
内定を獲得した就活生の中には、就活エージェントを活用した人が少なからずいます。まだまだ就活エージェントの存在を知らない人もいるようですが、就活エージェントを活用した就活生は「知っていて良かった」と感じていると言います。
就活に不安がある人やどう進めたら良いか分からない人にはぜひ知ってもらいたい、就活エージェント。この記事では、就活エージェントのメリットや選び方、おすすめの会社を解説します。

夜間大学在学中に、人材コンサル会社にて勤務。
営業や採用サポート、イベント運営などを幅広く経験。
その後、新卒でIT会社にシステムエンジニアとして入社。
開発や保守・運用に従事。
現在は、フリーランスライターとして活躍中。
就活エージェントとは?新卒学生にとっての役割とメリット5つ
まず、「就活エージェントって何?」という疑問を持つ人に向けてメリットをご紹介しましょう。就活エージェントの利用の仕方次第では、就活をずいぶん円滑に進めることができます。
就活といえば、つらい・苦しい・しんどいなどのマイナスイメージがあるかもしれませんが、社会人への扉を開く大切なターニングポイントなので、失敗したくないですよね。
満足して就活を終えるために活用すると良い就活エージェントのメリットを把握しましょう。
1:専任のキャリアコンサルタントがつく
就活エージェントに登録すると、専任のキャリアコンサルタントがついてくれ、就活におけるさまざまなアドバイスをしてくれます。
例えば、お辞儀をしたときに前髪が下りてきてしまい、髪をかき上げる姿があまり美しくないから、女性であれば前髪をピンで留めたほうがいいといった言葉をくれます。
その他、語尾の声が小さいので、自信のない印象を与えるといったこともあります。自分では気づきにくいことをプロの視点でチェックしてくれるので、「面接官はそう思っているんだ」ということを知れるでしょう。
やはり長年採用に携わっているキャリアコンサルタントは、鋭い目を持っています。少しの意識や行動の変化で、与える印象は変わるので、アドバイスを聞いて損はありません。
2:プロの視点からみた、自分に合った会社が分かる
就活生の中にはついつい「知っている会社」の中から志望する会社を決めてしまう人がいます。たしかに、多くの人が知っている大企業にも魅力はありますが、それはあなたにとってのベストではないかもしれません。
ベンチャーや中小企業にも、それぞれの魅力があります。
3:自分は何がやりたいのか明確になる
また、「自分に合った会社が分からない」「将来、何をやりたいのか分からない」といった就活生も少なくありません。
そういったときに、専任のキャリアコンサルタントがマンツーマン面談をおこなってくれるので、得意なことや好きなこと、やりたいことなどの棚卸をしてくれます。
新卒採用における求人数は膨大な量があるので、何に着目して求人を選んだら良いのか分からないこともあると思います。就活エージェントを頼り、自分の中で「就活の軸」を定めることで、企業を選びやすくなります。
つまり、就活エージェントに登録して、専任のキャリアコンサルタントのアドバイスを聞き受けて、自己分析すると、就活で迷うことが減るでしょう。
4:就活を有利に進めるイベントに出席できる
多くの就活エージェントは、就活生が有利に進めることができるイベントを実施しています。会社の採用担当者から直接話を聞いたり、社員と座談会をしたりする機会があるでしょう。
ときには、社長との会食をできる場合もあるようです。こういった機会に得た情報や受けた印象を面接で話すことで説得力ある言葉を届けられます。
また、就活エージェントのイベントを通して他大学の就活生と知り合えて、情報交換する人もいるようです。何回かイベントに参加していると、いつも顔を合わす就活生もいるものです。
せっかくの縁なので、LINEくらい交換しておくと良いかもしれませんね。
5:履歴書の添削や面接の練習をしてくれる
採用選考に欠かせないのが、書類選考と面接です。しかし、履歴書やエントリーシートを書き慣れていない就活生も多く、ネットや就活本を見ても何が正解なのか、分からなくなることがあります。
正解はあるものではなく、自分で作っていくものなのですが、そのサポートをしてくれるのが就活エージェントです。いわゆる就活テクニックから就活生の魅力探しまで丁寧にサポートしてくれるでしょう。
また、多くの就活生が苦手とする面接の練習にも付き合ってくれます。練習をしたくても、友人や家族などとおこなったら、あまり緊張感がないケースが多いです。就活エージェントのキャリアコンサルタントだったら、本番さながらの模擬面接をできるでしょう。
6:すべてのサービスを完全無料で利用できる
何よりも就活生におすすめしたい理由は、今まで挙げたサービスを完全無料で利用できるところです。自分に合った会社探しや提出書類の添削、模擬面接などを、就活生は何の負担もなく利用できます。
就活エージェントは、求人を掲載している会社に適切な人材を紹介することで、会社から報酬を受け取っています。
そのため、就活生からはお金をもらわなくても運営できるのです。完全無料で利用できるとなったら、登録してみようと思うのではないでしょうか。
もし、「いまいちだな」と思ったら、専任のキャリアコンサルタントを変更してもらうか、フェードアウトすれば良いだけのことです。
就活エージェントの賢い選び方|比較すべきポイント5つ
次に、就活エージェントの賢い選び方をご紹介します。たとえ就活エージェント利用料が無料とはいえ、面談やイベントなどの会場に行くまでにかかる交通費や必要な時間が無駄にならないように、納得できる就活エージェントを選びましょう。
1:求人数が多いか
非公開求人数や総求人数が多い就活エージェントを選ぶことをおすすめします。やはり選択肢は多い方が良いので、求人数にはこだわりましょう。
とりわけ、地方への就職を希望する人は東京に比べて求人数が少ないケースがあります。求人数に関しては、公式サイトに掲載されていることが多いので、是非チェックしてみましょう。
2:紹介してくれる会社に納得できるか
自分の意向が固まっていなくても「こういう会社は嫌だ」という指針があるはずです。悪質な就活エージェントだと、自分の成績を上げるために、無理やり就活生とマッチングしていない会社を勧めることがあるようです。
専任のキャリアコンサルタントのアドバイスをまったく聞き受け入れない姿勢は良くないと思いますが、最終的に決めるのはあなた自身です。
誰でもなく、あなたの人生なので、「最終的に応募を決めるのも、入社を決めるのも自分だ」という意思を持ちましょう。
3:サポート体制が整っているか
就活エージェントでは、会社探しや提出書類の添削、模擬面接などをおこなってくれますが、その対応が良いかきちんと把握しましょう。
メールや電話などで連絡をとりあうことがあると思いますが、そのレスポンスの良さも大事なポイントです。新卒就活は、スピード感が必要なので、信頼できる相手を選びましょう。
4:専任キャリアコンサルタントの相性が良いか
就活エージェントは良くても、専任のキャリアコンサルタントとの相性がまずいケースがあります。連絡が遅れたり、嫌な印象を受けたりしたら、担当者を変えてもらうよう依頼してみても良いでしょう。
何も無理をして付き合う必要はありません。就活はストレスを感じるものなので、少しでも負荷は減らしましょう。
5:通いやすい位置に面談場所あるか
とりわけ地方に住んでいる就活生にとって、就活エージェントの立地選びは重要です。ネットで申し込んだのは良いものの、東京にしかない就活エージェントだと通うのは現実的ではありません。
自宅か学校の近くにある就活エージェントから当たってみると良いでしょう。
新卒の内定獲得におすすめの就活エージェント7選
内定を獲得するためにおすすめの就活エージェントを7社選んでみました。就活エージェントの存在を初めて知った人にとっては、「何を選んだら良いかさっぱり…」だと思うので、好評な就活エージェント7社をお伝えします。
1:MeetsCompany(ミーツカンパニー)
「MeetsCompany(ミーツカンパニー)」は、総合的にみてバランスが良い就活エージェントです。
メリット
- 優秀なベンチャー企業が多くある
- イベントの開催数が多い
- LINEを使っていつでもどこでも就活相談ができる
デメリット|電話やSNSでしつこい勧誘がある
就活マッチングイベントを年間1,500回以上開催しています。東京や大阪、福岡、愛知など、都市部は網羅しているので、そのお誘い電話が多いものと思います。
ただ、マッチングする就活生も多いようなので、ものは考えようではないでしょうか。
口コミ
- 大企業だけでなくニッチな中小企業も紹介してくれました。
- その会社が欲しい能力を知れて、面接がやりやすかったです。
- 会社説明会よりもリクルーターとの距離が近く、しっかり話すことができました。
2:キャリアチケット
「キャリアチケット」は、経験豊富なキャリアコンサルタントが多く在籍している就活エージェントです。
メリット
- キャリアコンサルタント自らが足を運んで会社チェックをしている
- 最短1週間で内定を獲得した実績がある
- ブラック企業は非常に少ない
デメリット|首都圏と大阪にしかない
キャリアコンサルタントが紹介した企業にしかエントリーできないのがネックになっている人もいるようですが、その分熟考したうえで紹介してもらえるので精錬されています。
口コミ
- 就活に乗り遅れてしまったのですが、内定がすぐにもらえました。
- 中小企業がメインなのかな、という印象なので、中小企業を視野に入れている人におすすめします。
- 当たり障りのないエントリーシートをしっかり指摘してくれました。
3:ジョブスプリング
「ジョブスプリング」は、面談を受けた就活生の95%が満足している就活エージェントです。
メリット
- AIマッチングしたうえで本当に適した求人のみを紹介
- 圧倒的に離職率が低い(内定後の早期退職は0.1%)
- 非公開求人数が1,000社以上
デメリット|東京千代田区神保町の一拠点のみしかない
20代半ばのキャリアコンサルタントが多いので、面談しやすいという意見がありました。若い視点で会社を見ているので通じる部分があるのではないでしょうか。
口コミ
- 専任のキャリアコンサルタントさんが、しっかりフォローしてくれたので、安心できました。
- 東京に住んでいたら問題ありませんが、千代田区神保町の一拠点のみなので、高校時代の後輩には勧められませんでした。
- 自分に合う会社がどこか分からずに登録したのですが、二人三脚でサポートしていただいた印象です。
4:リクナビ就職エージェント
「リクナビ就職エージェント」は、業界トップクラスの知名度と求人数を誇る就活エージェントです。
メリット
- 求人数が業界トップクラス
- 1枚のエントリーシートで複数企業にアプローチできる
- リクナビIDで簡単にログインできる
デメリット|学歴によって選考を受けられる企業が変わる
多くの会員が登録しているので、親身なサポートという印象は弱いかもしれません。しかし、業界トップクラスなので、求人数の多さや大企業の多さに魅力があります。
口コミ
- 多くの就活生を相手にしているはずなのに40分間も電話で相談に乗ってもらいました
- 最初に条件を言えば絞ってくれるのである程度候補が決まっている人におすすめです。
- 大手なので、もしものときもキャリアコンサルタントのチェンジを言い出しやすいです。
5:type就活エージェント
「type就活エージェント」は、首都圏での就活を希望する地方学生を手厚くサポートしている就活エージェントです。
メリット
- 「グローバルコンサル」や「新卒からキャリアを積める」など、自分の志向に合わせたイベントに参加できる
- 企業求人が比較的ハイレベル
- 東京就職を目指す地方学生にとって活動しやすい環境が整っている
デメリット|キャリアコンサルタントの質に差があるケースがある
登録学生の7割以上が高学歴層なこともあって、求人も比較的ハイレベルになっているようです。それに加えて、「グローバルコンサル」や「新卒からキャリアを積める」に焦点をあてたイベントが開催されているので、志向があえば充実した就活を経験できるでしょう。
口コミ
- 運が悪かったのか、「メールしますね」と言ったのにそのまま放置されたことがありました。
- 地方学生の特別支援がとにかく助かりました。
- 学歴に自信がある人におすすめします。
6:就職エージェントNEO
「就職エージェントNEO」は、業界の中では歴史の古い就活エージェントです。
メリット
- 大手企業への内定実績がある
- 学生の属性に合わせた手厚いサポートが好評
- 10年以上人材サービスを展開しているので過去のデータが豊富
デメリット|オペレーションがやや雑なことがある
就職エージェントneoは、ナビサイトに掲載していない企業も含め、数千社の企業ニーズを把握しているので、データや実績では不満が少ないでしょう。
口コミ
- 面倒がかかる作業をサポートしてくれたので、余裕が生まれました。
- キャリアコンサルタントのアドバイスを聞いて視野が広がりました。
- 大手の求人が多かったので、満足できました。
7:doda新卒エージェント
「doda新卒エージェント」は、大手にも関わらず手厚いサポートが受けられると好評の就活エージェントです。
メリット
- ・業界大手なので求人数が多い
- ・選考が終わればフィードバックをくれる
- ・一人ひとりへのサポートが手厚い
デメリット|求人メールが頻繁に届くので面倒
doda新卒エージェントは、大手ならではの求人数の多さや求人会社の幅広さが魅力です。そして、大手だと手薄になりがちなケアもしっかりしてくれます。バランスのとれた就活エージェントだと言えるでしょう。
口コミ
- どうやって就活を始めたらいいか分からない私でもフォローしてくれました。
- 何回も選考に落ちている人は早めに登録したほうがいいと思います。
- 求人がちゃんとそろっている感じがしました。
まとめ
就活を納得して終えるために役立つ「就活エージェント」について解説しました。完全無料で使えるサービスなのですが、大変優秀なことが多いです。2~3社の就活エージェントに登録して比較し、メインとサブを使い分ける就活生も少なくありません。
あなたにとってベストな選択ができるように、キャリアコンサルタントのアドバイスを聞いてみませんか。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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