トップ > 転職ガイド一覧 > 転職活動の流れ > 転職の面接で緊張感とうまく付き合うための19の知識

転職の面接で緊張感とうまく付き合うための19の知識

転職活動の流れ
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

面接で緊張して実力を発揮できないのはなんとも歯がゆいものです。かく言う筆者も昔から緊張に弱く、面接に限らず今まで難度も辛い思いをしてきました。このページでは転職の面接で緊張に上手く対処する方法を説明していきますので、もしあなたにあったものがあればぜひ試してみてください。

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off
この記事に記載の情報は2021年04月01日時点のものです

事前準備編|予想される不安要素をどれだけ潰しておくかが大事

ここでは面接本番で緊張しないために事前にできる対策について説明していきます。
 

知識1|事前の準備はしっかりとする

面接である程度緊張するのは仕方のないことです。しかし、準備が不十分だったり聞かれたら困ることがあったりすると不安な気持ちが膨らみ、余計に緊張してしまいます。面接本番で不安にならないようにするためには、事前に充分に準備し緊張の種を刈り取っておくことです。
 
よく聞かれる質問に対する答えは用意しておくなど、あなたが緊張する理由や不安な点を箇条書し、1つ1つ対策していきましょう。
 

知識2|面接官が何を知りたがっているのか理解する

緊張してしまうと視野が狭くなったり、頭が真っ白になったりします。そんなときはいろいろやろうとするのではなく、面接官が何を知りたがっているのかに集中し、聞かれたことに対して適切に答えることにだけ注力しましょう。いましているのはただの会話だと自己暗示します。困った時こそシンプルな基本に立ち返るべきです。
 

知識3|身だしなみで失敗しない

心理学には制服効果という概念があります。外見によって他人に与える印象を操作できることがわかっており、あえて清潔感のある服装で面接に挑むことで話に説得力を持たせられます。また、適当な服装で面接に挑んでしまうと無意識的に至らない点が気になり自信をなくしてしまいます。緊張しないよう自己暗示をかけるためにも、身だしなみは事前に完璧にしておきたいところです。
 

知識4|念入りな情報収集をする

準備不足だと「あれを聞かれたらどうしよう、これを聞かれたらどうしよう」と心配が大きくなり緊張の原因になります。徹底的に情報収集をしていれば最悪答えられない質問が来ても、「申し訳ありません、勉強不足でして」と前置きした上でわかることを答えればいいやと割り切れます。
 

知識5|自分がどんな原因で緊張するのか傾向をつかむ

今までの人生で自分がどんなときに緊張してきたのか、どんなときに緊張しなかったのかを振り返ってみるのはかなり有効です。例えば面接で変な受け答えをした時に気まずい空気が流れるのが嫌で緊張したとします。
 
そんなときは気まずい空気が流れると自分にどんな不都合があるのかを具体的に考えてみると良いでしょう。面接官は半年もすればあなたのことは忘れていますし、受け答えがマズかったところで命を取られるわけではありません。
 
人はどうなるかわからないことに対して恐怖を感じる傾向がありますので、失敗すると具体的にどう困るのか理解し、必要以上に恐怖心を肥大化させないようにすることです。
 

知識6|面接慣れする

これが最も効果のある対策です。学生時代に部活をしていた人ならピンとくるかもしれませんが、最初の試合ではやたら緊張したのに数年たつと最初ほど体がこわばらなくなっているものです。
 
慣れで解決することもあります。慣れるためだけに何社も面接を受けてもいいですが、ハローワークや転職エージェントを利用し面接練習をしてもらったほうがフィードバックも返ってくるため有益です。
 

心がけ編|人事を尽くして天命を待つ


緊張は本来あなたを守るための体の反応なので、悪いものではありません。ここでは緊張と上手く付き合い面接を成功させるために知っておきたい心がけをご紹介します。

知識7|面接での緊張は悪いものではない

今このページを読んでいるあなたは緊張を嫌なものだと考えているかもしれません。確かにあのプレッシャーは避けられるなら避けたいものです。しかし、緊張するということはそれだけ本気で取り組んでいる証拠だともいえます。緊張してはいけないという考えこそ害になりますので、ある程度怖くなるのは当然と割り切ったほうが良いでしょう。
 

知識8|完璧じゃなくても仕方ないと思う

手抜きは良くありませんが、いくらベストを尽くしてもどうにもならないこともあります。やれるだけやったなら、後は運を天に任せるしかありません。パーフェクトな受け答えをできないのは仕方ないので、最低限伝えたいことだけは言うようハードルを下げていきましょう。完璧主義の人は減点主義で考えると焦りが大きくなります。
 

知識9|失敗は引きずらず、すぐに切り替える

「失敗しちゃった~!どうしよう!」と浮足立つとその後の回答でもあたふたしてしまいますので、焦っていると思ったら切り替える必要があります。一流のプロスポーツ選手はスイッチング・ウィンバックという精神回復法を持っており、絶望的なピンチに陥ったときに一瞬で気持ちを切り替え、闘志を奮い立たせることができます。
 
緊張や失敗を自分自身から切り離しましょう。最悪緊張して言いそびれてしまったときは、最後の逆質問のタイミングに補足することもできます。覆水盆に帰らずという格言に従い、次の質問に意識を向けましょう。
 

知識10|時間に余裕を持って行動する

時間がギリギリだと焦ります。面接場所までスムーズにたどり着ければまだマシですが、道に迷ったり場所を間違えたりするととんでもなく焦り面接どころではなくなります。また、時間に余裕を持ったうえで到着すると、場所に慣れたり呼吸を落ち着けたりするメリットがあります。20~30分ぐらい前に現場まで行き、10~15分前程度に会社に入るといいでしょう
 

知識11|緊張し始めた瞬間・焦り始めた瞬間を自覚する

緊張が大きくなってから気持ちを切り替えるのは困難です。緊張し始めた瞬間の心の動きに気づき、その原因は何なのか考えると良いでしょう。不安の目は早いうちに摘み取っておくに越したことはありません。
 

知識12|嘘をつくのはミスマッチの元

内定が欲しいのは山々ですが、心象を良くしようと相手の質問に対して都合の良い回答をしてしまうのは良くありません。例えば、労働時間を短くしたいと思っているのに「残業は平気なのでバリバリ働けます」と言って採用されてしまえばむしろ悲劇です。譲れる条件とそうでない条件を明らかにした上で面接に挑みましょう。
 

知識13|面接はお見合いのようなもの

面接はお互いがお互いを気に入ってはじめて採用になるので、いくら努力をしたところで限界があります。面接はそもそも落ちることのほうが多い上に、企業側の都合で不採用になることもよくあります。つらい気持ちは当然ですが、ダメでも自分を責め過ぎないようにしましょう。
 
 

面接前や面接中など緊張した際に思い出したいテクニック


ここまでは面接前にできる対策について述べてきました。ここからは面接の直前や面接中など、実際に緊張してきた場面でできる対策について説明していきます。
 
※以下の方法を試したからといって緊張が100%消え去るわけではありません。各方法には向き不向きがあるので、あなたにあったものを試してみてください。

知識14|話す内容は丸暗記しないで柔軟に返答できるようにする

丸暗記してしまうと予想外の事態が発生すると対応できず焦ります。言いそびれたことがあると面接中に後悔します。面接練習を繰り返し、自然な受け答えができるようになるまで訓練すると緊張はグッと減ります。
 

知識15|ゆっくりとした深い呼吸を意識する

緊張すると交感神経が刺激され、「闘争・逃走反応」が引き起こされます。こうなる呼吸が浅くなったり、動機が激しくなったります。放っておくとどんどん頭が真っ白になりますので、呼吸を変えることで自律神経をコントロールしましょう。緊張したときに深呼吸をするよう教えられるのは、闘争・逃走反応を抑圧する狙いもあります。
 
おすすめの呼吸法は、腹式呼吸で7秒吸って7秒吐く方法です。呼吸だけに集中していると3分も経てばだいぶ緊張がマシになってきます。詳細が気になる方は呼吸法やマインドフルネスといったキーワードで検索してみてください。
 

知識16|パワーポーズを作る

パワーポーズとは、人間や動物が力を誇示する時や自身に満ち溢れている時にとるボディーランゲージのことです。胸を張って堂々とした姿勢を2分以上キープすると、テストステロンが分泌され、ストレスに強くなったり自信が湧いてきたりします。
 
逆に縮こまって不安そうな顔をしているとストレスホルモンが分泌され、さらに緊張してしまいます。行動を意図的に変化させることで気分を変えられますので、面接会場に行くまでの間にでもぜひ堂々と自信がある人の姿勢や振る舞い、表情を真似してみてください。ただし、待合室でふんぞり返るのは見られるとまずいのでやめておいたほうが無難です。
 

知識17|勇気が出る音楽を聴く

人の感情は直前に見たものや聞いたもの、体験したものに強い影響を受けます。例えば映画館を出た後に、自分のものの見方が映画の世界観に影響されていると感じたことはないでしょうか。これをアンカリングと言って、自分に特定の刺激を与えることで意図した心理状態を作り出せます。
 
この効果を手軽に実践するおすすめの方法は、勇気が出るような音楽を面接前に聞いておくことです。困難に立ち向かうような音楽が良くて、自分にとって勇気が出てくるものを選ぶといいでしょう。
 

知識18|面接官もただの人間だと理解する

面接官が無愛想だったり威圧感があったりすると、ものすごく緊張します。特に相手の人数が増えればなおさらです。しかし、面接官もあなたと同じ人間だという事を忘れないようにしましょう。
 
面接官には辛いこともあれば嬉しいこともあります。守るべき家族や恋人がいるかもしれませんし、トイレにも行きます。相手も面接慣れしていないかもしれませんし、いい人材を採用できず困っているかもしれません。相手の態度や場の空気に影響を受けすぎないようにしましょう。
 

知識19|第一印象でアドバンテージを得よう

第一印象がいいと面接官はあなたのいい面を見ようとしますし、第一印象が悪いと悪い面ばかりが目についてしまいます。相手に好感を与える服装や表情、喋り方が身についていると、それだけで有利になります。自信にもつながるので、ぜひ身なりから整えてみてください。

まとめ

いかがでしたか?ここまでで転職の面接で緊張した際にどう対処すべきか、いくつか例をあげてきました。これらの方法を試したら一瞬で緊張がなくなるわけではありませんので、前回より上手く行けば成功と考えるようにしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。

同じカテゴリの転職コラム
  • 新着コラム
  • 人気コラム
  • おすすめコラム