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公開日:2018.9.24 

【2018夏】殺人的猛暑による恩恵を受けた業界・大打撃を受けた業界

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2018年、この夏の暑さは「殺人的」と言われるほどのものでした。

7月23日には埼玉県熊谷市で日本歴代最高となる41.1℃の暑さを記録。また、東京都でも青梅市が都内観測史上初の40℃超えを記録しました。

(ちなみに約40年前、1976年7月の記録では最高気温はすべて34度以下となっています。)

夏は暑さをしのぐために財布の紐がゆるみやすくなるといわれ、気温1度上昇するだけで経済効果に大きく影響するそうです。

ということで、今回はこの夏の猛暑で良くも悪くも影響を受けた業種について調べてみました。
 

恩恵を受けた業界

家電業界

まずは何と言っても今年はエアコンが売れました。

室内にいても熱中症になる危険性があると聞いて、今までエアコンがなかった部屋に設置するために購入したり、猛暑でエアコンをフル稼働したせいで故障したために新たに購入したり…。

電気代の高騰を懸念して買い替えをした人も…。

様々な理由が重なって飛ぶように売れましたね。
 

飲料・飲食業界

熱中症対策として、多くの人がこまめに水分補給をしていたと思います。

今までは、コンビニや自動販売機で飲み物を買うことが少なかった人も、この暑さでは購入する機会がぐっと増えたのではないでしょうか。

水分と涼しさをもとめてカフェを利用する人も増えたといいます。
 

デリバリー業界

意外なところで影響を受けたのが、宅配ピザや出前などのデリバリー業界でした。

暑いから外出したくない、という理由でデリバリーを頼む人が急激に増えたのです。

宅配ピザ大手のドミノ・ピザでは、売上が前年同月を約30%上回ったといいます。
 

大打撃を受けた業種

製薬業界

「そういえば、今年は蚊にさされていない」と思いませんか?

実は、蚊は35度を超えると吸血意欲がなくなってしまいます。そのため、今年は蚊取り線香や虫よけスプレーなどの販売が落ち込んでしまいました。
 

農業・養鶏業界

連日の猛暑と水不足で、野菜は深刻な発育不良が起きていました。

夏野菜のきゅうりは平年の5割近く高くなり、家計に大きな影響を及ぼしました。

同じく卵も、鶏が暑くてエサを食べなくなり卵が小さいまま産んでしまったケースも多いといいます。
 

レジャー業界

夏休み中は特に海やプールなどレジャー施設が盛り上がりを見せますが、今年は「暑すぎるのに外で長時間並びたくない」などという理由から、レジャー施設を避けていた人も多かったのではないでしょうか?

夜も暑い日が続いたために、ビールは飲みたいけど暑いのは…といった理由から、ビアガーデンの客足も落ち込みました。
 

さいごに

この猛暑でやむなく出費した人が、その反動で秋以降は節約モードに突入する可能性があるといわれています。

さらに夏場の日照時間が花粉の飛散量にも影響を及ぼすそうです。来春は暑さではなく花粉で経済効果がどのようになるのか気になるところですね。

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