トップ > 転職ガイド一覧 > 今の仕事への不満 > 転職で年収をアップさせたい|相場と年収アップのためにやるべきこと

転職で年収をアップさせたい|相場と年収アップのためにやるべきこと

今の仕事への不満
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

「転職で年収をアップさせたい」と考えて交渉しようと思っていても、その相場が分かっていなければ話になりません。この記事では、転職でアップできる年収の相場を解説していきます。

 

Pc tool head 2
Q1. あなたの性別は?
Q2. あなたの年齢は?
Q3. 直近の年収を
お聞かせください。
Pc tool btn off
この記事に記載の情報は2021年04月26日時点のものです

転職での年収アップ額の相場

転職エージェント業界大手のdodaエージェントサービスが、自社サービスを利用して実際に転職した6,000名のデータを解析し、転職による年収アップ額の平均を調査しました(2013年~2014年にかけて転職した人が対象)。

膨大なデータを基に調査し、発表されたdodaの情報は正確性が高く、信憑性も高いため、この記事ではこの調査結果の中から転職による年収アップ額の相場をご紹介していきます。

ただし、この調査の対象は年収アップ額の上位6,000名とされていますので、実際の相場はここでご紹介する額を少し下回る可能性があります。

 

年収アップ額(年代別)

まずは年代別のデータからご覧ください。

24歳以下 約45万円
25~29歳 約52万円
30~34歳 約58万円
35~39歳 約64万円
40~44歳 約68万円
45歳以上 約70万円

【参考:doda

額だけで見ると、やはり年齢を重ねるにつれて増えていきますが、年収アップできた人の割合で言うと、実は20代後半が一番多くなっています。

これが、業界で活躍するためのスキルが身につき始める20代後半の人材が、その能力を正しく評価してくれる企業に転職することで比較的高い確率で年収がアップすることが理由と考えられます。

20代後半で転職を悩んでいるのなら、年収アップのチャンスでもあるので、是非チャレンジすることをおすすめします。

 

年収アップ額が多い職種

では次に、年収のアップ額が多い職種を見てみます。

金融関連専門職種 約92万円
医療系専門職種 約68万円
技術系職種 約65万円
営業職 約60万円

【参考:doda

やはり、年収が上がる額が多いのは、専門的な知識を必要とする職種、または実力主義で評価されやすい職種のようです。

これは、成績や実績、スキルなど、客観的にその人の能力を測ることが容易だからだと考えられるでしょう。

 

たとえ未経験職種への転職であっても年収アップは見込める

dodaの調査結果によると、調査対象(転職で年収がアップした額上位6,000名)の中には、なんと未経験業界や業種へ転職した人の方が約7割もいたということなので驚きです。

前職でのスキルを活かせる業界、業種ならば、たとえ未経験であっても、良い待遇で転職できる可能性があるということが分かりますね。

 

転職で年収アップを狙うためのポイント

スキルレベルを磨く

ご紹介したデータからも分かるように、転職で年収がアップする職種は、そのほとんどが実力主義や専門的なスキルが必要なものです。

つまり、能力が高い人がそれを客観的に評価できる業界で働く際に、年収がアップする可能性が高くなるということです。

なので、基本的に年収をアップさせるためには、人よりもスキルのレベルが高いことや成績が良いということが必要になります。

「仕事はできないけど、お金はたくさん欲しい」というのは、なかなか通用しにくいということですね。

 

自分の能力をアピールする

どれだけスキルを持った人でも、それを前面に押し出すことをしなければ、年収のアップは難しくなります。

それは、企業からしても「年収アップとかには興味ないのかな」「この人は能力がある人なのだろうか」と思われてしまうからです。

もちろん、引く手あまたの人材が企業の目に留まり、「これだけ支払うからウチに来てくれないか」とヘッドハンティングされる場合などは別です。

しかし、ほとんどの場合には、自分から「私には能力があります」ということをアピールし、更に希望年収を伝えられるような覚悟を持っておかなければ、年収アップのきっかけは作れません。

 

心理をついた年収アップ交渉をする

どんな交渉でも、相手の心理をうまくついたテクニックを使わなければ、思い通りの結果は得られません。

例えば、最初に提示する希望額を少し多めに伝えるなど、交渉のテクニックにはいくつか種類があります。

「誠意と情熱」を武器に勝負することも大切かもしれませんが、時には人の心理をうまくついたテクニックで交渉を有利に進めたいところです。

 

相場に関する知識をつける

その業界での年収アップ額の平均、相場を知っておかなければ、希望年収として適切な額を提示することができません。

多過ぎる希望年収だと、「そんなに払えるわけないじゃないか」と思われて印象が悪くなりますし、逆に少な過ぎる場合には損をしてしまうかもしれません。

その業界の年収アップの相場を知り、また、自分と同じくらいの能力を持った人がどれくらいの給料をもらっているのかを知り、その情報をもとに交渉を進めていく必要があります。

 

目先の年収アップに固執しない

年収をアップさせたいという気持ちの人はたくさんいますが、年収アップに固執していると企業側からの心象が悪いということは、誰にでも想像できるのではないでしょうか。

あまりにもお金の話ばかりされると、企業側は「お金のためだけにウチに来たいのかな?」と思ってしまいます。

それに、人は何かを強制、強要されると、それに反発したくなる心理があるので、なおさら年収アップに固執するのは逆効果です。

転職者が「どうしてもこの額を頂きたい」と意固地になっていると、企業側は「なんか嫌だな。希望を聞きたくないな」という気持ちに変わっていってしまいます。

また、転職者の年収が上がるのは、転職直後ではなく、転職後2~3年の間に起こることが多いということも知っておきましょう。

その業界で活躍する自信があるのであれば、将来的に年収がアップすることは十分に考えられますし、たとえ転職時に提示された年収が自分の希望額より低かったとしても思い切って転職してみるのも良い方法かもしれません。

 

年収が上がる例・下がる例

年収が上がる例

結局のところ、転職によって年収が上がるのは、能力が高い、または転職先で活かせる経験がある場合であるということに変わりはありません。

ただし、独占業務のある資格など、その業界には必要不可欠な資格を持っている場合などにも年収が上がることがあります。

また、転職先の業界、業種が年収アップに関系しているということも忘れてはいけません。

例えば、事務職から事務職への転職などでは年収アップはそこまで見込めませんが、営業職、エンジニア職など専門職の場合には、自分の能力次第で年収アップが狙えます。

もちろん、能力にそこまで自信がない人でも、交渉に長けていて自分を売り込むのがうまい人は年収アップを狙うこともできます。

【関連記事】
転職に役立つ有利な資格21種|職種別のおすすめ資格と転職で上手に繋げるポイントまで

 

年収が下がる例

最後に、年収が下がる例についても触れておきましょう。

年収が下がる例として挙げられるのは、以下のようなものです。

  • 年齢が高い
  • 全くの未経験業界へ転職した
  • 給与面を気にせず転職した

年功序列の会社に長く勤めていた人は、その分給料も上がっているはずですが、そこから転職して新しい会社に移ると、積み上げてきた分の年数がゼロになってしまい、年収は結果的に下がります。

もちろん、年齢を考慮して、ある程度の金額を用意してくれる企業がほとんどですが、それでも前職の給料には満たないということの方が多いようです。

また、全くの未経験業界へ転職した場合には、大幅に年収が下がることが考えられます。

年収を下げずに転職したい場合には、なるべく今まで培ってきたキャリアやスキルを活かせる業界、業種に転職しましょう。

ただし、仕事へのやりがいを求めて転職する場合、人間関係等が劣悪で今すぐにでも会社を離れる必要があった場合などはその限りではありません。

実際に、やりがいのある仕事への転職を希望する人は増えてきており、「給料は少なくていいから好きな仕事がしたい」という考え方を持つ人はたくさんいるでしょう。

また、残業が多過ぎたり、休みが全くなかったり、いわゆるブラック企業に勤めている人の場合は、多少年収を下げてでもすぐに転職し、ライフワークバランスを整えなければならないこともあります。

体を壊してしまっては元も子もないですし、ライフワークバランスが崩れた状態では、自分の能力を社会の中で最大限発揮することはできません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?転職で年収をアップさせるために、相場を理解しておくことはとても重要です。

年収アップを狙っている人は、是非この記事を参考に転職活動を進めてみてくださいね。

【関連記事】
高収入ワークに転職したい方必見|転職前の注意とおすすめエージェント

同じカテゴリの転職コラム
  • 新着コラム
  • 人気コラム
  • おすすめコラム