トップ > 転職ガイド一覧 > 金融・保険業界の転職 > 銀行員からの転職理由やおすすめの転職先・転職成功のポイントまで徹底解説

銀行員からの転職理由やおすすめの転職先・転職成功のポイントまで徹底解説

金融・保険業界の転職
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

銀行員の給料水準は高く、かつては人気の就職先でしたが、最近はそうではなくなっています。

 

ストレスが大きな職場ですし、最近では大手銀行のリストラの話題なども出ており、銀行員としての将来を悲観して転職を考える人が増えているようです。

 

2010年頃は、銀行員といえば給与水準も安定しており、「将来も安定していそうだ」という理由から就職したい企業ランキングはメガバンクが上位に君臨していました。

 

しかし、以前からも銀行で働くのはストレスが大きく、退職者は多い傾向にあります。それを見越して大量採用が基本となっており、メガバンクでは新卒を総合職・一般職合わせて1,000人採用する時代もあったのです。

 

近年では銀行での働き方が自分に合うか・合わないかだけではなく、銀行という組織の将来に危機感を抱き転職を考える人も増えているようです。

 

本記事では、銀行員が転職する際に、銀行員としてのスキルを生かせるおすすめの転職先どうすれば転職活動に成功するのかを紹介します。

 

 

ライター:勝目 麻希


メガバンク総合職出身のライター。銀行員時代は法人営業や法人決済部門で働く。結婚を機に商社の営業事務へ転職。出産後独立し、現在は子どもを2人育てながら金融、キャリア、育児などの記事を執筆。

 

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off
この記事に記載の情報は2021年09月15日時点のものです

銀行員から転職する人の主な転職理由9つ

まず、銀行員が転職を考える理由について紹介します。

 

低金利やAI化など将来が不安

長引く低金利の影響で、企業に対して融資しても銀行は利益を得ることが難しくなっています。特に商品のラインナップが少なく、差別化が難しい地方銀行は生き残りが厳しくなっているといわれています。

 

また、AIの導入により、融資の審査や銀行の窓口業務などの仕事がなくなるといわれており、そのような仕事についている人は将来に不安を抱いていることでしょう。

 

将来自分の仕事が無くなってしまう前に自分から転職をしたいと考える人も増えているようです。

 

 

資格などの勉強が多すぎてプライベートがない

銀行員は資格取得ができていないと実務ができないということがあり、特に新入社員の一年間はプライベートでも勉強漬けになることになります。

 

1年目では証券外務員資格、生命保険募集人(一般)、生命保険募集人(専門)、生命保険募集人(変額)、損害保険募集人(一般)、内部管理責任者の資格取得が必要です。

 

それだけではなく、銀行業務に必要になる、財務・法務・外国為替・外国為替・税務などの科目についても、銀行によってはこれらの科目の銀行業務検定を受けさせられたり、銀行内で理解度を図るテストが行われたりします。

 

年次を重ねてからも、簿記・ファイナンシャルプランナー・宅建・中小企業診断士・証券アナリストなどの資格を昇格や自身のスキルアップのために取得する必要があります。

 

このように銀行員はプライベートの時間を使って勉強すべきことがたくさんあるので、プライベートの時間を大切にしたいという方は転職を考えるのではないでしょうか。

 

飲み会・ゴルフが多い

銀行員は転勤が多く、単身赴任になる人も多いです。休日に家族がいない人はゴルフや飲み会に時間を使う人が多い傾向にあります。上司や先輩に誘われたら断るのも難しく、いやいやでも参加しなくてはいけません。

 

飲み会やゴルフはプライベートの時間を削られるだけではなく、出費もかさばります。たとえば、飲み会の費用だけではなく、終電を逃せばタクシー代やホテル代がかかりますし、ゴルフ代は一回で2万円近くなります。

 

特に若手の間はそこまで給料が多い訳ではなく、「なんのために働いているのか。」とうんざりしてしまうこともあるでしょう。

 

上下関係が厳しい

銀行は上下関係が非常に厳しい社会です。たとえ上司が間違っていたとしても間違っていると言い辛い環境にありますし、基本的には上の言うことに従わなければいけません

 

また、銀行の人事はブラックボックスなので、支店においては支店長クラスの人間しか人事を動かせませんし、基本的には異動は辞令が出る当日しか本人は次の着任地を知ることができません。

 

人事で自分が望んでいない場所や部署に飛ばされないためにも、なるべく上司に気に入られなければいけないという事情があるのです。

 

このように人事を握っていることを良いことに、威圧的な態度を取ったり、無茶振りをしたりする上司も存在します。人間関係に疲れて転職を考える人も多いでしょう。

 

ルールが多すぎて自分らしくいられない

「銀行の常識は世間の非常識」とよく言われますが、銀行内のルールは非常に厳しいです。これはお客さまの大切な資産を預かる身として「決して信頼を失うことをしてはいけない」と言うことからですが、厳しすぎて息苦しいと感じてしまうこともあるでしょう。

 

たとえば、顧客から預かる書類は必ず顧客に書いてもらう必要があり、銀行員が代筆するようなことがあってはいけません。

 

たとえば、顧客が氏名のふりがなを書き忘れていただけどしても、必ず顧客に書いてもらう必要があるのです。もし、時間がないなどの理由から代筆してしまったことが明らかになれば、書類を改竄したという事務事故として扱われ、支店は業績が減点されるなどの罰を受ける場合もあるでしょう。

 

もちろん、故意ではなくても不注意でルールを違反してしまうこともあります。

 

それでも自分の立場が悪くなってしまったり、支店の業績に影響してしまったりという息苦しさに嫌気が差すこともあります。

 

転居を伴う引越しが嫌

銀行員は、顧客との癒着を防ぐために3〜5年単位で転勤がありますが、全国・海外に拠点がある場合は転居を伴う引っ越しも出てきます。

 

しかも、国内の転勤は通常1週間程度の引き継ぎの後に新天地へ移動となり、引っ越しもすぐに行う必要があります。

 

家族がいる場合は、配偶者の仕事や子どもの学校にも影響が出るので、「定住して生活を安定させたい」と考える人は転勤がない会社に転職を考えるのではないでしょうか。

 

単身赴任になる可能性が高い

上記の通り、銀行員は転居を伴うような異動をすることがありますが、家族が引っ越したくないといえば単身赴任になる可能性も出てきます。

 

単身赴任となれば、銀行からの帰宅のための手当などが支給されることもありますが、それより家族と過ごす時間を大切にしたいと考える人もいるでしょう。

 

昇格できないと居づらい雰囲気になる

銀行は、入行年次を大切にしますが、同時に昇格したか・してないかをあからさまに意識します。

 

昇格できないと「仕事ができない人」という目で見られてしまいますし、後から入社した人にも抜かれてしまうと非常に仕事がし辛い環境になります。

 

そのため、何年も昇格が遅れていて、昇格できる見込みがないと思い転職を考え始める人も多いです。

 

健康や精神を害する

銀行は対顧客でも難しくデリケートな交渉をしてストレスが溜まりますが、社内でもルールが厳しかったり仕事量が膨大で間に合わなかったりなどして健康や精神を害する人が多いです。うつ病などの心の病を発症して休職する人も非常に多いですが、そのまま転職を選ぶ人もいます。

 

 

銀行員からの転職は成功しやすい?転職が有利と言われている理由

基本的に銀行員は転職がしやすいといわれています。それは、銀行員はまじめな性格な人が多く、ストレス耐久があるという点で評価されやすいからです。

 

また、お金を取り扱うという点から顧客に対する信用を得るために、基本的なビジネスマナーができているのが前提だと思われています。更に、銀行員はノルマに対して貪欲なイメージもあり、そのような点にも期待ができるからです。

 

また、企業目線での銀行員の一般的な印象は次のとおりです。

 

  • 基礎学力が高い
  • 人柄が真面目で誠実である
  • コミュニケーション能力が高い

 

元銀行員を採用することは、企業側にもメリットが多数あります。それでは、銀行員が転職に有利だと言われる理由について解説していきますね。

 

基礎学力が高い

1つ目の理由は「基礎学力が高い」ことです。

 

銀行に入社できるのは、その大半が四年制大学を卒業した人です。総合職で採用された人であれば、有名大学の出身者も多いでしょう。

 

このような理由で、入社志願者が銀行員だった場合、企業側は「基礎学力が高く、業務に順応するのが早い人材である」という印象を持ちます。頭を使うホワイトカラーの仕事に転職したいのであれば、学歴は高ければ高いほど有利になります。

 

真面目で誠実な人柄

続いての理由は「真面目で誠実な人柄である」ということです。銀行をはじめとする金融機関は、お客様の資産を預かって運用することで利益を得るビジネスモデルです。お客様からの信用を得るために、銀行は真面目で誠実な人材を選んで採用します。

 

つまり銀行員は前提として「世間的に真面目で誠実な人である」という共通認識があるのです。どんなに優秀であっても、不真面目で不誠実な人を好んで採用する会社はありません。

 

真面目で誠実な人柄の銀行員は、企業から「一緒に仕事をしたい」という印象を持ってもらいやすい傾向にあります。

 

コミュニケーション能力が高い

「コミュニケーション能力が高い」ことも、銀行員のイメージが良い要因のひとつです。新卒で入社した銀行員は、ほとんどが営業に配属されます。

営業を経験する中で、以下のようなスキルが自然に身についていきます。

 

  • 顧客の状況や心情を把握するための傾聴力
  • 顧客の課題を探り、解決に導く課題解決能力

 

特に無形商材を扱う銀行員は、コミュニケーションを通じて顧客との信頼関係を作り上げる方法についても熟知しています。

 

こうした質の高いコミュニケーション能力は、どの仕事においても重要視されるもの。転職において、この能力は有利なポイントと言えるでしょう。

 

20代の銀行員は他業種でも転職しやすい

銀行員経験者の中でも1〜3年目程度では金融の知識が身に付いているとは判断されにくいです。そのため、金融業界でキャリアアップの転職を目指したいのであれば、もう少し経験を積んでから考えた方が良いといえます。

 

しかし、IT、Web業界、コンサル、広告代理店、ベンチャー企業など人材不足でバイタリティが必要になる業界では、経験年数関係なく歓迎されることが多いようです。

 

銀行とは全く文化が異なりますが、自分で考えてプロジェクトを動かしていきたいと考える人にとっては、ノルマありきで営業する銀行員よりやりがいを感じることができるでしょう。

 

 

 

年齢が高くなると転職し辛くなることも

銀行員は一般的に他業種に比べると年収水準は高いです。そのため年を重ねてある程度の年収になると、他にやりたいことがあったとしても年収ダウンを恐れて踏み出せなくなることもあります。

 

自分1人ならまだしも、年収が下がることになれば家族から理解が得られにくくなることもあるでしょう。

 

また、銀行員でいることに不安を感じて転職を考えたとしても、他業種に対応できるスキルがないということもあります。

 

たとえば、銀行内は銀行独自で開発したシステムを使うので、銀行員のエクセルスキルは非常に低く、転職する時は苦労するでしょう。 他にも銀行員は融資を実行するのに顧客から依頼があっても支店長や本部の承諾が出なければ実行することができず、スピード感がありません。

 

これも他業種へ転職すると「判断が遅い、モタモタしている」という印象になる危険性があるので注意が必要です。

 

 

 

20代の銀行員が転職で評価される3つのポイント

20代の銀行員が転職するにあたって、有利になる素質にはどんなものがあるでしょうか。それは、20代ならではのフレッシュさや柔軟な発想、エネルギッシュで行動的なことなどが挙げられます。

 

それぞれの要素について、簡単に紹介していきますね。

 

会社に染まっていないフレッシュさ

まずは「会社に染まっていない素直さ」です。一度会社に染まってしまうと、転職後に新しい社風に慣れるまでに時間がかかってしまいます。

 

社会人経験が浅い20代は会社の雰囲気に染まっていないため、新卒と同じように早く会社になじんでいけます。

 

新しい発想がある

続いての素質は「新しい発想があること」です。社会に出てずっと同じ会社に勤めていると、視野が凝り固まってしまいがちです。その点、20代は新しいものにも敏感で、時代を先取りできる柔軟さがあります。

 

10年前は想像もしていなかったテクノロジーが台頭する現代社会において、新しい発想をもった若手の人材は宝のようなものです。

 

エネルギッシュで行動力がある

20代の最大の武器は「エネルギッシュで行動力があること」です。20代をピークに人間の体力は下降していきます。業界や企業の特性から、スピードを求められる仕事は多数存在します。

 

若手ならではのスピード感や行動力を武器にすれば、多くの会社から声がかかることでしょう。

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off

 

20代の銀行員が転職するならおすすめの転職先3つ

ここからは20代の銀行員の持つ素質をもとに、転職先を紹介していきます。20代の銀行員は金融業界だけでなく、第二新卒枠を利用した異業種への転職も可能です。キャリアチェンジをしたい銀行員は、20代のうちに行動をはじめましょう。

 

第二新卒枠

まず紹介するのは、各企業が募集する第二新卒枠での採用です。

第二新卒とは、社会人経験のある20代半ばの人材を指します。企業にとって第二新卒を採用することは、以下のようなメリットがあります。

 

  • まだ会社に染まっていないので、自社の社風にあった教育ができる
  • ビジネスマナーなどの教養があるので、新卒採用よりもコストがかからない
  • 新卒よりも転職活動において明確なビジョンがあり、ミスマッチが起こりづらい

 

こうした理由から、大手企業も積極的に第二新卒を採用しています。

 

さらに、第二新卒枠の多くはポテンシャル採用です。ポテンシャル採用とは、その分野における経験やスキルがなくても、今後の成長性を重視する採用方法です。

 

そのため、第二新卒枠での転職を機に異業種へキャリアチェンジする20代は多くいます。

 

「銀行員の仕事は自分には合っていないけど、安定した今の仕事を捨てるのが怖い」という人は、第二新卒枠で異業種の大手企業に転職を検討してみるのもよいのでしょう。

 

ただし、第二新卒の定義は明確にされているわけではありません。企業側が独自に定めている場合もありますので、採用HPもチェックしましょう。

IT業界

続いてはIT業界です。特に現在はWeb業界の需要が増大しています。Web業界で求められている職種には、以下のようなものがあります。

 

  • Webディレクター
  • Webデザイナー
  • Webマーケター

 

経済産業省が2019年に発表した資料によると、2030年に最大79万人のIT人材が不足する可能性があることが示唆されています。もちろんWeb業界で働く上で専門知識はあるに越したことはありません。

 

しかし現在、第二新卒を中心に実務未経験者を採用する企業も出てきました。またWeb業界は勤務体系が自由な会社が多く、以下の制度も一般的になってきました。

 

  • フレックスタイム制
  • フルリモート制
  • 服装髪形自由

 

アフターコロナの新しい時代に、自由な働き方がしたい人にとっては、最適の業界と言えるでしょう。スキルが身につけば、独立してフリーランスとして仕事もできます。

 

Web業界は今後、さらに需要が見込まれています。今はスキルのない20代の銀行員でも、チャレンジしやすい業界ですよ。

 

 

 

ベンチャー企業

20代の銀行員の転職先として、ベンチャー企業もよく挙げられます。

 

ベンチャー企業の特徴は以下の通りです。

 

  • 裁量権の大きい仕事ができる
  • 年齢に関係なく、実力次第でスピード昇進・昇給ができる

 

日系の銀行は、出世も昇給も、年功序列の文化がまだまだ根強く残っています。こういった環境にもどかしさを感じている人は、ベンチャー企業への転職を検討してみましょう。

 

正直、銀行員に比べるとベンチャー企業の社員は、給与も福利厚生も充実していないと感じるでしょう。しかし変化やスピード感をもって仕事をしたい若者にとっては、刺激的で心地の良い環境ですよ。

 

 

 

30代の銀行員が転職市場で評価される2つのポイント

数回の異動を経て、深い専門知識を持っている30代の銀行員。

 

会社で自分が歩むキャリアにも想像がついて「これでいいのかな」と思っている人もいるはず。30代のあなたが仕事を通して体得した専門知識は、転職のときに大きなアピールポイントになります。

 

この見出しでは、30代の銀行員に備わっている素質について解説していきます。

 

個人の資産設計に関する専門知識

個人向けにリテール営業を経験した銀行員は、以下の商品について専門知識と販売経験があります。

 

  • 住宅などのローン商品
  • 投資商品
  • 保険商品

 

「証券外務員試験」や「保険募集人試験」の資格を持つ人も多いでしょう。リテール営業の経験が豊富な30代の銀行員は、個人の資産設計に関われるような仕事に適性があります。

 

企業経営におけるコンサルティング能力

法人営業の業務内容は、以下のとおりです。

 

  • 貸付業務
  • 融資提案
  • 経営状態や財務内容の把握
  • 事業継承やM&Aのサポート

 

法人営業を担当した銀行員には、顧客の課題解決をサポートするコンサルティング能力が備わっています。より専門知識を吸収して、金融コンサルタントとしてスペシャリストを目指す素質があります。

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off

 

 

30代銀行員から転職するならおすすめの転職先

30代の銀行員が異業種への転職することは、不可能ではありません。

 

しかし年収が下がってしまうリスクが生じます。そのため、今までのキャリアを生かした業界への転職を強くおすすめします。専門職を極めれば年収も上がるので、より賢明な判断と言えるでしょう。

 

生命保険会社、証券会社

資産のある個人へのリテール営業の経験がある銀行員には、生命保険会社や証券会社への転職をおすすめします。特に外資系の生命保険会社や証券会社は、以下のような魅力があります。

 

  • 商品力があり、顧客のメリットが高い
  • 給与制度は歩合制なので、実力次第では年収数千万になることも

 

歩合制になることで固定給が下がる可能性はありますが、実力次第で年収をあげられます。チャレンジングな環境に身を置きたいと考える銀行員にはぴったりの転職先です。

 

 

 

戦略コンサルティングファーム、総合コンサルティングファーム

法人営業の経験者であれば、戦略コンサルティングファームや総合コンサルティングファームへの転職を検討してみましょう。銀行での法人営業は、融資を通じて顧客の事業をサポートすることが仕事です。

 

一方、戦略コンサルや総合コンサルは、企業の経営課題にまで踏み込んだ包括的な提案を行います。こうしたコンサル会社への転職には、経営における専門的な知識や英語力などが求められます。

 

銀行の法人営業のサポート業務に物足りなさを感じていた人にとっては、魅力的に思えるでしょう。また、このような金融コンサル業界には、ハイレベルな人材が集まっています。

 

優秀なビジネスマンと一緒に働くことは、向上心のある人にとって自分の価値を上げるよいチャンスになりますよ。

 

 

 

M&A仲介

法人営業経験者の転職先として、M&A仲介会社もよく挙げられます。M&A仲介では、中堅・中小企業のM&A支援を専門に取り扱います。

 

銀行の法人営業におけるM&Aは、担当企業の利益を最大化するためのアドバイザリー業務でした。一方M&A仲介は、売り手と買い手の間に入り、双方の希望条件をうまくすり合わせて成約させることが仕事です。

 

自社の利益を求める2つの会社がM&Aを成立させるには、各社との交渉能力に長けた仲介力が必要になります。企業の経営陣との折衝経験に強みを持つ銀行員は、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

銀行員から転職する際のおすすめの職種3つ

次に、銀行員から転職するのにおすすめの職種を紹介します。

 

営業職

銀行で営業をしていた人は、どの業界に転職したとしても営業することが苦ではなければ通用します。

 

特に銀行員のノルマは非常に厳しいので、他の業界のノルマを苦痛に感じることはないでしょう。もちろん、転職先の業界の事情や商品内容など一から勉強する必要がありますが、熱意を持って取り組めるのであれば、初めての業界でも問題ないでしょう。

 

経理部・財務部

経理部や財務部に所属すれば、資金調達方法を考えたり、財務諸表を作成したりなど銀行員として身につけた知識を生かすことができます。

 

特に銀行員がチェックする項目を理解しながら銀行融資の依頼をできるような立場になれれば、転職先からしても心強い存在として重宝されるのではないでしょうか。

 

税理士・公認会計士

税理士は納税者が正しい納税申告をするための手助けを行い、公認会計士は上場会社が正しい会計をできているかのチェックをすることが仕事です。

 

税理士や公認会計士は国家資格を取る必要がありますが、銀行員として多くの経営者や企業に出会い、決算書や確定申告を見てきたことが生かすことができます。

 

独学で勉強することもできますが、特に働きながらの資格取得は非常に難易度が高いので、専門学校などに通いながら資格取得を目指すと効率的です。

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off

 

 

銀行員からの転職を成功させる7つのポイント

ここまでは、銀行員の転職先について紹介しました。しかし、まだ転職に踏み切れない人もいるはずです。

 

そこでここからは、転職を考えている銀行員のみなさんが、転職する前にやっておくべきことをご紹介します。

 

転職すべきかどうかをはっきりさせて後悔のない転職をするためにも、少しずつ実践してみましょう。

 

自己分析をする

自己分析をすることで、転職後のミスマッチを減らすことができます。現在、転職を考えているということは、今の仕事に何かしらの不満を抱えているはず。

 

考えられる不満を、一度書き出してみましょう。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 仕事に時間を奪われていて、プライベートの時間がない
  • ノルマに追われて、精神的に苦痛を感じている
  • 人間関係に問題があるので、早く異動したい
  • 仕事内容に興味を持てず、つまらない
  • 給料が少ない
  • もっと早く出世したい など

 

仕事において何を改善したいのかをはっきりさせると、よいことがあります。

 

  • 生きる上で自分が大切にしていることがわかる
  • 多くの求人から自分に合ったものを絞りやすくなる
  • 憂鬱な気持ちの原因がわかることで、ポジティブな気持ちで転職に臨める

 

この機会に自分と向き合って、転職の軸を定めましょう。自己分析の詳しいポイントは以下の記事にて紹介しています。参考にしてみてください。

参考:転職前に行う自己分析の方法|不満や強みを整理して採用率を高めるには

 

社外の人の話を聞く

転職を検討している人は、社外の人とコミュニケーションをとる機会を積極的に持ちましょう。銀行員は新卒入社でそのまま出世を重ねた人が大半を占めているため、社内に転職経験者はほとんどいません。

 

会社を辞めたことのない人に相談をしても、転職についてポジティブな情報を得るのは難しいでしょう。社外のコミュニティで、自分と違うキャリアを歩んでいる人や転職を経験した人から話を聞くことで、自分の選択肢がグッと広がります。

 

とはいえ「会社以外のコミュニティがない!」という人もいますよね。そんな人は、以下のようなことを試してみてください。

 

趣味のコミュニティに参加する

まずは気軽に、同じ趣味をもつ人の集まりに参加してみましょう。社会人サークルやコミュニティは、趣味や地域などで検索すればヒットします。ひとりで行くのは気が引けるなら、友人を連れて参加してみるのも手です。

 

サロンメンバー同士の交流が盛んなオンラインサロンに入る

コロナが怖いので外出するのは避けたい」という人は、オンラインサロンに入ってみるのはどうでしょうか。

 

オンラインサロンとは、月額会員制のクローズドなオンラインコミュニティです。アーティストや芸能人、経営者のみならず、今や一般人であってもサロンを運営しています。

 

ここ数年でオンラインサロンの数は急激に増えているので、自分の興味のあるオンラインサロンがきっと見つかるでしょう。会員同士のやりとりが盛んなオンラインサロンなら、オフラインと同じようにして人間関係を広げることができます。

 

SNSで銀行員から転職した人を探してみる

ツイッターやフェイスブックといったSNSでは、職歴を含めた自分の情報をオープンに公開しているユーザーは珍しくありません。

 

銀行員から転職しているユーザーを見つけて、投稿などから生の声を聞いてみましょう。SNSで知らない人同士がコミュニケーションをとるのは一般的になりつつあります。

 

仲良くなりたいと思える相手であれば、フォローや友達リクエストをして、実際に話を聞いてみるのも良いかもしれません。新しいコミュニティに足を踏み入れれば、人間関係の輪が広がります。そこで出会えた人に、キャリアについて話を聞いてみてください。

 

自分の価値観がガラッと変わってしまうような新しい考え方に出会えるかもしれません。いろんな人の話を参考に、自分のキャリアについて改めて考えてみましょう。

 

自己PRになる実績を作る

最後は、転職時に自分をPRするための実績を作っておくことです。もう少しくだけて言うと、面接官に自分をアピールするときに、十分に話せるネタを用意しておきましょう、ということです。

 

○○万円の売上目標を達成し、支店トップとなった」といった華々しい実績があれば素晴らしいです。

しかし定量的な結果のみでなく、数値で表せない戦略や努力も同じくらい重要です。

 

  • 目標に対して課題は何なのか
  • なぜその課題に設定したのか
  • その課題を克服するために何をしたか
  • その結果そうなったのか

 

といった定性的な部分にも着目して、自分の仕事の棚卸しをしてみましょう。

自己PRに深みが出て、面接官の印象も良くなりますよ。

 

特に20代の銀行員は業務経験が浅いため、自己PRには不安もあるはずです。しかし同年代の転職志願者も、同じような悩みを抱えています。

 

PDCAを回して業務に取り組んだことを自信を持ってアピールできれば、他の転職者と比べてもよい自己PRになるでしょう。

 

わかりやすい職務経歴書を作成する

転職を考え始めたら、まず自分のスキルを棚卸しすることが大切です。そのために、転職活動で必要になる職務経歴書を作るところから初めましょう。

 

この職務経歴書を作ることにより、自分のスキルを客観的に確認することができます。 職務経歴書には、所有する資格を書いたり、所属した部署で経験したことなどを書いたりします。

 

書けることが多ければ自分の自信にも繋がり、積極的に自分をアピールしていけるでしょう。

 

また、自分のスキルを見て「このスキルでは転職しても条件の良い企業には転職できないだろう」と考えるのであれば、転職を止まり自分の市場価値を上げて時期を改めてから転職するという選択もできます。

 

自分がやりたいことを明確に考える

転職活動では、失敗しないために転職活動の軸をつくることが大切です。人に流され、曖昧な考えで転職活動をしてもまた次の会社が嫌になってしまう可能性があります。そのため、「なぜ銀行を転職したいのか、なにがしたいのか」という点を明確にしましょう。

 

転職先の中の話を既に働いている人から必ず聞く

転職先の仕事内容や給料などの条件が良かったとしても、実際に社内の風通しが悪く人間関係が悪いなどということがあれば、入社後に悩む可能性もあるでしょう。

 

そんなミスマッチを防ぐためには、転職先で働いている人に実際の雰囲気などを教えてもらうと一番信憑性が高いです。友人の中からツテを探したり、先輩にいないかを大学のキャリア室に確認したり、SNSで探したりなど方法は色々あります。

 

自分とカラーが合わなければ仕事内容や給料が良くても居辛くなってしまうので、必ず中の人にどんな雰囲気なのかを聞いてみましょう。

 

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用することで効率的に転職活動を進めることができます。転職エージェントを利用しなければ、自分で一社一社ホームページを訪問して中途採用をしているかの確認をしなくてはいけません。

 

また、転職エージェント限定で採用を公開している企業もあるので、転職エージェントを利用した方がたくさんの求人を知ることができますし、スムーズです。

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off

 

 

銀行員が転職するときに持っておくとよい資格

銀行員は、会社からたくさんの種類の資格を取ることを勧められます。

 

現在興味のある業界が定まっていない人にとっても、専門知識をもって転職に生かしたい人にとっても、資格は持っていて損をすることはありません。今回紹介する資格は、金融業界に転職するときに有利となるものがほとんどです。

 

「今すぐに転職するつもりはない」「何か具体的な目標がほしい」という方は、資格取得にチャレンジしてみましょう。

 

FP(ファイナンシャルプランナー)2級

FPはファイナンシャルプランナーの省略形で、銀行員なら取得を勧められる資格のひとつです。

 

すでに取得している人もいるのではないでしょうか。

 

FPは、ライフプランに合わせたお金の運用方法についての資格です。3級の内容は個人のファイナンシャル・プランニングのみですが、法人のファイナンシャル・プランニングに関する知識も得られる2級までとっておくとよいでしょう。

 

FPは銀行や証券会社、保険会社のような金融機関ではもちろん、不動産会社や住宅メーカーのような顧客の人生設計に大きく携わるような仕事で役立ちます。

 

 

 

簿記2級

簿記検定も、銀行員にとってはおなじみの資格ですね。簿記検定2級を取得すると、原価計算を含む工業簿記に関する知識を得られます。慣れてくれば、取引先の経営状況や財務内容を把握できます。

 

金融業界はもちろんのこと、事業会社の経理部門でも生かせる資格です。

 

宅地建物取引士

不動産に関わることもある銀行員には、宅建の取得も勧められます。FPや簿記に比べて合格率が低いこともあり、宅建の資格があれば手当をもらえることもあります。

 

宅建の資格は銀行員を続ける上でもメリットになりますが、不動産業界への転職にも有利になります。

 

MBA

MBAは日本では経営学修士とも呼ばれ、大学院で経営学を修了した人に与えられる学位です。企業の経営について実務的な学びを得られます。

 

働きながらビジネススクールに通わなければならないので、取得するまでに時間もかかる上に相当な努力が必要となります。

 

企業コンサルティングを担当するにあたってMBAは非常に優遇されるので、興味のある人は学位取得を考えてみるのもよいでしょう。

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off

 

銀行員が年収を下げずに転職するのに転職エージェントがおすすめな4つの理由

銀行員の収入は一般的に安定しており、それを魅力に感じて入社を決めた人も少なくないでしょう。

 

銀行員が年収を下げずに賢く転職するためには、転職エージェントの利用を強くおすすめします。転職エージェントは無料で利用できる求人紹介サービスです。

 

求人サイトのように単に求人を載せているだけではなく、転職者にメリットのあるサポートをしてもらえます。ここからは、転職エージェントを利用するメリットについて紹介していきます。

 

転職に必要なサポートが無料で受けられる

転職活動は、大まかに言うと以下のような流れで進みます。

 

  1. 自分に合う求人を探す
  2. 履歴書や職務経歴書を作成する
  3. 面談の日程を組む
  4. 面接の準備や練習をする
  5. 内定

 

仕事をしながら、このスケジュールをひとりでこなすのは思ったより大変です。転職エージェントを通すと、求人探しや面談日程の調整など、転職活動に関わるサポートを無料で受けられます。

 

また、多くの転職希望者を担当しているキャリアコンサルタントの方とお話しすることで、就活における不安や疑問点を解消できます。

 

給料等の条件面は転職エージェント担当者が交渉してくれる

転職エージェントの担当者が代行してくれるのは、求人探しや面談設定だけではありません。給料等の処遇条件についても、自分に代わって企業と交渉をしてもらえます。

 

もちろん、年収を上げる条件で求人を探してもらうことも可能です。なかなか切り出しにくいお金の話。こうした話は転職エージェントの担当者に任せて、面接の準備などに時間を使いましょう。

 

非公開の求人が多数ある

転職エージェントは、求人サイトには載っていない非公開の求人情報を多数抱えています。より多くの選択肢の中から自分に合った企業を探せるので、転職後のミスマッチを減らせますよ。

 

企業の裏情報を入手できる

転職エージェントは、求人を募集している企業と太いパイプを持っています。企業のコーポレートサイトや求人サイトには載っていない、貴重な情報を入手できます。

 

実際に入社を決める前に、会社の社風や雰囲気について、尋ねておくことをおすすめします。

 

 

金融・銀行系の転職に強いおすすめ転職エージェント4選

マイナビ金融エージェント|大手からベンチャーまで幅広い

 

マイナビ金融エージェントは、人材大手マイナビが金融業界に特化したサービスです。

 

メガバンク・証券会社・保険会社・監査法人など、金融業界であればどの領域にも太いパイプを持っているため、同職種でベースアップを狙う方も同業界内でジョブチェンジを検討している方にもおすすめです。

 

利用者満足度No.1のマイナビエージェントのテイストに則っているため、面接や履歴書の対策、転職後は手厚いアフターフォローといったように、最初から最後まで転職者に寄り添ったサービスを受けたい方にはぴったりのエージェントです。

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/finance/

 

type転職エージェント|転職実績と年収交渉に強み

 

type転職エージェントは、1都3県の転職実績に定評のあるエージェントです。

 

年収交渉に強みを置いており、転職者のために粘り強く交渉を続けてくれると評判です。 今の会社は早く辞めたい、でも自分の年収は落としたくないという転職のありがちな悩みに対して、 最後まで向き合ってくれるtype転職エージェントを味方に、転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。

公式サイト:https://type.career-agent.jp/

 

パソナキャリア|手厚い転職カウンセリング

 

パソナキャリアは、キャリアアドバイザーからの手厚いカウンセリングを強みにしています。

 

転職先を短時間ですぐに決めてしまうのは、良い判断ではありません。 アドバイザーによる1時間超の面談から、あなたが本当に求める職場条件の見直しや、 書類の書き方・面接のアドバイスなどを受けた上で、後悔のない転職活動を進めたい方は登録をオススメします。

公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

 

コトラ|金融系・コンサル専門エージェント

 

コトラは、金融やコンサル系などの転職支援を行っています。担当するコンサルタントは業界出身者で、公式ページから名前や経歴を確認できます。

 

コトラは転職前のサポートだけではなく、転職後もカウンセリングの機会があります。定着して仕事を続けられるようなサポートも充実している、ハイクラスな人材を扱う転職エージェントです。

公式サイト:https://www.kotora.jp/

 

リクルートエージェント|給与交渉に強み!キャリアアドバイザーの質も高水準

キャリアアドバイザーの質も非常に評判がよく、 自分でも気付かなかったセールスポイントを見出してくれたり、受かる面接のテクニックを学ぶことができます。

 

的確なアドバイスをもとに、良質な求人へ転職したい方にぜひ登録をお勧めしたいエージェントです!

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off

 

他業種へ転職したい銀行員が利用するべき転職エージェント

金融系とは異なる他業種への転職を希望する銀行員の方には、総合型の転職エージェントをおすすめします。

 

総合型転職エージェントでは、先ほど紹介した業界特化型の転職エージェントと異なり、幅広い業界・職種の求人の紹介が可能です。

 

金融業界にこだわらず自分に合う業界・業種を見つけたい人は、参考にしてみてください。

 

doda

dodaエージェントサービスは日本最大級の転職エージェントです。非公開を含む10万件の求人からあなたにぴったりの会社を紹介してもらえます。迷ったらまず、dodaに登録してみましょう。

 

マイナビエージェント

マイナビエージェントは20代と第二新卒向けの転職エージェントです。担当者は20代の転職活動を数多くサポートするキャリアアドバイザー。自分のキャリアに迷っている20代の方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

CAREER CARVER(キャリアカーバー)

 

キャリアカーバーは、リクルートが運営するハイクラス人材向けの転職支援サービスです。 その最大の特徴はヘッドハンティング型のサービスであること。

 

レジュメ登録後、1000名以上のヘッドハンターが、あなたの市場価値に適した求人を提案してくれます。もちろん、ヘッドハンティングを待つだけでなく、気になる求人に自身で応募することも可能です。

 

 一般的な転職エージェントでは、担当のアドバイザーを選ぶことができません。 そのため、担当アドバイザーの能力が低いと、こちらの要望をくみ取った提案がされず、時間の無駄となってしまうことがほとんどです。

 

自身で担当を選べるキャリアカーバーであれば、納得いく形で転職活動が進められるでしょう。

 

 

転職エージェントを利用する際の流れは?

転職エージェントに転職活動をしたい旨を連絡すると、担当者をつけてくれます。まず担当者と面談をすることになりますが、自分の就きたい職種や希望年収、譲れない条件などを相談するとそれに近い求人を紹介してくれるのです。

 

良いと思う求人があれば、履歴書や職務経歴書を提出し、書類が通れば企業と面接が組まれます。この間のスケジュール調整はエージェントがしてくれるので非常に便利です。面接に受かったらエージェントを通して入社するかどうかの回答をするといった流れになります。

 

時期などにより希望するものに近い求人がない場合もあるので、時間に余裕を持って転職活動はするべきです。

 

また、良い求人がないからと言って焦る必要もなく、自分の軸をきちんと守って転職活動を進めることで失敗を防ぐことができます。

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off

 

 

自分の強みを生かして転職につなげよう!

銀行員の将来に不安を感じたり、業務内容や雰囲気が合わなかったりなど、さまざまな理由から転職を考える人が増えています。

 

一般的な銀行員のイメージは、まじめでノルマにストイック、ビジネスマナーが研修などで叩き込まれているというイメージがあるので比較的転職はしやすいです。

 

ただし、「銀行の常識は世間の非常識」とも言われており、銀行内で評価されていたことが銀行の外に出れば評価されず、転職時に年収ダウンの可能性もでてくる可能性もあります。特に収入アップする30代以降の転職では、年収ダウンに加えて転職先で「できない人」のレッテルを貼られないように注意が必要です。

 

転職をしようと決めたら、職務経歴書を作りスキルの棚卸しをしたり、転職活動の軸を決めたりしましょう。

まずは「これから何をするか」を具体的にして、さっそく行動を始めましょう。

 

  1. 興味のある業界について調べる
  2. 自己分析をして転職の軸をはっきりさせる
  3. 資格取得のために勉強を始める
  4. 自分のキャリアを棚卸しする

 

まずは、転職エージェントに登録して求人を見てみるのも良いですね。スマホから簡単に登録ができるので、自分の興味に応じた転職エージェントを選んでみてはいかがですか。

 

よりよい仕事に出会えるように、最初の一歩を踏み出しましょう。

 

 

 

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

同じカテゴリの転職コラム
  • 新着コラム
  • 人気コラム
  • おすすめコラム