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合同説明会の効率的な回り方|価値ある時間にする為に知っておくべきこと

就職活動の流れ
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合同説明会には肯定派と否定派がいるようです。

 

合説はただ疲れるだけという人もいれば、社員との距離を縮められたという人もいます。満足いく結果にするためには、“効率的な回り方”をする必要があるでしょう。

 

この記事では、そもそも合同説明会に行く必要があるのかというところから、行くならこう行動しようといったポイントまで詳しくお伝えします。

 

後悔しないためには、知らない業界や企業をのぞき見すると良いかもしれません。

 

 

ライター:大塚ちえ


都内で働く金融系アラサーOL。スポーツと音楽が趣味。
20代のうちに数回の転職を経て現職へ。
その経験を生かし、転職活動やキャリアに関するアドバイスを記事にしている。

 

 

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そもそも合同説明会って行く意味あるの?

合同説明会って意味がないんじゃないの?」と思っている人もいるかもしれません。

 

たしかに、大規模の合同説明会だと、みんなスーツを着て騒々しい雰囲気に飲まれ、疲れただけ…ということにもなりかねません。

 

しかし、「合同説明会に行く意味があった!」という先輩もいます。合同説明会の肯定派と否定派、両方の意見を聞いて、合同説明会はどのようなものなのか理解しましょう。

 

肯定派の意見

とりわけ、志望業界が決まっていない人にとって合同説明会は価値ある時間になるようです。1日に多くの企業から説明を受けることができるので、興味のあるなしを気づけるという意見が多いです。

 

 

単純に話を聞いていてわくわくするか、共感するか、という点に気をつけると良いでしょう。また、今まで知らなかった企業を知れるので、新たな発見があることも多いです。

 

就活の方向性をこれから掴んでいこうとするときに合同説明会は有効だと言います。新たな職種も知れるので、良い情報収集の時間になったという声があります。

 

否定派の意見

否定派の人は、「ただ疲れただけで、パンフレットに書かれた内容程度の情報しか得られなかった…」という意見が多いです。

 

 

たしかに合同説明会は1回の紹介時間が20~30分ほどなので、企業説明会ほどの充実感はないでしょう。また、会場に行ってからどこの企業を見て回るか決めると、落ち着いて考えられず、混乱するだけなのでおすすめできません。

 

「1日頑張ってずっと見回ろう」と意気込む人もけっこういますが、人混みと不慣れなスーツだけでも心身が疲れると思うので、適宜休憩時間を設けるようにしましょう。

 

  • 有名企業は人が多すぎて疲れる
  • どの企業を見たら良いか分からない
  • 得られる情報が薄い

 

こういった否定派の意見がありました。

 

 

合同説明会の効率的な回り方|意外と知らない5つのポイント

たしかに疲れるのですが、「疲れたけど、行って良かった」と思えるかどうかの違いは上手く回れるかにかかってきます。5つのポイントを掴んでから合同説明会に行ってみませんか。

 

選考を受ける予定の企業ブースは基本行かなくてよい

少し意外かもしれませんが、選考を受ける予定の企業ブースには基本的に行かなくて良いでしょう。なぜなら、合同説明会で聞ける内容は企業説明会やOB・OG訪問などで得られる情報だからです。

 

他にも、企業の採用サイトを見ると知れることも多いので、わざわざ合同説明会で見て回る必要はないと言えます。

 

知らない業界や受ける予定のない企業のブースを回ろう

見るべきところは、知らない業界や企業、受ける予定のない企業などです。「ここは絶対に嫌だ」というマイナスイメージを持っているなら、避けても良いですが、「どういうところかよく分かっていない」「聞いたことのない会社だな」ということであれば、一度話を聞いてみる価値があります。

 

企業説明会なら半日かかりますが、合同説明会ならわずか20~30分ほどで要点を掴めます。いろいろ比較して、自分の中で興味が引かれるところを絞っていくと、最終的に志望業界を定められるのではないでしょうか。

 

空いているブースは狙い目

少し勇気がいるかもしれませんが、空いているブースを選んで入ってみるのはおすすめできます。合同説明会の醍醐味は社員と近い距離で話せるところです。少人数のブースだと、社員も親しく話してくれるかもしれません。

 

この機会に、「どういった視点で面接しているか?」といった重要なポイントを聞いてみても良いでしょう。他の企業でも同じ視点で採用しているかもしれないので、就活を円滑に進めるための良い学習になります。

 

また、社員と直接話す機会に慣れておくことで、面接やOB・OG訪問のときに焦らずに済むかもしれません。普段とは少し違った改まった言葉を使いこなしてみましょう。

 

社員の名刺は積極的にもらっておこう

合同説明会の社員の名刺は積極的にもらっておきましょう。もし、選考を受けることになったら、「合同説明会でお話を伺わせていただいた○○様の~~といった言葉に心を動かされました」といったことを話やすいです。

 

もし、名刺をもらいにくい雰囲気だったら、名前をメモするだけでもしておきましょう。

 

また、人によっては、所属部署や役職を伝えない人がいるのですが、名刺をもらうことで、どんなポジションなのか知ることができます。どのポジションの人の話なのか知れると、志望する職種を定めるきっかけになるかもしれません。

 

歩き疲れたら適宜休憩をとろう

歩き疲れたら、適宜休憩をとって、「今までの合同説明会の受け方は理想通りだったか」「何か聞き忘れていないか」などとチェックすると良いでしょう。

 

合同説明会の良さは、ほぼ1日社員がずっといてくれることです。企業説明会だと、落ち着いて考える時間はなく、あっという間に半日が過ぎてしまいます。それに、同じ企業ブースに2回行っても良いわけです。

 

「先ほど聞き忘れてしまったので2回目なのですが…」という一言を添えると、「かなり興味をもってくれているな!」という印象を与えるでしょう。それだけで選考に有利になることはないと思いますが、自分の疑問を払拭させて、就活を前に進めていくのは大事なことです。

 

 

合同説明会に参加する際の注意点3つ

合同説明会に参加する際には注意しないといけないことがあります。将来への不安を抱えた就活生の揺らぎを狙った人もいます。

 

会場外の勧誘に気をつける

会場外での勧誘に引っかからないようにしましょう。

 

就活生は若くて真新しいスーツを着ているので一目で見分けることができやすいです。そこで「就活生ですか?無料の就活セミナーがあるのですが」と話しかけられることがあります。

 

「無料だったら良いか!」と思って実際に行ってみると、複数のスタッフに囲まれて長時間にわたり勧誘を受けたようです。嫌な思いをしないように、「無料」の言葉に惑わされず、参加するセミナーを判断しましょう。

 

友達とは一緒に回らない

意外と多いようなのですが、友達と一緒にブースを回るのはおすすめできません。どれだけ仲の良い友達でも、興味のあるなしには違いがあるでしょう。

 

それに、友達と一緒にブースを回る姿は社員から見てあまり良い印象を与えません。同じ合同説明会に行っても良いですが、待ち合わせ時間を決めて、別々にブースを回ることをおすすめします。

 

友達を気遣って「本当はあの企業も行きたかったんだけどな…」といった思いをひっそりと抱えたまま帰宅するのがもったいないですもんね。

 

お礼メールをもらった場合は返信を忘れずに

合同説明会では大学名や氏名、メールアドレスなどを伝えることが多いです。任意でという形ですが、問題なければ伝えるようにすると良いでしょう。

 

その企業の説明会が始まったら優先的に連絡が来ることもあります。中には、丁寧に合同説明会に参加したことに対するお礼メールをくれることもあります。もし、いただいたら返信を忘れないようにしましょう。合同説明会を受けて抱いた感想を添えると良いですね。

 

 

まとめ

合同説明会に対してマイナスのイメージを持っている人も少なくありませんが、効率的な回り方をすることで、就活を前進させることができます。

 

  • あえて第一志望は避けて
  • 知らない業界や企業を中心に
  • 社員との交流を積極的に

 

こういったポイントを意識すると実りある時間を過ごせるのではないでしょうか。
 

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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