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【派遣から正社員への転職を目指そう】正社員になる方法と注意点

女性のキャリア
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派遣から正社員への転職を考える人は多いですが、そのすべての人の転職活動がうまくいくわけではありません。

また、転職活動を始める以前に、「転職活動は難しそう…。」というイメージから何もせずに諦めてしまう人もいたり、そもそも「どうすればうまく転職ができるのか」わからず、動けずにいる人がいたりするようです。

転職活動は基本的に難易度が高いので、転職活動に苦戦するのは正社員であっても派遣社員であっても同じです。「派遣では余計に難しいのではないか?」と考える人が多いようですが、正社員の転職と派遣社員の転職の難易度には大差ない場合が多いようです。

したがって、派遣社員から正社員へ転職することは十分可能であるといえるでしょう。とはいっても、転職に必要な知識を押さえておかないと、見当はずれな行動を取ってしまい、結果的に派遣社員という立場が不利になってしまう可能性もあります。

そこでこの記事で、『どんな方法で転職すればよいのか』、また、『転職活動におけるポイント』などを知って、転職活動を有利に進める方法を身につけましょう。

 

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この記事に記載の情報は2021年04月12日時点のものです

派遣が正社員へ転職する際に受ける2つの評価

派遣から正社員への転職を考える際にネックに感じるのが、派遣であることは転職において不利になるのか ということです。正社員が上、派遣は下と派遣に対してネガティブなイメージ持ってしまう人は多く、転職に後ろ向きな気持ちを持ってしまう人も少なくありません。

派遣と正社員では違う点がたくさんありますが、だからといってすべてが不利に働くとは限らないことは覚えておきましょう。後ろ向きな気持ちでは上手くいくものでも失敗してしまいます。派遣からの転職は不利なのか実態を正しく理解して、前向きな気持ちで転職活動に臨むことが大切です。

評価1:派遣社員としての職歴も転職では評価される

派遣として働いていたことは不利にはならず、職歴は転職でも評価されることが多いです。派遣とはいえ正社員と同様に企業で働いていますし、仕事を通じて実績を積んでいる人も多いからです。

また、派遣といっても人によっては1つの企業と長期で契約することもありますし、職歴の長さ=その企業で活躍していたと評価される場合もあります。派遣社員でも実績や仕事で培ったスキルをアピールすれば戦力として認められますし、場合によっては正社員以上に有利に転職活動を進められる可能性もあります。

評価2:派遣先が多いことは有利にも不利にもなる

派遣先での職歴も評価の対象ですが、派遣先があまりにも多い場合は有利にも不利にもなるので注意しましょう。有利になる理由としては、 職歴の豊富さから多様なスキルが身についていると評価される からです。さまざまな企業で働き、実績を積んでいることで、複合的なキャリア形成ができていると見なされ、転職でも高く評価されます。

一方、不利になる理由としては、『派遣先が多い=辞め癖があり長続きしない』と判断されるということが挙げられるでしょう。1つの企業での勤務期間が短いと、「正社員として雇っても、長続きせずにすぐ辞めてしまうのではないか」と思われるので注意しましょう。
 

派遣から正社員に転職する2つの方法

派遣から正社員に転職する方法は大きく2つに分けられます。どちらの方法でも正社員として働くことはできますので、より自分に合った方法で正社員への転職を目指しましょう。

方法1:正社員採用に応募する

派遣から正社員に転職する場合は、正社員採用に応募するのが最も一般的な方法です。正社員採用への応募は、一般的な転職の方法と変わりません。そのため、多くの人が応募していますので、企業によっては倍率が高く、転職の難易度が高いこともあるので注意が必要です。

また、派遣として働いている人が正社員に応募しているケースもあれば、もともと別の企業で正社員として働いている人が応募しているケースもあります。選考の過程で正社員と争うことになる場合もありますが、ここでも後ろ向きにならないことが大切です。派遣だからと転職で不利になるわけではありませんので、たとえ正社員と1つの椅子をかけて競う場合でも、自信を持って取り組みましょう。

方法2:紹介予定派遣に応募する

派遣にもさまざまな形態での働き方があり、紹介予定派遣に応募して正社員を目指す方法もあります。紹介予定派遣とは、6ヶ月以内の規定の期間派遣として働き、その後正社員として採用される制度です。企業によって派遣期間は違いますが、6ヶ月を超えることはありません。

また、仮に働いてみて合わないと感じた場合は、期間満了後に正社員にならずに辞めることもできます。働きながら企業との相性を確かめることができますので、正社員になる企業をしっかり見極めたい人におすすめです。すべての企業で紹介予定派遣の募集をしているわけではありませんが、多くの企業が採用方法のひとつとして取り入れています。
 

正社員への転職を目指す際に押さえておきたいポイント

正社員への転職を目指すにあたっては、転職活動の進め方にもポイントがあります。派遣かどうかに関係なく、転職活動は難しいものですので、上手に進めるためのポイントを把握しておきましょう。

ポイント1:履歴書の職歴は正確に書く

転職活動において履歴書は必須であり、職歴は漏れることのないよう、正確に書かなければなりません。派遣先が多いとマイナスに働くのではないかと不安に感じる人も多いですが、職歴は偽りなく書くのが基本です。書類に不備があればその時点で印象は悪くなりますので注意しましょう。

また、職歴が多い理由を面接で聞かれることもありますが、その際にネガティブな印象さえ与えなければ問題はありません。職歴が多い理由について派遣先の不満を言ったり、辞め癖があると判断されるようなことを言ったりしなければ不利になることは少ないので、経験豊富な人材として評価されるよう上手にアピールできるとよいでしょう。

ポイント2:志望理由をネガティブにしない

派遣から正社員への転職理由を聞かれることも多いですが、正社員を志望する理由はネガティブにならないように注意しましょう。『派遣で働くのが嫌だから』、『前の職場の待遇に不満があるから』などネガティブな志望理由を伝えてしまうと、仕方なく正社員を目指している印象を与えてしまいます。

好印象を与えるためには、正社員を志望するポジティブな理由を伝えなければなりません。『自身のキャリアアップのため、より責任のある仕事をしてみたいから』など、前向きな志望理由を伝えましょう。

ポイント3:派遣先企業を基準に会社選びをしない

派遣から正社員へ転職する場合は、会社選びも慎重に進めなければなりませんが、派遣先企業を基準にするのはよくありません。派遣先での待遇や仕事内容は、あくまで派遣のものです。

正社員を目指すのであれば、正社員の基準で会社を選ばなければなりません。派遣と正社員では任される仕事の量も違えば、業務の範囲や求められる責任なども違います。勤務時間などが増えるのは当然のことですし、正社員になることを強く意識して転職先を選びましょう。

ポイント4:明確なキャリアプランを作る

正社員の場合は契約期間の定めを作らずに雇われていますので、基本的には定年まで企業で働くことを前提としています。長期間働くことが前提に考えられているため、企業でどのようにキャリアを積んでいくのか、キャリアプランを考えておかなければなりません。

派遣の場合は一定の契約期間で仕事が変わるのでキャリアプランは求められませんが、正社員として働くためにはキャリアプランは必須です。どのように働きどのように成長したいのか、将来的にはどんな仕事をしたいのかを考えましょう。

また、キャリアプランは応募先の企業で実現可能であること、実現することでその企業に貢献し、利益をもたらすことを意識して考えることが大切です。
 

派遣から正社員を目指す人向けの転職エージェント

派遣から正社員へ転職するには、転職エージェントの利用もおすすめです。派遣からの転職に強いエージェントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ハタラクティブ

ハタラクティブ

ハタラクティブは第二新卒や既卒、フリーターなど20代の転職に特化したエージェントです。派遣から正社員への転職に特化しているわけではありませんが、未経験から正社員への転職に強いという点でおすすめです。

就活アドバイザーと相談しながらキャリアや志望企業を決められますし、面接の対策などもサポートしてくれます。転職支援が充実していますので、転職に不安がある人にはおすすめです。

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dodaは業界大手のエージェントであり、公開している求人数は膨大です。非公開求人も数多くありますので、幅広い選択肢から転職先を選べるのが特徴です。

転職支援としてはキャリアアドバイザーによる求人の紹介や履歴書の添削、面接の対策などもありますし、転職の一連の流れについて手厚いサポートが受けられます。未経験歓迎の求人も数多く公開していますので、派遣からの転職にはうってつけです。
 

まとめ

派遣であることが転職で不利になると考える人は多いですが、実際はそうではありません。派遣で働いていたからといって不利になるとは限りませんし、場合によっては正社員以上に有利に転職を進められる場合もあります。

転職を成功させるためには、しっかり自身と向き合い、入念に準備をして転職活動に取り組むことが大切です。派遣から正社員に転職した人はたくさんいますので、前向きな気持ちで取り組んで正社員への転職を目指しましょう。

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