、決められた勤務時間外もバリバリ働いている人も少なくありません。忙しくなる分給料が高いのは自然なことです。
 

田舎で薬剤師が来てくれないから

田舎の調剤薬局やドラッグストアは、薬剤師がいないので採用に苦労している場合が多くあります。「高いお金を払ってでも来てもらいたい」と考えて求人を出しているのが高年収の理由です。
 
都会と比べると生活が不便だったり、娯楽がなかったりと人によってはデメリットです。地方出身でUターンしたい人などに特におすすめと言えるでしょう。
 

給料以外の魅力がないから

例えばドラッグストアの店長の場合、顧客対応や雑用なども多く、「薬剤師じゃなくてもできるよね?」と感じてしまうような仕事を任されることもあります。もちろん全てのドラッグストアがそうだと言っているわけではありません。ただし、年収だけでなく具体的にどんな仕事を任されるのかは事前に聞いておいたほうが良いでしょう。
 

採用力がないから

田舎や中小のドラッグストア・薬局の場合、採用ノウハウがなかったり、大手のようなネームバリューがなかったりするため、高い給料を提示しないと人が来ないといったケースに陥りがちです。採用力がないからと言って悪い職場というわけではないので、ご自身の目で確かめることが大切です。
 

正社員を見つけるまでのつなぎである

派遣や契約社員は年収が高く提示されることもある反面、欠員を一時的に埋めるためのつなぎとして見られているケースもあります。長く働くことを考えるのであれば、どのぐらいの期間雇うつもりがあるのか先方に確認しましょう。
 

労働時間が長い

仕事が忙しく、例えば毎日12時間働いたとします。これは労働基準法で定められた1日8時間という基準の1,5倍なので、年収も1,5倍になります。単純に労働時間が長いから年収も上がるというパターンです。
 

デメリットをデメリットと感じるか否かが大事

田舎への引っ越し、激務、退屈な業務など、高収入求人にはそれなりのデメリットがある場合もあります。しかし、仕事が好きな人にとって激務はそこまで苦痛ではないでしょうが、退屈な業務は時間を無駄にしている感覚に陥るでしょう。要は高収入求人に付随するデメリットを、あなたがどのように受け取るか次第です。
 
 

3.薬剤師が転職に成功し、高収入を得るためにできること


ここまでで高収入案件の光と影を見てきました。ここからは高収入が得られることを前提に、どうすれば長い目で見たときに成功する転職ができるのかについて述べていきます。

転職の目的と優先順位を明確にしておく

何事にも目的意識が大事です。なんとなく見栄を張りたい人と、家族に辛い思いをさせたくないという人では、新しい職場での理不尽に耐えられる度合いも変わってきます。なぜ高収入を得たいのか、その動機が大事です。
 
また、収入以外でもこだわりたい条件と妥協できる条件を明確にしましょう。田舎暮らしが好きか嫌いか自覚するだけでも、選択肢がかなり絞れてきます。
 

高収入求人のデメリットにも目を向ける

何度か触れてきたように、高収入案件にはデメリットがあります。給料だけしか見ていないと、入職しても長続きしません。デメリットを認識するか、むしろメリットと感じる仕事を選ぶのが長い目で見たときの転職成功の秘訣です。
 

現場に近い情報を収集する

薬剤師は職場によって仕事内容や常識が大きく変わることも珍しくありません。転職後にギャップを感じる人は、求人票だけで職場を決めてしまいます。必ず職場見学はしましょう。実際に働いている人に話を聞ければ、よりイメージが固まると思います。
 

通い続けられそうか確認する

職場見学をかねて、自宅から転職先まで実際に移動してみましょう。これから週5日通い続けるのは現実的でしょうか。
 
また、どんな人がどんな環境で働いているのかも見ておきたいところです。忙しすぎて空気がピリピリしていないか、店長や管理薬剤師と気はあいそうか。年収が良くても、通い続けられなければ本末転倒です。
 

詳しい人に相談する

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例えば調剤薬局なら、調剤薬局で働いている人などから幅広く話を聞いておくといいでしょう。あなたの職場と違うところややりがい、辛い点などを聞かせてもらうことで、現場の情報を得られます。
 
しかし、人には主観があります。その人にとってはなんでもないようなことでも、あなたにとっては苦痛に感じることもあります。薬剤師の求人に強い転職エージェントを利用することで、あなたにあった職場や現場の雰囲気など、わからないことを専門家の視点から教えてくれます。
 
高収入を目指したい薬剤師の場合、転職エージェントを使うと以下のようなメリットがあります。
 
・企業とのパイプを持っている
・非公開求人を保有している
・応募先企業の採用者の視点から面接・履歴書対策をしてくれる
・年収アップの交渉をしてくれる
・実質の給料を確認しやすい
・面接で聞きにくいことを聞ける
・どんな仕事を任されるのか聞きやすい
 
非公開求人を保有しているというのは大きなポイントです。MRや研究職は非公開で求人が出されることも多く、転職エージェントに登録するのとしないのでは、良い求人に巡り会える回数がガラリと変わってくるからです。
 
今と違うジャンルの職場に転職する場合は、面接で聞かれる内容も求められる資質も大きく異なります。今の仕事から帰ってきた後に完璧な面接対策をし、高収入の職に就くための準備を全て自力でするのは、現実的にかなりの労力がいります。
 
ただ、転職エージェントには担当者の良し悪しで転職の成否が左右されるデメリットがあります。担当者が合わなければ交代してもらうか、別のエージェントを利用するようにしましょう。
 

4.高収入を得たい薬剤師におすすめの転職サイト・エージェント3選

ここでは高収入を得たい薬剤師におすすめの転職エージェントをご紹介します。1社だけでなく2~3者登録して、あなたと合いそうなサービスを選んでいくといいでしょう。
 

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

企業の求人に強い転職エージェントです。企業への転職でネックとなるのは面接の難易度の高さですが、マイナビ薬剤師に登録すれば企業視点から面接・書類対策をしてくれます。どんな企業に行くのがいいのかわからない、面接がなかなか通らないという人に向いています。
 

薬キャリ

求人数が多く、職場や地域に関係なく職を探せる転職エージェントです。2021年4月14日現在、薬剤師の高収入(年収600万円以上)求人は公開されているだけでも8,000件以上もあります。調剤薬局、OTC販売の求人が特に多く、管理薬剤師の求人も保有しています。
 

薬剤師好条件JOB

高時給な派遣を探すならおすすめの転職サイトです。時給3,500円~4,000円の求人が多く、フルタイムで働けば年収720万円を目指せるでしょう。
 

まとめ

いかがでしたか?薬剤師が高収入の職種へ転職するには、まずはどこで働くか決め、メリットとデメリットを洗い出すことをおすすめします。給与以外も考えないと入職後後悔するかもしれません。
 
履歴書に傷をつけると高収入の仕事に転職する道が遠くなりますから、自分似合いそうな職場を吟味するようにしてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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