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【新卒向け】自己PRの書き方と自信がない時の対処法を詳しく解説

就職活動の流れ
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就活に対して恐怖心を抱いている人も少なくないようです。エントリーシートの自己PRのところで、手が止まってしまい、面接で聞かれたらしどろもどろ。

 

それは、自己PRの書き方やコツを知らないせいです。

 

この記事では、自己PRの書き方や自信がない時の対処法などをまとめてみました。新卒就活で大事な強みのアピール方法を知ることにより、内定獲得へ大きく近づけます。就活を納得して終えたい人は、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

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新卒が自己PRに自信を持って書くべき経験5つ

「自己PRに何を書いたら良いの?」と悩んでいる就活生は少なくありません。「大して何もしてこなかったからな…」と後悔することもあるでしょう。

 

しかし、新卒就活の場合、何か大きなことを成し遂げていなくても、論理立てて伝えると、きちんとアピールになるのです。新卒が自己PRに自信を持って書くべき5つの経験をご紹介しましょう。

 

1:ゼミ活動での成果・実績

とりわけ理系学生であれば、ゼミに力を入れてきた就活生も多いのではないでしょうか。研究成果はもちろんのこと、その過程に大きな意味があります。

 

会社に属するようになったら、繰り返しおこなう反復業務も少なくありません。0から1を生み出すような仕事をしている人はまれで、才能より努力が勝ることもあるでしょう。こつこつゼミで残した成果や実績を披露してみませんか。

 

2:部活やサークルでの活躍

学業よりも部活やサークルに力を入れていた就活生なら、それをアピールできます。最近では多くの会社で、「チームワーク」や「コミュニケーション」が重要視されています。

 

個人競技であっても、部活やサークルの仲間と協力し合ってきたことがあるはずです。リーダーやサブリーダーなどを務めてきたのなら、なおさら。小さな成功体験であっても、自信につながります。

 

3:アルバイト経験

「お金を稼ぐ」という観点でいうと、アルバイト経験は魅力的にうつります。なかには、ほとんど正社員かのように、業務にあたっていた就活生もいるでしょう。

 

例えば、インターネット回線の契約を月に3件契約したのなら、その目的を達成するためにした工夫やコツなどを自分なりに整理してみると良いでしょう。

 

面接官は、成功したプロセスを重点的に聞いてくるはずです。その成功経験は再現性があるのか、自社でも活躍できる見込みがあるのかチェックされています。

 

4:インターン経験

就活を早めに意識していた人なら、インターンに参加しているのではないでしょうか。インターンは短期・長期・無償・有償などに分けられます。

 

とりわけ、長期で有償にてインターンをおこなっていた就活生が評価されやすいと聞いています。なぜなら、有償だとお金が発生する分、期待が大きくなるからです。「お金を渡しているのだから、仕事なんだよ。その給料以上の成果は出してね。」と厳しいスタンスのインターン先も少なくありません。

 

そのインターン先で社会の洗礼を浴びてきた就活生は、良くも悪くも自身の長所・短所をしっかり認知していることが多いようです。長期であればあるほど、経験が増えるので、見えてくるものがあります。インターン経験は、大きな武器になるでしょう。

 

5:ボランティア活動

最近だと、イベント運営やごみ拾いといったボランティア活動が増えてきているようです。そういったことに力を入れてきた人は、就活でアピールできるでしょう。

 

面接では、「なぜアルバイトとしてではなく、ボランティアとして携わろうと思ったのか?」「ボランティアで得たことは何ですか?」などといった質問がされる可能性があるので、準備しておきましょう。

 

 

新卒が面接時に自己PRを話す際、意識すべきポイント5つ

新卒が面接時に自己PRを話す際、意識すべきことがあります。これらは、自己PRのテーマが何であっても共通して言えることなので、ぜひマスターしてください。

 

1:結論から述べる

分かりやすく伝えるためには「起承転結」ではなく、「結起承転結」が大事だと言われています。つまり、結論から先に述べるというわけです。

 

冒頭で「私のアピールポイントは○○です」と話すと、すんなり理解できるでしょう。これは仕事でも通じることです。上司から「A社との会議は調整できたか?」と聞かれたとします。

 

この時、まず答えるべきことは「できたか」「できていないか」です。例えば、「A社の部長が体調を崩しているみたいで…。でも、急がないといけないので、無理にでも調整していただけると…」なんてつらつら話したら、仕事のできない人と認定されてしまうかもしれません。

 

最初に一番伝えたい結論(相手が求めている答え)を述べて、その後に理由づけやエピソードでつなげていくとシンプルながら説得力のある回答ができます。

 

2:成果を出せたプロセスに重きを置く

成果を出せた「プロセス」に重きを置くことをおすすめします。何かを成し遂げたこと自体に自信を持っても良いのですが、「なぜ成功できたのか」というプロセスも整理しておきましょう。

 

努力したことや意識したことを、抽象的ではなく数字を用いて具体的に内容を説明できると伝わりやすいです。例えば、「大学内にある4つのバスケットボール部・サークルで優勝するために、毎日100本3ポイントシュートの練習をしました。

 

なぜなら、チームの平均身長の低さがネックとなり、ゴール下での得点が難しかったからです」というイメージです。学生時代の成功体験を会社で再現できるのか、成功するためのプロセスを考えられる人材なのか、チェックされています。

 

3:客観的視点を取り入れる

なるべく客観的な視点を取り入れると説得力が増すことが多いです。「私は努力家です」と言うより、「中学時代からの友人から努力家だねと言われることが多いです」と言うほうが、与える印象が良いようです。

 

新卒就活では、自己分析が大事だといわれますが、それと同様に重視すべきなのが、他己分析です。両親や兄弟、友人、などあなたの周りにいる、よく知っている人物にあなたのイメージを聞いてみてください。

 

時には、厳しい指摘があるかもしれないので、聞くのは勇気が要るかもしれませんが、ずいぶん役立ちます。自分には見えていない自分を理解しましょう。その結果を自己PRでアピールするのです。

 

4:理由づけやエピソードを忘れない

主張ばかりをするのではなく、具体的な理由づけやエピソードを忘れないようにしましょう。面接官を納得させることができる根拠を述べるようにします。質疑応答で深堀されることも多いので、しっかり理由やエピソードを思い出しておきましょう。

 

最も信頼のおける根拠は、表彰されたといった客観的な成果です。

 

5:貴社の仕事で活かせることを伝える

何度かこの記事で出てきている「再現性」という言葉を意識してもらいたいです。自分の強みの紹介だけで終わってしまう就活生が多いのですが、それだけでは高評価を得られません。

 

「自分の強みは貴社でこのようにして活かせます」というアピールが大切です。面接官は、「自社で活躍できる人材か?」という視点で面接をしているので、「具体的にこういう強みがあるから活躍できます」と提示するとイメージが湧きやすいのです。

 

実際、内定を言い渡すとき「〇〇さんが弊社で働くイメージができました」と告げる人事担当者も少なくありません。面接を受ける会社の業務内容を理解していないと、どう活躍できるかアピールしにくいので、会社分析も大切になってくるわけですね。

 

意外とやりがちな自己PRの落とし穴3つ(NG的なもの)

続いて、意外とやりがちな自己PRの落とし穴をご紹介しましょう。本人は一生懸命やっているつもりでも、努力の方向性がずれていることがあります。何人もの就活生を見ている面接官はすぐに見抜いてしまうので、気を付けましょう。

 

1:ネットにある他人の自己PRを転用する

ネットや就活本にある他人の自己PRを転用する人が少なくないようですね。しかし、その主張をする根拠やエピソードが身に付いていないので、薄い内容になってしまいます。

 

ネットや就活本にある例文はあくまでも参考程度にして、自分なりの自己PRを作成する必要性があります。「でも、自分では自己PRを作成できない…」という人に、とっておきの情報を最後にお伝えするので、このままこの記事を読み進めてください。

 

2:結論ファーストではなく何を伝えたいか分からない

結論を先に言うことの大切さに触れましたが、あまりそれを理解できていない就活生が後を絶ちません。とりわけ、エントリーシートに書けるスペースは限られているので、結論を優先させましょう。

 

あれもこれも入れたい気持ちは分かりますが、面接にて深堀してくれるはずなので、「面接に来てもらいたい!話を聞きたい!」と思ってもらえる材料を提示するだけで問題ないのです。

 

3:主張と態度がずれている

面接という緊張する場で、本来の自分を発揮できない就活生が少なくありません。

 

例えば、「私の強みは物怖じしないところです」と言いながら、思いっきり緊張していたり、「私の強みは細かなところにも気遣いできるところです」と言いながら、エントリーシートがぐちゃぐちゃに折れていたりする人が見受けられます。

 

主張と態度がずれていると、一貫性がないので、本来の魅力が伝わらないでしょう。

 

 

もし自分には自信を持つほどの自己PRがない時の対処法3つ

自己PRを上手く書き進められないときに、やって欲しい3つのことをご紹介します。魅力がない人なんていないと思います。難しいのは、自分の強みに気付いて、それを自分の言葉で伝えることです。

 

1:短期インターンに参加する

自分のことを分析できていないなら、1dayでも良いので会社が企画している短期インターンに参加してみてはいかがでしょうか。もちろん、会社によってプログラム内容は違うのですが、多くの会社では自己分析研修やグループワークをおこなっています。

 

何か行動することで見えてくることがあります。「俺は初対面のチームでムードメーカーのような役割になっているな」や「私はチームの議論があつくなった時でも落ち着いているな」などといった、気付きが得られるのではないでしょうか。

 

そのプログラムを無料で提供してくれる短期インターンは有益です。

 

2:他己分析してもらう

自己理解を進めるために、有効なのが、自己分析と他己分析です。良い自己PRがないと悩んでいるのなら、自己分析がうまく進められていないといえるでしょう。自分一人では難しいなら、周囲の人のアドバイスを求めるのが吉です。

 

両親やゼミの先生、友人、アルバイト先の店長、部活の同期など、多くいるでしょう。それぞれ違った顔を見せていても不思議な話ではありません。いろいろ挙がった意見のなかで、自分が無理していない時のふるまいを考えてみましょう。それが、あなた本来が輝ける姿ではないでしょうか。

 

3:プロに添削をお願いするのも有効

「でも、自分では自己PRを作成できない…」という人に、とっておきの情報を、と言っていたのが、こちらになります。自己PRの作成に困ったら、「就活エージェント」を活用しましょう。

 

就活エージェントとは、転職エージェントとは違い、新卒向けの就職支援サービスです。近年、その会社は増え続け、最近の新卒就活生は当たり前のように使っています。

 

  • サービスはすべて無料
  • コンサルタントが面談~内定、入社までをサポート
  • 履歴書やエントリーシートの添削をしてくれる

 

といったメリットがあります。無料なので気兼ねなく登録して良いと思います。もし、コンサルタントと相性が合わなければ、チェンジもできるはずです。どうしてもメリットを感じられなかったら、フェードアウトすれば良いだけの話ですね。

 

 

まとめ

新卒就活において、自己PRはよく聞かれる質問です。面接を何度か受けていると、慣れてすらすら話せるようになるかと思いますが、その時は今一度「会社とマッチングしているか」ということを意識してみてください。

 

その会社の求める人物像と合っているか、ということを意識するのです。あまりにも他人の言葉を借りすぎてしまうと、支離滅裂になってしまいますが、会社のキャッチコピーくらいは頭に入れておいて損はないでしょう。

 

「私には強みなんてない…」なんて言わずに、しっかり自分と向き合ってみてください。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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