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ドラッグストアに転職する薬剤師が知っておきたい4つの知識

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薬剤師の平均年収が500万円程度なのに対し、ドラッグストアの求人では400万円~600万円の案件がゴロゴロ見つかるように、収入の高さが見て取れます。

 

管理薬剤師、店長、エリアマネージャーと出世することで、さらなる高収入を目指せる点も見逃せません。

 

一方、「雑用ばかりで専門性を活かせない」「残業が多く忙しい」といった声もある仕事です。ドラッグストアの求人は、果たして美味しい選択肢なのでしょうか?

 

このページでは、ドラッグストアで薬剤師が担当する業務、ドラッグストアへ転職するメリットとデメリット、転職を成功させる秘訣についてお話ししていきます。

 

 

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この記事に記載の情報は2022年01月06日時点のものです

1.ドラッグストアで薬剤師が担当する業務は?

ここでは、ドラッグストアに転職する薬剤師はどのような仕事をすることになるのか、具体的にお話していきます。
 

OTC販売

OTCとは医薬品やその他商品に関して、お客さんの相談に乗ったり症状にあった薬を紹介したりする仕事です。一般人からすれば、ドラッグストアの薬は品数が多く、自分の症状にはどれがベストなのかわからないものです。相談に乗ってくれる薬剤師がいるからこそ、症状にあった薬を安心して服用できます。
 

調剤業務

こちらの業務は調剤施設が併設されたドラッグストア限定です。調剤薬局のように患者さんに対して、調剤や服薬指導をしていきます。
 
薬剤師が任される主な業務はおおまかにOTC販売と調剤業務です。店舗の事情によって、どちらがより期待されるか異なってきますので要チェックです。
 

レジ打ち等の雑用

薬剤師は人件費が高く、他のバイトでもできるような仕事をさせるのは雇用側にもデメリットです。しかし、混雑時や人手が足りないときなどは薬剤師も雑用に駆り出されます。お店の事情によって雑用を全くさせないところや、混んでいる時のみお願いされるところなど様々です。
 
「せっかく薬剤師免許をとったのに雑用ばかり…」という不満を持つ方も少ないので、転職を決める前に問い合わせておくといいでしょう。
 
 

2.薬剤師がドラッグストアへ転職するメリットとデメリット

ドラッグストアのメリットは何と言っても年収が高いことです。反面、正社員になればある程度労働時間が長くなることを覚悟せねばなりません。以下では薬剤師がドラッグストアの転職するメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
 

メリット

年収が高い

正社員で求人を探すと、400万円から600万円のものが多く見つかります。調剤薬局や病院と比較しても高い水準なので、稼ぎたい人にとっては有力な選択肢ではないでしょうか。
 

昇進昇給を狙える

薬剤師の平均年収は500万円程度で、キャリアの早い段階で頭打ちになることも少なくありません。しかし、ドラッグストアでは経験を積むと年収600万円もらえます。店長や管理薬剤師、エリアマネージャーとして昇進していけば700万円から800万円、企業によっては1,000万円に達する例もあります。
 

OTCの知識を増やせる

市販の医薬品に関する知識が増えるため、家族や友達が病気で薬選びに迷っている際にアドバイスできます。急に具合が悪くなったときなどにも対応できるので、支えられるがわからしたら心強いでしょう。
 

どの地域でも求人がある

ドラッグストアは全国どこにでもありますから、求人がなくて困るといった自体にはなりにくいでしょう。結婚を機に引っ越した場合や、旦那さんが転勤になった場合なども新しい地域で仕事を見つけられます。
 

デメリット

雑用をやらされることも

先に述べたように、薬剤師でなくてもできる仕事を任されることもあります。薬剤師としてのプライドが傷ついたと感じる人もいますので、実際にドラッグストアに足を運び、ここで働き続けられるんだろうかと自問自答しておきたいところです。
 
ただし、どの程度雑用を任されるかについては入社する前に確認できます。質問することである程度回避できるデメリットではあります。
 

勤務時間が長い

時間の希望がある場合はドラッグストア早めておいた方がいいでしょう。基本的に忙しく、深夜までシフトを組まれることも充分ありえます。年収が高い分相応の忙しさは覚悟しておきましょう。
 

土日に仕事が入る可能性も

土日休みの一般人は多いので、カレンダー通りに休めない可能性もあります。パートナーやお子さんとコミュニケーションを図る時間がなくなってしまわないよう注意しましょう。
 

給与の伸びは少ない

店長やエリアマネージャーなどに昇進しなければ、給与の伸びしろはあまりないと思っておいていいでしょう。初任給はいいですが、最終的には企業や病院のほうが給与の伸び率が良くなっています。
 

売上をあげねばならない

調剤薬局や病院では、患者が病気を治すことを考えて薬を処方できます。しかし、ドラッグストアは売上をあげなければいけないため、自社の利益を考えながら仕事せねばなりません。これまで違う職場で働いていた方にとっては、ギャップを感じるポイントではないでしょうか。
 

不人気である

雑用を任されることも多く、他の職種と比較して薬剤師としての専門性を活かせるかといえば否です。せっかく大学に行って国家資格まで取ったのだから、専門性を活かしたいと考える方は多いでしょう。応募者が集まらないから条件が良いと換言することもできるでしょう。
 
 

3.薬剤師がドラッグストアへの転職を成功させるには


ここでは薬剤師がドラッグストアに転職するためにやっておきたいことについてご説明します。

企業が転職者に求めるものを知る

面接で好印象を与えたり、採用後に何を任されるか把握したりするためにも応募先のドラッグストアが転職者に何を期待しているのかは理解しておきたいところです。OTC販売を任せたいのか調剤業務を任せたいのか、それとも両方なのか。特に聞きにくいことでもないので、お店ごとに確認しておきたいところです。
 

適性がありそうか考えてみる

ドラッグストアは面接の難易度が低く給与もいいことから、内定が出たらすぐ就職・転職を決めてしまう人がいます。しかし、自分がその仕事に向いているかどうかは足を止めて一度考えておきたいところです。
 
・接客が苦にならない
・忙しくてもやっていける
・出世したい
・仕事だと割り切れる
・専門性を絶対に活かしたいわけではない
 
他の薬剤師の職場よりも客商売に近くなるので、好き嫌いが別れてくると思います。
 

雑用がしたくなければ調剤併設のドラッグストアがおすすめ

絶対に雑用がないともいい切れませんが、調剤併設の場合、薬剤師が調剤業務を任されることになります。どの仕事をどの割合で任されるのかは忘れず確認しましょう。
 

教育制度が整っているか確認する

未経験からドラッグストアに転職する際は特に重視したい点です。他の職場とは仕事の勝手が違ううえに忙しいので、丸腰のまま放り込まれるとどれだけ苦労するハメになるかわかりません。特に中小の場合、管理・教育体制が整備されていないことも多いため事前のチャックは欠かせません。新卒の採用実績の有無もあわせて確認するといいでしょう。
 

面接対策をする

他の職場と比較しても面接難易度は低めですが、最低限よく聞かれる質問に関しては答えを用意しておきましょう。入社後のギャップをなくすためにも、気になる点に関してあらかじめ逆質問を用意しておくのもいいかと思います。
 

現場に近い情報を仕入れる

「入社してみたら雑用ばかりだった」「店長と馬が合わず毎日苦痛」年収や待遇につられて、求人票だけで職場を判断してしまうと入社後ギャップに苦しみます。職場見学は絶対にしておきたいところです。
 

若い人は焦ってドラッグストアに入社しなくてもいい

ドラッグストアでは慢性的な薬剤師不足が続いています。言い換えれば、年齢を重ねてからでも転職できます。若い方は企業や病院などを経験し、薬剤師としての専門性を高めてからでも遅くありません。
 
企業や病院はドラッグストアよりも面接のハードルが高い傾向があり、30を過ぎて未経験から挑戦しようと思うとなかなか採用されないのが現実です。
 

詳しい人に相談する

ドラッグストアは職場を選び放題なだけに、求人の目利きができないと入社後ギャップに苦しむであろうことはご理解いただけたかと思います。もしあなたが未経験なのであれば、ドラッグストアで働いたことがある人など、詳しい人の話を聞きどんな現場なのか確かめたいところです。
 
とはいっても、職場ごとに事情は変わってくるもの。転職エージェントに相談するとインターネットだけでは手に入らない求人先の生きた情報を得られます。彼らは求人を集める際に現場へと足を運んでいますので、あなたが知りたいような情報を持っている可能性が高いでしょう。
 
 

4.ドラックストアへ転職する薬剤師におすすめの転職エージェント3選

転職サービスは数が多く、どれが自分に一番あっているのかわからないものです。ここでは薬剤師の転職に強い転職エージェントを3つ厳選してご紹介します。
 

マイナビ薬剤師

2021年4月14日現在、OTC販売の求人は非公開求人を除き1万件以上あります。マイナビ薬剤師は面談に力を入れており、豊富な案件からあなたにあったものを紹介してくれます。楽天リサーチで4年連続ご利用者満足度NO1を達成していますから、職場選びで失敗したくない薬剤師におすすめです。
 

リクナビ薬剤師

転職業界大手のリクルートが運営する、薬剤師の転職に特化した転職エージェントです。年収が高い案件や非公開求人が多いので、少しでもいい条件で転職したい人におすすめです。
 

薬キャリAGENT

調剤薬局や病院、ドラッグストアの求人を多く保有する転職エージェントです。上の2つの転職エージェントとは違い医療業界に特化しています。より高い専門性を期待したい方におすすめです。

薬キャリAGENTの担当者は反応も早く、電話でのやりとりも多いため、スピード感を持って転職したい方に非常におすすめです。

また働き方の要望をしっかり聞いた上で求人紹介をしてくれるため、派遣・パートでしか働けないと思っている方でも、融通の利く正社員求人を紹介してもらえる可能性がございます。

 

まとめ

いかがでしたか?ドラッグストアは年収が高い反面、仕事が忙しかったり専門性を伸ばしにくかったりといったデメリットがあります。年収も大事ですが、長く働き続けられるよう仕事へと適正や職場の人間関係などは忘れずに確認しておきたいところです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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