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証券会社に就職するには?経験者に聞いた証券会社内定のコツ

金融・保険業界の転職

給与水準の高さや仕事のスケールの大きさから、就職人気が集まっている証券会社。証券会社で働きたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

 

特に最近は「貯蓄から投資へ」という流れの中で、証券会社の活躍の場が大きく広がっていますので、就職するには絶好のタイミングだと言えます。

 

そこで今回は、

  1. 証券会社で働くことの魅力や証券会社の仕事内容
  2. そして証券会社で働くのに向いている人の特徴
  3. 内定を決めるためのコツ

についてご紹介します。

 

 

ライター:大塚ちえ


都内で働く金融系アラサーOL。スポーツと音楽が趣味。
20代のうちに数回の転職を経て現職へ。
その経験を生かし、転職活動やキャリアに関するアドバイスを記事にしている。

 

 

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この記事に記載の情報は2021年04月14日時点のものです

証券会社の主な仕事内容3つ

証券会社の仕事と言うと、富裕層への営業というイメージが強いかもしれませんね。しかし、証券会社の中にもさまざまな仕事があるのです。証券会社の仕事を大きく3つに分けてご紹介します。

 

1:ディーラー

証券会社の花形とも言えるディーラー業務。学生の就職希望も多いのですが、一般的には新卒で入社してすぐにディーラー業務に就くということはありません。

 

というのも、証券会社の業務の中でもディーラーという仕事は責任とプレッシャーが大きく、さらに多くの経験と知識、そして判断力と相場観が求められる業務だからです。自己売買で利益を追求する仕事と言えます。

 

ちなみに、ディーラーという仕事はその成果に応じたインセンティブが支給されることもあり、給与水準は非常に高くなります。経験と知識がないとできない業務ですし、ちょっとした判断ミスで会社に大きな損害を与えることもある仕事なので、花形と言えどもハードルが高く、希望通りディーラーの職に就ける人はほとんどいません。

 

2:アンダーライター業務

アンダーライターと言う言葉自体はあまり聞いたことがない人も多いかもしれません。日本語で言えば引き受け、売り出し業務という言葉になり、企業や地方自治体、国などが新規に発行する株や債券などを証券会社が買い取り、自社の顧客に販売することが仕事です。

 

証券会社が引き受けた株や債券が万が一売れ残った場合には、証券会社が引き取ることとなります。

 

株や債券を発行する側としては、資金調達が思った以上にうまくいかなかったという事態を防ぎ、確実に株や債券を発行することができます。

 

一方で、証券会社は投資家たちに買ってもらわないといけないので、その会社の株がどのくらいの需要があるのか、本当に売れるのか、という視点で見極めなければなりません。こちらも、非常に難しい仕事となります。

 

3: セリング業務

セリング業務は株や債券などの売り出し、募集を扱います。より多くの投資家たちへ株式購入の勧誘をしたり、仲介をしたりするのが主な業務です。

 

こうしてみると、セリング業務とアンダーライター業務が似ているように思うかもしれませんが、セリング業務では売れ残った場合に証券会社が引き取る義務はありません

 

 

証券会社の魅力!就職してよかったこと3つ

就職希望者も多く、有名大学の学生らからも人気の高い証券会社。証券会社のどのような点が魅力的なのでしょうか。

 

1:給与水準が高い

やはり、証券会社の一番の魅力と言えば給与水準が高いことでしょう。大手対面証券で営業の仕事をしていると、30歳を超える頃には1,000万円を超える収入をもらうことも夢ではありません。

 

 

平均年収「全国トップ500社」最新ランキング

引用:平均年収「全国トップ500}最新ランキング(東洋経済ONLINE)

 

高収入であるうえに、福利厚生もしっかりしているところが多く、若手には借り上げの社宅が用意されることも多いです。そのため、若いうちから生活に余裕があり、貯金もしっかりできます。結婚したら配偶者や家族の手当てがつくことも。福利厚生がしっかりしているというのも、証券会社で働くメリットの一つですね。

 

 

 

2:会社のお金でいろんな資格の勉強ができる

証券会社のように金融のプロとして働く以上、さまざまな資格を取得することが求められます。

 

大手対面証券会社では当然のように、カリキュラムが組まれており、1年目には保険の募集代理人資格を変額保険まで取得、3年目までにAFPを取得、5年目までには内部管理責任者の資格を取得して、…というように、取得すべき資格試験がノルマのようにキャリアプランに組み込まれています。

 

 

大塚ちえ


また、それと同時に自分の関心や職種によってコースを選択して勉強したり、資格取得のための語学スクールやMBAなどの補助金を出してくれたりすることが多いです。

福利厚生の一環として捉えることもできますが、会社のお金でいろんな資格の勉強ができるというのは本当にありがたいことです。

 

 

働いているときには、「あの資格の勉強しなきゃ!」とか「仕事も勉強もなんて無理だよ」と思って文句を言いたくなる気持ちもあるのですが、実際に転職にも有利ですし、ほかの会社で働いている同世代の人たちとは比べ物にならないくらい資格を持つことになります。

 

その分勉強もしているので知識も幅広く身に付きますし、その後のキャリアにとって本当に大きな財産となるでしょう。

 

3:仕事が面白い

どんな仕事でも、面白いと思えば面白いのですが、証券会社の仕事は多くの富裕層の人々と仕事をします。

 

普通に生活していると話すことさえないような人と、対等な関係を築くことができるというのも、証券会社の仕事の魅力の一つ

 

業務内容によりますが、支店の営業であっても社長や取締役の人と話をすることもよくありますし、同期で集まれば「仲良くしている

 

【現役証券会社勤務の女性に聞いた】証券会社に向いている人は?

証券会社で働きたいと思っても、自分に向いている仕事かどうかわからないという人もいるかもしれませんね。そこで、いま現在証券会社で働いている女性に、証券会社で働くのに向いている人の特徴について聞いてみました。

 

1: ストレス耐性がある人

証券会社の仕事はかなり過酷なものです。だからこそ、ストレスがたまりますし、ノルマがこなせていないと課長や部長、支店長などからのプレッシャーがかなりかかります。特に支店営業の場合、職場では罵声が飛び交うことも多く、ストレスフルな環境にあります。

 

そういう環境でも十分に働いていけるストレス耐性のある人が証券会社の就職に向いています。

 

 

 

2:気が強く、競争心が強い人

証券会社の場合、自分の成績と他人の成績を比べられるなんて当たり前ですし、営業成績が優秀な人は表彰されます

 

表彰されると多くの人に顔と名前を憶えてもらえますし、「あの人ってこの前表彰されていた人だよね?」と言われることも本当に多いです。

 

そういう環境では、多くの人が当たり前に営業成績上位を目指しますし、他人との競争に燃える人が多いです。

 

他人を蹴落として上に行く、というスタンスの人が多いので、競争心が強い人でないと心が折れてしまいます

 

3:体力がありお酒に強い人

証券会社はいまもまだ、体育会系です。残業も多く、外出やアポイントが本当に多いのでほとんど支店にいられません。電話営業でもいいのですが、自分でも足を運ぶという人が多いのです。体力的にタフでないと、体を壊してしまいます。

 

新卒で入社した仲間の中でも、体力があまりないという場合、どんなにストレス耐性があって気が強くても体を壊して辞めてしまう人が多いです。

 

また、飲み会が多いのでお酒に弱い人だとかなりツライです。職場の雰囲気にもよりますし、上司や支店長がお酒が飲めない人だと理解のある職場になると思いますが、そうでない場合にはかなりツライ場面が増えるでしょう。

 

 

証券会社に就職内定を決める為のポイント7つ

証券会社は銀行や保険会社と同じ金融業界ですが、採用する人材は少し種類が異なります。もちろん入社すると高学歴な人材が多いのですが、学歴がそこまで重視されるわけではありません。

 

ここでは、証券会社に内定するためのポイントをご紹介します。

 

1:とにかく精神的にタフであることをアピールする

とにかく精神的にタフであること、これが証券会社では重視されます。ストレス耐性がある人でないと、証券会社の過酷な仕事に耐えられずにすぐ離職してしまう可能性が高くなるからです。

 

すぐに離職されてしまうと、採用にかかるコストや教育にかけた費用、時間が無駄になってしまいます。とにかく精神的にタフであるということをアピールしましょう。

 

2:厳しい仕事であると理解していることを伝える

証券会社の仕事について、きちんと理解しているということを伝えることも重要です。

 

学生にありがちなのですが、「ディーラーになりたい」「M&Aにかかわりたい」という理由で証券会社を志望する人がいます。

 

しかし、そういう仕事にかかわれる人は証券会社の中でもほんの一握りです。そういう仕事がしたいと思っている人を支店営業に配属すると、夢と現実のギャップに驚き、戸惑い、結果的には離職してしまうというのを採用担当者もよく知っています。

 

あまりに理想論で語る学生は採用されません。証券会社で営業がしたいのであれば、「営業こそ自分がやりたい仕事なのだ」ということを伝えておくことが大事です。

 

3:女性の場合、結婚や出産を経ても働きたいことを伝える

証券会社では女性の採用も非常に多いです。特に、女性のほうが営業成績がいいと言われることも多く、女性を積極的に採用する会社も多いですね。

 

もし女性で証券会社で働きたい、と思っている場合には積極的に、仕事への意欲をアピールしましょう。証券会社の女性にありがちなのは、自分が高収入なので同じように高収入の男性と知り合い、結婚して仕事を辞めてしまうパターンです。

 

20代半ばで結婚する人も多く、30代に入る頃には同期の中でも女性比率がかなり下がります。そこに悩んでいる証券会社が多いので、実際にどうするかは別としても「結婚や出産しても長くキャリアを続けていきたい」と語ることがいいアピールになります。

 

 

 

4:志望動機をはっきりさせる

証券会社に限った話ではないですが、志望動機を明確にすることが大事です。私の場合は「お金を稼ぎたい」とはっきり伝えていました

 

堂々と「安直な考えで恐縮ですが、高い収入が得られる業界と言えば証券会社だと思い、証券会社を志望しました」と言っていました。それで落とされた証券会社はありません。むしろ、そういう明確な志望動機があって「働くモチベーション」が採用担当者に見える面接になると、好感を抱いてくれることが多かったです。

 

5:体力があることをアピールする

証券会社の仕事は体力勝負なところがあります。体力がないと、そもそも仕事になりません。学生時代にスポーツをしていたということをアピールするのが有効です。

 

体力があって精神的にタフであることをきちんとアピールできれば、面接でも評価されるはずです。営業を志望する場合は特に体力と根性、競争心が強いこと、この3つをアピールして「御社に貢献できる」という姿勢を見せましょう。

 

6:面接官とは「面接」というより「世間話」をするように

証券会社で仕事をすると、富裕層の人たちと多く接することになります。自分より経験値が高く、さらに知識も豊富。

 

自分たちが到底かなう相手ではないような人とたくさん出会うことになるでしょう。目上の人との付き合いに慣れているというのが非常に重要です。萎縮してしまったり、謙遜しすぎて頼りなく見えてしまったりしてもいけません。

 

しかし、偉そうにしたり、なぜか強気に出たりしてもNGです。

 

面接官も、自分との距離の取り方で応募者の人が目上の人に対してどのような態度で、どのような空気感で話をするのかというのを見ています。

 

 

大塚ちえ


私もそうでしたが、証券会社の面接のときには自己PRをするというより、面接官の人と世間話をするように接していました。

最後の「何か質問はありますか?」という言葉の前に、面接官の発言で気になったものがあれば「~ってどういうことですか?」と聞いていましたし、「~なんですね!」と面接官の話にニコニコと相槌を打っていました。

面接対策本では「礼儀正しく」とか「入室するときのマナーを見ている」などと書かれていると思いますが、面接官にとっては最低限のマナーがあればそんなことはほとんど気にならないと思います。

ほとんどの応募者が当たり前にできることですから。

 

 

それよりも、目上の人とどう話をするのか、どう接するのか、どうやって心を開いてもらうのか、という「人間性」や応募者がそれまでに培ってきた「人間関係の作り方」を見るほうがずっと大事です。

 

結果として、「あなたがうちでトップセールスになる未来が見える」と言ってもらったこともあります。面接官を面接官としてでなく、一人の人間として見て話をするというのは非常に重要なのではないでしょうか。

 

7:面接では緊張したそぶりを見せないこと

証券会社での仕事は精神的なプレッシャーが付き物。常に大きなプレッシャーがかかる仕事なのですが、面接でガチガチに緊張しているようでは面接官に「精神的に繊細なのかな?」「プレッシャーに弱いのかな?」と思われてしまいます。余裕を持った態度で臨みましょう。

 

緊張しすぎると言いたいことが言えなかったり、鋭い質問が来たときに言葉に詰まったりしてしまうものです。とにかく面接はリラックスして臨んでくださいね。

 

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まとめ

いかがでしたか。証券会社を志望する人は総じて、学歴的にも経歴的にもレベルが高い人が多いです。しかし、実際に採用されて活躍するのは、全員が全員そういう人ではありません。それを人事の採用尾担当者も知っています。

 

応募するときに、学歴や経歴を気にする必要はありません。就職もしくは転職活動を通じて、先方に自分のよさと証券会社で働くことの適性、熱意を上手にアピールしてくださいね。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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