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日本人は働きすぎ?世界の勤務時間・残業時間を比べてみた

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日本人は働きすぎ?世界の勤務時間・残業時間を比べてみた

日本には「残業する人は偉い」という風潮があります。

そのせいか「日本人は働きすぎ」というイメージを海外から持たれているそうです。

今まさに『働き方改革』で残業や労働時間は課題とされているなか、世界の労働時間と日本の労働時間はどれくらい差があるのか調べてみました。
 

日本は労働時間ワースト22位

OECD(経済協力開発機構)に加盟している38主要国の労働時間のランキングがこちら。

日本は22位で1,713時間。

ちなみに、アメリカは16位で1,783時間、オランダは35位で1,430時間でした。

2016年世界の労働時間 国別ランキング

順位

1 たりの年間 労働 時間

1位

メキシコ

2,255

2

コスタリカ

2,212

3

韓国

2,069

4

ギリシャ

2,035

5

ロシア

1,974

6

チリ

1,974

7

ポーランド

1,928

8

ラトビア

1,910

9

イスラエル

1,889

10

リトアニア

1,885

日本は1日あたり6.8時間?!

年間250日が勤務日数として、日本の年間労働時間1,713時間を1日あたりの労働時間に換算すると、1日あたり6.8時間になります。

日本の企業の多くは1日8時間の勤務としています。「あれっ?」と思った人もいるかもしれませんが、これはパートタイム労働者も含んでいるので、正社員だけで計算をすると日本はもっと上位に入ると思います。

悲しいメキシコの実情

OECD所属加盟国のなかで給料が最も低い水準にあるメキシコは、少しでも長く働いてお金を稼ぐ必要があります。

メキシコは比較的簡単に労働者をクビにすることができるため、残業を断りにくいという背景があるようです。

メキシコ人が得られる賃金はアメリカ人の5分の1未満ともいわれています。
 

海外は法律で働きすぎを防止している

法的な週の労働時間で比較してみます。

アメリカは週40時間で残業は1.5割増の賃金を支給します。

アメリカのすごいところは、サービス残業をさせると約100万円の罰金や禁固刑になってしまうこと。

また、フランスは週35時間で、1日の労働時間は10時間までと法律で決められています。

日本はというと、週40時間で、残業をすると1.25割増の賃金を支給するくらいです。
 

まとめ

外国人は日本に来たとき、仕事で疲れて電車で居眠りをしているサラリーマンを見て「信じられない」と驚くんだとか。

日本では、残業をする人は「一生懸命仕事をする人」、ヨーロッパでは、「要領が悪い人」 というイメージが強いようです。

休暇についても、日本は有給取得率がワースト1位です。

反対にヨーロッパでは、夏と冬に2週間ほど休暇をとるのが一般的。

これからは、海外のように日本もワークライフバランスを重視した働き方にシフトしていくことに期待したいものですね。

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編集部

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