時給1,500円以上の国家資格なのに人気ワースト2位…!視能訓練士とは?

視能訓練士(しのうくんれんし)という職業を知っていますか?
コンタクトやメガネを作ったことがある人の多くが、一度は出会ったことがある存在です。
この視能訓練士、国家資格であるにも関わらず、 “受験者数がワースト2位” となっていますが、その理由とは一体…?
今回は、身近な職業でありながら、あまり知られていない視能訓練士のお仕事内容や、気になるお給料について紹介したいと思います。
目には約40種類の病気が!
視能訓練士は、目の健康に関わる検査やリハビリを行います。目には、アルファベットのCに似たマークの開いているほうを答える視力検査の他に、さまざまな検査があります。
見えにくいと言っても、遠くが見えにくい、色がわからない、かすんで見えにくいなど症状に合わせて検査を行う必要があります。
そこで活躍するのが、視能訓練士です! 視能訓練士の検査によって、病気の早期発見や眼科医の治療方針にまで影響を与えます。
合格率9割以上の国家資格なのに不人気
視能訓練士になるためには、高卒の場合は3年以上、大学・短大卒または看護学校卒の場合は1年以上の視能訓練士養成所で必要な知識や技術を修得した後に、視能訓練士の国家試験をパスすることが必要です。
視能訓練士の合格率は平成28年で93.1%ですが、受験者数はというと832人で医療系国家資格の受験者数ワースト2位…。
ちなみに、他の医療系国家資格の受験者数は医師が9,434人、看護師が62,154人、薬剤師が14,949人、視能訓練士の受験者数が極めて低いことがわかります。
昭和46年に制定された国家資格で歴史がまだ浅いため、受験者数が伸び悩んでいるといわれています。
お給料はどれくらい?
視能訓練士は、眼科医院や総合病院などで働く人がほとんどです。最近は、コンタクトレンズの販売店やレーシック専門クリニックで働く人もいます。
眼科は外科や内科など他の診療科と比べて、命に危機的状況になることがないので、夜勤がありません。年収は平均400万円といわれています。
医療施設は17時~18時退勤という場合が多く、夜勤もなく残業が少ないので家事や育児をしながらパートとして働く人も多く、時給は平均1,500円といわれています。
視能訓練士は将来性のある職業
生活習慣病による目のトラブル、白内障や緑内障などの加齢による病気など、目に問題を抱える人が増え続けています。
長時間のスマホの使用により、視力が落ちてしまった人も増えています。眼科医1人に対して視能訓練士は2人以上必要といわれています。
約14,000名の眼科医に対して、視能訓練士は約13,000名程度で、圧倒的に人数が不足しています。
高齢化社会にともない、老人ホームなどでのリハビリの業務も増えてきました。これから、ますます視能訓練士の活躍の場が増えるため、就職先に困ることは少ないでしょう。

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