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転職活動の面接に向けて知っておきたいネクタイの選び方

転職活動の流れ
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転職活動をする上で、面接ではどのようなネクタイを着用するべきか悩ましいところです。スーツ着用の面接時では相応しい服装はある程度、テンプレート化されておりますが、ネクタイに関しては応募先の業界、企業の特色や本人の性格によって相応しい色や柄が変わってきます。

今回の記事では、転職活動の面接において相応しいネクタイを、シチュエーション別に分けてまとめてみました。

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この記事に記載の情報は2021年04月01日時点のものです

ネクタイの色によって異なる印象

まず、人間は相手の人柄を認識する上で、視覚的情報に大きく左右されると言われております。髪型やファッション、立ち振る舞いなど、その人の外見から得る情報が大きいため内面性を重視することが難しいそうです。

これはネクタイにおいても同様であり、ネクタイの色一つで相手に与える印象が変わってしまうと言われております。

企業先が求める人材、自身のアピールポイントによって与えるべき印象は変わってくると思いますが、そこでシチュエーション別に相応しいネクタイの色について確認していきましょう。
          

積極性を売りにしたい場合

まず、営業職に就きたい、自身で企画したプロジェクトを転職先で運営したい、または所属する部門を引率していきたいなど主体性を持って仕事に取り組むたい方などは赤色のネクタイで面接に挑むことをお勧めします。

赤色は積極性のある印象を与えるため、企業先へ自身の特色をアピールしたい場合などは赤色のネクタイが相応しいでしょう。
 

落ち着いた印象を与えたい場合

経理職やシステムエンジニアなど専門性に特化していて、なおかつ仕事の正確さが求められる職種に関しては青色またはグレーのネクタイをお勧めします。青は知性、誠実さを表し、グレーは相手の警戒心を和らげる効果があるそうです。

また、商社、金融、保険関連の職種は実直さが強く求められるため、青、またはグレーのネクタイが相応しいでしょう。
 

明るい雰囲気を醸し出したい場合

黄色は全体的に明るい印象を与えると言われております。黄色のネクタイを着用することで会話が弾みやすくなると言われておりますが、アパレル関連などコミュニケーション能力が問われる職種において黄色のネクタイは適切でしょう。
 

春先や夏先に相応しいネクタイの色

また、夏場の面接は面接官にとってもどんよりした気持ちになりがちです。夏場とはいえ転職活動ではクールビスが適用されませんが、それゆえに上下、スーツの着用は暑苦しい印象を与えかねません。

水色のネクタイは爽やかな雰囲気を醸し出しことができるので夏場の面接では適切だと言えます。また、春先など心機一転、爽やかな印象が好まれる季節においても水色のネクタイは適切です。
 

転職活動の面接において相応しいネクタイとは?

では面接において、相応しいネクタイについてより具体的に掘り下げていきますが、その前に面接で着用すべきでないネクタイについて説明していきます。
 

面接で避けるべきネクタイの特色

まずピンク色のネクタイ、キャラクターデザインが入ったネクタイなど派手な色や柄モノのネクタイは面接では着用しないでください。

社会人マナーとして適切でない上に、面接官の好き嫌いが分かれるためです。また、春先や夏場に水色のネクタイの着用をオススメしましたが、春先、夏場以外の面接では着用を控えましょう。

基本的には、濃い目の色が好ましく、同じ色でも濃い青、濃い赤のネクタイが好印象を与えます。
 

礼服や喪服を連想させる色は避けるべき

しかしながら濃い目の色といっても黒色のネクタイは喪服を連想させるので、目説では着用しないでください。また、白いネクタイにおいても礼服をイメージさせるため同様です。
 

ネクタイの柄はどうするべきか

ネクタイの色だけではなくネクタイの柄によって相手に与える印象が変わると言われております。大きく分けて「ストライプ」、「ドット」、「チェック」に分けることができますが、それぞれの特色について確認していきましょう。
 

ストライプ

ストライプとは、2色のカラーが斜めに交互に縞々に並ぶ柄になりですが、就職活動においてもよく用いられる柄になりますが、全体的にスマートでかつ爽やかな印象を与えると言われております。

ベースの色を下地に、別の色が加わることになりますが、自身が面接でアピールしたい印象を表す色を選んだ上で、特に強調したい色をベースの色に選びましょう。
 

ドット

ドットは親しみやすく爽やかな印象を与えるため、夏先や春の面接にも適切な柄です。柄によってはカジュアルな印象を与えかねないので、面接においては小さいドットの柄のネクタイを着用してください。
 

チェック

チェックのネクタイは二つの色が格子柄で入り混じった柄のネクタイになります。親しみを与える柄だと言われていますが、ストライプ同様にベースになる色の上に、他の色が格子上に重なるので自身がアピールしたい印象に合った色をベースにしましょう。
 

面接において好ましいネクタイの幅

ネクタイの幅にも適切な幅がありますが、少しでも見栄えを良くするために自身のスーツに合った幅のネクタイを着用するべきです。

一般的にはネクタイの幅は7.5センチが好ましいと言われていますが、詳しくはスーツ屋などでネクタイをお買い求めの際に、定員さんに相談してみましょう。
 

職業と自分のカラーでネクタイを決める

上記で紹介した基準を元にネクタイを選んでおけば面接において差し支えはありません。しかしながら、一番、大切なことは応募先の企業の色と自身の色に合ったネクタイを選ぶことです。

そこで上記の内容を踏まえた上で、シチュエーションごとに相応しいネクタイを確認していきます。
 

もし、外資系ファームへ転職したい場合、赤色をベースに、青色を加えたストライプのネクタイで面接に挑むのがいいかと思います。外資系は主体性が強く求められるので、赤色をベースにスマートさを売りに出来る青を加えたストライプが相応しいと思うからです。

また、金融業界へ転職する方は、青色をベースにしたストライプ、またはチェックのネクタイが良いかも知れません。

実直さをアピール上に青色は欠かせないためです。また、夏場に面接に行かれる方は、スッキリした印象を与えるためにも、水色をベースとしたドット柄のネクタイをオススメします。
 

詳しくはコーディネートの相談を

上記で紹介した例は全て一般的な例を元に紹介しましたが、どのネクタイが応募先の企業の面接に相応しいかは一概には言えません。そのため転職エージェントに登録している方は、企業側の内部情報に精通しているエージェントへ相談するのがいいでしょう。
 

ネクタイ以外で面接時に好印象を与えるために必要なこと

ネクタイについて詳しく記述してきましたが、ネクタイ以外の点でも面接時で気をつけるべき点があります。
 

服装

そしてネクタイに限らず、面接では服装全体的に厳格でかつ清潔な印象を相手に与えなければなりません。
 

スーツ

スーツに関しては、濃い色が好ましいと言われておりますが、黒、紺系の色であれば問題ないでしょう。サイズに関しては小さすぎても大きすぎても悪い印象を与えかねないので、極力、体にピッタリしたスーツを選んでください。
 

ワイシャツ

ワイシャツに関しては、袖口がスーツより長く、白色のシャツを着用してください。ネクタイと異なり柄モノのシャツ、さらにはネクタイが下がるため襟の高いシャツは厳禁です。
 

靴・靴下

靴は黒か濃い茶色の靴を選んでください。また、シワや底のすり減り、傷が付いている靴は面接では相応しくありませんので、修理に出すか買い換えましょう。また、靴下の色はスーツの色に合わせるのが一般的です。
 

ベルト

ベルトは靴の色と合わせるのが一般的ですが、革がヨレている年季の入ったベルトは印象を悪くするので新しいベルトを着用してください。
 

カバン

カバンも同様に、靴に合わせた色にしましょう。面接中はカバンを足元に立てかけるので、肩掛け用のカバンは面接において適切ではありません。また、企業側から資料が渡されることに備えてA4ファイルが収納可能なカバンを選びましょう。
 
面接時のスーツの着用方法について詳しくは以下の記事を参照にしてください。

【参照】
▶︎「転職活動の面接において適切なスーツの着用方法と注意点
▶︎「女性の転職|好印象を持たれるスーツマナーと業界別着こなし術
▶︎「転職希望者は必見!面接に適切な服装とは?【男性編】
 

清潔な印象を与えるために気をつけること

服装以外の点でも面接官はチェックしておりますが、以下、面接官へ清潔な印象を与えるために必要なことについて紹介していきます。
 

匂い

まず、タバコや香水の匂いは好き嫌いが分かれるため面接当日は控えてください。さらに自分では気づかないものですが口臭一つで相手に悪い印象を与えることはあります。そのため、当日は入念に歯磨きをしましょう。
 

髪型

女性と比べて男性は長めの髪型は不健康な印象を与えるため好まれません。そのため目、耳に髪がかからない髪の長さを意識しましょう。または茶髪や金髪は相手に高圧的な印象を与えるため同様に好ましくありませんが、地毛の人は染め直す必要はありません。
履歴書にその旨を記載しましょう。
 
参照:「転職活動の面接で相応しい髪型と服装を男女別に解説
 

装飾品はつけない

帽子、ネックレスなどの装飾品は全体的に面接では厳禁だと思ってください。ただし結婚指輪に関してはつけていても問題ありません。
 

平服を指定された場合はどうすればいいか

面接する企業によっては平服を指定される場合もあるでしょう。この場合、文字通り、普段着で面接に挑めばいいわけではなく、反対に社会人としての常識が問われると思ってください。

男性は上着にジェケット、カーディガン、パンツにはチノパン、女性に関してはジャケット、カーディガンを上着に、ボトムはパンツ、スカートが無難だと言われております。当日、どのような服装で挑むべきか、詳しくは以下の記事を参照にしてください。
 
参照:「転職活動の私服面接において相応しい私服姿を男女別に紹介
 

リクルートスーツは着用しない

企業側は中途採用者には、社会人経験としての能力を求めています。そのため転職活動する人は新卒社員との違いをアピールする必要がありますが、そのためにリクルート用のスーツは控えてください。

新卒と比べて社会人としての貫禄を面接では醸し出したいところですが、リクルートスーツを着用することでスーツに慣れていない印象を与えかねないためです。

まとめ

ネクタイ一つで相手に与える印象が変わると言われておりますが、転職活動を行う人にとって面接官にどのような印象を与えるのかは大切なことになります。

就きたい職業、自身のアピールポイントによって与えるべき印象は異なりますが、これから面接を行う転職希望者へ今回の記事が参考になれば幸いです。
 
【参照】
▶「採用人事が明かす|転職の面接でよくする質問とグッとくる逆質問集
▶「初めての転職の面接準備で気を付けておくべきポイント
▶「パターン別|転職面接の好印象な志望動機とNG志望動機ランキング
▶「転職の面接で退職理由を伝える時に気を付けるべき4つのこと

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