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女性の転職に適した時期はいつ?転職活動で押さえたい3つのポイント

女性のキャリア
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結婚、出産などのライフイベントを控えた女性にとって、どんな時期に転職したらよいのか気になりますよね。

「ずっと働きたいけど、子育てや家事の両立ってできるの?」と、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、女性の転職活動についての疑問にお答えしていきます。

今後の働き方に悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。

 

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この記事に記載の情報は2021年04月26日時点のものです

女性の転職が30歳以降難しいって本当?

以前まで、「女性の転職は30歳以降難しい」と言われていました。

これは、終身雇用制が中心で、転職自体が珍しかったことが影響しています。


【引用:転職成功者の年齢調査(最新版)|doda

ですが、現在は転職成功者の2人に1人が30歳以上と言われ、転職する人の年齢層は上がってきています

年齢だけが、転職が難しい理由ではないことが分かりますね。

現在、女性が30歳以降に転職することが難しいと言われるのは、以下の理由が挙げられます。

  • 30代後半以降は正規雇用ではなく、非正規雇用での転職が中心となる
  • 20代と比べ、即戦力として期待されるため、未経験職種への転職が難しくなる

【参考:「35 歳転職限界説」の再検討

そのため、同職種や非正規雇用への転職であれば、十分可能であると言えます。

 

女性の転職に適した時期とは

男性、女性を問わず、「長く働いてくれる人材」を企業は求めています。

そのため、結婚や出産などの予定が間近にある女性は、退職のリスクがあると見られがちです。

女性が転職を成功させるためには、ライフイベントに合わせるとよいでしょう。

 

結婚、出産前(出産予定の1年以上前)

結婚、出産より1年以上前であるなら、企業側も安心して採用しやすいと言えます。

産休・育休は権利として認められているとはいえ、他の社員に負担がかかってしまうのも事実。

転職先である程度の実績を作っておくことが、周囲と円満にやっていくためには大切です。

また、しっかり実績を積んでいれば、産休・育休後も会社から残ってほしいと言われることもあります。

出産後も働き慣れた環境で仕事を続けられるのはとてもありがたいですよね。

しかし、この時期の転職で注意したいのは、「出産予定の1年以上前に転職する」ことです。

なぜかと言うと、入社から1年以内の社員が育休を申請しても、労使協定により、企業側は拒むことができるからです。

(育児休業の申出)

第五条 労働者は、その養育する一歳に満たない子について、その事業主に申し出ることにより、育児休業をすることができる。ただし、期間を定めて雇用される者にあっては、次の各号のいずれにも該当するものに限り、当該申出をすることができる。

一 当該事業主に引き続き雇用された期間が一年以上である者

【引用: 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 第5条

中には認められるという企業もありますが、転職後すぐの育休は周りの目もあって難しいもの。

1年以上働いて、信頼関係を築いてからの育休がベストと言えるでしょう。

子育てが落ち着いたころ

第二の転職に最適な時期は、子育てが落ち着いてくる時期です。

  • 子育て中は就職活動をする時間を確保するのが難しい
  • 3歳以下の子供がいる場合、採用されにくくなる


といったことから、子育てが落ち着き、転職活動に割く時間の余裕ができる、この時期の転職がおすすめです。

30歳を過ぎると、事務職の正社員求人は減ってくるものの、キャリアアップのチャンスもたくさんあります。

近年では、さまざまな企業で人手が足りておらず、一度離職をしていたような場合でも、以前の経験を活かして、再就職することもできるでしょう。

【関連記事】
女性の再就職|家事と育児の両立を成功させるための仕事選びのポイント

 

仕事と育児の両立は可能?

転職する上で、育児と本当に両立できるか心配ですよね。

ですが、実際に育児中に働いている女性の満足度を調べたところ、65%が「満足している」と回答したデータがあります

【参考:働く女性のホンネ ワーキングマザーの仕事「満足度」調査|doda

 

働く女性をサポートする企業も増え、家庭との両立ができるようになっているからでしょう。

家事育児との両立をするため、会社では質のよい・効率的な仕事を心がけることで、メリハリのある、満足度の高い生活を送ることができているようです。

とはいえ、ご家庭の事情など、ライフスタイルによって、フルタイムでの勤務は難しいという場合もあります。

そんな場合は、時短勤務や、派遣社員といった働き方がおすすめです。

正規雇用よりも収入が減ってしまう可能性はありますが、ご自身のライフスタイルに合った労働条件で仕事をする方が、家庭との両立はしやすいでしょう。

【関連記事】
子持ちの女性が転職をする際に知っておきたい知識とは

 

転職活動で押さえておきたいポイント


転職活動をする際は以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。

それぞれ詳しく見ていきます。

 

明確なキャリアプランを立てる

女性が転職する場合、結婚、出産などのライフイベントを含めたキャリアプランを立てましょう

 

  • 正社員で働き続け、管理職を目指したい
  • 子育てを中心とし、時短勤務や派遣社員として働きたい


といったように、先を見据えた具体的なキャリアプランができれば、譲れない労働条件も明確になってきます。

 

転職活動を始める時期に気をつける

一般的に求人数が増える月は、2〜3月、8〜9月

この時期は求人が増える一方、就職したいライバルも増えるため、人気が集中する大手企業の求人倍率は高くなってしまいます。

一方、4〜5月は求人数が減るものの、転職者も減少傾向にあるようです。

この時期の応募は、企業が採用を急いでいるケースもあり、選考が通りやすくなるというメリットがあります。

また、GWを使って、ゆっくりと就職活動の準備もできるので非常におすすめです。

 

女性のキャリア相談に転職エージェントがおすすめの理由

転職エージェントでは、希望条件に合った企業を紹介してもらえます

専門のキャリアカウンセラーに相談しながら転職活動が行なえますので、安心して転職活動ができるメリットがあります。

 

転職時期の相談、条件にあった求人を紹介してもらえる

転職エージェントでは、希望した職種や労働条件に合わせて、求人情報を提供してもらえます。

中には、女性のキャリア相談に特化した転職エージェントもあり、

 

  • 女性のキャリアプランに合わせ、有利な転職時期のアドバイス
  • 子育てとの両立ができる、働きやすい企業の求人紹介


など、優位に転職活動が進められるメリットがあります。

 

仕事と転職活動の両立ができる

転職エージェントは、希望条件を最初に相談すれば、あとはキャリアカウンセラーが求人を紹介してくれます。

また、面接などのスケジュール管理もしてくれるため、仕事や家事で、転職活動にあまり時間が割けない女性にぴったりのサービスとなっています。

 

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントでは『非公開求人』と言って、求人サイトでは検索されないものも扱っています。

非公開求人は転職エージェントに登録していないと、紹介してもらえないため、よりよい求人を探したいという人は活用した方がよいでしょう。

【関連記事】
女性向け転職サイト13選|転職サイト利用時に注意すべきポイント
女性によりそってサポートする転職エージェント5選|上手な利用方法

 

まとめ

女性の転職はライフイベントに合わせて行なうことが大切で、目安となるのは以下の時期。

① 結婚、出産の前(出産予定の1年以上前)

② 子育てが落ち着いた頃

 

ご自身のキャリアプランを考える際には、

 

  • 希望条件を明確にする
  • 春先に転職活動を開始する


といったポイントに注意すると、有利に転職活動ができます。

 

転職活動の際には、キャリアカウンセラーのアドバイスと、質のよい非公開求人を紹介してもらえる「転職エージェント」がおすすめ。

仕事と家庭を両立して、充実した日々を送るためにも、最適なタイミングで、ライフスタイルに合った企業への転職を叶えてくださいね。

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