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高齢ニートの末路が悲惨過ぎる…手遅れになる前にすべきこと

ニートからの就職
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ニートの末路は悲惨…。このままではまずいと分かっているものの、社会復帰のための一歩が、なかなか踏み出せない方も多いのではでしょうか。

 

とはいえ、「まともな社会経験もない自分を雇ってくれる会社なんてあるのか」、雇ってくれたとしても、「ブラック企業だったらどうしよう」などど、多くの不安が付きまといます。

 

結局のところ、働いても働かなくても一緒。一度でも道を踏み外した自分に、「社会復帰なんて無理!」と諦めてしまいがちです。

 

ニートからの脱却は確かに難しいですが、不可能というわけではありません

 

ニートからの脱却を目指すのであれば、まずは今の自分を受け入れましょう。そして、失敗を恐れずにチャレンジし続けていけば、必ず道は開けます。

 

この記事では、ニートで居続けることの悲惨さ、脱ニートを目指す方が取るべき対処法について、詳しく解説します。

 

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この記事に記載の情報は2021年04月26日時点のものです

ニートの末路は悲惨

あなたがこれから働かずにずっとニートでいた場合、どのような結末が待ち受けているのでしょうか。

 

この項目では、ニートが送る悲惨な末路についてお伝えします。

 

リアルの友人が減る

ニートであることが恥ずかしいというのは、あなた自身がよく分かっているはずです。

 

半年、一年程度の期間であれば笑い話で済むでしょう。しかし、2年、3年と時間が経つにつれて、友人に合わせる顔がなくなっていきます

 

それもそのはずで、社会人同士が顔を合わせた際にするのは仕事の話ですが、ニートでは話題についていけません。

 

友人の生き生きとした表情も、あなたにとって眩しすぎて、辛いものとなっていくでしょう。

 

 

働き口が狭まる

年齢が若いうちはいくらでも取り返しがつきますが、30歳前後を境に仕事の選択肢が狭まります。

 

自分では30歳ならまだ若いと思うかもしれません。しかし、社会人で言う30歳は中堅どころです

 

誰かに仕事を教わるのではなく、教える側。係長や課長として、働いていることも少なくありません。

 

未経験の30代を雇うくらいであれば、若い新卒を採用するでしょうし、多くの会社が求めているのは経験豊富な中堅社員です。

 

必然的に、30代以降のニートが就職できる会社は、人気のない仕事に限られてきます

 

 

結婚などのライフイベントとも無縁に

社会とのつながりが希薄なニートには、異性との出会いの場は皆無と言ってよいでしょう。

 

仮に出会いがあったとしても、収入がなければ家庭を持つのは困難です。

 

夫婦共働きの家庭が増えている中で、パートナーに生活の一切合切を頼りきるというのは考えにくいですし、結局のところ長続きはしないでしょう。

 

 

親に依存し切った生活

ニートであれば、当然無収入なので、親の収入に頼って生活するしかありません。

 

仮に以前働いていた際に貯めた預貯金、失業保険があったとしても、もって一年が限界。そこからは、親のすねをかじって生活していくことになるでしょう。

 

また、親が定年を迎えれば、あとは年金収入で生活していくことになります。会社によっては退職金をもらえるかもしれませんが、3人以上もの家族を養えるだけの金額ではありません。

 

そもそも、年金自体が、両親2人の生活を支えるのもままならないほどの金額です。両親は定年を迎えた後も、家族を養うため働かざるをえないでしょう。

 

 

両親の死で生活保護に

あなたの生活を支えてくれていた両親が亡くなれば、あとは自分自身で生計を立てていかなければなりません。

 

しかし、前述したように高齢のニートを雇ってくれる会社は、まず見つからないでしょう。

 

なら、生活保護を受けようと考えるかもしれませんが、申請すれば簡単に受給できるわけではありません

 

資産の活用とは
預貯金、生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等し生活費に充ててください。

能力の活用とは
働くことが可能な方は、その能力に応じて働いてください。

あらゆるものの活用とは
年金や手当など他の制度で給付を受けることができる場合は、まずそれらを活用してください。

扶養義務者の扶養とは
親族等から援助を受けることができる場合は、援助を受けてください。

【引用:生活保護制度|厚生労働省

働くことが可能な方は働かなければなりませんし、親族から援助を受けられる場合は、そちらが優先されます。
 
また、今まで親がやっていた炊事や洗濯といった身の回りのことも、自分自身でやらなくてはいけません。

 

 

寂しく死んでいく「孤独死」

いつかは自身も亡くなる日がやってきますが、人付き合いがないニートでは誰にも看取ってもらえません

 

いわゆる「孤独死」です。

 

東京都監察医務院が公表したデータによると、東京都23区内で発生した孤独死と思われる65歳以上の方の死亡者数は平成30年に3,882人となっています。

【参考:高齢者の生活環境|令和2年版高齢社会白書(全体版)|内閣府

 

2011年3月に「ニッセイ基礎研究所」が発表した調査報告書では、全国で26,821人、約3万人もの方が孤独死していると推計されています。

【参考:長寿時代の孤立予防に関する総合研究 概要版|ニッセイ基礎研究所

 

ニートだから孤独死するとは一概には言えませんが、人付き合いが少ない独り身のニートには、起こり得る問題と言えるでしょう。

 

 

ニートから正社員になるのも不可能じゃない|就職支援サービス

多くの中途採用の求人では、社会人経験が必要とされていたり、実務経験が求められたりすることから、応募をためらってしまう方がほとんどではないでしょうか。

 

頑張って求人に応募しても、書類落ちばかりだと、ニートに社会復帰は無理だったと感じているかもしれません。

 

自分一人での就職活動は、よほど優秀な人以外は苦戦してしまうものです。

 

就職活動が上手くいくか不安、現在苦戦中であるという方は、この項目で紹介する就職支援サービスを利用してみてください。

 

若ければ転職エージェントも活用可能

転職エージェントとは、転職サイトのように求人紹介を行うだけでなく、キャリアアドバイザーと呼ばれる専任の担当者が、さまざまなサポートをしてくれるサービスを言います。

 

転職エージェントはサービスごとに特徴が異なり、中には、既卒・フリーター・ニートの就職支援に力を入れているサービスもあります。

 

さまざまサポートが受けられるだけでなく、利用料は無料。転職エージェント経由で求人に応募した場合、書類通過率や内定率の増加が見込まれます

 

ただし、既卒・フリーター向けの転職エージェントに登録できるのは、原則20代までです。30代の方は、後述する国が運営するサービスを利用しましょう。

 

【関連記事】
おすすめ転職エージェント47社を徹底比較!選び方・口コミ/評判も検証

 

転職エージェントのメリット

転職エージェントを利用するメリットは、以下の通りです。

 

  • キャリアカウンセリングしてもらえる
  • 履歴書の添削が受けられる
  • 面接対策が受けられる
  • ホワイト企業を紹介してもらえる
  • さまざまな研修が受けられる など

 

ニートからの脱却を目指し、就職活動に臨む場合、超えるべき多くの関門があります。その最たるものが、書類選考や面接ですね。

 

転職エージェントでは、履歴書の添削や面接対策など、内定獲得に向けたさまざまなサポートが受けられます。

 

より詳しくメリットを知りたい方は、「転職エージェントを利用するメリットとデメリットの全知識」をご覧ください。

 

転職エージェントの例

既卒・フリーター・ニートの方たちにおすすめの転職エージェントは、以下の通りです。

 

エージェント名 

特徴

JAIC

就職後の定着率91.5%!
7日間の無料就活講座であなたの就職をサポート

UZUZ(ウズウズ)

アドバイザーが既卒・第二新卒での就職経験者
就職内定率は86%!

就職Shop

書類選考なしで面接!
利用者数10万人以上、登録企業数10,000社以上

ハタラクティブ

未経験歓迎企業2,300件以上
独自の自分発見カウンセリング

  
転職エージェントは、それぞれが独自の特徴を持ち、保有している求人も異なります。

 

ある人にとっては素晴らしいサービスでも、あなたにとっては合わない、求人が見つからないということもありえます。

 

そのため、できる限り、複数のサービスを併用するようにしましょう

 

ただし、あまりに多く登録し過ぎるとスケジュールの管理が難しいので、2社か多くても3社までにすることをおすすめします。

 

30代までは国の支援も充実

30代の場合、転職エージェントの登録は難しいですが、国が運営する就職支援サービスが利用できます。

 

転職エージェントと同様に無料で利用ができ、キャリアカウンセリングなどのサポートも受けられますので、就職できるか不安という方は、ぜひ活用しましょう。

 

サポステ

地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、厚生労働省委託の就職支援機関で、全国に175ヶ所設置されています

【参考:日本全国のサポステ一覧

 

サポステに登録すると、以下のような就職支援が受けられます。

 

  • コミュニケーション講座
  • ジョブトレ(就業体験)
  • ビジネスマナー講座
  • 集中訓練プログラム
  • パソコン講座
  • WORK FIT(株式会社リクルートが行う就職支援プログラム)
  • アウトリーチ支援(中退者、進路未決定者向けの訪問支援)

 

サポステの利用にあたり、働かなくなった理由や相談内容などを問いません。なんとか働けるように頑張りたいと考えている方は、気軽に利用してみてください。

 

ジョブカフェ

ジョブカフェは、都道府県が主体となって運営する就活支援施設で、正式名称を「若年者のためのワンストップサービスセンター」と言います。

 

若年者とありますが、30代でも利用可能(都道府県によって対象者の年齢が異なります)です。

 

サポステ同様に、多くの就職支援を無料で受けることができ、定期的に就職活動に役立つセミナーやイベントなどが開催されています。

 

また、サポステとは違い、利用時に予約が必要ないのが大きなメリットです。カフェの名の通り、気軽に利用することができます。

 

ニートからの脱出方法は働くこと

思い立ったが吉日ではないですが、まずはどのような形であれ働いてみることが大切です。

 

できれば、正社員として働きたいと思うかもしれませんが、必ずしもすぐに採用されるとも限りません。就職活動で苦戦するうちに、やる気がしぼんでしまうことも考えられます。

 

焦らず、小さいことから積み重ねていきましょう。

 

アルバイト

アルバイトも人手不足の影響から、以前に比べて待遇も良くなっています。

 

正社員として働くのであれば、週5で8時間勤務の会社がほとんどでしょう。おそらく残業もあるはずです。

 

今まで仕事をしていなかったのに、いきなりフルタイムで働くのは、身体的・精神的に耐えられないかもしれません

 

アルバイトであれば、シフトに融通が利くため、徐々に働くことに慣れていけるでしょう。

 

職業訓練校

職業訓練校は、就職に必要な知識や技能の習得を目的とした施設です。

 

職業訓練校では、溶接や塗装、介護など、さまざまな技能獲得のためのコースが用意されています。

 

原則、授業料や入学金はかかりません(長期的な職業訓練を行うコースは有料)。

 

申し込みは、ハローワークまたは各職業訓練校で直接行います。選考に伴い、学力試験や面接があるため、申し込みだけで入学できるわけではないので、注意してください。

 

在宅ワーク

ニートとしての生活が長く、人付き合いに不安がある場合には、在宅ワークという選択肢もあります。

 

在宅ワークと言ってもその種類はさまざまで、アンケートモニターや文字起こし、ライティングなど幅広いです。

 

基本的に単純な作業ほど単価が安く、ある程度のスキルや経験が問われるものは高額になります。

 

まずはアンケートモニターなど、簡単にできることから実績を積み重ねていくとよいでしょう

 

まとめ|20代のうちに脱ニート!

ニートで居続けるほどに、社会復帰を目指すことは困難になってきます。

 

親が何とかしてくれるのは今だけです。お世話をしてくれた親がこの世を去った時に、どうにかしようと思っても、もう手遅れ……。

 

生活保護の受給条件も厳しくなっており、働く意欲のない人は対象に含まれません。残るはホームレスとして生きるか、孤独に亡くなっていくかです。

 

もし、今のままではまずいと感じているのであれば、就活支援サービスを利用してみてください。

 

20代であれば民間のサービスを、30代以上は国が運営するサービスがおすすめです。

 

行動が早ければ早いほど、社会復帰ができる可能性が高まります

 

ニートだったことの後ろめたさや、不安もあるかもしれません。

 

就職支援サービスでは、専任のスタッフから丁寧なサービスが受けられますので、まずは相談だけでも行ってみましょう。

この記事の執筆者
キャリズム編集部

転職・人材業界に深く関わるディレクターが『今の職場に不満があり、転職を考え始めた方』や『転職活動の進め方がわからない方』へ、最高の転職を実現できる情報提供を目指している。

本記事はキャリズムを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※キャリズムに掲載される記事は転職エージェントが執筆したものではありません。

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