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海外勤務ができる企業への転職を成功させるポイントと注意点

業界別の転職活動
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海外で働くことに憧れを持っている人は多く、転職の条件に海外勤務を加えている人も多いです。

海外勤務なら憧れの国で働けますし、日本にはない仕事を経験できる場合もあります。

また海外ならではの仕事をしていることで、独自のキャリアプランを形成できますし、海外勤務の魅力はたくさんあります

海外勤務をするならまずは転職先を探さなければなりません。

海外転職を成功させるポイントや注意点などを知って、上手に転職先を見つけましょう。

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この記事に記載の情報は2021年04月12日時点のものです

海外勤務の主な方法

海外で勤務する方法は大きく分けて2つ。

憧れの海外で仕事するためにもどんな方法で転職すればよいのかを知っておきましょう。

日系企業の海外現地採用

海外勤務をするには、日系企業の海外現地採用を受ける方法が挙げられます。

日本の企業の中には、海外事業を展開しているところもあり、その場合現地に拠点を持っている場合も多くあります。

日系企業であれば日本人も多いですし、比較的転職の話も進めやすいでしょう。

現地採用ではありますが、場合によっては日本国内で転職試験が受けられる可能性もあるため、転職の方法としてはおすすめです。

海外企業での直接採用

海外で働くなら海外企業での直接採用を狙う方法もあります。

海外企業に直接コンタクトを取って転職の話を進めますが、難易度は非常に高いといえます。

海外企業ですので、当然日本語は通じませんし、現地の言葉や英語で話さなければならないでしょう。

また企業としても採用にかかる手続きが面倒な外国人を雇うよりも、現地の人を雇った方がスムーズだと考えます。

そのため、採用されるには採用メリットがいかに大きいかをアピールしなければなりません。直接採用は実績やキャリア、能力などに自信がある人向けだといえるでしょう。

国内企業の海外駐在員としての採用

海外勤務をするには、国内企業の海外駐在員として採用される方法もあります。

この方法であれば、国内で転職活動を行って海外で働くことができます。

もちろん海外赴任がある企業に転職したからといって、必ずしも海外勤務ができるわけではありません。

チャンスが巡ってこない可能性もあるので不確実ですが、選択肢のひとつであることは覚えておきましょう。

海外勤務に求められる語学力はどの程度なのか

海外勤務となれば語学力は必須です。

しかし、どの程度の語学力を求められるのかと不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

語学力は高いに越したことはありませんが、必要とされるのはどの程度のレベルなのかを知っておきましょう。

仕事内容によって異なる

海外勤務と一口にいっても仕事内容はさまざまであり、仕事によって求められる語学力のレベルは異なります

飲食店のスタッフであればほとんど会話を必要としない場合も多いため、それほど高いレベルは求められません。

同じサービス業でも、店舗での販売員などは日常会話程度のレベルを求められます。

また法人同士でやり取りがある仕事であれば、ネイティブ並みの語学力が求められます。

仕事に応じて必要なレベルは違いますが、語学力が高ければ選べる仕事も増えますのでしっかり身に付けておきましょう。

英語+現地語をマスターしていると有利

海外で働くなら英語のマスターは必須ですが、それに加えて現地語も習得していると転職では有利です。

外国人を採用する企業であればグローバル企業が多いですし、基本的には英語があれば問題はありません。

しかし、実際に仕事をする上では現地のローカル企業や、一般消費者を相手にすることもあり、英語が通じない場合もあります。

現地語のマスターは必須ではありませんが、あれば強い武器になりますので可能な限り勉強しておいた方がいいでしょう。

現地の海外企業に転職を目指す場合の流れ

現地での直接採用を目指す場合は、企業とコンタクトを取り、そこから転職の話を進めなければなりません。

また転職の話を持ちかけてすぐに採用されるわけではなく、実際には転職するにあたってさまざまな手順を踏む必要があります。

海外勤務への転職の流れを知り、どのように転職活動を進めていくのかを確認しておきましょう。

基本の流れは日本での転職と同じ

海外企業での直接採用を狙う場合でも、基本の流れは日本での転職と同じです。

志望する企業を見つけてコンタクトを取り、履歴書や職務経歴書などを送付、そこから面接へと進みます。

面接を経て合否が決定し、内定が出ると晴れて転職となります。

海外企業での直接採用を狙う場合に、問題となるのはやはり面接です。

履歴書などはメールでの送付が可能ですが、面接を受けるには現地に足を運ばなければなりません。

企業によってはテレビ電話で面接をすることもありますが、基本的には現地に行く必要があることを覚えておきましょう。

内定獲得後に就労ビザの申請が必要

面接を突破して内定を獲得すれば、転職に向けての準備を進めなければなりません。

日本で転職する場合は必要な書類を提出し、労働契約書などにサインをするだけでOKですが、海外勤務の場合は違います。

海外勤務では必要書類の提出やサインに加えて、就労ビザの申請が必要となります。

就労ビザがなければその国で働くことはできませんし、また事前に就労ビザの取得もできません。

企業からの内定が決まってはじめて申請ができますので、内定後はビザの申請を忘れないようにしましょう。

転職活動にはコストがかかる

海外転職の場合は現地に足を運ばなければならないことも多く、転職活動にコストがかかります。

飛行機代や宿代などが支給されることはほとんどありませんので、基本的にはすべて自分で負担することになるでしょう

また企業によっては複数回面接があることもあり、連絡がくればすぐに応じる必要があるため、ある程度の期間は滞在しなければなりません。

転職にかかるコストは、国内での転職よりはるかに高いといえます。

海外勤務のできる企業への転職成功のポイント


海外勤務のできる企業への転職を成功させるには、いくつかポイントがあります。

海外勤務への転職は国内での転職よりも難易度が高いので、しっかり理解しておきましょう。

なぜ日本ではなく海外なのかを明確にする

海外勤務での転職でも国内での面接と同じように、転職理由を聞かれることは多いでしょう。

現職から転職した理由はもちろん、なぜ日本ではなく海外で働きたいのかを聞かれる可能性は十分あります。

この部分を明確に伝えられるようにしておくことが大切です。

「憧れだったから」「興味があったから」といった抽象的な理由はNG。

仕事内容や自身のキャリアプランなどに絡めて、具体的かつ明確な理由を述べるようにしましょう。

【関連記事】転職理由で面接官に好まれる「キャリアアップ」の上手な使い方

情報収集をする

転職成功のために情報収集は必須であり、企業研究は念入りに行なうことが大切です。

海外企業だと情報を集めにくいことも多いですが、事前に企業についての理解を深め、志望度の高さを明確にアピールできるようにしておかなければなりません。

これは国内の転職でも一緒ですね。

情報が集めにくい中でどれだけ理解を深められたか、集めた情報を有効に利用してアピールができるかが転職を成功させるポイントといえるでしょう。

働ける期間を提示する

海外勤務を目指す場合は、転職試験では働ける期間を提示する必要があります

どの程度の期間働くつもりなのか、いつから働けるのかがわからないと企業も採用しづらくなります。

企業としてもずっと働き続けるとは考えていませんし、期限つきで採用することも多いようです。

もちろん期限は年単位で長期的なものになりますし、働きが認められれば当初の予定より長期間働くこともあります。

とはいえ、採用されるために嘘をつくようなことはしないほうがよいでしょう。

海外勤務できる企業へ転職する際の注意点

海外勤務できる企業へ転職する際には、いくつか注意点があります。

それを理解していないとトラブルに巻き込まれる可能性がありますので、事前に確認しておきましょう。

物価・社会情勢に注意する

国によって物価や社会情勢は違いますので、確認は必須といえます。

海外勤務では国内に比べて給料が高い、あるいは安い場合もありますが金額だけで決めるのはNGです。

金額と現地での物価を照らし合わせ、そこから高いのか安いのかを決める必要があります。

また社会情勢は治安にもかかわりますし、確認は必須です。

情勢が不安定で危険な地域は避けなければなりませんし、安全を確保するためにも必ずチェックしておきましょう。

文化の違いに注意する

国によって文化は違い、日本では当たり前のことも、海外では通用しないことが多くあります。

文化の違いに驚くだけならいいですが、場合によっては、相手に失礼であったり、非常識と思われたりするかもしれません。

すべてを合わせる必要はありませんが、文化の違いは必ずチェックし、特にタブーだけはしっかりと確認しておくことが大切です。

海外勤務希望者におすすめの転職エージェント

海外勤務への転職を成功させるには、転職エージェントの利用がおすすめです。

海外求人に強い転職エージェントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は転職成功実績NO.1のエージェントです。

紹介している求人数も多く、海外求人では北米、南米、欧州、東南アジア、アフリカなど幅広い国と地域の求人を網羅しています。

希望する勤務地から求人を探せますし、転職の上でのサポートも充実しています。

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国内での転職はもちろん、海外での転職にも強く、約300件もの求人が紹介されています。

転職のサポートも充実しているので、不安の多い海外転職にはうってつけです。

【関連記事】海外向けのおすすめ転職エージェント10社を比較|目的別・地域別の特徴とは

まとめ

海外勤務に憧れを持つ人は多いですが、実際に転職するとなれば大変なことも多いです。

転職先を見つけるまでのハードルも高いですし、そこから転職試験を受けて転職を決めるまでにもさまざまな苦労があります。

しかしハードルが高い分、乗り越えたときに得られるものは大きいでしょう。

この記事で紹介した転職成功のポイントを押さえつつ、粘り強く転職活動を行い、夢の海外勤務を実現させましょう。

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