【実録】新卒でブラック企業に入って危うく死にかけた話②インターン編

どーも。新卒でブラック企業に入ってしまって、冗談抜きで死にかけたあんにゃです。
前回の「【実録】新卒でブラック企業に入って危うく死にかけた話①内定獲得編」をはじめとして、シリーズでブラック企業での実体験を綴っております。
(続きモノではないのでここから読み始める人でも大丈夫ですよ!)
今回は、内定者インターンとして入社前に働いていた期間のことについて書いていきたいと思います。
※内定者インターンってなんぞや→就活でめでたく内定をもらった会社に入社前から働くこと。他の同期と入社後に差をつけやすくなるメリットがある。
内定者は半強制的にインターン生として働く
入りたいと思っていた会社の内定をもらい「これで就活、しゅーりょー☆」とウキウキうかれまくっている私に採用担当者が間髪入れずに言ったこと。
それは
「いつから働ける?内定者は基本入社までインターンとして働いてもらうんだけど。」
でした。
内心、卒業までの期間は大学の卒論を書いたり、友達と旅行に行ったり、長めに帰省したりしたいと思っていた私は
「ちょっと大学が忙しいからいつからかは確認してからでもいいですか?」
とやんわり逃れようとしていました。しかし
「内定者は全員インターンとして働くから1日でも早く始めないと他の同期にめっちゃ差をつけられちゃうよ。いいの?」
と追い立てられ、完全に負けず嫌い精神にドストライクでパンチを食らわされた私は
「わかりました…!明日から!お願いします!」
と言ってしまいました。
こうして、内定をもらった次の日からインターンとして働き始めたのです。
インターン生であっても特別な理由がなければ休めない
世間一般的な認識からいうと、インターンはアルバイトとほぼ同じ感覚なので、時給制のところが多いですし、働き方もシフトを組む前に休みの希望を出せばたいてい通ると思います。
しかし、私が入ったブラック企業のインターンは違っていました。インターン生だろうが、正社員と同じ勤務体系で特別な理由がないと休んではいけなかったのです。
どんな理由なら休めるかというと、
- インフルエンザ→OK
- 39度以上の高熱の風邪→OK
- 微熱の風邪→微妙。ほぼNG
- じーちゃんorばーちゃん亡くなった→OK
- とーちゃんorかーちゃん倒れた→ぎりぎりOK
- 法事→NG
- 友達と旅行→キレられたうえ、NG
指標としてはこんな感じです。
卒業前に友達とどうしても旅行に行きたかった私は「親族が倒れました」と嘘をつき、一緒に旅行する友達には「タグ付けしたらコロス」と丁寧にお願いし、旅行当日に家を出るときは変装しました。(泣)
そのくらい、インターン勤務を休むことは至難の業であり、内定をもらった学生たちは着々と「ハードワーカーイエスマン」へと変貌していったのです。
インターン生の帰宅時間は早上がり(?)の終電帰り
この会社のインターンの給与体系は日給制(1日8,000円)だったため、長時間学生が働いても会社としてはノーリスクでした。
インターン時代、どのくらい働いていたかというと、大学がある日は大学が終わり次第すぐに会社に行っていたので、平均して会社に着くのがだいたい14時~15時ごろ。
その後、休憩を取らずに働いて会社を出て帰れるのは終電時間ぎりぎり(0時半くらい)でした。
もちろん、大学を休める日は朝の8時から出勤して終電まで働きました。
午後からの出勤になるともらえる給料は日給の半額なので、10時間で4,000円、時給換算すると400円。1日働くときは16時間で8,000円、時給換算で500円でした。
インターン生として働いていた当時
「毎日終電帰りってきつーい」
「時給、ひくーい」
と思っていましたが、その後の正社員時代を考えればこんな程度、序の口だったかもしれません。
終電ぎりぎりまで仕事している学生たちを見て、正社員の人たちは
「学生なんだから終電で早く帰りなよ」
と優しく声をかけてくれましたが、今冷静に考えると
「終電で帰る時点でもう十分遅いわ!www」
とツッコミを誰も入れなかったのが不思議でしょうがないです。
親や彼氏との接触を否定される
ブラック企業ならではの異常な現象として、親や彼氏、友人との接触を否定され、阻害されることもありました。
「親と仲が良く、頻繁に連絡を取っている」
「彼氏がいて仕事終わりに会いに行く」
「友人の結婚式に出たいので休みがほしい」
このような情報を知られると、社長からじわじわと否定的なことを言われ続け、接触をしないように誘導されました。
「親と仲がいいなんて、お前はまだ自立していないのか」
「ベンチャー企業にいない彼氏なんてお前を幸せにしてくれない」
「結婚式で金を使うのか、会社で金を生み出すのか、どっちが賢い?」
このように、いかにも正論ぽい否定が続きます。
恐らく、普通の考えができる洗脳されていない人たちと接触することで、せっかくここまでじんわりと洗脳してきたものが崩れ去るのを恐れていたのではないかと思います。
このときくらいから、会社の人たち以外との交流が一気に減っていきました。
そして洗脳状態にある人たちだけの中で過ごしていくうちに、ゆっくりと、しかし確実に閉鎖的なブラックベンチャー企業に漬かり始めていったのです…。
次回は「正社員編」
いかがでしたか?
ブラック企業は、正社員だけでなくインターン生のときからじわじわと洗脳を始めていくのです。
自分で書いていてホラーチックだなと感じましたが、現実にあった話です。
次回は正社員になってからの勤務時間がどれほどだったのか、どのような働き方をしていたのかを書いていきたいと思います。
それを読んでいただければ本当のブラック企業の内情が手に取るようにご理解いただけると思います。
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ブラックベンチャーからほぼ夜逃げ同然に逃げ出した後は歌舞伎町のキャバクラでひっそり働いていたが、キャバクラでスタートアップベンチャーの社長に拾われ、その会社で売れっ子営業マンとして3年ほど勤務。
自身の売り上げを伸ばすだけでなく、新人・後輩の指導にも尽力し会社の成長に貢献。現在はスノーボードを主軸に自由気ままに各地を転々とする完全旅人生活を満喫中。
ブログURL http://www.anna-jiyuuni-ikiru.com/

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