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グループディスカッションが苦手なあなたへ!克服するコツとPRの方法

就職活動の流れ
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グループディスカッションは、インターンシップや就活の選考でたびたび実施されます。「グループディスカッションって苦手だな…」と感じている人も少なくないでしょう。

 

しかし、グループディスカッションを上手くやりきるコツがあるのです。この記事では、苦手克服のコツや高評価を得るポイントなどをご紹介しましょう。

 

最後まで読むと、グループディスカッションで高評価を得て、インターンシップや就活の選考を勝ち残るヒントが見つかりますよ。

 

 

ライター:なのはな


夜間大学在学中に、人材コンサル会社にて勤務。

営業や採用サポート、イベント運営などを幅広く経験。

その後、新卒でIT会社にシステムエンジニアとして入社。

開発や保守・運用に従事。

現在は、フリーランスライターとして活躍中。

 

 

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グループディスカッションが苦手と感じる主な理由7つ

なかには、自分がグループディスカッションに苦手なことを気づいていない人もいるようです。しかし、その結果はあからさまで、不合格通知ばかり…。

 

ここで、一度グループディスカッションが上手くいかない人の特徴を知って、自分に当てはまらないかチェックしてみましょう。

 

自分はグループディスカッションが苦手と意識している人はもちろん、なぜがグループディスカッションで落ちてばかりだ…という人も確認してみてください

 

1:人見知り

グループディスカッションで議論し合うメンバーは、他の学校の学生で初対面だというケースがほとんどです。

 

人見知りの人にとっては、ただでさえ緊張する雰囲気なのに、気を遣って疲労困憊するのではないでしょうか。グループディスカッションに苦手意識を持っていも不思議ではありません。

 

2:周りの勢いに押されて発言できない

グループディスカッションをする就活生は、「インターンシップに参加したい!」「内定が欲しい!」といった目的を持った人ばかりです。

 

みんな張り切りすぎてしまって、わいわい盛り上がってしまうこともしばしば。グループでワークをする場合だと、なぜかメンバー全員が起立して議論している様子も見受けられます。

 

 

なのはな


大勢が張り切っている場で、自分の意見を発言できない人もいるでしょう。実は、こういった発言できていない人に「○○さんはどう思いますか?」と振ると高評価を得られるのですが、そんなことを分かっていない、もしくは忘れてしまっていることもよくあります。

 

3:張り切りすぎてしまう

また、自分が張り切りすぎてしまって空回りというケースがあります。積極的だが、雰囲気を壊してしまうというパターンです。よくあるのが、進行をする役割になって、どんどん自分で決めていき、進めてしまうということです。

 

テーマに対して積極的な姿勢は高評価を得られるかもしれませんが、度が過ぎると選考担当者から独占的や支配的と判断されてしまうかもしれません。

 

「グループディスカッションは苦手じゃないけど、なぜが落ちてしまうんだよな…」と思っている人に多く当てはまるケースです。ただ多くの発言をすれば良いという問題ではありません。

 

4:的外れな発言をしてしまう

テーマに合わない発言を繰り返してしまうと、思考力や論理性が劣っていると判断されかねないです。

 

テーマに対して主観的にしか考えられないと発言が的外れになることが多いので、他の人の意見も聞き入れつつ、どこに同調し、どこに反論するか、明確にしましょう。

 

的外れな発言ばかりしていると、蚊帳の外に置かれるので、「あれ?なんか空振りしている?」と気づけるかもしれません。選考担当者ではなく、グループディスカッションのメンバーのリアクションに敏感になりましょう

 

5:ただただ同調してしまう

自分に自信がなく、気づけば「私もそう思う」「それでいいと思う」しか言っていないと、自分の意見がないと判断されてしまいます。

 

やはり、グループディスカッションではやたら盛り上がってしまう雰囲気が起こりやすいので、相手に押し切られて同調してしまうこともあるかもしれません。

 

しかし、「そうだと思うけど、○○とも考えられませんか?」といった形で一度相手の意見を受け入れた上で提案や反論をする姿勢があっても良いでしょう。

 

普段、周りから優しいと言われる人は、同調しやすい傾向があります。反論も議論を構成する大事な一つなので、嫌われることを避けて、むやみに同調する姿勢は望まれません。

 

6:自分の役割を見いだせず空気となってしまう

グループディスカッションでは、最初に役割を決めることになります。司会・タイムキーパー・書記・アイデアマンのうち、適した役割を見つけてみましょう。

 

自分の役割を見いだせずにその場にただいる空気のような存在になることは避けたいです。とりわけ空気的存在になりがちなのが、アイデアマンです。

 

  • 必ず1回は発言する
  • 他の人の意見にプラスアルファの発言をする

 

この2つのルールは守るように心がけましょう。もしどうしても苦手なら、定期的に発言権を持つタイムキーパーをおすすめします。

 

7:ついつい焦ってしまう

グループディスカッションは時間制限があるので、どうしてもせかせかと焦ってしまって失敗する人も多いです。勝手に話を前に進めてしまって、他の人の意見を聞き入れないと低評価をされるケースがあります。

 

 

なのはな


まれなケースになるのかもしれませんがこういったことがありました。


テーマに従って議論して、一つの結論にまとめるという課題があったのですが、「議論は時間内にまとまりませんでした」という発表をしてチームメンバー全員が合格となったことがあります。

どうしても意見が対立するときに、根拠ある理由を提示して、「こういった理由で意見が分かれ、まとまりませんでした」と発表したのです。その結論に至った過程も、選考担当者は見ているので、納得できたのでしょう。

 

たしかにまれなケースかもしれませんが、相手の意見をねじ伏せたり、無視したりするよりも好ましいでしょう。

 

 

企業はグループディスカッションを取り入れて何をみているのか?

企業がグループディスカッションでみたいことは3つあります。

 

  1. 思考力
  2. 対人力
  3. 課題解決能力

 

課されたテーマに対して建設的な思考をできるかチェックされています。選考担当者はたびたび「純粋な学生の思考力をみたいんだ」と言います。社会人歴が長いと良くも悪くも思考が固まってしまうことがあるので、柔軟な発想に期待しているというわけです。

 

 

なのはな


また、チームの中でどう活躍するかという動きをみています。どういったポジションを見つけ、どうチームに貢献するかというのは、企業に入社した後も期待されることです。学生時代に、集団の中でどういった役回りをしたときに成功したか考えてみましょう。全員がリーダーでは上手くいきません。

 

チームで課題を解決する能力は必要不可欠です。他のメンバーを巻き込んでチームで協力して課題を解決することが入社後に求められます。一緒に働くイメージが湧くか、というチェックがされています。

 

 

グループディスカッション苦手克服のためにできる5つのこと

グループディスカッションの苦手意識を克服するためにできることを5つご紹介します。発言しすぎもしなさすぎもいけないので、協調性を持った行動をしましょう。

 

1:グループディスカッションが始める前に会話をしておく

就活のコツなのですが、最初に着席するとき「おはようございます。よろしくお願いします」と挨拶を交わしましょう。

 

人見知りの人にとってはハードルが高いかもしれませんが、簡単に自己紹介しておくほうがのちのちのグループディスカッションが上手くいきやすいです。

 

直接、選考結果に反映されているかはともかく、選考担当者もその様子をうかがっていることが多くあります。企業の中に一歩入った段階で、見せたい自分づくりは始まっているのです。

 

2:自分が得意で貢献できる役割を担う

司会・タイムキーパー・書記・アイデアマンの中で、得意なポジションを作っておき、この役割を担いたいと立候補するのはルール違反ではありません。

 

しかし、他にもやりたい人がいれば、譲る姿勢も必要でしょう。そんなところで揉めていると話が前に進みません。また、その場の状況に応じた柔軟性もみられています。

 

過去にグループディスカッションで上手く立ち回っているなと感じた人の真似をしてみるのも一つの手です。司会だと、発言の少ない人に振ったり、込み入ったときに議論をまとめたりすると好印象を与えます。

 

3:不快にさせない話し言葉に気をつける

最初の挨拶のときから、相手を不快にさせない話し言葉に気をつけましょう。とりわけ「やばい」「まじで」「〇〇なやつ」というような言葉はふと出てしまうので、強く意識しましょう。

 

グループディスカッションの他のメンバーにも、選考担当者にも、不快感を与えてしまうと、どれだけ良いことを言っていても高評価を得にくいです。

 

4:必ずプラスアルファの発言をする

選考担当者としても困ってしまうのが「発言しない」という行動です。評価がつけられないので、結果として不合格になってしまいます。

 

グループディスカッションの初心者で苦手意識があると、まずは「プラスアルファの発言をする」ということだけに集中した方が良いでしょう。

 

そして、チームの議論に参加できないメンバーがいたら、あなたから声をかけてあげてください。こういった周囲への気配りも大切な高評価ポイントです。

 

5:一人で長く話しすぎない

あまりにも積極的になりすぎてしまうタイプの人は、一人長く話しすぎないことに意識しましょう。時間は限られているので、他の人の発言時間を奪っていることになります。結論ファーストは、面接だけではなく、グループディスカッションでも求められます。

 

 

グループディスカッションで高評価を得るためのポイント3つ

グループディスカッションで高評価を得るために意識したいポイントを3つご紹介します。考え方を変えるだけでも、選考通過率が変わってきます。

 

1:協調性があるところをアピールする

何よりもグループディスカッションで見られているのは、「協調性」です。チームでワークに取り組む以上、他の人の意見を取り入れつつ、結論を導き出さないといけません。

 

どんな意見も真っ向から否定するのはNGですが、どんな意見に同調するだけもNGです。必ずプラスアルファの価値ある発言をするように心がけましょう

 

「○○さんの意見には賛成です。しかし、○○という懸念点をフォローする必要があると思います」といった形です。

 

2:最初に議論の方向性を決める

グループディスカッションが始まる前に談笑するのをおすすめしましたが、いざグループディスカッションが始まったら建設的な議論をしなければいけません。

 

最初に議論の方向性を決めるのは重要です。「〇〇というテーマについて話し合うのですが、役割分担を始めましょうか?」といったように、ふわっと議論を始めるのではなく、常に目的を意識するようにしましょう。

 

時間内にどう方向性を決めて進めていくか、その実行力も試されています。なるべく無駄のない時間の使い方をしましょう。

 

3:チームメンバーは味方と考える

グループディスカッションは、相対評価ではなく絶対評価です。チーム内で全員が合格することがあれば、全員が不合格になることもあります。同じチームのメンバーはライバルではなく、味方だと思いましょう。

 

自分ばかりが目立とうとしたり、自分の意見を押し通したりしたりしたら、印象が悪くなる可能性が高いです。張り合うのではなく協力して、課題に取り組みましょう。

 

 

まとめ

グループディスカッションに苦手意識がある人も少なくありませんが、それは慣れていないせいかもしれません。

 

グループディスカッション前の挨拶も何回か繰り返したらずいぶん慣れてきます。グループディスカッションのスタンダードな進め方も理解できるかと思うので、場数をこなすことも大切だと言えます。

 

本命の企業の採用選考が初めてのグループディスカッションとはならないように、早めに行動して、グループディスカッションに対する理解を深めましょう。

 

どうしても人見知りする人も、勇気を出して自分から発言してみませんか。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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