
今まさに就活がつらいと思っている人にとってそのストレスは計り知れず、だからといって就活をやめるわけにもいかず、つらい気持ちを抱えたまま就活を続けなければならない、という状況の人がほとんどなのではないでしょうか。
『就活がつらい』という気持ちに対処し、乗り越えていくためには、まずその理由を掘り下げてストレスの原因に気づき、その上で自分が取るべき“具体的”な行動、思考がどのようなものなのかを理解することが大切です。
就活のストレスを上手く乗り越えるための方法をご紹介していきますので、ご自身の感情を観察しながら読み進めてみてください。
就活がつらいと感じる主な理由7つ
まずは就活がつらいと感じる主な理由を挙げてみましょう。
結果(内定)がでない
就活におけるストレスのほとんどは、結果がでないことに原因があります。
もちろん、内定をもらっている人でも『本当にこの企業で良いのだろうか』という悩みを抱えることはありますが、『就活がつらい』と感じている人の多くはそもそも結果がでないことへの焦り、不安を抱えているはずです。
自分を否定された気持ちになる
就活が上手くいかないということは、企業から“不採用”を言い渡されることであり、就活中の人は他人から何度も不採用と言われてしまうと自分そのものを否定された気持ちになってしまいます。
自分にとっての正解が分からない
周囲の人たちと同じように自分も就活を始めたものの、自分が何をしたいのか、自分がどんな仕事に就けたら幸せなのか、そういった悩みを解消できないままに就活を続けることはとても辛いことです。
「好きじゃない仕事でも生活のためにやってしまおう」
とすぐに割り切れる人は、自分にとっての正解が分かっていてもそうでなくても、とりあえず前向きに就活に取り組むことができますが、そうではない人にとってこの悩みは就活をつらいと思う理由になってしまいます。
周りと自分を比べてしまう
SNSなどで誰かが内定報告をしていたり、自分が内定をもらえなかった企業に他の人が内定をもらっていたり、そんな状況を見て周りと自分を比べてしまい、就活がつらいと感じる人も非常に多いでしょう。
『他人と比べてもつらくなってしまうだけだ』
なんて自分に言い聞かせてみても、気持ちを切り替えるコツを覚えない限りはまた同じようなストレスを感じてしまいます。
理想と現実のギャップを感じる
周りの人と比べてしまうことと似ていますが、理想の自分と現実とのギャップを感じて悩んでしまうこともあります。
『一流企業に入ったり、自分の好きなことを仕事にしたり、そういった未来を描きたいのに現実では内定をもらえず、自分が好きなことを見つけることもできない・・・』
そんな理想と現実とのギャップに悩む人も少なくないのではないでしょうか。
体力的にきつい
そもそも就活が忙しすぎて、体力的にきつくなってくると次第に精神的にもつらくなってきてしまいます。
張り切って就活を始めた人や理想が高い人ほど、自分を追い込み過ぎて体力的にきつい状況に陥りやすくなってしまいます。
どうすれば採用されるのか、具体的な事が分からない
初めての就活で、右も左もわからずがむしゃらに行動してみても、思うような結果が得られない。そうなると、『じゃあ一体どうしたらいいんだ』と八方ふさがりを感じることもあります。
こうしたら良いと言われたことを全てやっても結果がでない場合には、今自分が何をしたら上手くいくのかが全く分からなくなり、大きなストレスを抱えることになってしまうでしょう。
ここまでに挙げた就活をつらいと思う主な理由の中に、自分に当てはまるものはありましたか?
もし当てはまるものがあったのなら、それに対処するための方法がこれからお話しする項目の中にあるはずです。
就活がつらい...マジで辞めたい時の対処法と乗り越え方7つ
今やるべき具体的な行動を整理する
特に結果がでないことが原因で就活がつらい、辞めたいと思っているのなら、まず自分がすべき具体的な行動を整理することが大切です。
なぜ就活をしていても結果がでないのか、それを考えてそれぞれの原因に合わせてどんな行動を取ったらよいかを考えます。
希望する職種に必要な経験・能力・資格が足りない
- 一段飛ばしでその職種に就こうとせず、必要な経験を積める、能力を伸ばせる企業を探す。
- アルバイトをしながら資格を取る。
面接でいつも緊張してしまう
- 色々な企業を受けて場数をこなす
- 志望動機や自己PRをスラスラと言えるよう練習する
そもそもなぜ結果がでないのか分からない
- 就活エージェントや友人など、第三者に自分の就活での行動を見てもらう
- 自己PRへのフィードバックを直接受けられる逆求人フェスなどのイベントに参加する
以上のように、結果がでないのがなぜなのかを考えてみると、一見遠回りのように見えても目標に到達するためには避けては通れない道が見えてくることもあります。
もし、『どんなに考えても理由が分からない』、『考えることに疲れた』と感じているのなら、それは“休息を取る”という行動が自分にとって必要で具体的な行動かもしれません。
結果が出ないということに焦る必要はありません、何故結果がでないのか分析することを重ねていきましょう。
結果をすぐに求めない
ただし、結果に繋がると思われる具体的な行動をとったからといってすぐに結果が得られるとは限りません。
何事も結果が得られるまでには一定の期間が必要です。
『やっぱり結果がでない』と思ってしまうのなら、『今やっている行動は数週間、数ヵ月後に現れる』と考えてみましょう。
「そんな数ヵ月も結果を待てるわけないじゃないか」
と言う人もいるかもしれませんが、それは逆に“結果を待つだけの時間が自分には残されていない”ことを理解しているということです。
それならばまず、その場しのぎでも良いからアルバイトをしたり、興味は無いが内定はもらえそうな企業を受けたり、今の生活を維持できるよう努めながら本当の自分の目標に向かって行動するしかありません。
自分の理想を“今”実現することが無理だと理解することは、実は理想を実現するために必要不可欠な行動です。大切なのは最終的に自分がどうなっていたいか、そしてそのために行動をしているかどうかです。
大きな目標から逆算して今の自分を受け入れる
就活がつらい、という状況から抜け出すためには、大きな目標から逆算して今の自分を受け入れることが必要です。
大企業や憧れの企業に勤めたいと思っていて、そこにチャレンジをしても上手くいかなかった場合、それは“今”の自分の能力や経験がその企業の求める人材に見合っていないからであって、『あなたはダメ』と言われたわけではありません。
『年収○○○万以上稼ぎたい』、『デザイナーになりたい』、『あの有名企業で働きたい』など、最終目標は人それぞれで良いのです。
その上で、そこに至るまでに今の自分ができる仕事を『給料が低いからかっこわるい』とか『本当はやりたくない』などと言わず、受け入れてやってみてはいかがでしょうか。
今、転職をすることは一般的になってきていますから、今就職した企業が自分の全てだと思う必要はないのです。
他人と比べて落ち込まないためには
ここまでお話しした中にもいくつかヒントがありますが、他人と比べて落ち込まないためには、今の自分にできることを一生懸命やっているという実感を得ることが重要と言えます。
目標に向かって進む速度は人それぞれで違います。
10代の頃から将来に向けて真っすぐに準備をしてきた人もいれば、20代になって初めて自分のやりたいことが見つかったり、自分に向いた仕事が分かったりする人もいます。
また、効率良く自分の目標に近づくことが得意な人もいればそうではない人もいます。
でも結局悩んでも自分が進む速度は変わりません。
自分なりの一生懸命で目標に近づいていくしかないのです。
SNSなどで他人の近況を見て、自分と比べてしまうことが多いと言う人は、そもそもそういった情報に触れないようにすることも大切です。
時にはそういった他人の情報から刺激を受けることも大切ですが、それによって自分の気持ちが落ち込んでしまうのはつらいですよね。
見ても得をしないものは見ないように努める、というのも大切な行動なのです。
ポジティブな気持ちを育てる
就活が中々上手くいかないと、不採用になる度に自分が否定されているような気持ちになってしまうものです。
でも、それによってネガティブになってしまうと自分の能力を最大限活かす事が難しくなりますし、ネガティブな雰囲気によって面接などで企業側に与える印象も悪くなってしまいます。
意識的にポジティブでいられるようにするためには、いくつかのコツがあります。
まずは、企業側から不採用を言い渡された時などに、『この経験をしておいて良かった』と考えるようにしましょう。
実際、結果が悪かったとしてもその企業を受けるためにしたことは自分の経験として残りますし、実際に経験をしなければ分からないこともたくさんあります。
落ちた面接でも自分の経験になる
一見なんの収穫も無かったように思える面接だって、そもそも場数の一つとしてとらえれば自分の経験値になります。悪い結果が来た時にそれを自分のプラスにできなければ、後には何も残りません。
また、自分を否定されたと感じたり、自分で自分を否定してしまいそうになったりした時には、自分という人間そのものを否定されているわけではないということを認識しましょう。
内定がもらえなかったということは、もしかしたらその企業に勤めるだけの経験や能力が足りなかったのかもしれませんが、決してあなたの性格やあなたの好み、これまでの生き方を否定されたわけではありません。
仕事をしていく上で必要なものが足りないと言われたのなら、それを補っていつか再チャレンジしたら良いのです。
自分という存在全てを否定されたと感じてしまうのは、錯覚だと知っておきましょう。
意識的に休息を取る
何かをすることがつらいと思っているのなら、それは休みが足りていないという可能性があります。
特に何事にも思い詰めてしまう癖がある人は、『もっと頑張らなきゃ』、『みんなは上手くいっているのに』と考えてしまい、自分の体力や精神力以上の頑張りをしてしまいがちです。
例えば、人は睡眠をとらずに数日間過ごすと、精神が崩壊しておかしくなってしまうそうです。
極端な例かもしれませんが、スケールの小さな状態でそれは自分にも起こってしまっているということに気づきましょう。
人によって体力は違いますし、ポジティブに就活をしている人とつらい気持ちで就活をしている人とではそもそも疲弊の度合いも変わってきます。疲弊した状態で就活を続けても、悪循環に陥ることは目に見えています。
なぜ一般的に週のうち土日は休みなのか、それはそのくらいの休みがないとみんな頑張れないからです。自分の生活の中に休日が組み込まれているかどうか、是非チェックしてみてください。
就活以外の生きる道を考えてみる
何かから逃げたいと思う程思い詰めている時、その他の選択肢を自分の中に持っておくことで心の負担が軽くなる場合もあります。
特に就活で苦しんでいる人は、『少しでも良い企業に入らなければ周りに顔向けできない』というような強迫観念を持っていることが多いのです。
就活をしなくても、今の時代フリーランスという生き方もありますし、アルバイトをしながらでもとりあえず今の生活を維持することはできるでしょう。
もちろん自分の理想を追い求めることはとても大切なことですが、『こっちの選択でも生きてはいけるや』という道を想像しておくことでより前向きに物事に取り組みやすくなります。
悩みや考え方も人それぞれ、考えすぎないことも大事
自分の悩みに合った対処法は見つかりましたか?
人それぞれ、どうやって考えたら心が軽くなるかというのは少しずつ違っています。少しでも自分の悩みが軽くなりそうだと思ったものがあったら、それを反芻してみてくださいね。
最後に、就活の方法を一つに縛らずに柔軟な気持ちを持てるよう、様々な就活方法をご紹介します。是非色々な選択肢を持って就活を進めてみてください。
就活の方法はたくさんある|大手就職サイト以外の就活方法5つ
逆求人フェス
新卒で就職した学生が数年のうちに離職してしまうことの多い従来の一括採用スタイルを変える、というコンセプトのもとに株式会社ジースタイラスが開催している、合同企業説明会の“逆”形式の採用イベントです。
このイベントは、企業の採用担当者や社長との個別面談の中でプレゼンや自己PRができ、面談が上手くいけば企業から面接のオファーをもらうことができるというもの。
このイベントの大きなメリットは、後日面談をした企業の担当者から自分のプレゼンに対するフィードバックを受けられるということ。
プレゼンで結果が出なかった場合には何が悪かったのか、直接担当者から聞くことができるので、その後の就職活動にも大いに役立ちます。
また、当日使うプレゼン資料や提出するエントリーシートはアドバイザーから添削を受けることができるので安心です。
ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングとは、企業側が積極的に人材を探し、スカウトするような採用方法のことを指し、代表的なものにはビズリーチが挙げられます。
就活する側が企業へ応募をするだけでなく、自分のプロフィールが企業の目に留まれば企業側からコンタクトを取ってきてくれるので、登録しておいて損はありません。
企業への直接応募
企業の採用HPから直接応募するというのも一つの就活方法です。
直接応募した人材の場合、求人情報サイトや就職エージェントに支払う掲載料や紹介料がかからないため、採用コストがかかりません。
企業にもよりますが、採用コストがかからないということで、採用のハードルが下がる可能性もあるため、もし自分が気になっている企業があるのなら直接応募をするというのも一つの手です。
ただし、多くの企業に同時に応募するのであれば、求人情報サイトを利用する方が効率的です。
OB訪問をする
保守的な企業ではあまり起こりませんが、新しい取り組みに積極的な企業や、ベンチャー企業では一般的な採用手順を取らずに人材を採用することもありえます。
特定の企業へのOB訪問を重ねることで、人事担当の人間を紹介してもらえたという経験談は少なくありません。
また、OB訪問をすることによって、そのような直接的なメリットだけでなく、企業研究が進んだり、現役ビジネスマンの話を聞いて自身のモチベーションが上がったりと、長期的にみて自分にプラスになるようなメリットもあります。
就活生向けのエージェント
- 「初めての就活で何をしてよいのか分からない」
- 「自分に向いている仕事、自分がどんな仕事をしたいのか分からない」
といった場合には就活生向けのエージェントを利用することをおすすめします。
エージェントサービスを利用することによって、企業や業界の内情、求めている人材について知ることができたり、自己分析の助けになってくれたりと、就活を効率良く進めることができます。
まとめ
他人と自分を比べたり、理想と現実のギャップを感じたりすると就活を『つらい、辞めたい』と感じてしまいやすくなります。
まずは適切な休息をとり、モチベーションを維持するよう努めること。そして現実を受け入れ、そこから自分の理想へ向かって動き出す事が就活を楽しむコツだと言えるでしょう。
もし今『つらい』と感じているのなら、まずは休みを作ることから始めてみてください。
転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。
本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。
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